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プロのサイエンスライターが必要な理由

この方の発言だから、重みがある。
20年間、サイエンスライターとして第一線を走り続けた人だから、
今の風潮、さらに科学者にできないことはないという態度に腹が立つのだろう。

裸の王様たち:薫日記
>「科学者」にコツを教えればみんな「作家」になれるのなら、それに越したことはない。でも、それは不可能だ。作家(ライター)に求められる表現技術は、そんな甘いものではない。幼い頃からたくさんの本を読んできて、十年も二十年もプロとして学び続けて、ようやくあるレベルに達するのであり、一年間、週一の講座で身に付くものじゃない。

まさに、その通り。
きっかけにはなっても、それで「職になる」ほど甘いものではない。
その辺、サイエンスライティング講座をひらいている大学はどう思っているのか。
5年の「サイエンスコミュニケーションバブル」が終わって、
そこから本当のサイエンスコミュニケーションが始まるのではないかと、個人的には思う。

>科学が面白くないのではない。科学の伝え方が悪いだけなのだ。

科学はうまく伝えられていない。
新聞記事でも、雑誌でも、テレビでも「おもしろく」という呪縛で「曲解」されている。

>この道20年、サイエンスライターとしてやってきて、日本の科学離れの原因について考えてきて、「受験」と並んで大きな弊害となっているのが、「裸の王様」のサイエンスライティングだという思いが強い。

科学者で文章が上手な人が出れば本は売れる。
それは、福岡伸一さんや茂木健一郎さん(竹内薫さんがこの世界に引き入れたともいえる)
で証明されているだろうし、朝永振一郎、寺田寅彦などにさかのぼることもできる。
(それにしても、科学者はココログが多いのか?)

しかし、すべての科学者が「文章を勉強すれば」というのは、
「勉強できないことはない」という思い込みが強すぎやしないか。
科学者には、内在するテーマがあるから、1本は何か書けるだろう。
しかし、続けて文章を書いて行くには、論文を書くのとはまるで違う工夫が必要なのだ。

だからこそ、科学を理解しようとするライターと、
伝えたいという気持ちがある科学者が手を携える必要がある。

そこで両者がぶつかり合うことで良いものが生まれる。
だから、サイエンスライターが必要なのだ。

>「もっと専業のサイエンスライターを!」という私の願いは、日本では、永遠に達成されることがないのだろうか・・・。

ライターは歩み寄ろうとしている。
では、科学者はどうなのか。
自分たちに都合の良いライターを育てようとして、
本物のライターから見放されることにはならないのか。

竹内薫さんの悲痛な声が、科学者の砦に届くことはあるのだろうか。
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プロフィール

fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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