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インターネットも15年

インターネット元年といわれるのが、あの狂乱の年1995年。

阪神淡路大震災があり、地下鉄サリン事件があり、ウィンドウズ95が発売された年。

誰もがネットにアクセスできる時代になったと喧伝されたもの。

ワタシはといえば、音響カプラーを使ってニフティサーブにつないで情報を得たりしていたから、
そのときは、それほど驚かなかったけれど、
それでも倍倍ゲームで速くなる通信速度には「この先どうなるのか」と思ったものだった。

そんなことを思い出したのは、このエントリを読んだから。

みなさんに、知って欲しいこと。考えて欲しいこと。:minako's blog
>私がインターネットに関わって、すでに15年以上経ちます。その間、いろんなことを経験してきました。

今のインターネット環境・・・スピードであるとか、情報量であるとか、表現であるとか、そういったものを当然だと思っている人が多いというのを感じるにつけて、私自身が、いまこの環境にどれだけ感謝しているか。そして、このインフラをより便利なものにしていきたい、守りたいと思っていることについて、少し書いてみたいと思います。


ネットPRのニューズ・ツーユー社長の神原美奈子さんのブログ。
ネットのある時代で何が出来るかを追いかけて、
いまやネットPRという時代の先端を走る人の回顧と懐古から、
今という時代を享受することの「意味」を問うている。

>ブラウザが進化し、ブロードバンド環境が整い、テキスト中心から写真やアニメーションを使った表現を快適に閲覧できるようになり、そしてGoogleの登場で、キーワードによる検索結果が、十分満足できるようになったのは、この数年の話なのです。

ましてや、ブログという形式で、こんなにも自由に個人が自分の思いを発信し、
それが誰か知らない人に伝わるなんて想像も出来なかった。
私がブログを始めたときにも書いたけど、
それが、本当の意味でのデモクラシーにつながるという、伊藤穣一さん原稿
私には信じられなかったのが2003年。

それからまだ5年強。
日本にもブログが定着し、ネット無しの仕事、勉強、趣味、余暇、
すべてがイメージできないほどの世の中になっていることに、本当に驚く。改めて驚く。

でも、そのすべてが「誰かが作ってくれたもの」であるということを感謝しないとね。
>この環境を手に入れるために、そして安定してサービスを提供するために、多くの技術者が、そして会社が、ほんとうに大変な努力をしてきました。技術的な挑戦、そして運営のための試行錯誤・・・。現在の便利で、快適なインターネットは、それらの多くの人たちの努力の賜物なのです。

慶應の村井先生が自分で配線工事した話とか、
dankogaiがバークレーから帰ってきて日本のあちこちのサーバのお守りをしていたとか、
伊藤穣一さんのマンションのお風呂場にサーバがあったとか、そういう初期の話もあるけれど、
そうした開闢の時代だけではなく、今現在も、
日々の努力と革新と多くの犠牲の上に、
安定したネット社会が維持されていることを忘れてはいけない。

で、この神原さんのエントリは、そこから彼女の立場としては微妙なところに入り込む。
>一方で、この環境を壊そうとしている、心無い人たち、サービスが存在することに、心を痛めています。
この環境のありがたさ、そしてそれを維持するために、大勢の人が努力をしているという事実を知らずに、あるいは知っていてなお、ユーザーのことを考えず、目先の利益のためだけのサービスを提供するということは、とても許せることではありません。


ネットを利用する企業の社長としてというよりも、純粋にネットで大きくなった人間としての憤り。
>さらに悲しいことには、自社の利益だけを考えて、その便利で、効果がすぐにみえそうなサービスを利用している企業があることです。そして、それらの企業は、インターネットの今の環境や秩序を、自分たちが壊そうとしていることすら知らないかもしれない、ということです。

経済要素だけでは、信頼を築く事は出来ないという当たり前のことが、
どうにも忘れられているような気がする今日この頃。

>インターネットの恩恵をうけている私たち自身が、技術の発展を担っている人たち、この環境を提供し、維持してくれている人たちに対する感謝の気持ちを持つことが、大事なんではないでしょうか。


感謝しつつ使う。無料だからこそ、実現に至った先人の努力を思い、大事にする。
そういうことですよね。

神原さんは、こう結ぶ。
>このエントリーが、その事実を認識していただくきっかけになれば、うれしいです。

私もそう思ったので、ご紹介させていただきました。
そして、この状況を考えるのに、やはり山岸俊男先生の本は欠かせないなと。
実はネット社会こそ、信頼が有効で、正直が最大の戦略なのだということを、
科学的に示したのが山岸先生だからね。

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fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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