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研究と技術と事務と私

往年の名曲「部屋とワイシャツと私」みたいなタイトルですが、

理研ニュースの記事にお二人が反応していたので、

【話題】バックオフィスの重要性:S&C
>理研ニュースで取り上げられていた,バックオフィスの重要性の話が興味深い.

事務職がコミュニケータ-:Bサイエンスコミュニケーション
>研究グループ自体の組織強化や再編ってのは良くきくけど、
バックオフィスの組織の話は珍しい。


元ネタはこちら。
理研ニュース3月号:特集:一流の事務部門を目指す
>「研究機関を発展させるには、
研究・技術・事務の各部門が一体となって取り組むことが重要です」
こう語る大河内 眞(しん) 理事は、1972年に入所以来、
理研の事務や経営に携わってきた。
37年間の経験を踏まえ、理研の目指すべき姿を
大河内理事が提言する。


大河内理事は、大学卒業と同時に理研に入所したバリバリのプロバーだから、
理研への思いが深いね。
名字から類推すると、
理研を一大組織にした第三代理事長大河内正敏氏のご親戚なのかな。

いろいろ話があるけど、「理研の家族主義」が昔はいい感じだったこと、
「研究者の楽園」を支える事務方の存在が重要であることをふまえつつ、
それが理研の拡大・職員の増加および「任期制の登用」などで崩れつつあること、
(任期制は理研独自ではなく、官庁の要請だとしているけど)
それを立て直したいということのようだ。

そのために事務を一流にすることをあげて
>大切なことは理研の事務で働くすべての人を対象に、意欲のある人、できる人をきちんと処遇してモチベーションを高めることです。派遣で来ている意欲のある人が任期制の職員になれたり、優秀な任期制の職員に定年制と同じように長期間、理研で活躍してもらえるルートをつくる必要があります。
というのだけど、派遣が任期制、任期制が定年制に対して劣っているという認識が背景に無いか?
同じ仕事をしているヒトに同じ権限と給与を与え、
派遣か任期か定年かに関係ない評価制度の方が先ではないだろうか。
実際に理研の事務で、元気のあるヒトが派遣だったり任期だったりして、
ことなかれな感じのヒトが定年制だったりすることもあると感じる。

しかも事務方が以前より忙しくなっていることを示して、
第4の部門を作ることを提唱している。
>スタッフは研究者や技術者出身、大学や企業出身、メディアや行政、理研の事務出身など、国籍を含めて多様な人材を集め、研究と事務の間に立って連携や活性化戦略を幅広く検討する部門です。現在、知的財産戦略センターがその役割を果たしていますが、もっと連携戦略部門を強化する必要があります。

部門間部門は、ほっておくと無駄に増える。
しかも、各部門が細分化して専門化すると結局必要になる。
優秀な個人がコミュニケーションでつないでいるから必要ないという例もある。
その辺のジレンマを解決しないと、難しい話だし、
本当は理研全体を見渡している部門の必要性という問題で、
大河内さんが指摘するように「コミュニケーション」の問題だろう。

大河内さんの提案もうなづけないことは無いが、私が思うには、
今あるセンターのように「知的財産」という切り口ではなく、
単純に1研究所として、和光/神戸/播磨/横浜/筑波を見渡す存在、
端的に言えば、理事長をサポートする事務方の強化が必要なのではないか。

企業で言う経営企画室とか長期戦略部門の存在が必要ということで、
それは「一流の事務」というタイトルとは別の話のような気がする。

誤解に無いように書いておくと、私は、理研は素晴らしいと思っている。
理研が日本の研究機関のモデルにならなくて、他にどこがなれるというのか、
理研は世界の研究機関をリードする存在になってもらいたいし、
そのポテンシャルは十分にあると思う。
それだけに、理事長周辺の強化を図ってほしい。
理事長にノーベル賞受賞者を冠しただけでは無く、
その考えを実行する部隊をもっと強化した方がいいように思う。

M322さんがエントリのまとめで
>研究者の研究を嬉々として語ってくれる事務方の人がいる研究所なら、
かしこまったアウトリーチ策を取らずとも事務方が日常的な良き
サイエンスコミュニケータとして機能するのではないだろうか。


と書いていたけど、理研の事務方は私の経験では最強の事務で、
実に良く研究を知っているし、研究者の動向にもくわしい。
原稿チェックが半端じゃない。

しかも、そうした事務方が必ずしも定年制職員じゃなかったり、
正社員じゃなかったりする実情があることも理研の強さだと感じる。
理研のアウトリーチを支えているのは事務方だからね。

そういえば来月一般公開があるんだなあ。
研究所によって、日時が違うけど、和光はこちら





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fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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