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酒蔵を再興したアメリカ人

今日、六本木ヒルズに行った。
初めて、アカデミーヒルズ40など行きましたよ。やっぱり高いねえ。景色が良いねえ。

まあ、そういうために行ったのではなく、日立のセミナーなのですが。

HITACHI Open Middleware World 2008 Autumn Cosminexus Day

その特別講演が面白かった。

■特別講演:「技の伝承とイノベーション」 セーラ・マリ・カミングス氏
日本の伝統的な文化や技を大切にしつつ、それに縛られず新しいものを加えていく町、小布施で活躍されているカミングス氏。
カミングス氏のチャレンジ、行動力とそれによって生まれたイノベーションについてお話しいただきます。

SOAと何にも関係ない感じでしょ。本当は、インターネット販売で酒蔵を建て直した話とかが
期待されていたんだろうけど、そこに行く前に終わっちゃいました。

なぜか日本に行きたいと思ったアメリカの変わり者少女は、長野オリンピックにあこがれて
日本を訪れ、そのまま小布施で就職する。長野オリンピックのボランティア後も小布施で
改革に奔走することになった、という話。

セーラ・マリ・カミングス
さんは西洋人初の利酒士で、株)桝一市村酒造場を再興したことで
経営者からの注目を浴びているらしい。

彼女の話で面白かったのは、あきらめずに言い続けることの大切さと、
ブランディングにはストーリーを徹底することだということ。

なぜか、西洋人が日本語に目覚めると「駄洒落」に走る。
「ニッチモサッチモ行かなくなったらば、ニッチを目指すといい」とか
「だめ といわれて手を下げても、また言いに行く。それが「ため」になる」とか
桶オッケー、とか。

たぶん、日本語の特性だからでしょうね。
まあ、デーブ・スペクターよりは知的だったとは思うけど。

酒店の前にあった自販機を撤去した話は、自販機で買うと売り上げは伸びるかもしれないが、
買った人との会話が出来ない。つまりマーケティングにならない。

酒倉の再生で、商品開発のために「レトルト食品」を販売しようとする計画にも、
「工事の3日前まで反対した」という。

それは、熟成を目指す酒蔵と、レトルトでは方向がまるで違う。
消費者に伝えるメッセージが統一されていないと感じるから。

こういう目先の売り上げに目がくらんで、一体感のない事業をしている会社って多いよね。
コミュニケーションという意味でも、企業の発信は哲学が統一されている必要があり、
それが商品開発から販売、広告まで一貫していなければならない。
それでこそ、ブランディングになりうるし、企業メッセージが生きる。

そういうことを、アメリカから来たお嬢さんから学んだ酒造会社は、
彼女を代表にした会社を作ってしまう。
それが㈱文化事業部。活動内容は、そちらを見てください。
2008年12月21日には、同じアカデミーヒルズで桶を考えるイベントがあるそうです。

彼女の言葉で、もうひとつ気になったのは、「旦那衆」という言葉。
エリートでもなく、パトロンでもなく。「旦那衆」という社会存在。

いま必要なのは「旦那衆」ではないのかなあ。
お金の使い方として、日本には「旦那衆」という歴史があったことを思い出し、
英語のパトロンとは違う発展のあり方を思うのでした。




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fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
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