先週は、ビックリ記事が続いた。
建築家の、と言うより最近では政治運動家の黒川紀章さんが亡くなった。
建築家としては、才能はあるのだろうが建築デザインが先に立って好きな建築家ではなかったけれども、まあ歴史的な建物を造ってきた人だと思う。事務所の近くに黒川氏が設計した中銀カプセルタワーがあるので、気にはなっていた。
それにしても、政治の世界に急に出てきたのはなんだったのだろう。明かされないまま死んでしまった感じがする。
都知事になりたかったのだろうか?
そんなに都庁が気に入らなかったんだろうか?
この間、ある雑誌で、国立新美術館の紹介記事で、設計を安藤忠雄と書いているものがあった。黒川氏としては一番頭に来る間違い方だなあと思っていた矢先、本人が死んでしまった。ワンマンだったそうだから、事務所はどうなるんだろう。丹下健三事務所は息子さんが継いでいる。他にも個人名のついた建築事務所は結構、事務所として運営されていて、そのまま存続している。でも、黒川事務所はどうなるんだろう?
勝手な心配だけど。
もうひとつは、アル・ゴアのノーベル平和賞受賞。
昔から疑問の多い賞だし、非常に政治的な要素が強い賞なのだけど、IPCCとゴアをセットで授賞するとは、余りにも問題が多いのではないだろうか?
IPCCは科学的な事象の積み重ねで、早くから地球の危機を提言してきた事は評価に値するけれども、「平和賞」なのだろうか?
どうせ疑問符が付く平和賞なのだから、きわめて政治的にゴアだけにして欲しかったと言うのが私の気分だ。
今年は「環境問題が授賞分野だ」とノーベル平和賞の授賞委員会は思っていたらしい。
「平和」を実現して表彰されるべき人は他にもいるだろうに。
だいたい、ゴアとIPCCをセットにする事が非常に政治的な行為だと思う。
ゴアは、プロパガンダとして、さらに政治的なポリシーとして環境問題を使っている。
そこでは、科学的知見は彼にとって正しいと思われるものだけが「正しい」のであり、それは操作されたものでしかない。
IPCCは一生懸命世界中のデータを地道に集め、シミュレーションしてきた科学者の努力の結晶である。ただ、そのデータの集め方が恣意的ではないかという指摘もある。データからの類推、シミュレーションには、ある種の単純化が必要なので、その単純化の際にカットされたデータにも重大な意味があると言う指摘である。
その辺は、ロンボルグの主張などを見て欲しいのだけど、そのロンボルグが、今回のノーベル平和賞にコメントをしているそうだ。
勝手に引用させていただくけど、こちらのブログに日本語訳がある。
環境問題は、人類を取り巻く諸問題の中で大きな問題の一つだろうけど、解決しなければならない問題(人類に関する問題に限って考えれば)は他にもたくさんある、その中でのプライオリティを考えなければならないのではないか。
いずれにしても、重要なのは科学を利用する事である。感情的な議論よりも、必要なデータを取り、分析をして、対処していく事だ。
環境問題の多くは、経済問題であり、人類の貧富の問題が背景にある事も忘れてはならないだろう。
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今回の受賞、物理はバリバリの理論だった一方、化学の場合は、非常に実践的な「研究の道具」だったというのが面白いです。
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小飼弾さんのつっこみもわかりすぎて爆笑です。
これ読んだ直後、夫と対したことない理由でけんかしたのですが、ああ、これは(彼の態suikyoブログは誰のために書くのかありがとうございますお気遣いありがとうございます。
いつもお目通しいただき、これもまたありがとうございます。
ご指摘のとおり、読んでくれる人がいるというのはうれしいですよね。
リア若だんな