RSS1.0 RSS フィード

(snip)

ベビーカー問題その2

昨日の続きです。

ベビーカーに潜む問題とは。

乳児期には、精神的な安定と脳の発達を促進するために母親との接触がなにより必要です。母親の鼓動、体温、触感が、目がよく見えない乳児に刺激となって、シナプスの発達を促し、その後の脳の発達、情緒の発達の基礎を作ります。
この時期に充分な接触によってシナプスの発達を促進しておかないと、情緒活動に障害がでる事は、サルを使った実験でも証明されています。有名な「毛布と鉄の母親代理」実験ですね。

※注:ウィンシスコン大学のハリー・ハーローらの、仔ザルを用いた実験。母親から引き離した仔ザルは、針金で作られた人工の母ザルよりも、厚地(テリー織)で作られた母ザルの方に対して、感情的愛着を形成したという。「テリー織への接触は、彼らが環境を探索するための自己確認と、驚かされたときに、彼らを静める働きをして」おり、このことによりハーローは「母親に対する仔ザルの感情的愛着にとって、心地よい接触感覚はきわめて重要な因子であると結論づけた」。

この接触時間の減少は、さらに乳児期の場合、乳児の変化に気がつきにくくなると言う問題をはらんでいます。小さな変化でも細かく対応していかないといけない時期に、ベビーカーの中に放置されている乳児は、自分の不具合を(体調の変化や、気分の変化など)訴える事が出来ません。母親が察してやらないと、泣く以前の細かい変化に相対することが出来ないと思います。

薄暗いベビーカーで目もよく見えない乳児は、自分の周囲に対する不安だけで成長していく事になるのです。
これがさらに、乳児の感覚喪失、対人関係の機微を感じるセンスの喪失を招かないといえるでしょうか?

次に問題となるのは、移動時のベビーカー内の環境です。
地上50センチほどの位置でアスファルトの上をねたままで移動するという状況を想像すると、快適とはいえないように思えます。

大体ベビーカーで移動するのは、ある程度の都市空間です。最近、歩道の改良に際して、車椅子やベビーカーが通りやすいように配慮する、という文言が見られますが、車椅子に配慮するのは当然としても、その配慮の仕方が「凸凹をなくす」だけでいいのでしょうか?
どう考えても、ベビーカーの日よけの中には冷房があるようには思えません。冷房も無しで、アスファルトから50センチの高さを移動し続けるのは、どれだけ熱いんでしょう。輻射熱を下から受ける中で、不快になりぐずらない乳児がいたら、それは相当具合が悪い状態です。
それだけ不快な状況を続けられて、まともな発達が出来るでしょうか?

熱いときは子どもを抱いて歩く方が、子どもにはいいと思いますよ。
お母さん・お父さんは暑苦しいかもしれませんが。

コメント一覧

管理者にだけメッセージを送る

トラックバック一覧

■ ベビーカー

子供は基本的に自分の足で歩かせる方針でした。もちろん手はつなぎます。ですが、安易にベビーカーに乗せて、自分の足で歩かなくても親が押して移動させてくれるんだと言う、間違った先入観を植え付けてはならじと、自分の足で歩かせるようにしてました。TITLE:エロおじさ...

2008.03.11 posted by ★デイリー・ロク★

http://tf244.blog107.fc2.com/tb.php/59-86dbbdac
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| トップ |
FC2カウンター

chabo

最近の記事+コメント

最近のトラックバック

ブログ全記事表示

RSSフィード

By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ