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40度を超える街、少なくなる南極の氷

熊谷と多治見で、40.9度という、これまで山形がもっていた40.8度を上回る気温を記録したらしいですね。しかも、多治見は次の日も40.8度を記録して、日本一熱い街を名乗るらしい。

岐阜にしても埼玉にしても内陸だから気温が上がりやすいのでしょうが、それにしてもここ2週間ばかりの暑さはちょっと記憶にないですね。

東京も最低気温が30度を超えるという、一日中真夏日ですよ。それも百葉箱の中だからね。アスファルトの上はもっと熱いでしょう。(暑いではなく、熱いと表記したくなるよ本当に)

一方で、南極や北極の氷、氷河の氷が史上最も少ないだの後退しただのいうニュースを聞くと、地球温暖化のせい? と言う気にもなってきます。

でもこの地球温暖化と言う言葉が、イメージをあいまいにしてますね。地球全体の大気の温度以上に、海水の温度の上昇は、これはえらい事なんですよ。

体積を考えると、そこに蓄積されているエネルギーは莫大なものがあるわけで、1℃上がるとどんだけー、なわけです。
水が1℃温度上昇するには、水1グラムで1カロリーですから、水1リットルで1キロカロリー。たとえば、25メートル×10メートル×2メートルの海水というと、学校のプールくらいですかね。これで500立方メートルですから、この海水を1℃あげると、50万キロカロリーのエネルギーが蓄えられている事になります。1日2000キロカロリーで成人男性は生きていけますから、250人分ですね。

まあ、単純比較できる関係ではありませんが、海水の温度が1℃上がる事がどれだけ莫大なエネルギーが必要かを感じて頂ければと言う事です。

気温の上昇も、海水温が上昇したエネルギーに影響を受けるわけで(天気の仕組みに関係するので省きますが)海水温の上昇は、地球温暖化などという言葉のあいまいさを吹き飛ばす脅威として注目すべきなのです。

さらに、海水温の上昇で、海の生き物が危機に瀕しています。
石垣島の珊瑚が壊滅の危機にあります。
以前、沖縄本島周辺の浅い海で、海水温上昇のために珊瑚が死滅しました。沖縄本島周辺では白骨化した珊瑚を見る事になりました。それが石垣島にも起ころうとしているのです。

漁師さんによれば、捕れる魚が変わってきているそうです。
北の魚がいなくなりつつあります。
魚がいないと生態系が変わりますから、魚介類の一大捕食者である日本人には、大きな変化が徐々に押し寄せてくるわけです。

地球温暖化という議論では、海の問題が議論されにくいようです。海面の上昇という事は言いますが、海水温の上昇についてはなかなか理解しにくい。でも、気温は一時的なものです。種の絶滅にはつながりません。でも、海水温の上昇は、生態系を大きく変える問題です。こちらにも目を向けてみたいものです。

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