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洞爺湖サミットは、環境よりアフリカで。

洞爺湖サミットのサイトを見ていたら、
キッズページがあって、なんだか怪しげなことが書いてあります。

相変わらず、こんな事言ってるし。

>温暖化が進むとどうなるの?

 例えば、南極や氷河の氷がとけていきます。動物や植物の住む地域も変わっていきます。ホッキョクグマの数も大はばに減る、また、海の水位が上がり、2100年には海面が26〜59センチも上がるとの予測もあります。海水の温度も上がって、これまでとれていた魚や貝がとれなくなったりします。


これも正しいとはいえない表現ですね。

>食料品の61%は海を越えて

 物価が変わる背景には、食料や原油の自給率の問題もあります。日本の食料自給率は、たったの39%(注)、つまり日本は、国民が消費している食料の61%を輸入しているという、世界最大の食料輸入国なのです。さらに、原油は、実に99%を輸入に頼っています。つまり、食料や原油の値段は日本だけでは決められず、外国から直接えいきょうを受けるのです。



とにかく、今回は大きく4つのテーマがあって、
世界経済
複合的な要因が指摘されている金融市場の安定化や一次産品の価格高騰、インフレ懸念を含む世界経済の諸問題につき議論し、一致したメッセージを出す。

環境・気候変動
地球環境問題でイニシアティブを発揮、特に2013年以降の次期枠組みに関する国連での議論を後押し。また、森林、生物多様性等の環境問題も取り上げる。

開発・アフリカ
●2015年までのミレニアム開発目標(MDGs)達成に向けたメッセージを出す
●第4回アフリカ開発会議の成果をサミットの議論に反映。
●食料価格高騰に関し、力強いメッセージを出す。

政治問題
●不拡散体制の強化に向けて強いメッセージを出す。
●平和構築についての議論を主導し、G8としての取組を強化していく。

となってます。

環境サミットだとばかり思っていると、実は、アフリカが結構大きなテーマ。
それは、日本がアフリカ支援を外交の大きな柱にしているからです。
国連対策だとか悪口も言われますが、これは珍しく(日本外交にしては)よい策だと思います。

温暖化問題とアフリカ支援
>アフリカへの国際社会の関心が薄れつつあった1993年に、日本と国連、世界銀行が共同で始めたのが「TICAD プロセス」だ。その後、アフリカ諸国の「オーナーシップ(自助努力)」と、アフリカと国際社会の「パートナーシップ(協調)」という理念に基づき、 TICADはアフリカ開発のための重要な国際的枠組みに発展してきた。

地味だけど評価すべき活動がある分野なのです。

アフリカについては、dankogaiさんも
>日本はアフリカ復興に最適なのではないか。なんといっても日本はアフリカを植民地とした歴史がない。これは切り札級のカードだ。
>「アフリカは日本にまかせろ」、と。その代わり、「北朝鮮をよろしく」、と。双方とも、歴史的因縁がないところを援助するのである。

まさに、アフリカが日本に期待するのは、欧米のような「差別」に裏打ちされていない支援。
ブラックアメリカン出身の映画俳優やミュージシャンに、日本びいきな人が多いのも、
「黒人」は珍しいけれども嫌がらない、日本人と日本での歓待に触れたせいといいます。
(たとえば、アート・ブレイキーに関するwikipwdiaの記述参考)

洞爺湖からほど近い倶知安町が、オーストラリア人に買い占められつつある中で、
思い切って、アフリカと縁深くなる北海道の地方都市が出てきてもよいのではないだろうか。
カメルーンと大分の中津江のように。

池田信夫先生から

>地球温暖化などの恰好いい(しかし重要ではない)問題が、最貧国の困難な(しかし重要な)問題から関心をそらし、グローバルな経済政策の優先順位をゆがめているのである。

などと言われないように、官僚も意識してアフリカの話を出してもらいたいものである。

関連エントリ
夕張に興味があるオーストラリア人はいないものか

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