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【科学】ImPACTの概要が見えてきましたね:2014年3月3日

2月14日に総合科学技術会議が開催され、このブログで再三取り上げてきたImPACT(革新的研究開発推進プログラム)の募集要項が見えてきました。

革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)について@内閣府

第117回総合科学技術会議(2014年2月14日)において、革新的研究開発推進プログラム運用基本方針等が決定されました。
・革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の実施について (2014年2月14日)(PDF:567KB)
・革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)運用基本方針(2014年2月14日 総合科学技術会議)(PDF:125KB)
・「革新的研究開発推進会議」の開催等について(2014年2月14日 総合科学技術会議)(PDF:117KB)
・革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)のテーマ設定にあたって(2014年2月14日)(PDF:506KB)



お時間のある方は、PDFを見ていただくといいと思うんですが、大まかなところをあげていきます。

5つのテーマが決まりました
○資源制約からの解放とものづくり力の革新 (新世紀日本型価値創造)
○生活様式を変える革新的省エネ・エコ社会の実現 (地球との共生)
○情報ネットワーク社会を超える高度機能化社会の実現 (人と社会を結ぶスマートコミュニティ)
○少子高齢化社会における世界で最も快適な生活環境の提供 (誰もが健やかで快適な生活を実現)
○人知を超える自然災害やハザードの影響を制御し、被害を最小化 (国民一人一人が実感するレジリエンスを実現)

そして、その具体的な方向性は、「求められる非連続なイノベーション」「社会的・経済的インパクトの姿」という項目から読み解いていくことが求められます。

総合科学技術会議の仕事はここまでで、後は新設する「革新的研究開発推進会議」の出番です。
と言っても中身は、最先端研究開発支援プログラム(FIRST)とそれほど代わりはありません。

推進会議の構成員は、内閣府特命担当大臣(科学技術政策担当)、科学技術政策を担当する内閣府副大臣及び内閣府大臣政務官並びに総合科学技術会議の議員のうち内閣府設置法(平成 11 年法律第 89 号)第 29 条第1項第5号及び第6号に掲げる者とする。座長は、内閣府特命担当大臣(科学技術政策担当)をもって充てる。


推進会議の下に有識者会議というのが出来て、具体的な内容は、こちらで議論されます。

推進会議は、内閣府特命担当大臣(科学技術政策担当)、内閣府副大臣(科学技術政策担当)、内閣府政務官(科学技術政策担当)及び総合科学技術会議有識者議員で構成する。有識者会議は、総合科学技術会議有識者議員及び外部有識者で構成する。その他、推進会議の開催等に必要な事項は総合科学技術会議議長が、有識者会議の開催等に必要な事項は推進会議座長が、別に定める。


肝は、プログラムマネージャー(PM)の設置で、このPMはJSTの所属になることが決まっています。

政府、革新的研究「ImPACT」推進支援で新組織-JSTに来年4月にも設置@日刊工業新聞

政府は2014年度に始める革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の推進を支援するため、科学技術振興機構(JST)に「ImPACTセンター(仮称)」を設置する方向で調整を始めた。研究プログラムの管理・運営を担う10―15人の「プログラムマネージャー」の活動を支援する組織。それぞれのプログラムマネージャーに知財や資金、広報などの担当職員を複数配置する。規模は数十人単位を想定しており、14年4月にも立ち上げる方針だ。



そして、2月27日に第1回革新的研究開発推進会議が開催されました。

・革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)運用基本方針取扱要領(PDF:218KB)
・「革新的研究開発推進プログラム有識者会合」の開催等について(PDF:49KB)



このへんは段取りなので、PMの選定は、この有識者会議でなされて、上に上がっていくことになります。

PMの要件はどんなものなのか。

①応募は1名でなされること。
②応募するテーマに関連して、事業化を指向した研究開発活動や先端技術を核とした事業化活動等に卓越した構想力、知見、企画力及びマネジメント能力を有すること。
③科学技術振興機構(以下「機構」という。)に雇用され、PM業務に専任できること。採用決定後3か月以内で可能な限り速やかに、機構との雇用契約(機構による直雇用、機構への出向等)を締結できること。(雇用契約の調整に特段の困難がある場合、有識者会議の承認の下、採用決定後一年以内に締結すること。)



いまの組織を離れてJSTに雇用されて、専任しろというわけです。
ERATOの技術参事みたいですが、もっと能力は上じゃないとつとまりませんね。

④の例外規定もよく読むとなかなか面白いのですが、それに加えて日本国内在住に限るという点がどうなのでしょう。

⑤応募段階におけるPMの居所が海外である場合には、採択後、速やかに居所を日本国内に移し、研究開発プログラム実施期間の全体にわたって PM 業務を確実に実施できること。テーマに示された産業や社会のあり方の変革の実現にとって真に必要と認められれば、PMの国籍は問わない。



国籍は問わないけど、日本在住じゃないとダメです。
海外で研究が行われては、日本国の研究に関わる秘密情報が筒抜けになるわけですから、国内で行なうのは当然ということなのでしょう。

そして、PMの人数と予算は以下のとおり。

PM採用数は十数名程度を目安とし、PM1人当たりの研究開発プログラムの金額規模は総額で 30~50億円程度を目安とする。ただし、採択数及び金額規模はあくまでも目安であり、提案内容によって増減があり得る。なお、金額規模は、実施しようとする内容に見合った適切な額とする。



どんな人が応募するのか、どんな研究内容になるのか4月までには決まるでしょうが、今後も注目していきたいと思います。
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プロフィール

fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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