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【拡張】OK基準とNG基準で考えてみる_その2:法律はどっち?:2013年12月12日


OKimage2.jpg

少し考えて見るシリーズ「OK基準とNG基準」の2回めです。

昨日は、社会への拡張をしてみました。

【拡張】OK基準とNG基準で考えてみる_その1:社会への拡張:2013年12月11日

法律で言えば、最もOK基準が描かれているのが憲法ではないでしょうか。
こう振る舞うとする。こういう国であるとする。
国としての是。つまりOKが示されているのが憲法です。

そして、成文法として刑法ではNGが示されています。
罪と罰則規定が定義されているのが刑法だからです。
だから、枚挙に暇がありません。追加し続けられます。

でも、憲法が、太陽のように国を照らすOK基準であれば、NGが明確になりやすいでしょうし、NGを列挙しなくても、ダメなものはダメといえるのではないでしょうか。



NG基準社会からOK基準社会への移行がいいんじゃないか、という話にしましたが、独裁とか党による運営とか、イデオロギーでリードしようというのは、NG基準だなあ、と思うわけです。

じゃ、イデオロギーではないもので社会を統治しようとするのは何か。
近代では、それは法治国家ではないかと思います。

社会の統治システムというと、自由主義とか、民主主義とかいう話になりますが、それはもっと後の段階ではないでしょうか。
主義ですからイデオロギーなのであって、どういう考え方で運用するかを示している。
だから、どちらも法治国家の運用のイチ方法ではないかと思うんですね。

NGなのかOKなのか、という議論で進めていくとすれば、まず法律でNGもしくはOKを規定して、それで共同社会を営みましょうという法治国家について考えなければならないでしょう。

念のため辞書で調べると法治国家とは「国民の意思によって制定された法律に基づいて国政が行われることを原則とする国家」(出展)です。

Wikipediaでは、法治国家は、どういう専門家が書いたかはわかりませんが

その基本的性格が変更不可能である恒久的な法体系によって、その権力を拘束されている国家。近代ドイツ法学に由来する概念であり、国家におけるすべての決定や判断は、国家が定めた法律に基づいて行うとされる。



とあります。
法律が優先すれば、国家形式は問わないともあります。

形式的法治主義の観点からすれば、現在の国家のほとんどは「法治国家」である。たとえ国王や君主や権力者(独裁者)が統治する国家であっても、その権力が法律によって制限されている場合は、法治国家に当てはまる。また、一部の権力者が自由に法律を制定したり改正できる国家も、形式的に政府や権力者が法律に拘束されているならば、法治国家の定義に当てはまる(極端な例として「全権委任法」によって独裁権力を合法的に得たアドルフ・ヒトラー)。ただし、国王や君主の権力が法律に一切制限されない近世の「絶対君主制」や、近現代においても権力者が自国の法律を無視して権力を行使している場合は、この定義には当てはまらない。



さらに気になることを書いていまして

一方、実質的法治主義の観点においては、法の形式だけではなく内容上の正当性が追求されねばならず、法律体系が憲法や人権、慣習や社会道徳などに適っているかどうかが問題となる。



憲法というのは、法体系の上に立つようなのです。

憲法と法体系はどう違うんでしょう?(いまさらですが)

またしてもWikipediaですが、こうあります。

憲法(けんぽう)とは、国家権力の組織や権限、統治の根本規範(法)となる基本原理・原則を定めた法規範をいう(「法的意味の憲法」)。ただし、法規範ではなく国家の政治的統一体の構造や組織そのものを指す場合もある(「事実的意味の憲法」)



これは分けて考えるべきらしい。

憲法学上、「憲法」の概念は、事実的意味として国家の政治的統一体の構造や組織を指す場合(「事実的意味の憲法」)と法的意味として国家の基本法・根本法を指す場合(「法的意味の憲法」)に分けられ、後者が法規範であるのに対して前者は事実状態そのものを指すもので混同すべきでないとされる



そして、他の法律の上にたつと。

相対的な意味とは、法体系上で他の規範(法)と比較して優越性が明確な表記を持つことをいう。特に最高法規性が認められていることをいう。



法学部出身じゃないので、ちゃんと考えてきませんでしたが、憲法と他の法律の違いって大事だね。

憲法は他の法律の上に立って、その国がどんな国かを決めているわけで、他の法律を作る人達(立法府だから国会議員ね)が作った法律も、憲法に違反してないかを調べる制度がある(違憲審査制

さらにWikipediaではこうある。

近代的な立憲主義においては、憲法の本質は基本的人権の保障にあり、国家権力の行使を拘束・制限し、権利・自由の保障を図るためのものであるとされる。



憲法の改正を進めようとする人たちは、この国のカタチを「改正」したい人たちだともいえる。
だから、基本的人権に関する解釈や、国家権力の行使の拘束・制限についての考え方や、権利・自由の保障をどうしたいか、という点が問題になるわけだ。

なんだか、やっと、最近の問題がわかってきた気がする。
遅いね。

で、このエントリのまとめは、憲法のことを勉強すると、憲法は基本的にOK基準な気がする、ということです。

この国で生きていくには、何がOKなのかを決めていて、何がNGかじゃないのではないか。
NGについては、法体系の中で考えていけば良くて、まずは、みんなOKだよ、と言っているのが憲法なのではないだろうか。

そして、日本国憲法の最大のOKにして、最大のNGが9条なのだろう。

戦争をしない、というNGは、実は、人類史上まれに見るOK基準だったんだと思う。

話がずれてしまったようなきがするけど、今日はここまで。

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(Kindleだと無料だった気がする)

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fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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