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【考察】ブログはトラックバックとRSSが素晴らしいのになあ

joiito.jpg
(伊藤穣一さん クーリエ・ジャポンのインタビュー写真から無断転用)

私にとって、ブログといえば、この人がスタートになるんですね。

このブログの最初のエントリでも書いたように、初めて「ウェブログ」の存在を聞いた人だからです。

ブログはじめました(2007-06-02)

思えば、2003年に伊藤穣一さんに原稿依頼して、できあがった原稿の中で初めて「ウェブログ」という言葉を聞いて以来、早4年。

これほど広がるとは正直思っていませんでした。



その時に、彼がウェブログについて「トラックバックという機能がすごいんですよ」と言っていたのを強く覚えています。

2005年のインタビューでは、このように答えています。

Joiこと伊藤穰一氏、ブログの「今」を語る @ITメディア

ブログの定義はいくつかあると思いますが、オープンスタンダードに準拠していることが重要です。XHTMLとCSSで構成され、RSSを吐き出し、ブログのソフトもできるだけWebサービスを使って、そのAPIはオープンにする。そうすることで、誰でもそれらをつなげるソフトウェアを作ることができる。抱え込むのではなく、小さなデベロッパーが一緒にコミュニティーを作れるか、というのがブログの哲学ではないかと思います。



オープンであること、つながりあえることがブログなのだね。

その思想は、後のTwitterやFacebookにも共通するように思います。
そして、ツイッターとフェイスブックの興隆が、ブログの大事な機能だったトラックバックとフィードを追いやってしまっているようにも思えてならないわけです。

2005年にブログが思うように普及しない状況について、伊藤穣一さんはこうも述べています。

で、ブログって日記じゃなくて、1対nのメールみたいなもので、コミュニティーの要素が強いものなんですよ。それを今はたまたまメールでやっているだけ。パーティのあとに友達をccに入れて写真を送ったりするでしょう。あれなどはブログでやったほうが絶対に便利です。まだブログは面倒くさいと思っている人が多いと思いますが、ツールが良くなれば、メールよりきっと良くなるはずで、メールがスパムで死んでいく中でブログにシフトしていくというのもコミュニティーレベルではどんどん起きてくるでしょう。



このコミュニティの部分が、いい時のmixiであったり、Facebookであったり、いわゆるSNSに取り込まれていき、ブログはそのサブシステムとして、主に長い文章を書いたり、Twitterだとふろーしてしまう思いをストックする場として再定義され始めているようです。

ただ、ブログは、やはり重要な個人メディアであるという点では変わらない。
ブログは、ウェブサイトで意見を述べていた人たち、メルマガを発行していた人たちから、もっと多くの一般人の個人メディアになっていった。それは、コミュニティなり、ソーシャルなりに広めていくためのやり方が優れていたからではないでしょうか。

その優れた機能が、トラックバックだったし、フィードでした。

でも、いまは、Twitterにブログ書いた案内を流したり、Facebookでお知らせするのが主流になってしまった。

僕の好きだったトラックバックは、ブログに記載されているものも少なくなってしまった。

そこに、GoogleReaderのサービス停止のお知らせである。

Google Readerが7月1日で終了 これがフィードの「終わりの始まり」かも@モジログ

しかし同時に、フィードというメディア・技術の地位が低下しつつあり、よってフィードリーダーに対する需要も少なくなっている、という外部要因も大きいと思う。フィードの地位が下がり、フィードリーダーに対する需要が低下したからこそ、Googleはそのように舵を切ってきた、とも言える。

フィードはもともと、ややマニアックな位置にあり、ネットにあるていど詳しい人が、ユーザの大半だったと思う。そこへ、ツイッターやフェイスブックが出てきて、ものすごい勢いで普及した。自分でブログをやっているくらいの人でも、ツイッターやフェイスブックに軸足を移した人が少なくない。フィードの地位が低下したのは、ツイッターやフェイスブックが大きく普及して、「フィードがなくてもなんとかなる」ようになったからだろう。



状況分析は、まずこのとおりだと思う。
ただ、RSSリーダーはそれほど特殊なものだったのだろうか?
情報入手には、これは便利だと私は思っていたのだけど。

「Google Reader」が消えるということは、フィードというメディア・技術そのものも、これから衰退に向かうかもしれない。これが、フィードの「終わりの始まり」かもしれないのだ。

ツイッターやフェイスブックに押されて地位が低下しただけでなく、フィードという技術、仕様そのものも、やや古くなってしまった。複数のRSS仕様や、ATOM仕様が並びたち、統一されていない。



確かに、複数の仕様があって面倒くさいものでは有った。
その点をGoogleReaderのようなサービスが補ってくれていたから、私のようなプリグラム音痴でもフィードで他の人のブログを読むことが出来たのに。

ただ、こうしたブログを巡る状況の変化というのは、やはり、ブログが「大人になっていく」過程なのかもしれない。

関連エントリ:ブログは夢見る少年期から実利の壮年期に入ったんだはないだろうか?

ブログは、そうした夢を達成するような青春のツールではなく、具体的な毎日を乗せて発信される新しいメディアであり、個人が自己実現を達成するための実利ツールの側面を強くしています。

そこに求められるのはアルファではなく「プロブロガー」という成功実現者イメージ(モデル)なのでしょう。



アルファブロガー・アワードも終わり、トラックバックをみんなが使わなくなり、フィードリーダーサービスが消えていくという変化が起きたのは、ブログがある特殊なギークの間のツールから一般化したということなのでしょう。

ブログに求められるものが変わり、人気ブロガーはプロを目指すのかもしれません。
プロにはななくてもブロガーへの憧れは高まりそうですね。

ファッションになぞらえて言えば、IT専門家が多かったアルファブロガーがスーパー店員みたいなものだとすると、人気ブロガーは、言ってみれば、読者モデルみたいな立ち位置なのかもしれません。

そこに、独自のテクニックの開示とか、ちょっとした工夫で明日からあなたもなれる的なブームが生まれているからです。

RSSとかHTMLを知らなくてもかけたブログは、トラックバックもフィードもなくなって大衆化が進むんでしょうかね。

それもまた時代なのかもね。

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プロフィール

fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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