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【原発】原子力規制委員会は規制のためだけでいいんだろうか:2012年9月21日




原子力規制委員会が発足した。

そして早速やらかしている。

原子力規制委、初日から…放射線データ公開不能@YOL

 原子力規制委員会が、発足初日の19日、東京電力福島第一原子力発電所周辺で観測された放射線量のデータを、ホームページ(HP)の不備で公開できなかった。
 HPが、このデータを載せる仕様になっていなかった。20日になっても、この問題は解決していない。情報公開を重視する姿勢で発足した規制委は、出だしからつまずいた格好だ。



文科省で流していただデータで19日から引き継いだという。
文科省でできていたことが、なぜ規制委員会でできないのか。

事務局の原子力規制庁は、HPの仕様を変える方針だが、「いつから公開できるか分からない」と話している。地震や事故などの緊急情報は、即時掲載できる仕組みになっており、同じ問題は生じないという。



本当にこの人達はまっとうに仕事が出来るのだろうか?
経産省とか文科省から横に流れてきただけで、新たに採用したりしたわけではないのに。
こんなことに「想定」が出来てなかったのだろうか。

規制委、放射線データ公開できず HP上で、発足初日から@Exciteニュース

委託業者との契約内容に問題があったためで、規制委の事務局は「これまで立ち上げ準備に注力し、発足後のことに考えが回っていなかった」と頭を抱えている。



このコメントもかなりユニークである。
発足した後のことを考えずに立ち上げ準備をするって、どういうことなのだろう。
そういうのを、その場逃れだというのではないだろうか。

原子力規制委員会ホームページ
img_key_visual.jpg

原子力規制委員会 (日本)@Wikipedia

環境省に新たに外局として原子力規制に関わる部署を設け、原子力安全・保安院と内閣府の原子力安全委員会、文部科学省科学技術・学術政策局原子力安全課の一部の役割など、原子炉施設等の規制・監視に関わる部署をまとめて移管することが検討された。



委員長の人選だとか、任命に黒海の同意を得ていないだとか、
相変わらず「首相のいうことを聞け」という民主党政府らしい対応である。

なぜ、あの政党の人は上に立つと「合意形成」だの「熟義」だのという言葉から遠いところに行ってしまうのだろう。

でも、それら以上に問題なのは、やはり「原子力規制庁」という名称なのではないだろうか。

「原子力」を「規制」するための部署というのは、バイアスがかかりすぎてないか。

原子力規制委 安全の「番人」務まるのか@中國新聞

トップの人選やその決め方に対し不信感が残るからだ。委員長に田中俊一・前原子力委員会委員長代理が就任した。日本原子力学会会長も務め、原発政策を推進してきた人である。



この国で原子力の運用について詳しい人は推進をしてきた人に決まっている。
なまじ原子炉だの原子核だのに通じていて、原子力発電の運用ということに通じてない人が上に立たつと、ろくな事にならないことを、昨年私達は散々見てきたのではなかったか。

コンピュータ犯罪の規制にはハッカーの協力が必要なのだ。
原子力開発の問題の規制には、原子力推進者の協力が必要なのは当然で、そこをどう監視しつつ、実働してもらうかだろう。
ハッカーに任せきりでも犯罪者のスキルが上がるだけだ。
多くの分野から監視の目と異分野からの意見を注入して、規制のあり方を見ていかないといけないだろう。

例えば、こういう言葉に誰が協力するかが問題なのだと思う。

再稼働について田中委員長は記者会見で「ストレステストや暫定基準にとらわれず新基準で見直す」と述べた。現段階より後退しないよう、より厳格な審査基準が求められる。



組織ができたからといって、彼らに任せきりにしてしまうのでなく、政治家の監視が必要なのは議論を待たない。
でも、その政治家が、自分勝手な理屈を「超法規的」とか「政治的判断」と称して持ち込むことを監視することもまた必要なのだ。
それがマスコミの役割なのではないか。

それがまた怪しいのだけど。

規制委発足 原発廃止を任務にするな@産經新聞

 規制委の仕事は、経済産業省の原発推進行政と一線を画す規制行政の強化である。だが、原発廃止の加速が、規制庁の任務ではないことを確認しておきたい。

(中略)

地震をはじめとする自然災害の多い国土で、より安全に原発を運転し、重要電源として活用していくための仕組み作りが、規制委に求められる任務である。

 選挙対策を優先した安易な脱原発論にくみすることなく、理にかなった規制と利活用を両立させる道を切り開いてもらいたい。



こうした意見はあっていい。
多様な議論が必要な問題なのだから。
でも、産経かあという思いがなくもない(笑)
ただ、この一文の中では、この部分は酸性なのだ。

原子力規制行政にとって、中長期的には、原子力発電の現場で通用する知識と技術を備えた人材の育成が不可欠だ。「原子力ムラの排除」という原理主義が人事に持ち込まれた結果、規制委メンバーにさえ、原子炉と電気の専門家を欠くという状況である。



原子力発電所を続けるにしてもやめるにしても、その専門家が必要である。
いまの原子力バッシングは、原子力研究者を育てないし、新たに原子力を研究しようという子供たちを増やすことはないだろう。

でも、原子力発電所はわからないままに触れるようなものではない。
まだまだ科学の力が必要であり、そこに資金が必要である。
原子力村のお抱え研究者の焼け太りを心配する声もあるが、研究を進めなければいけないのは切迫した事実だ。

そのためには「規制庁」ではなく、「管理庁」とかにしたほうが良かったのではないだろうか。
そして、この組織は名前以上に、様々な点から適正な管理が求められる部署であることは確かである。

その管理と監視が抜けていることを思い知らされる出来事が、この放射線データ公開不能であり、結局、体にいい経産省のリストラ人事だったのではないかと思わされるのである。

民主党も自民党も党首戦とかで浮ついている間に、役人にしっかり、色んな手を打たれているんだろうな、と思ってしまう。
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プロフィール

fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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