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【考察】街の勢いは若者と子どもが担っている:2012年7月25日



バルセロナとイスタンブールという地中海の西の端と東の端の街に行って感じたのは、同じように世界遺産が街の中心を締めるのに印象がまるで違うということでした。

バルセロナは、世界遺産を観光資産として街が出来上がっていて、それ以外の産業を展開しているように見えなかった(実際には、いろんな企業が進出しているのでしょうが)のに対して、イスタンブールは世界遺産と観光は旧市街に任せて、新市街やアジア側では現在のビジネスを展開しているように見えたのです。

バルセロナは静かで大人が多く(もっと言えば老人が多く)、イスタンブールは賑やかで若者が多い(子どもも多い)印象があります。

この「街の印象」というのが、その街の産業や状況を実は端的に表しているのではないでしょうか。

翻って日本はというと、東京には賑やかで若者が多い場所も探せばありますが、特に震災後には、照明が暗くて陰気な場所も増えましたし、地方に行けば、老人ばかりが目立ち、よく言えば穏やか、端的には気味が悪いほど静かな街が多いです。
バルセロナのようでもイスタンブールのようでもない、都市としての色が感じられず、中途半端な活気と静けさを両方持っているのが日本の主要都市の感触です。

バルセロナには、観光都市としての気概と自信が感じられ、そのためのシステムを構築する自治体としての投資もなされていました。しかし、街を歩く若者に勢いがなく老成した感すらあり、元気なのは悠々自適な老人ばかりという感じでした。

イスタンブールは、拡大する人口に対応しきれないインフラの脆弱さを補おうとするパワーが集中していることが感じられ、これから良くなるだろう上昇志向に若者の目が輝いているようでした。
確かに貧富の差もあり、児童労働者もまだ多いのですが、急激に都市化が進み、平均年収が上昇している街の勢いがあちこちにあふれているわけです。

若者と子どもを見れば、その街の勢いがわかるのだなと、しみじみと感じました。

日本はどうか。

バルセロナのような老成した感じも、イスタンブールのような弾むような勢いも感じられない中で、行き先を見極められないままに目がうつろというところでしょうか。

2020年のオリンピックは、マドリッドとイスタンブールと東京の3都市が候補だそうです。
マドリッドを見たわけではありませんが、同じスペインのバルセロナを見た感じから言えば、ここはイスタンブールの勢いを加速するために同地でオリンピックを開催するのがいいのではないかと思います。

オリンピックに伴うインフラ開発はイスタンブールには必要な投資となるでしょうし、世界の富と注目を集める場所として相応しいとおもわれる場所といえるのではないでしょうか。
何よりも、あの街角で水やおもちゃを売っていた子供たちに仕事が与えられることになるかもしれない。

マドリッドはスペインという国の現在の状況を考えれば、投資に耐え切れないように思えるし、東京にはオリンピック以外の方法がいくらでもあるのではないかと思われます。
イスタンブールには、オリンピックという起爆剤で加速する開発を支えるだけのパワーがあります。

そのパワーを担っている若者と子供たちが居ます。
彼らのためにオリンピックはイスタンブールがいいなあ、と思っています。
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fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
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2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
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