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ビジネスチャンスであり、必要でもあり

K_Tachibana さんのエントリ
【閑話休題】バイオベンチャーの個人投資家向け会社説明会から気づいたこと

を読んで思ったのは、きっと誰かが、これで稼ぐだろうなということ。
>日本のバイオベンチャーが正しく評価されない理由は,おそらく各企業の
事業を,投資家が正しく理解できていないからなのではないかという気が
する.

私はここに,いろんなヒントが隠されていると感じた.


まさに「ヒント」だと思います。はっきり行って「チャンス」ですらある。
実は、ずいぶん前からコンサルタント会社や外資系金融機関は、
東大理学部卒とか、工学部卒とか、大学院卒とかを採用しています。

それを憂う理学部長や東大総長もいたわけですが、
仕方が無いんです。理系就職とは給料が違うだけでなく、
入社してすぐ、責任感ある仕事を任されてやりがいがある。

自分は「できる」と思って生きてきた東大卒業生にとって、
大学卒業したら「好きなことができる」と思えない会社は行く意味が無い。
昨日の記事とリンクしてきちゃった。
10年も、泥のように働きたいですか?

で、採用理由は「理系ベンチャーの判断」にあるわけです。
それだけではないけれども(プロセス思考だったり、資質を判断されてではありますが)
理系のことは理系に聞け。金を出しても聞け。
それが徹底しているのが外資系企業だったということ。
日本の金融機関は、東大理学部を採用して、人事が使いきれなかった例が多いわけです。
それは、何のためにとるか徹底してないからで、
何を生かすのかを考えて採用してないから。

さらに、理系ベンチャーに金を出すベンチャーキャピタルや、資金を貸す金融機関が
研究内容を判断できそうも無いとすれば、
国際競争どころの騒ぎではない。

これは大きな損失です。人材損失に続いて、機会損失も起きる。

とすれば、金融とベンチャーのインタープリター(通訳)が必要なことは、
火を見るよりも明らか。

科学コミュニケーターは、この道を目指してはどうだろう。
理系ベンチャーに一般向けプレゼンを教え(もしくは引き受け)、
ベンチャーキャピタルには、理系ベンチャーの話を解説し、評価してみせる。

少なくても、普通の企業は、プレゼンの言葉に気をつけています。
和田裕美さんのエントリ: 専門用語は相手を選ぶこと
を読むと、世界ナンバー2営業が、どれだけ言葉に敏感かわかります。
サイエンスコミュニケーターの皆さんは、ここまで気を配っていますか?
>専門用語を使っていいのは
  相手もそれを知っている場合で
  営業のように
  相手がまったく知らない人で
  一からそれを説明しすることが多い場合
 わかりやすく、伝えてあげることが
   絶対に大事ですよね


この「営業」を、「サイエンスコミュニケーター」に変えてみてはどうでしょう。

これもまた、大きなヒントなのです。

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■ 【閑話休題】アカデミア主体のサイエンスコミュニケーションで最近気になってきたこと

最近,にわかに気になってきたこと. アカデミア主体のサイエンスコミュニケーションで,根本的に欠如している こととして,企業等に勤める一般人と真正面に向いていないことがあるんじ ゃないかと思っています.

2008.05.31 posted by Science and Communication

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