スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【科学】科研費は合算できるのか出来ないのか?:2012年5月10日

こういうタイトルの時は、「できる」というのがデフォルトでしょうけど。
よく読まないと、出来るか出来ないのかわからないことというのは、あちこちで見受けられます。

今日、Facebookで文科省の方近況が流れてきたのでシェアしました。

それによれば、

本年度から文科省科研費の合算使用が可能となりました。自分が持っているいくつかの科研費を合算して、または、何人かの先生の科研費を合算して高額備品を購入することができます。意外に知らせていないのですが、委任経理金と科研費の合算も可能です(これはこれまでも可能だったのですが)。これにより、老朽化した高額実験機器等の買い換えもしやすくなるのではないかと思います。研究費の有効利用に結びつくものではないかと思います。


ということで、これはなかなかの朗報。
科研費って使いにくいと言われてきたけど、少しづつ改善しているらしい。
基金化とか繰越可能とかも、そういった改革の成果。

で、科研費のホームページを見てみた。

エッセイ「私と科研費」とかあるのね、と意外な発見をしたところで、Q&Aを見る。

科研費FAQ 平成23年10月19日版

つまりまだ24年度になってからの変更が反映されていないのか?

【Q4105】 2つ以上の科研費を同一年度に交付されている場合、それら(直接経費)を合わせて使用することは可能でしょうか?
【A】  科研費は交付を受けた研究課題の「補助事業の遂行に必要な経費(研究成果の取りまとめに必要な経費を含む。)」として使用すべきものです。
 このため、同一研究者が2つ以上の科研費を同一年度に交付されている場合であっても、それらは別々の補助事業として取り扱う必要がありますので、合わせて使用することはできません。


科研費の合算はできないと書いてある。

【Q4406】 科研費の研究に必要な設備を購入するにあたって、科研費と他の経費を合算することができるということですが、その際にどのような点に注意すればよいでしょうか?
【A】  科研費に合算して使用することができる他の経費は、その使途に制限のない運営費交付金や寄付金などですので、例えば、委託事業費、私立大学等経常費補助金、他の科研費や間接経費など、その使途に制限のある経費を合算して使用することはできません。また、科研費と他の経費を合算して設備を購入する場合には、その設備を科研費のために使用する必要がありますので、研究機関において、購入設備の使用方法等について定め、科研費の研究遂行に支障を来すことがないようにしてください。



でも、今年度からできるようになったということなので、

TOP>事業のご案内>科学研究費助成事業>使用ルール

と進んで、平成24年度使用ルールというのを見てみる。

科学研究費助成事業-科研費-科学研究費補助金学振研究者使用ルール(補助条件)(平成24年度)(pdf)

すると、2.直接経費の使用、のなかにあった。

【合算使用の制限】
2-9 直接経費は、次の場合を除き、他の経費と合算して使用してはならない。
① 補助事業に係る用務と他の用務とを合わせて1回の出張をする場合において、直接経費と他の経費との使用区分を明らかにした上で直接経費を使用する場合
② 補助事業に係る用途と他の用途とを合わせて1個の消耗品等を購入する場合において、直接経費と他の経費との使用区分を明らかにした上で直接経費を使用する場合
③ 直接経費に他の経費(委託事業費、私立大学等経常費補助金、学術研究助成基金助成金、他の科学研究費補助金及び間接経費など、当該経費の使途に制限のある経費を除く。)を加えて、補助事業に使用する場合(なお、設備、備品又は図書(以下「設備等」という。)の購入経費として使用する場合には、研究者が所属研究機関を変更する際などに補助事業の遂行に支障が生じないよう、当該設備等の取扱いを事前に決めておくこと。)
④ 直接経費に、同一研究機関における他の科研費による補助事業の直接経費を加えて、複数の補助事業において共同して利用する設備(以下「共用設備」という。)を購入する場合
(なお、各補助事業に係る負担額及びその算出根拠等について明らかにしておくこと。)


合算使用が「可能」だから、その「制限」を記してあるのだけど、
読む側にとっては、なんとも取っ付きにくいこと甚だしい。
「次の場合を除き、他の経費と合算して使用してはならない」という文章がハードルを上げる。
書いてあることは間違ってないわけですが、わかりにくい。

「以下の場合は、合算できる。それ以外は認められない。」という書き方ではダメなんでしょうか?

使用してはならない、という言葉が先にたって、使える要件を書いてあるようには読みにくいと思うんですけど、ひょっとして、それが狙いでしょうか?

何にしても、ここには「④ 直接経費に、同一研究機関における他の科研費による補助事業の直接経費を加えて、複数の補助事業において共同して利用する設備(以下「共用設備」という。)を購入する場合」とあるので、科研費を合算して設備を買えるようです。

親切な人が「近況」でつぶやいてくれなければ、分からなかったかもしれない「合算の可能」。

私は科研費とは関係ないのですが、科研費とっている知り合いもいるので、詳しく見てみました。
関連記事

テーマ : 情報の後ろにある真実
ジャンル : 政治・経済

amazon
楽天市場
Yahoo!
楽天
FACEBOOK
RSSフィード
add
プロフィール

fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

リンク
検索結果
カスタム検索
Twitter
ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

カテゴリー
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。