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ボトムアップとコンセンサスが日本の進歩を遅くしている

このところ話題の、このブログを読んで感じたことを書いてみる。

橋下市長に「ついてゆけない」ひとたち。@所長サンの哲学的投資生活 ( フィリピン攻略篇 )

1月28日にアップされたあと、30日辺りから
凄まじい勢いでFacebookで「いいね」がオサレ、シェアされ、
Twitterで広まり、はてブがついた。

シェアする人は、概ね賛成意見が多く、
コメントやはてブでは、否定的な意見が多い。

賛成意見は、このかたの「解説」で橋下市長がやりたいことがなんとなく見えた(私もそう思った)という声が多く、
反対意見は、「橋下嫌い」「橋下を支持するなんて」「政治と会社は違う」という意見が多い。

それぞれの意見には、感情的な反発だなと思うものも、なるほどと思うものもあり、それはそれで読んでいて面白いのだけど、「朝生」を見ていない私は、別のことを考えていた。
(そういえば、元になっている「朝生」を見た人は、この記事に「イイネ」を多く押して、反発する人は見てない人が多いようにも見える)

それはタイトルにある「ボトムアップ」の難しさであり、「コンセンサス」という言葉の誤解についてである。

いわゆる「ハシズム」は「トップダウン」で独断専行、独裁的で反対意見に耳も貸さない、と言われる。
つまり「ボトムアップ」と「コンセンサス」を否定している手法だから「嫌だ」という意見だ。

そこに、このsyochoさんが橋本市長のやり方をビジネス的と捉え

・カスタマーへフォーカスする。
・細部をつめないで前にすすめる。
・やりながら最適化する。
・手法に執着しない。
・状況は変化してあたりまえ。
・言ってることも変化してあたりまえ。
・やってることも変化してあたりまえ。
・目標達成の最短行動をえらぶ。
・ぜんぶをコンセンサスとる必要はない。
・決定してから手法をかんがえる。

と挙げた上で「先に決定が来る手法」に「ついてゆけない」のだとまとめる。

それに対して「ボトムアップとコンセンサス」がない手法だから、
共産党他の旧左翼は「独裁者」だと噛み付き、
香山リカ的な人たちは「声が大きくて、言っていることがコワイ」と怯える。

私は、syochoさんがいう
>みえないことや答えのないことに取り組むのが下手なのは、個人レベルでもじぶんで答えをつくる作業に慣れてないからだ。
日本は正解をえらぶ教育から答えをつくる教育にシフトしないと、世界でおきているゲームに参加できない。


というのは、賛成だな、と思う。
これから、ますます「答えのない」時代に突入するなかで、日本は世界に先駆けて人口が50年前と同程度に減少し、高齢者が半数を占める国になるかもしれないのだから。

2060年、総人口8674万人に 減少数は1都6県消失規模に@産経ニュース
>人口の高齢化も進行。2060年の日本人の平均寿命は、2010年より約5歳伸びて「男性84・19歳、女性90・93歳」となり、総人口に占める65歳以上の割合は39・9%に膨らむ。参考値として示された100年後の2110年の総人口は4286万人。

多分こうはならないだろうと思うんですが(人口推計が当たった試しがないから)
でも、大筋は人口減少に向かうわけで、しかも増えたのと同じくらいのスピードで減るかもしれない。
jinkou-thumb.jpg

こういう時代に、ボトムアップとコンセンサスで本当に政治はいいのか?
高度成長期は、ボトムアップで、トップに欠けている情報を補い、コンセンサスで利益の配分を決めていけばよかったかもしれないけど、そのスピード感が年々遅くなっている感がある。

政治を見るとわかりやすい。
民主党が何も決められず、マニフェストが実現しないのは、
トップダウンで大筋を決めてきた政党(野党だからそれでいいんですけどね)が、
ボトムアップとコンセンサスを行わなければならなくなった(与党だからね)からだと思う。

このボトムアップという言葉も、コンセンサスという言葉も、
どうも、勝手に解釈され、反対が好きな人達にいいように使われ、
結局、何も決まらない政治状況と、国内状況を招いているように見える。

この2つを重視している企業がうまく言っているように見えるけど、
結局、トップからの距離を短くして意志決定のスピードは止めるためのボトムアップと、
トップが決めたことを実現するためのコンセンサスということであって、
トップが言葉を尽くして現場に納得してから臨んでもらうための手法なのだ。

けして、現場が好きにやるためではない。

問題点は現場にあるのでボトムアップは欠かせないが、その手法は中間を通さずにトップにチョクじゃなければ、コンセンサスを先にとってしまう中間管理職によって、結局、曖昧な内容のボトムアップになりかねない。

それでは、ボトムアップとコンセンサスの本当の意味はない。

そして、多くの場合、日本企業でも、政治状況でも、ボトムアップもコンセンサスも、問題を解決するためではなく、問題を先送りするために使われているのではないか。

そして、そのボトムアップとコンセンサスが好きな人達が、この国の進歩を遅らせているのではないだろうか。
その遅れは、もう20年くらいになるように思う。
少なくても1993年から政治は、ボトムアップとコンセンサスを重要視する社会に「媚びた」ために何も決定できない仕組みになってしまった。

私にはそう見える。
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プロフィール

fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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