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政府事故調中間報告概要を読んで考えたこと(その1)

赤線引き引き読みました。

概要読んで、気になったところは、本文も読んでみて。
本体だけで500ページ超の報告書なんて、いきなり読めません。

関連エントリ:政府事故調の中間報告は概要だけでも読んで意見を寄せよう

でも書きましたけど、概要だけでも読んで自分なりの意見をもつのが日本国民としての勤めのような気がします。

前提として考えておいて欲しいのは、
報告書というのは制作する人たちの立場が背景にあって、
常にポジショントークなわけです。

誰に対する「報告」なのか、
そして発注者から「何を」報告するよう求められているのか。
この二点を踏まえないと報告書になりません。

では、この政府事故調の報告書は「誰宛」で、「何を」報告するように求められているのか。

はじめに>1設置目的 にあるように、
>被害の拡大防止及び同種事故の再発防止等に関する政策提言を行うことを目的

>従来の原子力行政から独立した立場で、技術的な問題のみならず制度的な問題も含めた包括的な検討を行うことを任務


としている。
つまり、「原子力事故防止の政策提言」になるような「包括的な検討」で、
そのために8つの方針があるわけです。
① 畑村の考え方で進める。
② 子孫のことを考え、100 年後の評価に耐えられるものにする。
③ 国民が持っている疑問に答える(納得性)。
④ 世界の人々が持っている疑問に答える。
⑤ 責任追及は目的としない。
⑥ 起こった事故の事象そのものを正しく捉える。
⑦ 起こった事象の背景を把握する。
⑧ 再現実験と動態保存が必要である。

わかりにくいですが、畑村先生が国民の目線でみんなを代表して聞いてきます!
と書いてあるわけですな。
その上で「個人の責任追及」は目的としていない。

あくまで、なんで失敗したかを捉えて、次に失敗しないようにという「失敗学」に基づいています。

その辺を押さえた上で読んでいきます。
で、そのときに、東電の事故報告書(pdf)と比べるといいと思いますね。

12月2日に発表されて、酷評された報告書です。

なぜかというと、東電は、政府事故調の報告書に異を唱えているからです。

東電:「事実一部異なる」 政府事故調の中間報告に反論@毎日JP
>東京電力福島第1原発事故で、政府の事故調査・検証委員会の中間報告に対し東電は27日、事実認定が一部異なるなどと反論した。

東電は、基本的に「全ては津波のせい」だという立場ですから、
松本純一原子力・立地本部長代理がいうように
>「3月11日以前に想定した過酷事故については、自主的に対策に取り組んでいる。国や(内閣府)原子力安全委員会も不十分と言わなかった」

で、ここで重要なのは「言われたことはやってました」「国だって言わなかったじゃん」という点です。

東電の態度は、この立場に徹底してます。
規制業種なんだから、自分たちの判断なんてなかったんだよ、というグレた息子の立場です。

そうした東電上層部の態度は、この政府事故調の報告書でも指摘されています。

私は、この報告書を読んで、東電がこういう態度に出るだろうことを予測していました。
(私だけじゃないでしょうけどね)

すべてを「後出しジャンケン」だと言いつのるだろうと。

長くなるので、その2に続きます。
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fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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