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サイエンスコミュニケーションは、誰でもできるんだね。

べき論よりも、実践だなと。
役割なのか職業なのかという議論よりも、伝えるんだ、それをビジネスにするんだ、という情熱だなと。

K_Tachibana さんのエントリ
【閑話休題】「なんでも科学コミュニケーション」
で、毎日新聞の元村さんが、ロンドンから書いているブログが取り上げられていて、
科学コミュニケーション会議(理系白書ブログ)

そこで、科学コミュニケーションを次のように紹介している。
>科学コミュニケーションというのは、とても平たく言えば「科学(技術)を題材(媒介)としてなされるコミュニケーション」である。誰と誰のコミュニケーションかは問われない。たとえば、
科学技術政策に関して、政府と国民、政府とメディアの間で
理科に関して、教師と生徒の間で
科学技術の発見に関して、科学者とメディア、広報担当者とメディア、メディアと読者の間で
科学館や自然史博物館で、来館者と解説員の間で
出前授業やサイエンスカフェで、科学者と生徒や市民の間で
・・・とまあ、なんでも科学コミュニケーションである。


何でも、英国のサイエンスコミュニケーションの大会に出席していて
3000人以上が参加している(!)んだそうです。しかも、
>こちらでは、その科学コミュニケーターが職業名として通用している。フリーランスも大勢いる。
さらにいうと、その大半は、大学や大学院で自然科学系の学問を専攻し、ある人は研究者になり、それから「科学コミュニケーター」を志して転向し、自分の希望と適性にあった職を探して食べている。


こういう話を読んで、同じK_Tachibana さんのエントリ
【閑話休題】「レビューが下手」 21日付日経夕刊掲載の茂木健一郎さんのインタビュー記事

>カフェ文化で鍛えられ,幅広い人と関わりをもつ,英国の研究者.

専門領域に閉じこもりがちで「他者」と向き合うことを避ける,日本
の研究者.

科学界で日本人研究者が総合的な視点に乏しいのは,閉じているから
ではないか,との茂木さんの指摘に御意.


と読むと、一瞬絶望しそうになる。でもね、MiWさんの
【その他】理科嫌いはダメか?:SciencePortal担当です。
を読んで、大丈夫かなと思ったんですよ。

>理科という教科が嫌いでも大丈夫。豊かな感性が科学への扉を開き、また周りの人を不思議とスゴイの世界へいざなうのだと感じました。

そうなんですよね。理科が好きとか嫌いという点が問題じゃなくて、
世界を理解する知として「科学」という方法があり、
それを「食わず嫌い」して人生を終わるのはもったいないよ、
ということを、「コミュニケーション」して行けばいいんだよ。

だから、誰でもサイエンスコミュニケーターになれるし、
何でも、サイエンスコミュニケーションなんだよね。

最初に書いた
>役割なのか職業なのかという議論よりも、伝えるんだ、それをビジネスにするんだ、という情熱だなと。
というのは、実は、サイエンスに関することじゃなくて、
プログラミング言語Rubyの開発者まつもとゆきひろさんと梅田望夫さんの対談
梅田望夫×まつもとゆきひろ対談 第2弾「ネットのエネルギーと個の幸福」(後編)

を読んでいて、まつもとさんが言った(正確じゃないけど)
日本人は、「上司がオープンソースに理解が無い」とか、「できない理由を述べる」けど
アメリカでは、その言語にコミットしたいという自分の気持ちで、ビジネスチャンスを作ってしまう
その違いが大きい、という話を読んで思ったことなんですけど、
まさに、サイエンスコミュニケーションも同じだなと思うんです。

もう一歩踏み出す勇気を。

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