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原子力発電は、核爆発力で発電しているわけではない

原子力発電所の事故が起きて、原子力発電の方法が世の中で流布されて
しかも、チェルノブイリとフクシマは炉の形が違うとか、
発電方式にもいくつかの種類があることは、世に知られたのだろうか。

未だに、原子力発電は、核分裂を使って発電すると思っている人がいて、
中性子がぶつかってタービンを回すんだとか
(どうやってぶつかるんだ!通り抜けちゃうだろ)
小さい核爆発で電気が生まれるんだとか思っている人がいるらしい。

サイエンスコミュニケーションというようなことではなく、
日本の原子力教育の衰退が、今回の事故を生んだような気さえする。
小学校の電気の時間とか、中学校の原子核の時間とか、高校の物理の時間に
原子力発電と原子爆弾の違いを教えていないのが、
文部科学省の「人災」なのではないだろうか。

核というメタファー@池田信夫ブログ
>JBpressの編集長が「テロ攻撃に遭えば、原子炉が巨大な原爆に早変わりする」と書いているのには驚いた。日本人の中には、いまだに「原発=原爆」という連想があり、それが問題を必要以上に複雑にしている。

池田先生が指摘するJBpressの記事はこちら
>テロ攻撃に遭えば、54基の原子炉そのものが広島や長崎に投下された原爆とは比較にならない巨大な原爆に早変わりする危険性がある。

これ無理ですから。
大量の放射線を出すことはあっても「爆発」は出来ません。
それだけの濃縮がされていないし、核分裂の仕方が異なります。

ただ、ずっと放射線を出し続ける存在であるのは、ある意味「核爆弾」よりもたちが悪い。
広島、長崎は人が住んで復興できましたが、
原発事故が起きた周辺で同様に人が立ち入ることができるかは、まだわかりません。

渋谷・電力館を始め、発電施設周辺の啓蒙施設に、
これまでどれだけ多くの人が来場し、
原子力発電所における発電の仕組みを学んだのでしょう。
そこで本当に原子力について学んでもらっていたのだろうかと考えてしまいます。

私は、原子力発電という「技術」はさらに洗練されて改善されて継続すべきだと思います。
発電技術の多様性を確保し、組み合わせていくことが将来必要になると思うからです。
脱原発しようとも、一度解き放った原子力は管理し続けていくしか有りません。
ほっておいて無くなるものでないならば、利用していくほうが得策だと思うからです。

ただ、その「技術」を運営する組織と仕組みは、大きな改善と洗練が必要でしょう。
今回の事故は、原子力発電技術に伴うリスク管理の不全という人災でした。
いえ、技術に伴う事故は、必ずそれを取り扱う人間が起こした事故であり、
すべて人災なのだと私は思います。
技術が暴走し、勝手に事故に至るのではなく、技術を扱う人間が暴走し事故に至るのです。

原子力発電も核分裂が暴走し爆発するのでなく、管理さえすれば事故には至らないわけです。
フェールセーフが出来ていなかったことは反省し、新たな発電所を作る機会が生まれればいいと思います。
それは多分日本ではないような気はしますけれども。

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fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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