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原子力安全・保安院の判断は本当に安全なのか?

問題点は、ここに尽きる気がしてきました。

第一、この組織の実態がよくわからない。

原子力安全・保安院

原子力安全・保安院とは?
>原子力安全・保安院は、右に掲げる各分野のエネルギー施設や
産業活動の安全確保を使命とする国の機関です。
たゆまず「安全」という永遠のテーマに
取り組んでいきます。


この「右に掲げる」というのが
・高圧ガス
・都市ガス
・液化石油ガス
・火薬類
・鉱山
・電力
・原子力

とあるわけです。
つまり「原子力と産業の安全院(Nuclear and Industrial Safety Agency)」
という英語名称が示すとおり、原子力専門部署ではありません。
でも組織的には、原子力関連が過半数を占めるわけですけどね。

内閣府の原子力安全委員会とのダブルチェックになっていて、
独立行政法人の原子力安全基盤機構とも連携してますよ。

となっているわけですが、この独法知ってますか?
平成15年に出来たので、まだ8年くらいですか。

目的:原子力施設及び原子炉施設に関する検査等を行うとともに、原子力施設及び原子炉施設の設計に関する安全性の解析及び評価等を行うことにより、エネルギーとしての利用に関する原子力の安全の確保のための基盤の整備を図る。

主な業務:
原子力施設及び原子炉施設に関する検査その他これに類する業務
原子力施設及び原子炉施設の設計に関する安全性の解析及び評価
原子力災害の予防、原子力災害(原子力災害が生ずる蓋然性を含む。)の拡大の防止及び原子力災害の復旧に関する業務
エネルギーとしての利用に関する原子力の安全の確保に関する調査、試験、研究及び研修
エネルギーとしての利用に関する原子力の安全の確保に関する情報の収集、整理及び提供


つまり、原子力安全・保安院の下請け作業をする独法です。
こういうのを天下り先として有していると言われてしまうわけですね。
役員は、3人が通産省出身、1人が人事院、1人が京大名誉教授(原子炉の専門家)、1人がジャルの整備出身。

こういう組織でいろいろ調べたり検査をしたりしているわけですね。

それにしても、原子力安全・保安院のいうことが信用できないというのが
今最大の問題だなと改めて思うわけです。

菅総理にしても細野大臣にしても、なんとなく彼らの「安全」が疑わしいと思っている。
海江田大臣は自分のところの組織ですから信じてあげないといけないと思っているでしょうが、
それにしても、彼らの出した安全宣言を受けて玄海町まで行ったのに
あっさり菅総理にひっくり返されて、いまさらの「ストレステスト」です。
腸が煮えくり返るところでしょうが、菅さんはああいう人なわけで、
その大元となるのは原子力安全・保安院の言う「安全」に信頼が置けないからではないでしょうか?

大体、なぜいまさらストレステストなのか。

EUはフランスとドイツの確執もありながらも、
とっくに実施に移す段取りを整えて議論してきたというのに、
当事国である日本で議論すらしていないのがおかしい。

【 2011年7月7日 全原子力発電所対象にストレステスト実施 】@サイエンスポータル編集ニュース
>ストレステストは、福島第一原子力発電所事故を受けて、欧州連合(EU)が6月から域内すべての原子力発電所を対象に始めた安全性試験。6日、枝野官房長官は記者会見で「原子力安全・保安院のチェックで原子力発電所の安全は確認されたと認識している。一方で、これで大丈夫かという疑問の声もあることからもっと分かりやすく理解してもらう努力も必要と考えている」とストレステスト実施の意味を語った。

「これで大丈夫か」というのは、原子力安全・保安院の言うことだけで信用できるのか?
という意味でしょう。
そりゃそうですよね。
客観的な試験、しかもIAEAとか国際機関のもとで行われるような試験無しで、
今まで通り「大丈夫です」と言われて、日本国民のうち誰が信じますかね?
納得出来る回答がないままに、押し切られそうになった玄海町長だって怒りますよね。

原子力を取り巻く「安全」について、抜本的に見直してから
出直すしかないというのは、もっと早い時期から分かっていそうなものですが
その辺を「曖昧」なままに進めようとする役人の手管に
海江田さんはまんまと乗ってしまったわけで、それを止めたという意味では
今回の菅さんの発言は「真っ当」だと言えるでしょう。
ただ、あまりにもその判断が遅すぎるという点は否めませんが。

こうした視点をくれたのは、このブログだった。

今の段階で、なぜストレステストが必要なのか@Life is Beautiful
>つまり、菅総理としては、福島第一のような事故を繰り返さないためには、今まで原子力安全保安院がやってきたようなものなんかよりもはるかに厳しいストレステストが必須だと言っているのである。とりあえず今の組織(経産省の下の保安院)のままで応急措置だけすれば十分というスタンスの経産省と、どちらが「国民の安全」を重視しているか明確だ。

これは過大評価な気もしないではないが、確かに菅さんにしては少なくても珍しく間違ってはいない。
ただ、震災4ヶ月目に入ってする議論なのかという気はする。

とにかく、原子力安全・保安院の「安全」を信じられないという世論を意識した分、
菅さんの決断は、海江田が涙しようが、ましだとは思う。
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プロフィール

fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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