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変わらないことの凄さ:渋谷・森本

10年ぶりくらいに渋谷の森本で焼き鳥を食べた。

初めて行ったのは大学生の時だから30年ほど前。
一番良く行っていたのは代々木上原に住んでいた頃だから20年ほど前。
数年に一度食べたくなる焼き鳥の老舗である。

雀とか山鳩とか、焼き鳥以外のジビエな焼き物や鰻の太焼が名物なのだが
私は、もっぱら一番安いCコースを頼んでいる。

つくね ひな皮 砂きも 血きも 合鴨 笹身 ウズラ玉子 椎茸 お新香
とついて2200円。
瓶ビールや日本酒(常温、ぬる燗)が 650円。
冷酒はちょっと高い。ハイボールがあってビックリした。
昨今のブームで始めたらしく、メニューに手書きされていた。

この値段が、少なくても10年前とは同じ。
20年前も似たような値段だったように思う。

しかも、焼いている人も中で働いている人も20年前と変わらない。
さすがに30年前に焼いていた人、仕切っていた店主はいなくなったけど
時間が止まったかのように同じ人が働いていて、そのまま年を取っている。

さらに、カウンターに座る客もほとんど変わらないように思うけど、
きっと同じくらいの年齢の世代が入れ替わっているのだろう。
大体、自分がすっかりあの頃カウンターにいたおじさんの年になっているわけだから。

3本くらい焼き鳥を食べ、日本酒を一杯飲んで1300円くらい。
それで30分ほどでカウンターから立ち上がり帰っていく。
そんな常連さんで支えられている店なので、若い時には敷居が高かった。
だらだら飲んでいると店の人から怒られるような店だった。

今は、そんな店の空気に馴染む年令になって、一人で焼き鳥をカウンターで食べる喜びを知るようになった。

そんな感傷に浸っていたら、隣の席のサラリーマン風の人から話しかけられた。
「私も同じクマを携帯に付けているんですよ」

なんのことかと思ったらば、伊勢丹のチャリティストラップだった。
三越伊勢丹「WWFチャリティキャンペーン」は3月30日より順次スタート。オリジナルBE@RBRICKストラップを買えば、一部がWWFジャパン日本赤十字社に寄付される


「毎年買ってましてね。同じの付けている人が珍しいので、つい声をかけました」

確かに、おじさんの年でベアブリックのストラップをいくつも付けている人には
私も、私以外ではあまり会ったことはない。

伊勢丹への敬意を表して、おじさんは去っていった。
その人も、自分と同じくらいの年齢のおじさん(私)が熊を付けているのを見て
嬉しかったんだろう。嬉しそうに話してたし。

改めて、ああ、自分は周りから見たらおじさんなんだなあ、と思い知ったのだった。


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プロフィール

fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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