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サイエンスカフェってナンだろう、再び

サイエンスカフェってナンなんだろう

と書いたんですが、結構反響ありました。
コメントで、K_Tachibanaさんが、
■ たぶん,もっと上のレイヤーとのコミュニケーションが必要だと思います
このあたりの話,去年11月に行われた「サイエンスアゴラ」というイベントのときに,バックヤードの話題のひとつになっていました(なかなか,いろんな気兼ねがあるのか,あまり表には出てこないのですが).


とお書きになったのが気になっています。

K_Tachibanaさんのエントリ
【閑話休題】「学生によるサイエンスカフェ」天プラの取組み:Science and Communication:

で紹介された
平松の活動記録 on tenpla.net

のなかで、天プラ管理人 平松正顕さんは、
>サイエンスカフェでは単なる講演会ではできないような気軽なディスカッションや質問ができることがキモですが、相手が偉い先生だとなかなか難しいもの。相手が学生なら、子供たちからすればお兄さんお姉さん的存在、20代(この年代を集めるのは難しいですが)からすれば同世代、それより上の年代の方にとってみれば弟妹・子供・孫といった世代の人間が話題提供者となることで、より話しやすい雰囲気を作れるのではないかと思っています

と述べていらっしゃいます。
専門家が、科学のことを、一般の人に伝える、ということよりも、
一緒になって考える、というのが「サイエンスカフェ」の良い所ではないか、
という気がするんですね。私は。

だから、「カフェ」なんじゃないか。

フランスにおける「カフェ文化」というのは、文学でも政治でも、
一緒になって話をすることにあって、その話題の提供として、
さいしょに「こういうことがあるけど」と説明するのが専門家だったりする。
ということで、それを科学でも、というのが、サイエンスカフェなんじゃないかと。

参加した人が、「へー、そうなんだ」と思ってもらいたい、では、講演会なんじゃないですかね。
しつこいようですけど。

0to1 東京大学大学院理学系研究科有志 科学コミュニケーション活動グループ

こういう活動もあるようです。
学生さんたちはまじめなんですよね。
どうも、科学界がそれをまじめに受け止めていないような気がする。

科学ジャーナリスト界は、どうなんだろう?
科学コミュニケーション界は?

そして私は。

コメント一覧

■ No title [編集・削除]

私は,何界に属するか自分でもよくわからない,カフェ支持派ですが,講演会じゃナンで悪いんじゃ?という方,まわりに結構いらっしゃいます.

一昨年あたりと比べると,学術会議のサイエンスカフェも変わってきたようですが,どうもカタくて講演会チックなのは抜けきれない.

ゲストに若手が少ないのと,関連性があるような気がするんですけど.

2008.05.16 posted by K_Tachibana

■ ありがとうございます [編集・削除]

細かくコメントありがとうございます。
このエントリも、講演会じゃなぜいけないのかを、カフェという言葉から説き起こしているつもりなのですが。
もう、若手が若手に向けてやるべきですよ。

2008.05.16 posted by 若だんな

■ 取り上げていただいてありがとうございます。 [編集・削除]

なかなか言葉で説明するのが難しいのですけど、気軽な講演会から井戸端会議までを連続的にカバーできるのがサイエンスカフェ形式のいいところなんじゃないかと思っています。
僕のブログにも書きましたが、大事なのはサイエンスカフェはどうあるべきかではなくて、サイエンスカフェを行うことで何を実現したいかだと思うので、もっと多様な形式があってもいいんじゃないかな、と思います。

2008.05.16 posted by 平松正顕

■ そうですね [編集・削除]

サイエンスカフェという名前を借りて、何をしたいのか。もっともです。
実行している人の言葉は強いですね。
そういう地道な若い人の行為を、「うまく」利用しようとする「上のレイヤー」があることが、むかつくんですよね。
頑張ってください!

2008.05.16 posted by 若だんな

■ ありがとうございます。 [編集・削除]

まぁむかついててもしかたないので、助成金をしっかりいただくとかネットワークを使わせていただくとか、我々も「上のレイヤー」をうまく利用しちゃえばいいや、くらいの考えでいればいいんじゃないでしょうか。
天プラでも、2006年の学術会議サイエンスカフェは存分に「利用」させていただいて、自分たちのやってみたかったイベントを実行しましたし。

2008.05.17 posted by 平松正顕

■ No title [編集・削除]

はじめまして。「大学院生」「子育て」などで検索していたら、女子理系のススメ!にたどり着きました。平松さんの後輩に当たるものです。
0to1のメンバーです。ご紹介ありがとうございます。

たしかに、「上のレイヤー」の方々と若手の思惑が異なることもありますが…科学界vs若手学生ではなく、科学界と若手学生がともに成長していける形でこうした活動を行っていきたいところです。
平松さんのおっしゃるように、「何をしたいか」をはっきりさせつつ、柔軟に進んでいくのが良いかな、と考えています。

2008.05.25 posted by suikyo

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