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読んだ本の感想が書けない今日この頃:【本】身体のいいなり

本を読むのが遅い上に、このところ本に向かうのも億劫になり、
本を開いても別のことを考えてしまうので、本が進まない。

その繰り返しで本が読めていない上に、読んだ本の感想も書けない状況です。

大震災前からなので、ACのCMのせいではないのですが、
テレビが震災情報ばかりだから、本に向かえば良いと言われても、
やはり本に向かう気にもなれないまま、結局ネットを見てしまうのでした。

そんな中で読んだ本を備忘録として。


身体のいいなり身体のいいなり
内澤 旬子

朝日新聞出版 2010-12-17
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精緻なイラストと怜悧な文章で人気の著者の新刊は、
トイレや書斎や、そういう外部ではなく、自分自身に起きたことを見つめている。

【目次】(「BOOK」データベースより)
1 持病の歴史(腰は痛いものなのだ-腰痛/痒の苦しみ-アトピー性皮膚炎 ほか)
2 そして、癌ができた(貧すれば病みつき、病みつけば貧する/とにかく慣れろ、慣れるしかない入院手術生活 ほか)
3 ようこそ副作用(不快が一杯!痒くて痛くて暑くてうるさい/絶不調、ほどけるように眠りたい ほか)
4 乳腺全摘出、そして乳房再建(ホルモン療法ギブアップ宣言/煮えろ!!ゼンテキ決定前夜祭 ほか)


体の弱かった私としては、癌になるまでの運動神経の悪い子供時代に同意もし、
ヨガを習いだして、体が改善されていく過程に興味もあり、
言うとおりに動かないからだには共感する思いが多い。

これまで、屠畜やトイレや書斎など、多くの対象を見つめてきた、
その冷徹な目と対象との距離感が気持ちの良い筆者の文章も、
対象が自分となれば、戸惑いや諦念の中で、やっぱり揺れる。

病気が乳がんだけに、男性である自分にはわからない部分もあるが、
その分からなさを超えて、筆者の心と体と頭の関係を巡る混乱が解消されていくような終盤は
特に、満月を見る習慣ができた頃のことは、彼女のブログで読んでいたこともあり
私の心もシーンとする思いがあった。

「抑圧していた体の反乱を受けて、心と頭が何かを取り戻した記録だった。
人間はナマモノだ、そしてナマケモノだ。
忘れてしまうものなのだ、それを思い出した。」

読書メモにそう書いてあるのだけど、自分でも何を言いたいのかわからない。
でも、その文字を見ると、かなり激しく動揺し、心に衝撃を受けたらしい。

つくづく体と心と頭のバランスは難しい。

身体のいいなり

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著者:内沢旬子
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プロフィール

fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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