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JASTJ月例会を覗いてきた

夕べ、実に久しぶりに科学技術ジャーナリスト協会(JASTJ)の月例会に行った。

月例会というのは、毎月ゲストを招いて講演をしてもらい、
それを聞いて見識を高めようというもので、JASTJ会員は無料なのだ。

私は結構古いJASTJ会員でジャーナリストではないのに、なぜ会員かというと
先々代の会長の牧野先生が「若い」「現役」を会員に加えるという方針にしたときに
誘われて、そのままふらふらと入会し、特に辞める理由もなくここまで来ただけ。

JASTJに対していつも批判的なことばっかり言っているうちに、
そんな自分に嫌気が刺して、最近は例会にも出席してなかった。

今回はテーマが面白そうだったのと、ちょうど直前に横浜で打ち合わせがあって
内幸町まで行く時間があったから参加してみた(言い訳が長い)

■演 題:「デジタル革命と、メディア、社会そして日本」
■講 師:大前純一氏(グローバルメディア研究所代表取締役)

ちなみにJASTJは、現会長の武部俊一さんが朝日新聞社科学部OBであることからもわかるように
大新聞社の科学部記者が中心勢力である。

科学朝日があった頃の朝日新聞社は日本で最初に科学部を作ったとか、
科学ネタに抜きでていたけれども、最近は各社とも力を入れているので
読売、毎日などのOBも多い。

そして、この大前さんも朝日新聞社OBである。社会部だけど。
しかし、ただの社会部記者ではなく、asahi.comを朝日新聞社内に立ち上げた人だった。

このasahi.comからdoors発刊くらいの朝日新聞の
ニューメディア、マルチメディア、インターネット対応は他社に先んじていたし、
国内の新聞社のくせに「.com」というのは当時郵政省から睨まれたらしい。
なんで、「co.jp」じゃないんだということですな。
アメリカにサーバーを置いたから「.com」だったわけで、
日本の新聞社でシリコンバレー事務所があるからと言って、
サンノゼマーキュリーと提携してアメリカにサーバーをおこうと考えた
大前さんの見識は社内から見れば、かなりぶっ飛んでいたと思われる。

で、2001年に朝日新聞をやめて株式会社グローバルメディア研究所を設立し、
いまは、奥さんがやっている環境NPO・ECOPLUS事務局長を務めておられる。

実に経歴が面白いし、その経歴で実践されていることが一つ一つ素晴らしい。

ヤップ島に大学生を連れていって、初めての経験をさせるとか
環境教育プログラムを世界各地の学校と共同で実践するとか
南魚沼でTAPPO南魚沼やまとくらしの学校という実践プログラムを実施しているとか。


そういう実践の人が、デジタル化やらソーシャルメディアへの対応が遅れている新聞社について、
新聞記者を中心とした旧来メディアの花形記者だった人たちに向かって、
ソーシャルメディアの現状を語るという構図が面白かった。

語られていた内容は、私にとっては目新しいことはなかったけど、
こういう方が出てくる新聞社という組織の底力については、実感できた。

底力があった時代の新聞社が生んだ人物というべきか。

今後、新聞社から傑物が出てくる余地はあるのだろうか?
ソーシャルメディアでコンテンツを書いて生きていける科学記者はどれくらいいるのだろうか。

講演の内容よりも、それを聞いている人たちは逃げ切ったひとが多いのでいいのだけど
これからのメディアとジャーナリストのあり方、
新聞社の新聞記者の育て方、そして新聞社のあり方を思うと
暗澹たる思いにかられて、終了後早々に帰った、私だった。



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プロフィール

fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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