スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「地方」ってなんだろう

先日の愛知県と名古屋市の同時選挙の結果を「地方主権」への動きにしようという声が多い。

でも、「地方」ってなんだろう?
名古屋市や大阪市のような人口も多く、予算も多い、大きな自治体が
県や府という地方自治体を「屋上屋」と感じるのはわかる気がする。

東京都のような一括自治が望ましいと考えるのは「中抜き」であって
方向性としては、その方向に進むようにも思える。

でも、たとえば「地方自治の失敗」と称して、夕張市の問題と大阪市の問題を
「自治体の借金」という「内容は同じ」だからといって、同列に扱うのはどうなのだろう。
「量の規模が違う」のだから「別の問題」として考えないと答えは見えないだろう。

そのへんをすべて「地方の問題」とか「地方自治の問題」というのは違う気がする。
しかし、「地方の構図」的な議論は、概してそうした極論に走りやすい。

そうした意識は、国の問題に対して「地方」と一括りにするから起きるような気もする。
その原点が「地方選挙」という言葉なのではないか。

高校の後輩で、市議会議員から昨年二期目の現役市長への対抗馬として市長選挙に出て敗れ、
今度の統一選挙で道議会議員を目指す沖田さんのブログの問い掛けが気になった。

見下し。。?@前苫小牧市議会議員 沖田清志のブログ
>自治体の首長・議員を決める選挙なのだから、「統一自治体選挙」が正しいのではないでしょうか?
全国紙ならいざ知らず、どこから見て「地方」というのでしょう。。?


全国紙だけではなく、地方紙・地元紙も「地方」という意識。

>以前から地域主権の重要性を訴えてきましたが、自ら「地方」と卑下したような言い回しが多いということは、まだまだその意義が理解されていないということ。

地方対中央というような意識では、お上意識は抜けず、独自の政策など実行できないだろうという気がする。
地方に権限委譲されれば、というような言い訳も今更聞きあきた。
多分、今の自治体政治の中でもできることはあるはずで、それをどう実行しようとするかだろう。
そこが、河村市長、大村知事に問われるだろうなというのが名古屋市・愛知県問題への期待。

また、先日取り上げた「新潟県・新潟市」の取り組みも、気になる。

関連エントリ:新潟以外の政令指定都市は「州」になるのか?

地方対中央ではなく、各自治体の独自政策、独立意識が「地方自治」を高めていくのではないか。
書いていて、あまりに当たり前の意見で気恥ずかしいが、「地方自治」に欠けているのは
その「当たり前」のことのような気がしてならない。

今までは、中央とのパイプが強いことが「地方自治体」の生命線だった。
中央官庁出身であることを利用したり、地元出身の国会議員と組んで陳情すれば
中央から地方への金の流れを作ることができた。

しかし、この仕組が崩れてきた昨今、
中央とのパイプは「地方」の自治体首長の「ウリ」とはいえなくなってきた。
地方自治体も中央に陳情する力が強い人だけでは持たない時代なのだ。

既存政党の支持を得たエリート官僚出身候補が敗退し、
独自のマニフェストを掲げるカリスマ首長が登場する時代。

「地方」というくくりではなく「自治体」という組織の個別性に注目した
情勢分析、政策論争、選挙記事を読みたいと思う。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

amazon
楽天市場
Yahoo!
楽天
FACEBOOK
RSSフィード
add
プロフィール

fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

リンク
検索結果
カスタム検索
Twitter
ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

カテゴリー
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。