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情熱大陸:勝間和代

日曜日の夜、なんとなく見ていた「情熱大陸」を、今回は意識的に見ました。

勝間和代さんの回だったからなのですが、正直「彼女を誤解していた」というのが感想です。

「お金の専門家」としての勝間さんよりも、
「ビジネス本の著者」としてみていた自分に気がつきました。

真剣に「自分の能力を使って世の中を良くしたい」という意識を全編通じて感じました。
会社名が「監査と分析」という「何をする会社か」を一言で表しているところや、
社内の内装に力を入れると売価が高くなる、そうすると無駄な仕事が増える、
という理論など、「利益の方程式」を彷彿とさせます。

考えたことを実践する、実践の為に最短のルートと効率的な方法を資金のあり方を考える、
そして実践する、実践した内容と仕組みを再確認する、
開示できるノウハウは開示して、世間に還元する。
次の仕組みを考えて実践する。

その愚直なまでの繰り返し。
それが、勝間和代という人を作っているのだと感じました。

その「強さ」は、元々「弱い」から生まれたんでしょうね。
意志の強さとか、社会の目的がはっきりしている人が、
19歳で公認会計士の資格を取って、在学中から働いているのに、
21で子どもを生むだろうか?

今までの職業女性は、そこで結婚とか出産を先送りにして、
自分の地位とか仕事を確保していたのではなかっただろうか。

そこで、両方取りした「先端的な」女性だと思うと、また間違う。
彼女は、積極的に流されているのだ。運命に。
自分が女性であることも、母になったことも受け止めて、
それと自分がやれることを最大限やることとは矛盾しないことを
証明している。それは、強いからではなく「弱さを自覚しているから」できること。

その辺は、著作にも書かれている。

今もまた、何かに向けて「流されている」ように見えた。
大きなうねりに身を任せるだけでは飽き足らず、その流れに乗って抜き手を切っている。
それが、ムギ畑から、Chaboへとつながっているように見える。

一番印象に残ったのは、
「効率化を求めるのは、人間が地球から搾取している資源を効率的に利用してないから環境問題が起きるのであって、効率化は人間にも地球にもいいはずだ」(言葉はそのままじゃないけど)
という意見。

エコノミーとエコロジーが直結している考え方を、始めて聞いた気がしました。
今までは、ごまかされているような気がしたものですが、
経済的とは、効率化によって、資源の利用が少なくなる事なのだ、と腑に落ちました。

効率を追い求めるというと、「機械的」とか「画一的」という言葉を連想しがちだけど、
「有効に使う」「効果が高く出るように工夫する」という積極的な意味を評価したいと思います。

蛇足ですが、やっぱり繰り返し使われたインタビューのときのシャツと座り方が
良くなかったんじゃないかな。
ご本人も気にしているけど。

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2008.06.20 posted by 若だんなの新宿通信

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