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友人に本を送った

友人の息子が大学生になったはいいが、なかなか馴染めず悩んでいるらしい。

寮に入ったが、その寮にはびこる左翼的な先輩たちや、旧弊な風習にも嫌気がさし、
夏休み明けにはアパートに越したらしい。

私も大学では寮(私の大学では宿舎という)生活だったが、
たまに原理研やエホバの証人や高い辞典売りのお姉さんは尋ねてくるものの
(宿舎の構造が開放的で外から部外者が入れるため)
牢名主のような先輩が幅をきかせるような校風ではなかったので、
それほど不快な思いはしなかった。
宗教系の勧誘は、こちらの意見で論破するのも楽しかったし。

私たちの頃に比べて、いまの大学生は実に回りとのフィット具合を気にするらしい。
独立自尊、個性を重んじる校風だと言われる大学でも、回りから浮かないことを善とするようだ。
だから、どうも「自分と他人の差異」を気にかける。
何かと「自分はおかしいのではないか」と悩む。
それが青春なのだけど、いまの子は、そこが繊細で、自分を追い詰めかねない。

自分から「自分は変人だから」という奴に変わった個性などないというのが私の観察結果だ。
「えー全然変わってないよ、普通だよ」というやつに限って、
とんでもないことをしでかしたり、突拍子も無いことを言い出したりする。
だから、自分は変わっているのだろうかと悩むことは無駄なのだ。

大体が大学で数学を学ぼうという学生が「変わっていない」わけがない。
むしろ、変わっていないことを悩むならばわかる。
独創性は、変人から生まれる(ことも多い)。
回りに合わせて生活して、独創的な発想ができるだろうか?

孤高を楽しむくらいでちょうどいい。
それでも、他人の意見や感覚を押しのけてもいけない。
「そんな考え方もあるのか」と驚くくらいでなくては。
自分の感覚など、たかが田舎の高校生に大したものがあるはずもない。
「他人皆我が師」なのだから。

だから、友人に本を送った。
息子に読ませるのもよいし、本人や奥さんが読むのもよい。
出来れば、親が読んでから息子にあげるといいと思う。



大学生というのは哲学を読むといい時期だ。
ハイデッガーとかヴィトゲンシュタインとか読むと暗くなりそうなので、
今読むならやっぱりニーチェでしょう。
特に、関係性を考えるならばニーチェの言葉に触れるべきだと思う。



数学を学ぼうと思う学生の親に必読書。
数学では食えないと思っているだろうから、数学は実学なのだと知ってもらう。

そして研究者になりたい人は、この本も必読。



いいことばかりじゃないけど、悪いことばかりでもないと思う。
大学生活は、大学の中だけではなくバイト先とか遊び仲間もまた
新しい自己を知るために重要な勉強の場なのだから。

あとは、恋をしないとだめだな。
他人と生活の中でぶつかるのを避けていては、自己は磨かれない。
どうも、まだ彼女がいないみたいだし、一度ぐちゃぐちゃになるといいんだよなあ。
それには、恋愛と演劇をおすすめします。

どちらも、心を解放することが必要だし、自分の中を掘り下げる作業が必要だからね。
友人の息子には一度会って話したいと思うのだけど、なかなか会う機会がない。
だから、まずは本を読んでもらおうと思う。
そして、このブログを読んでくれたら、いいのだけど。
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fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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