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サイエンスアゴラが結ぶ縁:【本】博士漂流時代

ディスカヴァー 藤田部長から献本いただきました。
ありがとうございます。

博士漂流時代  「余った博士」はどうなるか?博士漂流時代 「余った博士」はどうなるか?
榎木 英介

ディスカヴァー・トゥエンティワン 2010-11-16
売り上げランキング : 1017

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今年の4月に満を持して刊行されたディスカヴァー・サイエンスシリーズの第二弾の1冊。

第1弾の本については、私もエントリを書かせていただいています。

内田麻理香の告白本:【読んだ本】科学との正しい付き合い方

SF小説がやりにくい時代のショート・ショート:【読んだ本】予定不調和

ディスカヴァー・サイエンスの特徴は、今のところ「科学本」というよりも
「科学を考える本」だったりするのですが、今回は「科学者と社会」を考える本。

すでに、干場社長が力の入ったエントリで紹介されてます。

博士漂流時代 余った博士をどう使う? ●干場@ディスカヴァー社長室ブログ
>無名の著者ながら、発売一日目にして、アマゾンの順位も高く、テーマに関する読者の関心の高さを思わされる。
そして、本書を手にとる方が増えれば、本書に対する評価はますます高まるだろう。


たしかに最近、ポスドクの行方を考える本は多いけど、
この本はその決定版になるとおもう。
なぜかといえば、榎木さんが書いているから。

そして出版会で最もツイッターを活用していると言われる干場社長らしく、
榎木さんに執筆依頼したのは、ツイッターかららしい。
>著者の榎本さんには、ご本人があとがきで書いてくださっているように、私がツイッターでお声掛けした。ポスドク問題について、かきませんか?と。もちろん、ツイッター上での発言を読んでのことだ。

このツイート関係には私も少なからず貢献しているはず。
両方からフォローされているし。
それにしても干場社長の積極的な行動には驚かされることが多いなあ。

というのも、私が干場社長と初めて直接お目にかかったのが2年前のサイエンスアゴラだったのだ。
その時の衝撃(?)をエントリに書いてあったので紹介します(書いておくものですね)

次は科学本なのか?
>というわけで、サイエンスアゴラで執筆者の芽を物色しておられる干場社長が、
わざわざ私のいた横串フィールドまでお越しくださったのでした。


その後、何度かお目にかかることになり、
ディスカヴァー・サイエンス刊行のお手伝いなどもすることになるのですが
ちょうど同じサイエンスアゴラを通して、私が出会った人のひとりに
(名前はその前からお互い知っていたけど)
榎木英介さんがいるわけです。

つまり、榎木さんと干場社長はツイッターが結んだ中で有るけれど、
私からみるとサイエンスアゴラが結んだ中でもあったというわけです。

サイエンスアゴラでも、榎木さんはポスドク問題に関するシンポジウムを仕掛けてきましたしね。
今年も講演されるようですよ。

新しい科学技術政策と若手研究者の役割

私も関係する団体がありますので、この業界に足を突っ込んでいるわけですけど
サイエンスコミュニケーションに関するメルマガを発行し続け、
NPO法人で活躍(苦労?)されてきた榎木さんが
こうして、その問題意識をもってポスドク問題を
一冊にまとめて出版されたというのはほんとうに嬉しいことです。

まさにこの分野でポスドク救済を叫び続け、考え続けてきた榎木さんだからこそ、
書ける話が満載なのだから、この分野に関する本としては、決定版にならざるを得ない。

しかも、あの干場社長ですら絶賛する文章力。
>実は、その内容もさることながら、その腕前に、私は内心、スター出現を感じているのだけれど、きっとご本人は、そんなこと、これっぽっちも望んでなどいらっしゃらないだろう(ああ、天は二物を与えて、ほんとうに不平等!)。

私は博士ではないけれど、博士については世間は冷たすぎるとは思う。
確かに、世間知らずな博士は多いけど、それを「自己責任」で済ませていいのだろうか?

末は博士か大臣かと言われた時代から、わずか60年。
確かに「大学は出たけれど」という言葉は戦前からあるのだけど、
博士は就職に持参金つきにしないといけないような「お荷物」なのだろうか?
(例えば、こういう記事

博士は何処へ行くのか、そして博士をどう「使い倒せば」いいのか。
博士になる人も、博士を雇う人も、博士なんて関係ないと思う人も是非読んでください。



目次はこちら

目次

第1章 博士崩壊
浮かれ気分でいるときに
「博士が100人いるむら」の衝撃
消えた先輩
東大は出たけれど……
医学部に殺到する博士たち
博士はバカ? 
激変する博士、ポスドク
ポストドクターという職業
長時間労働、薄給、不安定―ポスドクの実態
ポスドクの先の絶望
一生ポスドクはあり?
教員がポスドク化する
バイオの無残
心病む博士
もはや博士を目指さない
「高学歴ワーキングプア」の先に……

Column 1 博士とは

第2章 博士はこうして余った
始まりは戦後
余り始めた博士 1970年代
社会問題化する博士浪人
動き出した博士たち
OD問題解決の「秘策」はポスドクにあり
バブル―OD問題の解消
ふたたび大学院生倍増
大学院重点化は東大から
ポスドク1万人計画の誕生
必要だけど余る―ポスドクのパラドックス
予測された「博士余り」
科学者に当事者意識はあるか
博士の21世紀
第3期科学技術基本計画 多様なキャリアパスの支援へ
持参金500万円?
博士の完全雇用
博士余りは世界でも
政府に足りないもの

Column 2 研究室という世界

第3章 「博士が使えない」なんて誰が言った?
博士問題への厳しい意見1 博士は優秀じゃない?
博士問題への厳しい意見2 博士のマインドが問題だ
博士問題への厳しい意見3 自己責任だ
博士問題への厳しい意見4 外国に行けばよい
博士問題への厳しい意見5 もっと困っている人がいる
博士問題への厳しい意見6 博士なんか減らしてしまえ
結局、「適材適所」の問題だ
必要なのは雇用の流動化
不遇の先にあるもの

Column 3 博士の給料

第4章 博士は使わないと損!
活躍させないのは罪
若手研究者の活躍の場を拡大せよ
テニュア・トラックを拡充せよ
独立と自由を与えよ
博士+Xで生きよう
活躍の場は「中間的な科学・技術」
博士の活躍を促すために

Column 4 博士の質

第5章 博士が変える未来
ブダペスト宣言
社会のための科学と博士―科学2・0へ
研究は市民の権利
NPOがつくり出す多様な社会
科学に関わり続けよう
市民の役割
博士が変える未来

付録 博士の就職問題について識者に聞く
橋本昌隆さん「ポスドク問題 文科省と大学の共同謀議」
Vikingjpn氏「ポスドク問題は日本の基礎研究体制の構造的問題」
小林信一さん「このままでは大学院が見捨てられる」
奥井隆雄さん「博士の問題は「専門性」「指向」「能力」に分けて考えよ」
あとがき
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[ポスドク問題]博士漂流時代で言いたかったこと

 すでにお伝えしてきているが、2010年11月16日、ディスカヴァー・トゥエンティワンより「博士漂流時代」を上梓した。 博士漂流時代 「余った博士」はどうなるか? (DISCOVERサイエンス) 作者: 榎木英介 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン 発売日: 2010/11

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No title

ご紹介、ありがとうござます!
そして、榎木さんと知り合ったのには、藤田さんのお力添えもありました!藤田さんが推してくださらなかったら……ですものね!
そして、一昨年、藤田さんに初のご対面もたしか、サイエンスアゴラ、去年の横串いきましたね。
いろいろと、本当に有り難うございます!
ひきつづき、宜しくお願いいたします!!

ありがとうございます。

干場社長コメントありがとうございます!

これからもよろしくお願いします。
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fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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