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TPPは日本を鎖国するかどうかの踏み絵になりそうだな

TPP(環太平洋パートナーシップ)で民主党が揺れてるとか。

アメリカと中国とロシアとオーストラリアが参加するわけでしょ、
この国間の関税がなくなるとは思えないけど、
もしそうなれば、関税がある国のほうがやりにくくなるのは当然。

ECとTPPというくらいの対立軸になりうると思うわけだけど、
日本が参加の検討をしようとしまいと、この方向性に進むんだろうな。

APEC首脳宣言案、域内経済統合に向けてTPP盛り込まれる
>アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で採択される首脳宣言案「横浜ビジョン」の草案に、域内全体の経済統合の実現に向けた具体策として「環太平洋連携協定(TPP)」が盛り込まれたことが明らかにされたという。

ASEANならまだしも、APECとなると、これは後戻りできないでしょう。
これは、経済鎖国するか、しないかというレベルの問題だと思う。

自民党議連がTPP即時撤回の緊急決議 92人が参加@産経ニュース
>TPP参加が日本の農林漁業を崩壊させるだけでなく、地方経済や地域社会も破綻(はたん)させると指摘した。その上で「何らの重層的な分析や準備が全くなされないままでの拙速な参加は、わが国の将来に深い禍根をもたらす」としている。

自民党内部でも賛成派と反対派がいて、民主党内部でも賛成派と反対派がいる。
いっそ、TPP賛成派で政党組んでくれませんかね?
今の、自民対民主と対立軸より、よっぽどわかりやすい。

経済三団体がTPP交渉への参加求める緊急集会 「先送りなら世界の成長と繁栄から取り残される」@産経ニュース
>「参加を先送りすれば日本の事業環境は諸外国から大きく遅れ、世界の成長と繁栄から取り残される」と強い懸念を示し、13日から横浜市で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会合で参加を表明すべきとして「国益を見誤ることなく国政を正しい方向に導いてほしい」と要望した。

まあ、そうでしょうね。
関税をどっち側から考えるかで意見は分かれる。
国内を守るための関税を、日本の中から見るか、日本の外から見るか。

よその関税は壊したいが、ウチの関税はダメよというわけには行かないし、
工業はいいけど、農業はダメよというわけにも行かない。

地方ではこんな動きもあるらしい。

【厚真】TPP参加反対訴え緊急集会 JAとまこまい広域@苫小牧民報
>環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への交渉参加に反対して、とまこまい広域農協(浅野勝善組合長)は2日、厚真町総合ケアセンター「ゆくり」で緊急集会を開き、「断固反対」を表明した。

 急な呼び掛けにもかかわらず、東胆振1市4町の農家や農協職員、道議、町、漁協、森林組合から約150人が出席した。


こういう活動を誰が先導しているかで、本質というのは見えるものです。

農協が主導で、デモが行われます。

> JAグループでは、10日に東京で全国3000人規模の反対のデモ行進、12日には札幌市で道民総決起大会を予定している。

農家が減収になるかどうかは、政策ベースの問題でしょう。
収入保障だの、補助金だのがあるわけで、その延長線上をどこまでやるかでしょうから。

ただ、間違いなく農協は減収になるでしょうね。
県議会レベルでの意見書提出の動きは、北海道から沖縄まで。

TPP交渉への参加反対 県議会有志 臨時会に意見書提案へ@琉球新報
>県議会有志は2日、関税の撤廃などが議論される環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)、経済連携協定(EPA)の交渉に参加しないよう政府に求める意見書を、月内に開催される県議会11月臨時会に提案することを決めた。

農業関係は反対。
では、工業関係は賛成かというと、反旗を翻したところがあります。

北海道経済連合会がTPP反対 中央財界と一線画す@47ニュース
>九州・山口や関西など地方ごとの全国7経済連合会で、反対姿勢を打ち出すのは道経連が初めて。道内農水産業や食品加工・流通など関連産業への悪影響を懸念し、道外経済団体と一線を画すことにした。

農業依存度が高いということですね。
北海道は関税がない状態で、日本市場を独占したいという意図が見えますね。
道内市場の問題というよりは、東京に買ってもらえるかどうかなんですから。

それにしても、TPPを実現することになったらば、
食料自給率を高めながら、関税撤廃を謳うことはできるのかどうか。

国内産の農産品は、高くても買ってもらえる高級ブランドを目指し、
加工食品の材料も安全性を追求するならば、国内産を使うはずですから、
今成立している市場は十分にあるわけです。

海外産品と競争になるようなレベルの価格優先商品は関税撤廃で打撃を受けるでしょう。
でも、それ国産である意味がありますかね?

そうした安価な食品材料は、農家の収入を安定させているんでしょうか?
誰のために生産されているのかというと、中間組織のためのような気がしてなりません。

農家にとっても、このTPPは、ビジネスモデルを本格的に考えなおすチャンスなのではないでしょうか?
補助金や農協に依存するのではない、誇りある生産者として農家に力を取り戻すために。

関税がなくても成立する農業を確立することを考えるべきで、
元々関税なんて便利な制度はなかったわけですからね。
世界中から関税をなくして、それでも成立するビジネスを考えるか、
世界との取引を縮小して、国内市場を守っていくのか。

いまは発想の転換が必要な時期ではないかと思うし、
それに耐える政権なのかどうかも大きなポイントでしょう。
単なる参加だけではなくて、それによって日本のメリットを引き出す交渉ができるのかどうか。

アメリカ、ロシア、中国が、ただ関税撤廃で協力するとは思えませんからね。
何を交渉条件にするかを議論すべきで、「参加しない」というカードはあまりにも短絡的。
参加して議論して、どうしてもメリットがなければ辞めればいいわけですからね。
そういう撤退の勇気というのが、織り込まれていないなと思います。
撤退というと喧嘩して抜けることしか思いつかないのでしょうか?

近衛内閣の松岡外相が国連から脱退したことがトラウマなのでしょうか?

国際外交で「参加する」というのは、議論のテーブルに付くことで、
唯々諾々と条件を飲むことではないはずなのですが。

そういう説得をする政治家もいないのでしょうかね?

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fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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