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田中文男さんが亡くなった

今朝、会社で朝日新聞を読んでいると、訃報に驚いた。

宮大工の田中文男さんが亡くなった記事だった。

78歳。肺がんだったとある。

すでに葬儀は親族で済ませ、後日、偲ぶ会があるという。

宮大工として多くの建築の復元に携わり、
磯崎新さんを「いそ」とよぶ怪物大工。
現代の名工と言うか、棟梁という言葉そのものを形にしたような方だった。



私は、この方が主催する勉強会に自社の社長が出席していた関係で、
30代前半に、この方と身近に触れた機会があった。

とにかく豪放磊落に見えて繊細、よく人を見ている方で、
カバン持ちの私などにもずいぶん声をかけてくださった。

しかし、結局、大文さんの言葉通りには、私は何一つ出来なかった。
(田中文男さんは、大工の文夫を略した「大文」の愛称で呼ばれていた)

一度、科学誌の企画で、石巻の船大工と対談していただいたことがある。
そのときも船大工を立てる気遣いと、他分野に及ぶ広い視野と含蓄に驚いた。

普段は、うまいものに目がない酒飲みのオヤジなのだけど。
ここ一番の目の鋭さは、身が引き締まるものだった。

お目にかかることがなくなって15年ほどになるだろうか。
折りにふれ、教わったことを思い出す時期があり、
いつの間にか忘れていて、そして、こういう記事(訃報)で頭を何かで打たれた気になる。

だめだなあ。と改めて思う。

もう一度、大文さんのことばに触れて、
初心を取り戻せということなのかなとお盆の季節に思う。

いま、梅棹先生の言葉に触れているので、その次でよろしいでしょうか?
大文さんのご冥福をお祈りいたします。

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fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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