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ごった煮の楽しさ:【観劇】behind the stage

日曜日に観に行ったんですが感想を書くのが遅れました。

女優とダンサーのユニット「Blueju」の第1回公演(でいいのかな)
「behind the stage」を中野の劇場MOMOで見てきました。

この劇場は場所が分かりにくい。
二度目なのですが迷ってしまいました。
マルイが閉店してマンションが立っていたりするせいで、
駅前からどこを曲がるのかよくわからなくなったのもあるのですが、
危うく遅刻するところでした。

このBluejuの作・演出をてがける広光美絵さんとは、もう5年くらいになるでしょうか。
彼女がUPSアカデミーに通っていた頃から出演舞台を見ています。
女優から今度は作・演出になったというので、期待半分、不安半分で見に行って来ました。

サイトによれば、この芝居のあらすじは以下のとおり。
>ある劇団が「秘密」という芝居の稽古をしている。日本一の売れっ子デザイナー、シュウ・ヤマガミが、ファッションショーの本番当日、忽然と姿を消した。そして次々とやってくるシュウと関わりのある人物。シュウに何かしらの思惑を抱いている一人一人の人生が浮き彫りになっていき、遂にある真実が浮かび上がる!そんなシリアスな芝居なのに演ずるのはやる気のない補欠劇団員たち。芝居本番、次から次と起こるハプニングで、シリアスな芝居がコメディになっていく?!

いわゆる「バックステージ物」というジャンルになる芝居で、
ある上演される芝居のシーンと、
それを演じている役者や演出家などの私生活や関係を描いたストーリーが
交互に出てきたり、現実から芝居にいきなり変わったりするので
演出の整理がうまくないと、わけわからなくなるタイプです。

しかも、最初は下手くそでまとまりのなかった二流女優たちが、
演出家の叱咤やある事件をきっかけに、心を入れ替えて急激に進歩する
というグローイングストーリーも混ぜてあるので、
役者さんは3本分の芝居をやるような演技を要求されるわけですね。
しかも、劇中劇にはシーンごとに役者のソロダンスシーンがあり、
そこにアンサンブルのダンサーさんたちが絡んでくる。

ダンスも登場人物の設定に合わせて、日舞もあればマドンナみたいのもあれば、
ストリート系もコンテンポラリー系もあって、その振付やら選曲などを考えると
本当に演出の仕事の多いタイプの芝居で、自分で書いたのだから仕方が無いとしても
まあ、大変なものをやったもんだなあ、という感想が第一でした。

出演者が役者としての基礎はもちろんですが、
踊りも舞踊団だの四季だので舞台経験のある人たちで
最近はやりの芝居とダンスのコラボというレベルよりは、
かなり基礎訓練のレベルが高く、日本でもこういう若い人が増えたんだなあと
演劇人のレベルアップに感心しました。

さらに言うと、このレベルの人達を集めて上演まで持ち込んだ広光さんの粘り勝ちなのでしょう。
どうもブログツイッターを見ていると出演者が決まらなかったり
舞台監督が決まらなかったりしていたようですからね。

役者のレベルがある程度高いと演出は、
人物の出はいりの交通整理と、音楽や照明も含めた本当の意味での演出に専念できるから
キャスティングは本当に重要ですね。
キャスティングに成功している芝居は落ち着いて見られます。

なんだこれという役者がいたり、なんか合わないなあと思わされると、
それが気になって芝居に没頭できませんからね。

その点は、この芝居は十分にクリアしていました。
まあ、最初のヤル気のない主演女優たちの表現が極端だったのは台本のせいでしょうし、
実際にはちゃんと出来る人達だなと思いましたからね。
男性の役者は若干気にはなりましたが、まあ、ストーリーの添え物なのでいいでしょう。

それにしても、これだけ芝居の要素を詰め込んだ台本を書いて、
次はどうなるのか心配です。

ただ、演劇経験がある人がバックステージものを書くのはある程度できるとおもうんですね。
体験があるし、セリフも浮かびやすいでしょうし、
でも、作家としてのセンスが光るようなセリフがあったかというと、
記憶にないんだなあ。

ああ、あのセリフがあってよかったなあ、と帰ってからふと思うような言葉、
なんだか耳から離れないセリフがあったなあ、と思うような瞬間。
それもまた演劇の醍醐味。

まあ、見ている時間を短く感じさせ、とびきりのカタルシスを与えてくれるのも演劇。
今回の舞台は、見ている時間を短く感じるくらいの楽しさと
盛りだくさんのプロ根性を感じるエンタテインメントはありました。
ただ、カタルシスはなかったかな。それは、バックステージものとして、
演出家が5人の女優と共に所属会社から独立するという筋だったことと関係あるかもしれません。

そんなカッコいいこと言ったって大変だそう、と思ってしまったからかも。

でも、次回が期待できる舞台でした。
ユニットBluejuの次回作が楽しみです。
秋に第二回をやるみたいですけどね。

出演者のブログがありますね。公演に関する記事にリンク。

無事@白須慶子のブログ 白須のスは「さんづくり」のやつです

みきちゃん@★☆安生めぐみのブログ☆★

無題@バントで送って、ラブレター(神戸あきこ)

ありがとうございました!@浜田えり子 BLOG

ありがとうございました。@written by 井野紀美香「夢を生きる人たち」

私は個人的には、この井野さんの演技が好きなんですね。
作・演出の広光さんとの共演で2回ほど見ていますが、実に安定した演技をされます。
今回は、演出助手で実は昔芝居と踊りをやっていたという役でしたが、
この人物が最初から最後までよく分からない役でした。
必要なんだけど役自体の造型があまり台本に書かれていないので、
難しい役だったろうなと思います。
しかも、踊りのシーンのアンサンブルもやっていたので着替も大変だったでしょう。

個人的には、この芝居のMVPは井野さんでした。
(ダンサーの方は双子の姉妹なのかな? 個人的質問でした)

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fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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