スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ご本人が直球過ぎる【読んだ本】直球勝負の会社

先日行ったライフネット生命2周年記念イベントで、
入場料1000円なのに、本一冊プレゼント。
副社長の岩瀬さんのは持っていたので、社長の出口さんのにした。

関連エントリ:ブログ更新が滞っているうちに


直球勝負の会社―戦後初の独立系の生命保険会社はこうして生まれた直球勝負の会社―戦後初の独立系の生命保険会社はこうして生まれた

ダイヤモンド社 2009-04-10
売り上げランキング : 34164

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



実に面白かった。
ブログパーツを貼っているくらい応援しているライフネット生命ですが、
実は、岩瀬さんにばかり着目していて、出口さんをきちんと見ていませんでした。
ツイッター(p_hal)ではフォローしているのですが、日本生命出身ということしか知りません。

ところが、この本でライフネット生命の生まれたきっかけ以上に驚いたのは、
そこにいたるまでの出口さんの日本生命マンとしての活躍でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
目次(アマゾンより)
第1章 還暦ベンチャー発進
きっかけは谷家さんとの出会い/パートナーとの出会い/独立系の生命保険会社をつくる/二人で始めて第一歩/ライフネット生命のアイデアはこうして生まれた/準備会社の設立/ベンチャー発進

第2章 戦後初の独立系生保の誕生
正攻法のお金集め/将来の上場を見据えた株主構成/半年間に二回の引越し/ネットで集まったスタッフたち/定年退職のない会社をつくる/最も頭を悩ませたシステム構築/免許取得から開業まで

第3章 手づくりの生命保険会社
保険料を半額にしたい/保険金の不払いをゼロにしたい/保険金不払いゼロを担保する仕組み/比較情報を発展させたい/社名、シンボルマーク、マニフェスト/ウェブサイトのつくり込み/どうやって認知度をあげるか/資産の運用/オープン・アーキテクチャー

第4章 保険料を半額にできるか
いくつ商品を用意するか/定期死亡保険は子育て世代のために/医療保険は市場の声を聴いて終身で設計/本人確認について/告知の取り扱い/どうやって保険料を半分にするか考える/100年続く会社をつくる

第5章 起業の原点は日本生命での経験
日本生命保険に入社/「社長になったつもりで仕事をやれ」/投資顧問会社の立ち上げ/金融制度改革への挑戦/「ゼ・セイホ」、外資金融機関へ出資/ロンドン時代/海外への進出/異質のビジネスモデルを試してみたい/人の出会いは不思議なもの

第6章 直球勝負は始まったばかり
生命保険料は半分になった/比較情報の自由化には国の政策も必要/付加保険料の開示に踏み切る/保険金比例と保険料比例の付加保険料/開業から現在(2009年2月)まで/働く喜びは、社会に役立つこと
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

確かに、このライフネット生命が誕生したことはすごいことです。
でも、SBIアクサ(ネクスティア生命に改名)だって狙っていた分野。
それを、日本生命社員時代に思いついていたことがすごい。

入社のきっかけも京大で司法試験の滑り止めで受けた程度で、
何をしている会社かも知らなかったとか。
そうかも知れません、生保はまだ一流企業とは言えなかった時代。

しかし入社後は、仕事も遊びも全力投球・直球勝負で、
保守本流よりは、日本生命を拡大して行く方向性に「新しいこと」を起こす役割。
これもすごい。

保守的な会社で「新しいこと」を提案し、実現し、それを後世に残るものにするのは、
外から見る以上に力がいることだと思います。

ざっと新しい話を書き出すと、
日本生命初の外務省への出向を実現し、
超長期私募国債の運用統括である生命保険協会の財務委員会事務局を提案し勤め
農林中央金庫と東京銀行と共同で投資顧問会社を(農林中金は脱落)
作ろうと提案しニッセイBOT投資顧問を実現し、
生保の金融制度改革への参画を提案し、ニッセイで初めて金融制度調査会に参加し
生命保険協会財務企画専門委員会の初代委員長に就任し、
新宿高島屋のビルのためにわが国初の不動産転換ローンを国鉄清算事業団との間でまとめあげ、
「ザ・セイホ」という言葉をフィナンシャル・タイムズの記者に提案し、
日本生命創立100周年事業としてニッセイ基礎研究所を提案し、準備委員となり、
ロンドン事務所長(現地法人社長)として初の南アフリカ向け融資のスキームをまとめ(本部が拒否)、
国際業務部長として日本生命の本格的海外進出先に中国を選び、
マスタープランとして2020年に海外で20%を掲げ
(バブル崩壊後に経営方針が内向きになりストップ)
公務員向け団体保険を販売する公務部長として30ある部の中でトップクラスの2割強の売上を上げ、
と、書いていて嫌になるくらいの活躍をするのに、役員になるのは主流の人なのでしょう、
55歳定年で子会社の大星ビル管理へPFI・指定管理者業務統括というものの転籍します。

このへんが、日本生命の限界というか、大企業の恐ろしさでしょうか。
ところが、その子会社でも東京大学柏キャンパスの総合研究施設整備事業を受託するなど活躍、
東京大学とは別の円から総長室アドバイザーまで務めることになります。

仕事に関しても至言が次々と書かれています。
「本来会社の仕事は単純で合理的(略)おそらく90%の人が、与えられた課題にたいして正しい解を見つけることができるはずです。ところが、現実の世界では、90%の人が正しい解から外れてしまうのです。どうしてかと言えば、仕事の目的以外のことを考慮に入れるからです」(141ページ)

「どんな小さい仕事であっても、純粋にその仕事の目的だけを考えて工夫すれば、達成感が有り、とても楽しい」(142ページ)

「私は、リーダーとエリートは別物だと思っています。「時間と空間を超えて公のことを構想出来る人間」というのが私のエリートの定義です」(167ページ)

「(営業部は)組織の目的は明確なのです。それならば、精神訓話を聞いている時間があれば、お客様と話をしている方が、はるかに理にかなっている」(171ページ)

「仕事をしていく上で、一番陥りやすい誤謬は、時間もスタッフも無制限だ、と錯覚すること」(172ページ)

他にも数多くうなづくところがあるのですが、それはぜひ読んでいただきたいです。
実に、ご本人が直球勝負、全力投球で、しかもロジカルでありながら型破り。

そんな方が、社内では実現出来ないと考えた「異質なビジネスモデル」、
それがネット生保=「e-life」だったのです。

そして、それを実現するときに出会った生命保険を知らない優秀な若者が、
副社長の岩瀬さんでした。

此の二人の出会いについても、二冊を比較するとオモシロイと思います。

生命保険のカラクリ (文春新書)生命保険のカラクリ (文春新書)

文藝春秋 2009-10-17
売り上げランキング : 642

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


そして生命保険そのものに付いて考えるには、こちらもどうぞ。

生命保険はだれのものか―消費者が知るべきこと、業界が正すべきこと生命保険はだれのものか―消費者が知るべきこと、業界が正すべきこと

ダイヤモンド社 2008-11-29
売り上げランキング : 10477

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


ますます、この「理想の会社」が気になってきました。

尚、私同様にブログパーツを貼りたい方は、こちらからどうぞ。


プロが入りたい生命保険第一位に選ばれた生命保険。
一度ご確認ください。



関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

amazon
楽天市場
Yahoo!
楽天
FACEBOOK
RSSフィード
add
プロフィール

fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

リンク
検索結果
カスタム検索
Twitter
ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

カテゴリー
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。