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ケータイ・ネイティブの世界:【読んだ本】情報病

ずいぶん前に気になって買ったんだけど、
ようやく読み終わった、というか読み始めたらあっという間だった。

情報病@「コラーゲン食って肌がぷりぷりになるわけねーだろ(笑)」社長のブログ
>さて、内容について。日本特有の世代論をベースに、新人類、ロスジェネ、そして今の若者の代表を登場させ、対談形式にして主として今の若者の特徴をあぶり出していく、というもの。これが「代表性」という面で非常に雑にみえて、その実かなり計算し尽くされているのが面白い。若者代表として早稲田の草男君と立教の鉄子さんが登場するのだけれど、彼らは完全なる代表ではない。ただ、きちんと周囲を見る『目』を持っていて、そういう視点を持てる人間を見つけてきたところが本書の成功の要因だと思う。が、草男君に比較すると鉄子ちゃんはちょっと力不足で、その結果、焦点が草男君に集中してしまったのはちょっと残念。まぁ、なかなかいないんだと思うんだけれどね、きちんと見て、きちんと理解して、きちんとそれを表現できる人間というのは。

というブログを読んで気になってから買うまで時間がかかった。
この記事が1月だから4ヶ月も経っている。
最近、本が進まないなあ。
それは、ツイッターなんかにふけっているからで、
それは私も「情報病」なのかもしれないのだけど。

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魔人Buuも指摘しているように、この本は対談を雑にまとめただけのように見えて、
早稲田現役学生の草男くんがいるおかげで成立している。
私は、三浦展さんと原田曜平さんの対談だけだったら買わなかったと思う。

現場の声というか、現役学生のクールな自己分析(周囲分析)が、
三浦さんや原田さんと食い違っているところが面白いのだ。
正直言って、三浦さんはこの世代を本当に理解してはいないと読めた。
それでも「情報病」と名付け、彼らの状況をあとがきで分析してみせるけど、
同世代の私にも馴染みのある「それって、ビョーキ」という意味での「情報病」という指摘より、
どちらかと言えば「コミュニケーション・フォビア」かもしれないと思う。

気がついたときにはケータイを持っていて、ケータイですべてが済んでしまう世代
(ケータイ・ネイティブ)は、デジタルネイティブより少し上の世代で、
コミュニケーション依存症にして、コミュニケーション恐怖症。
横のコミュニケーションを積極的に取っていると言うよりは、
そこから外れないための作法(プロトコル)があまりにも煩雑なのではないか。
そのため、それ以外の社会的作法(プロトコル)に興味が行かないというか憶え切れない。
だから、上の世代からはコミュニケーション下手に見える。
でも、そうではなくてプロトコルを学ぶ余裕が無いようなのだ。

だから、「ダメ」なのではなく「イッパイイッパイ」なのだと思う。
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こういう論調だと楽だろうけど、それでは何も見えてこないのではないか。
(まあ、読んでないけど)

欲しがらないのではなくて、欲する理由が分からないという気さえする。
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先日、大学時代の先輩の家で「新年会」があったのだけど、
そこにはもう、息子たちの世代が就職していて、彼らの「欲しがらなさ」というのは、
実に理解し難いけども、「なぜ欲しがるの?」と聞かれて答える言葉も浮かばなかったのも事実。
「無くても済むじゃん」といわれれば、たしかにそうなのだし、
「これで十分じゃん」といわれれば、本当にそうなのだから。

こういう人達の中にも「カツマー」はいるのだろうけど、
先日ネットで話題になった「デキビジ」での
勝間さんとひろゆきの噛みあわなさというのは、
この本で草男くんたちが語っていることあたりに原因があるような気もする。

「欲する理由がない」人達に、成り上がれといっても無意味なのだよ。
でも、勝間さん的なパワーが無いと消費も盛り上がらないし、
社会に勢いも出ないしね。

その辺をケータイネイティブとバブル入社とかロスジェネの間で、
どうバランスをとっていくかと言うのは、
実は、これからのカヤマーな世代(ほぼ新人類)の役割なのかもしれない。

そんな気がしつつ、読み終わったのでした。
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fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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