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昭和の若者は平成にどうすればいいのだろう

買った本がなかなか読み進まない中、ここ3日ほどで読了。



いつもながら、この本を知ったのは、
404Blog Blog NotFound:Boys & Girls, Be Selfish - 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか:
を読んだ為で、すぐ買った割には、なかなか読めなかった。

この本の優れているところは、dankogaiも指摘しているように、
目次を見ての通り、本書の愉快さは、昭和的価値観をこてんぱんに叩きのめすところにある。平成の言葉に直せば「フルボッコにしてライフ0にする」ということになるだろうか。著者はそのために綿密に項目だてをし、いちいち「昭和的価値観」を紹介した上で、実例となる人物や組織へのインタビューをもってきては、その価値観に死亡フラグを立てている。

ところにある。

だから、あまりやらないけど目次を書き出しておきます(といいつつ、コピペだったりしますが)


はじめに

第1章 キャリア編

昭和的価値観1「若者は、ただ上に従うこと」--大手流通企業から外資系生保に転職、年収が二〇倍になった彼

昭和的価値観2「実力主義の会社は厳しく、終身雇用は安定しているということ」--新卒で、外資系投資銀行を選んだ理由

昭和的価値観3「仕事の目的とは、出世であること」--大新聞社の文化部記者という生き方

昭和的価値観4「IT業界は3Kであるということ」--企業ではなく、IT業界に就職したという意識を持つ男

昭和的価値観5「就職先は会社の名前で決めること」--大手広告代理店で、独立の準備をする彼


昭和的価値観6「女性は家庭に入ること」--女性が留学する理由

昭和的価値観7「言われたことは、何でもやること」--東大卒エリートが直面した現実

昭和的価値観8「学歴に頼ること」--会社の規模ではなく、職種を選んで転職を繰り返し好きな道を切り開く

昭和的価値観9「留学なんて意味がないということ」--大手企業でMBAを取得後、安定を捨てた理由

第2章 独立編

昭和的価値観10「失敗を恐れること」--大企業からNFLへ

昭和的価値観11「公私混同はしないこと」--サラリーマンからベストセラー作家になった山田真哉氏

昭和的価値観12「盆暮れ正月以外、お墓参りには行かないこと」--赤門から仏門へ、東大卒業後、出家した彼の人生

昭和的価値観13「酒は飲んでも呑まれないこと」--グローバルビジネスマンからバーテンダーへ


昭和的価値観14「フリーターは負け組だということ」--フリーター雑誌が模索する、新しい生き方

昭和的価値観15「官僚は現状維持にしか興味がないということ」--国家公務員をやめて、公務員の転職を支援する生き方

昭和的価値観16「新卒以外は採らないこと」--リクルートが始めた、新卒以外の人間を採用するシステム

コラム(1) 企業に求められる多様化とは

昭和的価値観17「人生の大半を会社で過ごすこと」--職場にはりついているように見える日本男子の人生

昭和的価値観18「大学生は遊んでいてもいいということ」--立命館vs昭和的価値観

コラム(2) 二十一世紀の大学システム

昭和的価値観19「最近の若者は元気がないということ」--日本企業を忌避しだした若者たち

昭和的価値観20「ニートは怠け者だということ」--「競争から共生へ」あるNPOの挑戦


第3章 新世代編

昭和的価値観21「新聞を読まない人間はバカであるということ」--情報のイニシアチブは、大衆に移りつつある

昭和的価値観22「左翼は労働者の味方であるということ」--二一世紀の労働運動の目指すべき道とは)
コラム(3) 格差のなくし方

あとがき



著者が「アウトサイダー」だと思った人に会って、その人のことを紹介していくわけですな。
で、その人の対極にある「昭和的価値観」を否定していく。
だから、人物紹介本です。

おもしろかったのは「赤門から仏門へ」でしょうか。

私も知人に二人お坊さんがおります。
一人は、大学の先輩。しかも、演劇部の先輩。
国立大学を卒業して、ご実家のお寺を継がれました。
すぐ継げるものではなく、いくつかのお寺で修行をされた後、今のお立場になられた。
演劇部にいたことで、人前が苦にならないとおっしゃる。

もう一人は、出版社で編集者を経験した後、おじさんのあとを継いで住職になられた。
しかも、檀家の無い寺。
増上寺の塔頭のひとつの為、守るのは徳川三代将軍の母。お寺といえども檀家がありません。
檀家がないということは、葬式をする相手がいないということ。
つまり、収入源が無い寺なんです。
そこを継いで、10数年。収入確保の為に、ビルに立て替えました。
普段は、浄土宗の広報誌「月刊浄土」の編集をされている。

自分の能力がお坊さんの世界でも生かされている。

昭和から平成になって、本当の意味で「就職」が求められているんだと思うんです。
昭和は、「就社」だったから、ひとつの会社で定年まで「勤め上げる」ことが求められた。
でも、本書の「アウトサイダー」にしても、
上記のお坊さんにしても、
「身についた職」があれば、どこにいても「能力」が発揮でき、自らが自らを助けることができる。
そういう「職に就く」事を目指す必要があります。

それが、平成的職業観になるのではないかと。

で、私からのアドバイス。

まず3年は「今いる場所」でがむしゃらに働いたほうがよいです。

え、言ってる事が違う?
基準をつくるには、どんなに駄目な場所でも、そこを極めないとダメ。
自分が何に向いているかなんて、誰にもわかんないんだから。

で、基準をつくる為に、周りを見て(周りというのは上も下も横も)、
自分のゴール(目標)をイメージして、手段(会社、職業)を変えればよい。

目的を忘れなければ、手段は何でもよい。

この手段というのが、今の勉強本ブームとつながってくるんですけどね。

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2008.05.01 posted by 若だんなの新宿通信

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