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経済が良くなっても雇用は増えないなら、仕事を作り出すしか無い

春ですね。
新学期、新入学、新入社員。一年生が多い東京です。

でも、今年の新入社員は、それほど多くなかったのかもしれませんね。
採用を控えている企業が多いですから。
来年はもっと少ないのか、それとも急に増えるのか?

何にしても、経済が良くなれば就職が増えると思っていてはいけません。
日本経済が良くなっても、新規雇用がそう大幅に増えるとは思えないからです。

人類には、そんなに働かなくても暮らしていけるだけの「余剰時間」があるはずだ@編集長ブログ
> 第3次産業や消費産業が主流になる社会は、生活するために必要な物資が、かつてよりはるかに少ない労働力でまかなえる社会だ。


週刊金曜日の編集長さんがブログに書いている通り、
年々、機械化だのIT化だのが進めば、同じ仕事をするために投入する労力は少なくなっていくはず。
それが「カイゼン」というものです。

>現実社会では、「モノ」を製造しない、あるいは生産しない職種が次々に生まれている。本格的な新自由主義時代に入ると、マネーゲーム産業ともいうべき「カネ」のみを扱う究極のビジネスが肥大化し、リーマンショックで明らかなように、世界を激動させるだけの影響力を持ってしまった。

つまり一定額の利益だけを目標にすれば、ますます必要な人間の数は少なくて済むはず。
企業の目的が利潤の追求であれば、そこに最も大きな固定費になりうる人件費の削減はつきもの。
企業が成長していかなければならないのは、同じ人員を食わせるためではなく、
人員が増えることを予測して収入を増やして良く必要があるからです。
それは、新入社員が使えるようになるまでの余剰価値の見込みであり、
企業の進歩・変化に添えなくなった高齢社員の抱え込みのためだったりするのだろう。

>明治安田生命保険のアンケート調査によると、新入社員の51.9%が終身雇用を望み、「いずれ起業・独立」と答えた人は7.5%にとどまった。これも、厳しい就職戦線を表すデータといえよう。

それなのに、どう考えても即戦力とは言えない大学生たちが、
就職が厳しいから終身雇用を望むという理屈が私には理解できない。
もう、企業にその余裕がないことは見えているのに。

多くの大企業(連合に入っている組合を持つ起業)は、
これまでのような進歩を諦めようとしているように見える。

現状維持で利益が出せないかを考えているのはましな方で
今の経営陣の間に潰れなけれな良いと考えている企業も多いだろうし、
そんな会社の高齢社員も自分たちが逃げ切れればいいんでしょう。

池田信夫先生が言うように
(このエントリの論旨の内容は別にして)
床屋の値下げとグローバル化の関係@池田信夫ブログ
>いま日本で起こっている価格の低下の長期的な原因は、正確にいうとデフレ(一般物価水準の低下)ではなくグローバルな相対価格の変化なのである。

この相対価格の変化に給与も引きずられているという池田センセイの指摘の通りであれば、
企業に就職して終身雇用になっても、給与が国際価格になるだけだ。
これまでは国際価格というとアメリカ並みとか思っていたが、
つまり、仕事によっては中国や韓国と給与も競争しないと企業の競争力は上がらない。

既に給与が高い時期を過ぎた高齢社員が逃げ切ったあと、
日本企業の給与はこのままだと、新入社員から定年まで、大きく変わらない危険もある。
それでも、企業に就職して、ナニが楽しいのだろうか?

就職が厳しいならば、自ら仕事を作り出すしか無いではないか。
丁稚奉公してでも専門家について、ノウハウを身につけ独立する道をおすすめする。
この丁稚奉公を学生の時にできるのがインターン制度だろう。

それもなるべくならば大手ではなく忙しいくらいの会社のほうが
任せてもらえる範囲も広く、実践的なノウハウが身につく。

例えば、こういう会社のインターンとか。

社会に流布する「常識」に捕らわれずに事実を見つめていけば、
自分の頭で考えれば、道は見つかるはず。

日本はなぜ貧しい人が多いのか 「意外な事実」の経済学@情報考学
>これは、日本はなぜ貧しい人が多いのか?を語る本ではない。多くの人がとらわれている思い込みを、事実によってそうではないとただす本である

今日、ツイッターで話題になっていた、この本を読むというのもひとつの手。
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(なんで、ユーズドしか無いの? 2009年の本なのに)

そして、起業家を増やすような政策が、日本には必要だろう。
既存企業を何とかしても、結局、新規雇用は増えないし、
派遣がなくなると言っても、正社員への道が広がるとは思えない。

だったらば、請負になる個人起業の育成に力を入れた方がいい。

そのためには、この本で言う国内インフラコストの低下が参入障壁を下げるために必要だろう。
>「ストライカー産業をどう育てただ良いかは、実は分からない。分からないことに予算を使うべきではない。ストライカー産業のコストである投入産業(運輸、通信、電力、金融、工業団地、工業用水などを提供する産業)の効率を高め、そのコストを引き下げてはどうだろうか」

国内コストが下がることで国内企業にとって有利になるが、海外企業にとっては有利に働かないので、望ましい結果になるのではないかというわけ。投入産業コストが劇的に下がれば、ベンチャーにとっても、これまで資本がなければ無理だと諦めていた市場参入が増えるかもしれない。


池田センセイも
>それよりも彼が「長期的な処方箋」として提言している「サービス部門の雇用拡大に向け、同部門の規制緩和を一層進める」ことが現実的な政策だろう。

と書いているように、規制を緩和し、インフラコストを下げて、自由に起業できるよう若者を鼓舞する必要があるのだ。
博士の就職に500万つけましょうとか、日本郵政の非正規雇用を正社員にしましょうとか、
やたらに政府が直接金を目の前にぶら下げるのではなく、
役立たない規制にぶら下がる役人と省庁権限を外してくれればいいのだ。

実際の政策は、どんどん逆に動いているわけだけど。

ついでに書いておくと、週刊金曜日の編集長が言うような「公平な分配」はありえない。
理由は、また書きます。
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fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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