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エイプリルフールじゃありません【読んだ本】ブレイクスルーの科学者たち

献本と言うか、この本に掲載されている科学者の一人岡ノ谷一夫先生から
3月中旬にこの本をいただいていた。

紹介が遅れたのは、この本の奥付の発行日に合わせたため。
発売日は3月15日なのに、4月1日発行という大胆な奥付なのだ。


ブレイクスルーの科学者たち (PHP新書)ブレイクスルーの科学者たち (PHP新書)

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PHP新書の本書のページによれば
>不可能を可能にした科学者の独創性とは? 立ちふさがる壁を、いかに突破したのか?

 本書では、現代日本のトップレベルの科学者11人を取材し、「ブレイクスルーの法則」を解き明かす。巨額の研究費を注ぎ込んでいる欧米の研究者に比べ、日本のサイエンティスト達がおかれている環境は厳しい。そこで、どのような工夫を積み重ね、才能を開花しているのか。たとえば、皮膚細胞からあらゆる細胞がつくるiPS細胞で世界を驚かせた山中伸弥教授。彼の才能は、「異分野をつなぐ力」+「人を引き寄せる力」+「チームをまとめる力」にあるという。他にも、「皮膚は脳である」(傳田光洋)、「肝硬変、白血病の克服」(新津洋司郎)、「水素エンジンの開発」(山根公高)、「火山のマグマを透視」(田中宏幸)など、最先端かつ異色の研究者たちの業績と思考法を紹介。「前例にとらわれない力」「シンプルさの追究」など、ビジネスにも役立つ「問題解決のヒント」を気鋭の科学ライターが見つけだす。


科学作家としては名高い作者のものなので、中身は実にまとまっている。

目次は紹介している学者の名前になってしまう。
こちらは、アマゾンから。

ブレイクスルー突然やってくる 「iPS細胞」研究最前線―山中伸弥(京都大学iPS細胞研究センター長)
皮膚は脳である―傳田光洋(資生堂リサーチセンター主幹研究員)
粘菌にも知性がある―中垣俊之(北海道大学電子科学研究所准教授)
肝硬変、白血病は克服できる―新津洋司郎(札幌医科大学特任教授)
視力回復で若返る―坪田一男(慶應義塾大学医学部眼科教授・南青山アイクリニック手術顧問)
究極のクリーン・エンジン開発秘話―山根公高(東京都市大学工学部准教授)
深層水が豊饒の海を育む―大内一之(東京大学大学院工学系研究科特任教授)
素粒子と宇宙のあいだ―羽澄昌史(高エネルギー加速器研究機構教授)
量子コンピュータ時代の幕開け―古澤明(東京大学教授(工学部物理工学科))
はじめに「歌」ありき―岡ノ谷一夫(独)理化学研究所脳科学総合研究センター・チームリーダー(独)科学技術振興機構ERATO岡ノ谷情動情報プロジェクト・総括
火山のマグマを透視する―田中宏幸(東京大学地震研究所火山噴火予知研究推進センター特任助教)

この11人の人選が面白い。
はじめに、によれば、この11人は
「二十年にわたるサイエンスライター歴で培った「目」で選ばせてもらった」とある。
つまり慧眼の目利きに選ばれた11人なのである。

だから当然研究内容は、ドレも面白い。
間違いなくブレークスルーがあって誕生した新しい「研究分野」に相当する研究と言ってもいい。

ところで最近、文科省などでも「イノベーション」という言葉をよく使う。
でも、科学研究には、イノベーション以上にブレークスルーの発見が大事なのではないだろうか?
イノベーションが「発明」に重点が置かれているとすれば、
ブレークスルーは「発見」に重点が置かれているからだ。

科学・技術は、「発見と発明」によって進歩してきた。
しかし、発見がなければ発明には至らないように、ブレークスルーなしにイノベーションはないだろう。
ところが、どうもブレークスルーを見つけるような研究のやり方、研究者の態度よりも、
イノベーションを性急に求める機運が高くないだろうか。
それでは、正当な科学・技術の発展にはつながらないのではないか。

私でもそんなことを考えてしまうのだけど。
竹内さんはどう考えて、このブレークスルーを使ったのだろう。

そこのところを伺ってみたいなと言うのが、この本を読んだ感想だったりする。

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fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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