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日本に「無い資源」ではなく「ある資源」の話をしないと

昨日ツイッター上でも「ノーベル賞・フィールズ賞受賞者会見」がもりあがってましたね。

司会もされていた,この方のブログおよびツイッターで知りました。

声明文@横山広美のお知らせページ
>本日の「ノーベル賞・フィールズ賞受賞者による事業仕分けに対する緊急声明と科学技術予算をめぐる緊急討論会」にご参加してくださった方,ご覧いただいた方,ありがとうございました.取り急ぎ,声明文を添付します.

ノーベル賞・フィールズ賞受賞者による事業仕分けに対する緊急声明と科学技術予算をめぐる緊急討論会@東京大学理学部

ツイッター中継も行ったり、新しいことを盛り込んで、
多くの人にアピールしようという横山さんの気概が感じられます。

その気概に反応して、tsudaった人もいるようですし、
反応をツイッターやブログで書き込んでいる人も多いですね。

その辺のまとめ記事は、この方が素早い。

ノーベル賞、フィールズ賞受賞者の会見、声明@科学政策ニュースクリップ

せひ、掲載先を見てください。

声明文については、全文を載せているこの方のブログから引用します。

ノーベル賞受賞者・フィールズ賞受賞者「事業仕分けに対する緊急声明」@さかさパンダサイエンスプロダクション
>資源のない我が国が未来を持つためには、「科学技術創造立国」と「知的存在感ある国」こそが目指すべき目標でなければならない。

前にも書きましたが、この定型文のように書かれる「資源のない我が国が」というのが、
どうもなじめないんですよね。

日本は「資源がない」んじゃなくて、国内にある資源以上に資源を消費しているだけです。
ここで言う資源は、石油のことを主に指すのでしょうが、
石油だって「無い」訳ではないし(当然全然足りないんですが)、
金や銅などの鉱物だって、江戸以前は日本の輸出品だった時代もあるわけです。

だから、「資源がない」のではなく「資源を使い果たした」もしくは「よその資源で生きている」だけ。
江戸時代は賄えていたのだから、人口が多すぎるのかもしれないわけですし。
(その点もいろいろ疑問も異説もあるのはわかった上での話ですが)

私は、そんなことを言うのではなくて、日本に「ある資源」は何か、
その資源を生かすにはどうすべきかと議論するのだ、という立脚点を持って欲しいのです。

結局は同じ事を言うことになるのです。
日本が他国よりも有している資源は「人」だから。

だから「人」に投資しなければいけないし、そこに注力すべきなんです。

人生の出口戦略@池田信夫ブログ
>金は余っているのだからリフレなんて笑止千万で、流動性を高めるべきなのはマネーストックではなく人材である。

というくらいで、「人」に投資し,流動性を高める政策が今必要なのだと思う。

少子化対策も,働くお母さん対策も,ポスドク問題も,すべて「人」の問題なのだ。

それは科学技術に限った問題ではなく、日本社会の「生き残り」策だと思う。
だから、それをベースに置いて「仕分け」を見直して欲しい。

ところで、声明文の内容は、他の組織からの物と大きく異なった点はありません。

>学術と科学技術に対する予算の編成にあたっては、このような点検の結論をそのまま反映させるのではなく、学術と科学技術の専門家の意見を取り入れ、大学や研究機関運営の基盤的経費や研究開発費等に関する配慮を行い、将来に禍根を残すことのないよう、強く望むものである。

そのときに、この方々の意見を聞かなければならないのかどうか、ということですよね。
【発表者】
江崎 玲於奈 (1973年 ノーベル物理学賞受賞者)
利根川 進(1987年 ノーベル生理学・医学賞受賞者)
森 重文 (1990年 フィールズ賞受賞者)
野依 良治 (2001年 ノーベル化学賞受賞者)
小林 誠 (2008年 ノーベル物理学賞受賞者)

同席していないノーベル賞受賞者、フィールズ賞受賞者はどうお考えなのでしょうか?

ノーベル賞では、小柴先生、益川先生、白川先生、田中先生。
(下村先生、南部先生はアメリカですしね)
フィールズ賞は、広中先生がいらっしゃいます。

こう見ると、実は発表者は、大学、政府関係機関および独立行政法人に
現在関わっている方だと言うことがわかります。

立場上発言を余儀なくされた人たちですね。

でも、ツイッター上でコメントがあったように
「日本人はノーベル賞と聞くと思考停止してしまう」
ところがあって、一も二もなく「賛成」となるのかと思いきや、
意外に、彼らの態度や物言いに対する反感も高い。

私は直接見ていないのだけど、声明文だけではなく、記者会見があり、
それがネット上で生中継されたことが、いい点も悪い点も生んだのだろう。

でも、それが、現代なのだと思う。
事業仕分けも,それに対する反応も,テレビではなくネットで直接見られる時代。
それを意識して振る舞えるかどうか。意識して今後の予算が組み直されるかどうか。

そういう面白い時代に生きていることを喜びたい。

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No title

益川先生は賛同されていると会場でアナウンスがありました。

> こう見ると、実は発表者は、大学、政府関係機関および独立行政法人に
> 現在関わっている方だと言うことがわかります。

> 立場上発言を余儀なくされた人たちですね。

歴史に残るような学術的な貢献をした人のなかでこれらのいずれにも関わっていない方がどれほどいらっしゃるのでしょうか。
みなさん世を捨てて生きているわけではないですから、自分たちのやっていることの意義が理解されずに取りつぶされようとすれば何らかのリアクションを起こすのは当然であって、それは単なる保身や既得権益の確保とは違うと思います。
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プロフィール

fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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