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カツマーとカヤマーは平行線ならぬ「ねじれの位置」

今話題のAERA読んでみました。

アエラで香山リカさんと対談しました~「ふつうの幸せ」に答えはあるか-勝間和代×香山リカ激論2時間@勝間和代公式ブログ: 私的なことがらを記録しよう!!
>今日発売のAERAで、香山リカさんと対談をしました。ちょうど、香山さんが書かれている「しがみつかない生き方」の最終章で「<勝間和代>を目指さない」という章があったのがご縁です。

とご本人も紹介するAERAの対談。
周りで読んだ人も多いので、夕べ買って読みました。

結局、儲かったのはAERAという感じですね。

対談の内容は、どこまでもかみ合わない。
そのかみあわなさは、平行線なのではなく、ねじれの位置なんだと思い至りました。

ねじれの位置というのは、wikipediaによれば
>ねじれの位置(ねじれのいち)とは、空間内の2本の直線が平行でなく、かつ、交わっていないとき、つまり同一平面に乗れないときの、2直線の位置関係のことである。

ねじれの位置は、同一平面にない、立体交差みたいなもの。

>平行する2直線や交差する2直線は同一平面上に存在する。 一方、ねじれの位置関係にある2直線は同一平面上に存在しない。

二人の会話は、同一平面に立ってないんですね。
現実の社会を、コンサルタントおよび経済評論家として「上から」引き上げようとする勝間さんと、
精神科医として「下から」支えようとする香山さんの話は、
同じ現象を見ていても、同じ問題を見ていても、
視点が重なり合うことはないし、交じり合うこともない。

それがこの対談を読んだ感想でした。

香山さんは1960年というか昭和35年北海道生まれ。
勝間さんは1968年というか昭和43年東京生まれ。

この年齢の違いも大きく影響していると思います。

この二人の年齢の真ん中に1964年東京オリンピックをおいてみると、
日本社会の発展段階、子どもの頃の社会状況の違いが浮かび上がりませんか?

伸び盛りの日本に生まれ、物心ついたときに石油ショックがあって「物が消える」経験をし、
コピーライターブームで物をひねってみる癖がついていて、
バブルの時は大人だった香山さんと、
高度成長経済の末期に生まれ、バブルに向かって伸びてゆく経済の中で少女時代を過ごし、
株価が3万円に到達すると思われたときに経済を扱う専門家となるバブル入社世代の勝間さん。

信じるものと疑うものが、微妙にずれているのは、その辺の背景もありそうです。

幻の80年安保世代(1958年から1962年生まれ)と
私が勝手に読んでいる世代に相当する香山さんの考え方は
同世代として納得いくものがあります。

勝間さんはバブルいけいけの中で「血のにじむような努力」ではなく
軽やかに「上を目指す工夫」ができる人が報われるのが当然と思える。

でも、戦えなかった幻の80年安保世代には、そうした否定やねじれのない思い込みは「うざい」。
どこか信用できない、物は勝手に無くなるし、努力が覆ることもある。
覚めた目で世間を眺める癖がついている。
その目でカツマーを見ると「無理すんなよ」と思ってしまうのかもしれません。

だいたいがタイトルの『「ふつうの幸せ」に答えはあるか』というのが「ダサイ」。
と思うのが80年世代。
「つかむのよ」と思うのがカツマ-でしょうか。

対談の中でも<勝間和代>と私は違うのではないでしょうか、
と勝間さん自身が言っているように、
ここで論争された<勝間和代>はカツマ-の理想とするイコンであり、
香山さんの言う「写真をブログにアップできるような自分」なのでしょう。

後半の記事:カツマーとカヤマー新・幸福論-政権交代時代の「ふつうの幸せ」

のなかで
>「それほど「みんな」が気になる。勝間的、香山的どちらを目指すにしろ、世間が何を支持するのかを見極めないといられない。

とあるのがすべてを語ってますね。
勝間対香山でも、カツマーかカヤマーかでもない、相対主義ではない自分。
振れ幅の中でどう気持ちよいポジションを見つけるかが大事なんで、
外側にある「幸福イメージ」を追いかけていても、「しあわせ」にはなれない。

幸福について考えるには、この本の山田先生の所だけ読んでください。
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勝間さん自身は、ツッコミ処満載のギークだということが
最近ツイッターで発言を見ているうちにわかってきました。

私もツイッターやってますので、フォローしてみたい方はどうぞ。
http://twitter.com/fujita244

勝間本の原点はこちら。勝間さん若いなあ、というか、かわいいなあこの写真。
1年半位前でしかないのに。

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No title

アエラ、買うほどかなぁと思ってまだ読んでいないのです…
そうですね、勝間さんは結構極端にアイコン化されているような気がします。それはそれですごいことですね。
私の勝間さんのイメージは、軽やかと言うよりも一所懸命で泥臭い人です。

>「つかむのよ」と思うのがカツマ-でしょうか。
この感じはわかりますね。

長年の謎が少し解けました♪

>でも、戦えなかった幻の80年安保世代には、
>そうした否定やねじれのない思い込みは「うざい」。
>どこか信用できない、物は勝手に無くなるし、
>努力が覆ることもある。覚めた目で世間を眺める癖がついている。

そうなんだ!?
どうしてもわかんなかった長年の謎が少し解けました♪
若だんなさん、ありがとうございます。感謝感謝。

勝間さんは努力する才能が高い

suikyoさま>勝間さん本人と、「勝間和代」の格差は、努力に対するイメージにもありますね。無骨なまでに努力を惜しまない人なのですが、その努力を「苦労なく」できるところに、勝間さんの才能があると思います。まねる力ですね。


さかさパンダ様>長年のなぞですか? 60年安保、70年安保のあとに、80年安保があってもよかったのになかった。全共闘世代に対する恨みとかもあるんですよね80年安保世代は。一時、その全共闘世代から、「新人類」とも言われましたけどね。

あ、私、幻の安保世代。

はじめまして!いつもミセスかんちがいさんのブログでのコメントを拝見していました。

過去記事へのコメント、乗り遅れてる感じですみません。

80年代安保、まさしくそうです。私は1961年生まれ。京都で過ごした大学時代、キャンパス移転などの問題で後期試験が飛びました。あのころのキャンパスは明らかに70年代までのムードに満ち、遅れてきたことを意識していたように思います。

演劇でも寺山の奴婢訓とか見たりして(痴漢にあいましたけど。若かったなあ)

バブル世代との断然、あります。世界観がちょっと違うのです。自分がコピーライターをしていることも、あの時代の雰囲気に浸っていきてきた生き証人的ダサさが・・・。

またお邪魔させていただきます。
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fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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