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「ばらまき」という名の思考停止ではなく、そこからが肝心

出張続きで、更新が滞っております。

さて、その間にブログ徘徊していたら、気になるタイトルを発見。

科学技術という名のバラマキ@池田信夫ブログ
>麻生政権が死に体になった9月4日、駆け込みで総合科学技術会議が開かれ、「最先端研究開発支援プログラム」30件に2700億円の研究費の配分が決まった。これは4月の補正予算で決まり、565件の応募があった。1ヶ月半に10回も会議が開かれ、1グループ20分のヒアリングであわただしく配分が決まった。対象はノーベル賞を受賞した田中耕一氏やiPS細胞の山中伸弥氏などの有名人や学界のボスばかりで、関係者によると「配分はボスの交渉で決まっていた。公募は形だけ」とのことだ。

こういう「影響力」のある人が「事情通」の言葉でこういうことを書くというのはどうかと思う。
委員の中には真剣に選択した人がいたことは、議事録を読むとわかる。

ただ、落としどころを決めるのに、そう言う真剣な委員の言葉が届いていない。
役人の期限を守ろうとする保身と、学会代表の社会の目を気にした「いいわけ」が目立つのみだ。

「公募が形だけ」かどうかはわからない。
ただ、この研究費が見直されようと、どうされようと、こういう案件があって、プロセスがあって、
セレクトされた研究があって、それに注目が集まるだろうということは変わらない。

少なくても、今回発表された30案件の研究がどうなっていくかは見守らなければならない。
だから、金を出すプロセス以上に、出したあとのプロセスを精査しなければならないのではないか。

池田先生の意見に対する反論では、元官僚、今社長のこの方の言に同意する。

ばら撒くのが悪いのではない。ばら撒き先の決め方が悪いのだ。@「コラーゲン食って肌がぷりぷりになるわけねーだろ(笑)」社長のブログ
>自分が今ベンチャーに身をおいているから、というのももちろんあるのだけれど、ばら撒きは決して全てが悪だとは思わない。ある程度のばら撒きというのは必要だと思う。ここで言うばら撒きというのは、要は成功のための必要経費だ。

とくに研究というのは、「当たるかどうか」は当の研究者だってやってみなければわからない。
ベンチャー企業には、ベンツヤーキャピタルという機能があって、
まあ、アメリカと日本では随分違うとか批判されているわけだけど、
日本では研究には、国以外のファンドは少ない。

>ばら撒きは本来、良い技術、新しいビジネスモデルをインキュベートするための資金であり、投資であるはずなのだが、日本の場合は既得権者に対する資金供給だったり、官僚と大企業や天下り財団との癒着醸成資金だったりする。これではイノベーションにつながらない。

ようは、「どこに」「どのように」ばらまかれているかが、重要なのだ。
そして、その「どこ」と「どのように」を、誰が決めているかが、さらに重要だったりする。

>突き詰めれば「ばら撒く先をどうやって決めるか」というところに全ての問題は収束する。このスキームさえきちんと構築できれば、ばら撒きはきちんと機能する。では、どうしたらばら撒き先を適切に決めることができるのか。当然のことながら、「誰が決めるのか」ということになる。

今回の最先端研究開発支援プログラムで言えば、「総合科学技術会議」ということになるが、
それよりも「ワーキングチーム」に責任があるだろう。

>折角政権が交代したことだし、僕が思うのは、ばら撒き先を決めるときの議事録をきちんと公開すること、ばら撒き先を決めた人(個人)の能力と責任を明確にすること、この二つを実現するべきだと思う。その点さえ透明性が確保できるなら、あとは市場が評価してくれるはずだ。こうした条件を提示することによって、委員も相応の負担を負うことになるが、それでも構わないと考える人はいるはずだと思う。

政府の委員になって、何かを決めた人には、その結果に責任を取ってもらいたい。
とれない人はならなければいい。
数あわせのような委員など、まさに税金の無駄なので、少数精鋭でやってもらいたい。

そう言うことで考えると、buuさんが指摘する
>ある案件についてばら撒き先を決めた場合、その決定方法と採択理由については完全に情報を公開し、誰がどういう理由でどの組織を推薦したのか、それを誰でもアクセスできるようにしたらどうなんだろう。

ということについては、ホームページで明言されている

○採択提案の採択理由
○最先端研究開発支援ワーキングチームによる審査によって「中心研究者候補及び研究課題候補」に選定された提案であって、最先端研究開発支援会議による審議・検討の結果、最終的に不採択となった提案の研究課題名及び不採択理由


の近日公表が、待たれるなあと思うのである。

池田先生が言うように
>今回の補正予算は、自民党と官僚機構が結託していかに税金を食い物にしてきたかを解明するには絶好の材料だ。民主党が「駆け込み執行」を許さず、これを凍結して徹底的に解剖し、減額補正を行なえば、政権交代によって日本も変わることを証明できよう。これを機会に、学界ボスの税金山わけ機関となっている総合科学技術会議も見直し、天下り官僚の給料の原資になっている補助金を切るべきだ。

という部分も当然あるわけだから、見直しはやって欲しいのだけど、
これだけの大騒ぎをしたプロジェクトを全部つぶすのはいかがなものか。
その代わり、プロセスの透明化と結果の公表を強くお願いしたい。

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fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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