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カツマ-でも嫌カツでもない人のための本:勝間和代現象を読み解く

今さらですが、読みました。

勝間和代現象を読み解く勝間和代現象を読み解く

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書評ならば、dankogaiさんsmoothさんのエントリを読んでいただきたいのですが、

私は、その前に読んだ「自己プロデュース力」と合わせて考えるうちに、
実に趣深く感じられて、ご紹介することにしました。
関連エントリ:負ける戦はしない:自己プロデュース力 島田紳介

自己プロデュース力自己プロデュース力

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カツマーの取説 - 書評 - 勝間和代現象を読み解く@404 Blog Not Found
>こういうのも何だけど、むしろ勝間和代(敬称略)の側、すなわちワークライフバランスの体現者としてライター代表の著者がこういう本を出すのが意外と言えば意外だが、読後感は当然といえば当然。なぜならどちらも「まねる力」がパネェからだ。少なくとも、勝間和代本としては「しがみつかない生き方」(香山リカ)より前向きだし役に立つ。

確かに、最初は「意外」だと思い、読中は「そうきたか」と思い、読後は「なるほどねえ」と思う本。

【もはや現象?】「勝間和代現象を読み解く」日垣 隆@マインドマップ的読書感想文
>一瞬「ブーム便乗本?」と思ったのですが、著者は日垣 隆さんですし、出版社も大和書房さん、と極めて真っ当。

そして、smoothさんも指摘されるように、実に薄い。

>実は書店でイキオイよく手に取ったのはいいものの、まずビックリしたのがその薄さ。

大きさは単行本なのですが、ページ数は100ページありません。


薄い本なので、本文の量はたかがしれています。
だから、この目次でほとんど中身は見えてしまうのですが、あえて載せましょう。

これは、勝間さんのことを書いた本に見えて、そうではないからです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【目次】

01 ノウハウは極端であるほど使える
 どんどん巨大化していく勝間さんの顔写真
 人は極端なノウハウを求めている

02 すべての人に好かれなくていい
 100人に1人の共感さえ得られれば充分だ

03 世の中を変えたい!長時間労働はやめようという主張
 長時間労働でトクすることは何もない
 会社を変えるのはあきらめ、日本を変えてしまう

04 生き残る人、消えていく人
 「消えたお笑い芸人」は実は消えてはいなかった
 "危険人物"田母神俊雄さんの人気はいつまで続くのか
 「一発屋」で終わらなかった人々
 テレビ番組の生放送で田原総一朗さんをブッタ斬る

05 ビジネス書ブームはなぜ起きたのか?
 定価維持にこだわり続ける時代遅れの出版業界
 新刊書店はアマゾンのビジネスモデルをパクるべき
 「ビジネス書」という新ジャンルの誕生
 女性がビジネス書を買うようになった

06 人に雇われず、人を雇わない生き方
 脱企業→独立へのハードルが下がった
 組織で損する「デキるエース」
 デモやストライキで利益は1円も上がらない

07 自己啓発書は新興宗教的である
 「予定は未定」が当たり前
 自己啓発書が一線を超えてしまう理由
 フォトリーディングは当たり前!

08 大不況時代―個人サバイバルへの関心
 生活まで効率化しては人生はつまらない
 知的生産の技術でお金が儲かる!

09 英語は無前提に必要なのか?
 英語力はなぜ必要になったのか
 株取引も本の出版もギャンブルそのものだ
 「××力が大事」は恥ずかしすぎて口にできない
 あまりにも正直すぎる勝間さん

10 生活まで効率化するなよ
 男は単なる精子提供デアルのか?
 子どもと過ごす時間が「投資」では味気ない
 勝間さんらが政府の委員に選ばれる仕組み

11 共働きは本当に良いことなのか?
 共働きで共倒れになってはバカバカしい 
 キミは「ロデオボーイ」(一例)に乗ることができるか
 勝間和代さんと佐藤優さん(一例)はなぜ大量に書けるのか

12 あなたはカツマー?それとも嫌・勝間?
 "カツマー"と"嫌・勝間"を分ける分水嶺

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

結論から言うと、この本は、日垣隆という書き手のプレゼンシートなのです。

dankogaiさんが書いているように
>本書の各章は、まず「主人公」の美点を取り上げ、次にそれに対して疑念をつきつけ、そしてその疑念を払拭するというスタイルに貫かれている。それを通して、読者は著者を通して「主人公」の目線を得ることになる。本書は100ページ弱のブックレットだが、著者の要約力という「支点」で、実行力が高い「主人公」という「対象」をテコとしているので、勝間和代オリジナルの本より、カツマー力が高いぐらいである。

日垣隆さんが、勝間和代という「現象」を入り口に
「ワークライフバランス」とか「昨今のビジネス本について」とか、
多くの「最近の現象」について、自分の意見を提示して行く本なのです。

だから、勝間和代について知ろうとか、
勝間和代批判本ならば、一刀両断にしてやろうとか、
考えて読み始める人が多いかもしれませんが、
読んでいるウチに、勝間和代について考えたり
勝間和代の考え方が好きかどうかについて考えるよりも、
日垣隆の考え方に対して、どう思うかの方を突きつけられてしまいます。

これぞ、島田紳助が言う「負ける戦はしない」という流儀。
自分の土俵に、いつの間にか読者を引き込んでいるのです。

勝間和代をお題にして本を書いていても、勝間和代について詳しく知っている必要はなく、
自分の知っていることを述べていくことで、「知っているような気にさせる」のが大事。

読み終わった頃には、日垣隆さんってすごいなあ、てな気分になるはずです。

そういう日垣隆さんの「腕」を知るには最適な本かもしれません。

それにしても、勝間和代という人は、名前に力があるんだなあ、
と、この本の表紙を見て改めて思いましたね。

人生を「勝つ」人だというイメージが一瞬で浮かびますモンねえ。

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fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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