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衆愚なのか、集合知なのか

いわゆる一般市民という言葉に、どうしても違和感を覚えるのだけど、
なんか他の言い方ないですかね?

軍人、軍属ではない「一般市民」
アカデミーに属していない「一般市民」
政界、官界にも属していない「一般市民」

私たちは、そういうものなのでしょうかね?

一般市民と言われるたびに、なんだか謂われのない差別を受けているような気がしてしまう。
もしくは、逆に階級的特権意識を感じてしまう。

そう言うワタクシなので、政治家や官僚にだけ「法律」の策定、執行を任せるな、
という趣旨であれば、この意見には賛成。

「誰」ではなく、「何」を選ぶために@404 Blog Not Found
>そもそも法律を起草するのは霞ヶ関か永田町でなければならないのか。

間接民主主義だからね。
実質的に官僚が起草していたとしても、法案は議員の特権事項。
間接民主制@Wikipedia
>選挙等のある一定の方法によって民意の代表者を選出し、自らの権力の行使をその代表者に信託することで、間接的に政治に参加しその意思を反映させる政治制度をさす。対になる概念として直接民主制がある。現在ほとんどの国が「間接民主制」である。


でもそれは、「衆愚政治」を防ぐという目的があってのこと。
直接民主制への忌避は、ヒトラー登場の原因となったという反省があるらしい。

でも、いまや私たち「一般市民」は「衆愚」なのだろうか?

ネット上での「集合知」を集めたり、議論を交わすことで「法案の起草」はできるのではないか。
でも、それは、議員の手で国会に提出されなければならない。

そのときに、議員個人の上部には政党というレイヤー(というよりフィルター)がある。
NPOやアカデミーなどから要求書や法案につながる内容の文章が議員に渡される。
それが、法案になるかどうかは、議員だけの力ではない。

だから、こういうジレンマに悩まなければならない。

>政策を選ぶのに、政策そのものではなく政党や候補を選ばなければならないのか。


今回の選挙に至るプロセスでマニフェスト論議があったために、
このことは、いろいろ考えることになった。

政策そのものを直接選んで、それに賛成する候補者に投票したいと思う。
でも、政党政治のもとでは、候補者は、政党の駒にしか過ぎない。

つまり、議員に頼んでも法案にしてもらえるかどうかわからない。
政党の中で吟味されないと先に進まないという状況が、以前よりも色濃くなっている気がする。

二大政党制などと行っているウチに、市民から国会が遠のいた気がする。

>今のシステムは、霞ヶ関の中の人々だけがコードを書く権利を有し、それを議員諸君がろくによまずコミットしているようなものだ。それで必要なコードを全て手配できればそれでもいい。

田中角栄という人は、議員立法を誰よりも多く手がけた人だったという。
その娘の田中真紀子は、政党に入らないと議員立法もできないし、
国会での発言もできないと行って民主党に入った。

政党に属していないと議員立法もできない。
だとすれば、どんなにすばらしい人でも無所属の議員を応援しにくい。
法律が起草できない議員など、市民の目から見て仕事をしているとは言えないからだ。

弾さんは
>空気を読むのはもうたくさん。読むならコードにしろ。

もう伽藍では持たない。

バザールだなければ、持たない。

私が選ぶのは、バザールだ。


というけれど、本当に「バザール」で政治が、法律ができるのでしょうかね?
そこに必要なのは、当然「衆愚」ではなく「集合知」としてのネット市民でしょうけど。

そのバザールに集まる人たちが「市民」である保障はないようなきもするなあ。

プロ市民という、不思議な呼称を持つ活動家がバザールに潜入して、
様々な法案に対して、Wikipediaを書き換えるように活動したときに、
フリーウェアプログラマのように特殊技能を持つエリート集団(一種の仲間内)でおきているような
「集合知」と「経済合理性」と「性善説」みたいな話が、
通用するんでしょうかね?

一般市民は、プログラマの世界に比べると雑多すぎて、「バザール」を作っても
弾さんや勝間さんのような専門知識を持った人たちが参加する仕組みを生かし切れずに
結局「衆愚」になってしまうのではないか。

だとすると、政党政治の枠組みを変えて、
もっと専門家の意見が政治の場に生かせる仕組みを作らないといけないのだろう。
それが「バザール」になるかどうか。

決して、ウェブはバカと暇人のものとは思わないけれど、
エリートが社会改革のためにネットを使わない状況(いわゆる「残念」)を見るに付け、
そのバザールで起きる「祭り」に参加したいとは思わないなあ。

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fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
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