スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「対話のススメ」に行ってきました

(独)科学技術振興機構・社会技術研究開発センター
研究開発プログラム「21世紀の科学技術リテラシー」平成18年度採択プロジェクト
「自律型対話プログラムによる科学技術リテラシーの育成」研究成果シンポジウム
対話のススメ―自律型対話の実践力をはぐくむ―


に行ってきました。
LSSL_sympo_poster_convert_20090809212617.jpg

3年前まで芝浦で働いていたので、ずいぶん久しぶりに田町で降りた感じ。
その頃、芝浦工大は解体中。今回は、その新しい校舎が会場。
その興味もあって、このシンポジウムに申し込んだ。

あと、「対話」と「科学技術リテラシー」の関係にも興味があった。
で、結論から言えば、期待はずれ。

「自立型対話プログラム」は、大学教育の方法論として開発されたもの。
このプロジェクトにも、開発されたプログラムにも異論は無いが、
そのどこにも「科学技術リテラシー」との関係が見出せなかった。

グループ討論が苦手な学生に、議論のあり方に「気づいてもらう」というもの。
その教え方と評価ポイントがまとめられていてパッケージとして提案された。
それは、大学教員にとっては「福音」かもしれない。

でも別に「科学技術リテラシー」に特定された問題とは言えない。
単純に産業界からの期待に応えた人材育成の為の仕組みにフィットしたと言うこと。

研究者は否定していたが、大学の人材教育が「キャリア教育」であり、
就職に即したものであることを求められている(産業界からも、学生からも)ことは否定できない。

学生の人材開発の為にどうしていいのかわからないだけではなく、
自分たちが習ったことも無いコミュニケーション教育を求められて
途方に暮れていた大学教員にとって、
こうした教育プログラムの開発が求められていることはよくわかる。
だから、この研究は「福音」なのだろうと思う。

そのせいか、会場は大学教員や、教育学研究者ばかりで、
門外漢の素人は私くらいだったようにも思えた。

パネルディスカッションは参加者を見てもわかるように面白かったが、
最後まで、「科学技術リテラシー」と言う言葉が、
研究費を得る為の方便にしか見えず、
違和感というか研究費と研究のあり方についての疑念が拭えなかった。

JSTと言うのは、本当に幅広い研究分野にお金を出しているものだ。
そのすべてにきちんと評価を下すのは難しいと、改めて思った。

改めて書いておくと、この研究の成果そのものを否定するつもりは無い。
ただ、「科学技術リテラシー」と言う言葉を書けば予算がつくような安易さが、
研究世界でどう評価されているかが、ちょっと垣間見えた気がした。


関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

amazon
楽天市場
Yahoo!
楽天
FACEBOOK
RSSフィード
add
プロフィール

fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

リンク
検索結果
カスタム検索
Twitter
ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

カテゴリー
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。