47都道府県で695億円
今度の補正予算は、ほんとに侮れない。
何が入っているかよく見ないと。
【2009年6月22日 産学官共同研究拠点費695億円を生かすには 】@サイエンスポータル編集ニュース
>総額2,700億円の研究支援基金とともに補正予算で大きな関心を集めている695億円の地域産学官共同研究拠点整備事業費をどのように地域発イノベーション創出に生かすか、事業推進方策を検討する「産学官イノベーション創出拠点推進委員会」の初会合が18日、行われた。
当たり前からもしれないけど、サイエンスポータル編集ニュースは、科学予算をよく追いかけてます。
一般記事にならないからね、文科省の予算なんて。
今、記者の大半は厚労省行っちゃってるだろうし。
でも、この695億円も結構すごいよ。
>同委員会には、新たに始まる「地域産学官拠点整備事業」の基本方針のほか、最大で都道府県各1カ所ずつ新たに設けられることになるとみられる産学官イノベーション創出拠点の公募要領を7月末までにまとめる役目が与えられている。
47都道府県に各1カ所で、総額695億円。やっぱり土木予算ですな。
>科学技術振興機構によると、機構は建物・研究設備の建設・製作を担い建物の所有者となる。他方、地域は拠点整備事業の構想・計画の立案、土地の提供と拠点の運用責任を持つ。
既存施設も利用可能という答えをしつつも、「増築」とか言ってるし、
これは地方の建築業界支援予算の一環ですな。
>科学技術振興機構の説明は「運用経費については地域の負担。建物・設備を作ってから何をするかは地域に任せている」。
建物は造るけど、使い方は地方に任せる。
一見地方にとって良さそうですが、運用ができなきゃ宝の持ち腐れなのは歴史がしめしている。
さらに地方には人もいないという。
>運用費に加え、地域には人がいないという発言があった。産学官をとりまとめる人材の育成や確保というこれまでにもしばしば指摘されていた課題が、拠点の運用費確保とともにこの事業を機にあらためて大きな問題となるとみられる。
天下りだ。文科省系の天下り先だよ。
でも、そんな現場のわからない役人が来るくらいならば、JSTから人出した方がいいかも。
少なくてもJSTから人送らなければ回らないよ。
>科学技術振興機構が示した拠点整備のスケジュール案によると、今年度に各県1件、数億円から最大30億円の提案を公募、審査を経て年内に設計を完了、来年度遅くても再来年度までに拠点を建設、2001年度以降に運営開始となっている。
最後は、2010年度ですかね、2011年度ですかね?
惜しいね、いい記事なのに誤植は。
30件×90億円もすごいけど、47件×数億~30億円も魅力的だね。
誰が回すんだろうなあ。
こちらは産学官協同だから、本当に成果にならないとシャレにならんからね。
地域の活性化に結びつく「イノベーション」じゃないとね。
でも既存のプロジェクトとの関係はどうなっているんだろう。
平成21年度「産学官連携拠点」に係る提案の公募結果について@文部科学省
>文部科学省と経済産業省が共同で実施する平成21年度「産学官連携拠点」に係る提案の公募については、平成21年3月2日(月曜日)から3月31日(火曜日)までの期間にて行ったところ、「地域中核産学官連携拠点」28件、「グローバル産学官連携拠点」13件の応募がありました。
応募のありました提案について、厳選な審査を行った結果、「地域中核産学官連携拠点」10件、及び「グローバル産学官連携拠点」5件を選定いたしましたのでお知らせいたします。
これだって、大々的に募集して、これしか集まらないのにねえ。
数億円をかけたくなるような提案が47個、本当に出てくるんだろうか?
TLOの腕の見せ所なんだろうけどね。
何が入っているかよく見ないと。
【2009年6月22日 産学官共同研究拠点費695億円を生かすには 】@サイエンスポータル編集ニュース
>総額2,700億円の研究支援基金とともに補正予算で大きな関心を集めている695億円の地域産学官共同研究拠点整備事業費をどのように地域発イノベーション創出に生かすか、事業推進方策を検討する「産学官イノベーション創出拠点推進委員会」の初会合が18日、行われた。
当たり前からもしれないけど、サイエンスポータル編集ニュースは、科学予算をよく追いかけてます。
一般記事にならないからね、文科省の予算なんて。
今、記者の大半は厚労省行っちゃってるだろうし。
でも、この695億円も結構すごいよ。
>同委員会には、新たに始まる「地域産学官拠点整備事業」の基本方針のほか、最大で都道府県各1カ所ずつ新たに設けられることになるとみられる産学官イノベーション創出拠点の公募要領を7月末までにまとめる役目が与えられている。
47都道府県に各1カ所で、総額695億円。やっぱり土木予算ですな。
>科学技術振興機構によると、機構は建物・研究設備の建設・製作を担い建物の所有者となる。他方、地域は拠点整備事業の構想・計画の立案、土地の提供と拠点の運用責任を持つ。
既存施設も利用可能という答えをしつつも、「増築」とか言ってるし、
これは地方の建築業界支援予算の一環ですな。
>科学技術振興機構の説明は「運用経費については地域の負担。建物・設備を作ってから何をするかは地域に任せている」。
建物は造るけど、使い方は地方に任せる。
一見地方にとって良さそうですが、運用ができなきゃ宝の持ち腐れなのは歴史がしめしている。
さらに地方には人もいないという。
>運用費に加え、地域には人がいないという発言があった。産学官をとりまとめる人材の育成や確保というこれまでにもしばしば指摘されていた課題が、拠点の運用費確保とともにこの事業を機にあらためて大きな問題となるとみられる。
天下りだ。文科省系の天下り先だよ。
でも、そんな現場のわからない役人が来るくらいならば、JSTから人出した方がいいかも。
少なくてもJSTから人送らなければ回らないよ。
>科学技術振興機構が示した拠点整備のスケジュール案によると、今年度に各県1件、数億円から最大30億円の提案を公募、審査を経て年内に設計を完了、来年度遅くても再来年度までに拠点を建設、2001年度以降に運営開始となっている。
最後は、2010年度ですかね、2011年度ですかね?
惜しいね、いい記事なのに誤植は。
30件×90億円もすごいけど、47件×数億~30億円も魅力的だね。
誰が回すんだろうなあ。
こちらは産学官協同だから、本当に成果にならないとシャレにならんからね。
地域の活性化に結びつく「イノベーション」じゃないとね。
でも既存のプロジェクトとの関係はどうなっているんだろう。
平成21年度「産学官連携拠点」に係る提案の公募結果について@文部科学省
>文部科学省と経済産業省が共同で実施する平成21年度「産学官連携拠点」に係る提案の公募については、平成21年3月2日(月曜日)から3月31日(火曜日)までの期間にて行ったところ、「地域中核産学官連携拠点」28件、「グローバル産学官連携拠点」13件の応募がありました。
応募のありました提案について、厳選な審査を行った結果、「地域中核産学官連携拠点」10件、及び「グローバル産学官連携拠点」5件を選定いたしましたのでお知らせいたします。
これだって、大々的に募集して、これしか集まらないのにねえ。
数億円をかけたくなるような提案が47個、本当に出てくるんだろうか?
TLOの腕の見せ所なんだろうけどね。