スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

今ほしいものは統計思考力

先ほどのエントリのタイトルは、中身とあってませんね。

関連エントリ:相関関係は因果関係ではない:不透明な時代を見抜く「統計思考力」
>統計思考力の本の中から至言を紹介していくときりがないので、
ここでは言及しない


と書いたけど、言及しないとあのタイトルの意味がわからないので、説明。

一番驚いたというか、目からうろこだったのが、タイトルに使った

「相関関係は、因果関係ではない」

ということでした。
データは事実ではない、くらいは肝に銘じて仕事をしているつもりだし、
企画書に載せたいようなデータは、まだ集められていないというのも経験上よくわかる。
アンケートは母数の偏りがあれば、正しくない結果が出るのもわかる。

でも、フラクタルで有名なベノワ・マンデルブロが経済分析をしていたり、
数学の勉強が楽しいと思うのと点数には負の相関があるなんていうのは
ちょっとびっくり。

さらに、
「相関」というのは、あくまで「対応関係」を示したものであって、
「因果関係」ではない。

というのは、理屈では納得しても、しっくりきません。そこで、

相関係数というのは、データ同士の関係が、どれだけ「まっすぐ」かを表している

と続けられると、そうだったのか、これまでの俺の人生を返してくれ(とは思いませんが)
くらいの衝撃です。

よく考えればわかることですが、つい思い込んでいることというのはありますよね。
そのひとつが、この「相関と因果関係」の関係ではないでしょうか。

強い相関がある、とかいわれると、もう逃れられないような気がしますもの。

結局、自分で生データに当たり、先入観を持たずに見て、自分の頭で考える。
それが一番強いのです。
コンサルタントの思考法は、そこを鍛えるので強いわけですね。

それでも専門家が言うことだからといってあたるわけではない。

自然は常に想像を超えるからです。
そして想像できる範囲のことは必ず起きる。
自然のほうが人間の想像よりも大きい。
人間の想像はどんなに最先端の科学を駆使しても、前提となる過去があるからでしょう。

私たちがまだ見ていない、まだ経験していない事象を自然は隠し持っているかもしれない。
だから、人間の想像を超える事実が、いつまでもおきるのですね。

その限界を知りながら、それでも事実を基にして、数学的分析を行い、
最後は経験に裏打ちされた「勘」で推測する。

それが最善なのかもしれません。
それを教えてくれる本でした。
4887596995不透明な時代を見抜く「統計思考力」
神永 正博

ディスカヴァー・トゥエンティワン 2009-04-15
売り上げランキング : 18

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

No title

>「相関関係は、因果関係ではない」
これは理系の大学院生は、実は頻繁に口にしている言葉かもしれません。実験データの考察などには必須だからかもしれませんが、日常目にするデータにも良く使いますね。

学部1年の時に大変人気のある統計の授業があって、
私もそれはとっていたのですが、後から振り返って、
本当に、直接役に立った講義のひとつです。

そうなんだ

わたし文系なので。

というか大学は心理学ですが、授業いい加減にしか受けてないし。

どちらかと言うと芸術系ですので。

でも、これ腑に落ちる本だと思うよ。
amazon
楽天市場
Yahoo!
楽天
FACEBOOK
RSSフィード
add
プロフィール

fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

リンク
検索結果
カスタム検索
Twitter
ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

カテゴリー
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。