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2011年の人気記事ベスト10

2011年1月1日から12月29日までで、このブログの記事数は269エントリ。

これまでの総数が2323エントリ。

この所やってませんでしたが、
今年一年の人気エントリが以下の通りです。

1位:2009-11-18(17:32) :Wii Fit Plusのゴルフレッスンはマジで疲れます

これは検索で集めている定番ネタになってますね。コンスタントに読まれています。

2位:2011-03-16(12:14):西日本に「疎開」する人がいるようだ

今年一番インパクトのあった記事でした。Twitterでネタフル砲を浴びたせいですが。

3位:2011-03-11(10:54):民主党の「政治主導」はやっぱりおかしいらしい

これ、時間を見ると、東日本大地震の直前に書いてるんですね。そして、この記事で指摘した「政治主導」が震災対応もまた歪めてしまったと考えます。

4位:2010-01-04(22:48):LED電球とか電球型蛍光灯とかに変えてみた

これも検索からの導入でコンスタントに読まれています。もう2年前か。

5位:2011-01-27(10:58):勝手に国民のせいにしないで欲しい:最先端・次世代開発支援プログラム

6位:2011-01-20(17:00):年度内に使えるのか?:最先端・次世代研究開発支援プログラム

このブログでよく取り上げる科学政策ネタで昨年から今年に掛けて連続して取り上げたものが続けてランクイン。

7位:2010-02-14(20:50):レトルトとは思えない本格派:陳麻婆豆腐を作ってみた

これも検索ネタ。でもこのレトルトはほんとうに美味しい。

8位:2011-10-02(18:27):2011年の酉の市は3回あります

これも、2011年 酉の市 で検索すると、このブログが上位に出てきていました。

9位:2008-12-19(09:38):ホールAはでかすぎる:シモン・ボリバルユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ

もう3年前なのか。このコンサートは本当によかった。自分にとっても大きな出来事でした。

10位:2011-02-13(10:28) :ついに採択:最先端・次世代研究開発支援プログラム

5位、6位の記事の続編ですね。それにしても、このプログラムは今年だけで来年は予算もないんですが、それでいいんでしょうか?

10本の中で、2008年の記事が1本、2009年が1本、2010年が2本、2011年が6本。
検索ってありがたいですね。
あとは、インパクトのある記事は広がる時代なんですね。
いつもというわけではないですが、TwitterやFacebookで広げていただくこともあります。
この4年半(2007年6月2日からブログ書いてます)で、その辺が大きく変わってきましたね。

来年からブログを分けたりしますので、こうしたランキングは意味が無いかもしれませんが(まあ、今も無いかも)、今年の結果は、これで記念になりますね。

では、また来年。
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今年も一年ありがとうございました。

今年は、いろいろなことがあった年で、
そんな中でブログとの付き合い方も変わってきたようです。

その一環として、ブログを二つに分けました。

発信したいこと、言いたいことがあるときは、この「フジタツヨシの新宿通信」
自分のログとして残しておきたい趣味や食べたことなどは、「エフの次はG」

なので、来年からは更新回数が減るかもしれませんが、
変わらぬご愛顧をよろしくお願いします。

政府事故調中間報告概要を読んで考えたこと(その2)

関連エントリ:政府事故調中間報告概要を読んで考えたこと(その1)

東電の報告書と比べて読もうと思ったけど、東電は概要が無いので面倒くさいな。

東電に関して言えば、「後出しジャンケン」だとする彼らに、
いかに「違う」と言えるかなのだけど、
東電上層部は頭を下げたことがない人達ばかりなので、
まず「自分たちの非」を認めないだろうと思われる。

あくまで「事前の想定」が政府や保安院の「許可」と「合意」のもとになされており
その「想定を超えた事態」で起きたことに責任を取ることはできない、という論理だろう。

当然、その「想定」こそが問題である。

あらゆる外的状況を自分たちの都合の良いように過小(時には過大)評価して、
歪曲化された条件設定の中で作られた「想定」こそが、
自己肯定したいという狭量で傲慢な欲求に基づいた彼らの拠り所だからだ。

しかし、すべての原因がその「想定」であり、この原発事故は
その想定を設定した人間、組織が招いた「人災」なのだ。

しかも、その想定は何度も変更する余地がありながら、
「安きに流れ」(易きに流れたのではなく、安価な方向に流れた)
変更しなかったのは、清水社長の統治下だったといえる。

彼が東電の購買で購入原価を下げ、利益をもたらしたことを評価され
社長になったことを知らないものはいない。
原発もまた、彼にとっては原価のかからない方向に改善すべきものでしかなかったのだろう。
金の掛かりそうな「想定」はすべて排除されてきた。

そして、その東電の想定を見過ごし、指導して来なかった保安院は、
さらに人災の大元締めだ。
まったく能力のない人達が、判断し、指導する側につくことが、それだけ危険なことか。
私たちは、今回の災害で知ることになった。

優秀な人材が、重要なポジションに付く重要性を知った。

そして、この災害にとって不幸だったのは、
東電にも、保安院にも、政府にも
そうした人材が就いていなかったことだろう。

人材がいなかったわけではないと思うが、就いていなかった。

東電で言えば、柏崎刈羽での事故隠しなどで、
原子力畑の発言力が弱まり、上層部に直言できる原子力の専門家を欠いていた。
(あ、ここは報告書の中に出てくるのではなく、私の意見です)

保安院は、何だかよく分からないとしか言えない。
出てくる人、出てくる人、経産省の中でも出世コースとは言えない感じ。
東大の原子力で優秀な人は東電に行き、
研究者としても残れなかった人で役人になった人が行くところなのか?

最後に、問題だったのは政府、特に官邸だろう。
まあ、言ってしまえば菅直人首相だ。

報告書の概要の3 事故発生後の政府書記官の対応の問題点のなかで
(3)残された課題 として
>原子力災害が発生した場合に、迅速かつ的確に事態に対応するため、原子力災害対策特別措置法や政府の原子力災害対策マニュアル等が整備されている。


ところが事故発生時から官邸は、一貫してマニュアル等に定めのない行動ばかりをとっている。
・官邸地下の危機管理センターを使わず5階に関係閣僚等を集めた
・危機管理センターに詰めた各省庁代表の緊急参集チームとのコミュニケーション不全
・マニュアル等に定めのない福島原子力発電所事故対策統合本部の設置
・SPEEDIの不活用
・経済産業省緊急時対応センター(ERC)の不活用
などなど、官邸が東電に直接の状況報告を求めたために、
本来、原子力災害に対応するために利用されるはずの機関が使われないまま
情報の経路不全が続くことになった。

この件については、私もこのブログで指摘してきた。

関連エントリ:平時に準備しておかないと泥縄になる
>今回の震災及び原発事故に関して言えば、それは準備してなかったからですね。
でも、長い自民党政権時代に官僚の人たちは、営々と準備してきたはずなんですよ。

大震災が起きたときに初動はどうするかとか、原発で事故が起きたときにはこうするとか。

菅政権は、その平時に官僚の皆さんが自民党と協議して決めたことを「守らない」ことを決めたかのようです。


まさにそのとおりの状況で、やはり、この「泥縄」と言うか
独自の解決策にこだわった官邸の対応が、
初動の遅れにつながったことは間違いないでしょう。

原子力発電所がどうして事故を起こしたのか。
原因は地震なのか、津波なのか。
この初期段階については、もう少し現場に入れるようにならないとわからないだろうけど、
その事故がどうして次の段階、
炉心溶融にまで行き着いたのか、水素爆発を起こしたのか、
このフェーズでは、人災だといって良いのではないでしょうか。

それも、東電だけではなく、官邸との合作による人災だと。
さらに、そこに至る「想定」の作成には、保安院が大きく関係している。
いわば未必の故意として、抜け穴だらけの対応をしてきた罪がある。

関連エントリ:想定内とか想定外とか言うけど「想定」は想定者の器による

子の4月6日に書いたエントリで疑ったとおり、
「想定」そのものが間違っていたのです。

その辺が、中間報告で浮かび上がっているだけでも、
この政府事故調の中間報告は価値があると思います。


政府事故調中間報告概要を読んで考えたこと(その1)

赤線引き引き読みました。

概要読んで、気になったところは、本文も読んでみて。
本体だけで500ページ超の報告書なんて、いきなり読めません。

関連エントリ:政府事故調の中間報告は概要だけでも読んで意見を寄せよう

でも書きましたけど、概要だけでも読んで自分なりの意見をもつのが日本国民としての勤めのような気がします。

前提として考えておいて欲しいのは、
報告書というのは制作する人たちの立場が背景にあって、
常にポジショントークなわけです。

誰に対する「報告」なのか、
そして発注者から「何を」報告するよう求められているのか。
この二点を踏まえないと報告書になりません。

では、この政府事故調の報告書は「誰宛」で、「何を」報告するように求められているのか。

はじめに>1設置目的 にあるように、
>被害の拡大防止及び同種事故の再発防止等に関する政策提言を行うことを目的

>従来の原子力行政から独立した立場で、技術的な問題のみならず制度的な問題も含めた包括的な検討を行うことを任務


としている。
つまり、「原子力事故防止の政策提言」になるような「包括的な検討」で、
そのために8つの方針があるわけです。
① 畑村の考え方で進める。
② 子孫のことを考え、100 年後の評価に耐えられるものにする。
③ 国民が持っている疑問に答える(納得性)。
④ 世界の人々が持っている疑問に答える。
⑤ 責任追及は目的としない。
⑥ 起こった事故の事象そのものを正しく捉える。
⑦ 起こった事象の背景を把握する。
⑧ 再現実験と動態保存が必要である。

わかりにくいですが、畑村先生が国民の目線でみんなを代表して聞いてきます!
と書いてあるわけですな。
その上で「個人の責任追及」は目的としていない。

あくまで、なんで失敗したかを捉えて、次に失敗しないようにという「失敗学」に基づいています。

その辺を押さえた上で読んでいきます。
で、そのときに、東電の事故報告書(pdf)と比べるといいと思いますね。

12月2日に発表されて、酷評された報告書です。

なぜかというと、東電は、政府事故調の報告書に異を唱えているからです。

東電:「事実一部異なる」 政府事故調の中間報告に反論@毎日JP
>東京電力福島第1原発事故で、政府の事故調査・検証委員会の中間報告に対し東電は27日、事実認定が一部異なるなどと反論した。

東電は、基本的に「全ては津波のせい」だという立場ですから、
松本純一原子力・立地本部長代理がいうように
>「3月11日以前に想定した過酷事故については、自主的に対策に取り組んでいる。国や(内閣府)原子力安全委員会も不十分と言わなかった」

で、ここで重要なのは「言われたことはやってました」「国だって言わなかったじゃん」という点です。

東電の態度は、この立場に徹底してます。
規制業種なんだから、自分たちの判断なんてなかったんだよ、というグレた息子の立場です。

そうした東電上層部の態度は、この政府事故調の報告書でも指摘されています。

私は、この報告書を読んで、東電がこういう態度に出るだろうことを予測していました。
(私だけじゃないでしょうけどね)

すべてを「後出しジャンケン」だと言いつのるだろうと。

長くなるので、その2に続きます。

政府事故調の中間報告は概要だけでも読んで意見を寄せよう

12月26日に政府の事故調査・検証委員会が中間報告を発表した。

すでに、ニュースでもずいぶん取り上げられているし、
昨日はNHKでも報告に基づいたNスペ番組をやっていた。
>「絶対安全」をうたいながら、世界最悪レベルの放射能汚染を引き起こし、今なお多くの人々に避難生活を強いている福島第一原発事故。その原因と背景を半年以上にわたって探ってきた政府の事故調査・検証委員会が、12月26日中間報告を発表した。現地調査や数百人へのヒヤリングなどをもとにした全700ページ以上にわたる報告では、様々な問題点や疑問点の多くに関して、政府事故調としての調査結果と見解を示しているが、特に東京電力や政府機関の事後の対応について多くの問題点を指摘するなど、踏み込んだ内容になっている。NHKスペシャルでは、事故調委員長の畑村洋太郎氏と、委員の柳田邦男氏を急遽スタジオに迎え、事故調中間報告は一体何を明らかにし、国民の疑問にどこまで答えるものになっているのかを検証してゆく。

これ少しだけ見たけど、本文を読むほうが面白かったな。

で、報告書に対する批判もすでにあちこちで出ている。
代表的なのは、この人だろう。

小出裕章が語る、政府事故調査委員会中間報告「個人の責任を問わないで済むなんてことが私にとっては想像もできない」12/26

テレビの書き起こしらしいけど、偉いねネット住人は。
こういう労力を惜しまない仕事を、新聞も雑誌もしてない気がする。

この中で私が注目したのは、畑村洋太郎先生が委員長であることを指摘し
>小出「まあそうですけど、ま、委員の方々がですね、テクニカルなことに関しては、今聴いていただいたように専門的知識をお持ちでないわけだし。結局ですから制度的にどうであって、連絡体制がどうであった、ま、そういうところしか……興味がなかったというか明らかにする力がなかったということだと思います」

と小出さんが言っている所で、この点が評価が大きく別れるところなのだろうと思う。

私は、この事故が仕組みの問題であることを丁寧に指摘している報告書だと感じた。
東電の中の原発組と本社の間の連絡不足、認識不足や、
経産省保安院の役立たずな部分、
今回の事故を混乱させた官邸の異常なまでの介入とマニュアルを守らなかった問題など
「事故そのもの」以外は、実によく解明していると思う。

そして、事故そのものを解明していないことを指摘するには、
その前提として、まだ放射線量が高すぎて炉心に近づけないという点を
どの程度勘案するかが重要ではないだろうか。

科学者の良いところであり、一般の人から見るとまだるこしいところは
「現場を見ないとなんとも言えない」というところで、
「破砕された状況そのもの」「溶融している状況そのもの」を見ないと
結論めいたことを言わないところだろうと思う。

そこは、この中間報告ではなく、最終報告に期待したい。

新聞記事としては毎日が連続して取り上げている

福島第1原発:東電ミス連鎖で深刻化 事故調中間報告書@毎日JP
>中間報告書は本編507ページと資料編212ページで構成。検証委のウェブ(http://icanps.go.jp/)で公表し、来年1月末まで意見を募集する。

東日本大震災:福島第1原発事故 東電ミス連鎖で深刻化 政府の機能、不全--政府事故調中間報告@毎日JP
>炉心溶融を防ぐための冷却装置への東電の対応に問題があったと認定し、「極めて遺憾」と指摘。政府の対策本部が機能不全に陥っていたことにも言及した。深刻な被害にいたった背景として、自然災害と原発事故の複合災害という視点がなく、政府や東電の備えの欠如があったと分析した。

福島第1原発:安全文化を軽視 事故調中間報告書@毎日JP
>安全文化とは、反省しながら、最新知見を取り入れ安全を常に求める姿勢をいう。だが東電の場合、08年に福島第1原発に15メートル超の津波が押し寄せる可能性を予測したが、コストのかかる防潮堤の設置などの対策を進めなかった。事故発生直後も「想定外の津波が原因」という言葉を口にしている。これに対し、26日、記者会見した畑村洋太郎委員長は「一度想定を決めると、想定外を考えなくなる」と指摘、被害の甚大さを考慮すれば確率が低くても想定外を無視しない大切さを説いている。

こうした記事からでも断片はわかるけど、やはりここは日本国民として
概要でいいから、全文読んでみたほうがいいと思う。
A4で16ページしか無いし、平易な言葉で書かれていて、
いわゆるガチガチの報告書調ではない。

概要(pdf)

そして、毎日新聞の社説(社説:原発事故調 最終に向け踏み込め)などでも言うように、
さらに踏み込んだ最終報告書を書いてもらうためにも意見を寄せてはどうだろうか。

HPによれば
>委員会の活動においては、国民の皆様の声を参考にさせていただきます。ご意見等は、次のメールアドレスまでお願いいたします。
E-Mail:iinkai.goiken@cas.go.jp


とのことなので、このメールアドレスに、感想やら、最終報告への期待を送るといいのではないか。
自分のサイトアドレスを送ってブログを読めとか言っても、多分やらないだろうから、
簡潔に意見を送ったほうがいいと思う。

そういう「市民活動」をしないで、上がったものだけを論っても仕方がない。
彼らは、善意でかなり良い仕事をしている。
そこは評価した上で、それでも斬り込み切れてないところを追求してはどうか。


そうは言っても、私は、毎日新聞社説が言うような
>米スペースシャトル「チャレンジャー」事故の調査委では物理学者ファインマンが組織の論理にとらわれない独自の見解を報告に付け、広く受け入れられた。そんなことも念頭に置いて検証を進めてほしい。

というような報告を実は、この政府事故調には期待していない。
なぜならば、政府自体がこの事件の犯人の一部だからだ。
東電の社内事故調同様に、政府事故調にはある甘さがあるに違いない。

だが、国会事故調が控えている。

東京電力福島原子力発電所事故調査委員会法

という法律に基づいて国会に設置された機関で、
こちらはそうそうたる科学者を含め、強面がズラリと並んでいる。

wikipediaによる

委員長
黒川清(医学博士、東京大学名誉教授、元日本学術会議会長)
委員
石橋克彦(地震学者、神戸大学名誉教授)
大島賢三(独立行政法人国際協力機構顧問、元国際連合大使)
崎山比早子(医学博士、元放射線医学総合研究所主任研究官)
櫻井正史(弁護士、元名古屋高等検察庁検事長、元防衛省防衛監察監)
田中耕一(化学者、株式会社島津製作所フェロー)
田中三彦(科学ジャーナリスト)
野村修也(中央大学大学院法務研究科教授、弁護士)
蜂須賀禮子(福島県大熊町商工会会長)
横山禎徳(社会システム・デザイナー、東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム企画・推進責任者)

政府事故調(Wikipedia)と比べると、委員の人数が少ないが破壊力は国会事故調のほうが上だろう。

こちらでファインマンのような仕事を黒川先生にしていただきたいと切に願う。

とまチョップも苫小牧市民になったそうだ

久しぶりに地元苫小牧市のサイトを見ていたら、今日大事な日じゃないですか!

苫小牧市公式キャラクター「とまチョップ」の部屋

ゆるキャラってやつですか!

name.jpg
tomachop2.jpg

2011年8月に出来たらしいです。
やってくれますなあ、我が町も。
白鳥がホッキ貝をかぶっています。
広報誌では誕生物語も掲載したようですね。

こいつは生意気にアメブロでブログやってます。

とまチョップのブログ
お知らせ~~☆
>チョップ~(・∀・)ノ
(略)

なーんとっ!!

とまチョップが住民登録するよ!

これでとまチョップも苫小牧市民(・ω・*)!!

26日の13じから市役所で交付式やるから、
とまチョップが住民票もらうとこ、ちゃんとみててね


ということで、もう始まってますかね?
とまチョップが住民登録するそうです。

12月26日はとまチョップが市民になった日ということで
記念日にでもなるんでしょうか。
こんな日に、このサイトを見つけるのも何かの縁でしょう。

とまチョップを応援していきたいと思います。

ブログで炎上しにゃいいんですけどね。
チョップ~~。


もう一つ、苫小牧の広報ということで言うと
ラジオもやっているらしい。

TOMA☆JUICE
>水ようびはね、いっつもラジオきいてるんだぁ♪


毎週水ようびのおひる12:30からやってる
「TOMA☆JUICE」ってラジオ番組知ってるかなぁ

苫小牧のグルメのこととかイベントのこととか苫小牧のみりょくをおしえてくれる番組なんだよっ!


とまチョップもおうえんしてる番組「TOMA☆JUICE」

みんなもチェックしてみてね~ うふっ


と、とまチョップも応援している「TOMA☆JUICE」
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苫小牧市まちなか再生主幹によれば

放送日程:平成23年6月1日(水)~平成24年3月28日(水) 毎週水曜日 午後12:30~12:55

放送媒体:Air-G' FM北海道 80.4MHz(室蘭89.4MHz,洞爺86.5MHz,小樽81.9MHz)

ということで、年度内は決まっている様子。
来年もあるかどうかは、聴取率次第でしょうか。

なんか、今年から苫小牧動き出してたんだなあ。
課長が変わったせいか?

CCSに予算がついたから苫小牧は大喜び

私もこのニュースを見るまで良く知らなかったんですCCS。

苫小牧沖CCS実証試験、経済効果に高まる期待@YOL北海道発
> 工場などが排出する二酸化炭素(CO2)を地中に貯留する技術「CCS」の実証試験を行う地点に、苫小牧市沖が選ばれることがほぼ固まった。経済産業省が1月にも同市に最終結果を伝えるとみられる。関連施設の建設など、試験を実施するだけで約200億円の経済波及効果があるとみられており、関係者の期待は高まっている。

我が故郷の地元新聞はもっと喜んでます。

CCS事業は102億円 2012年度政府予算案 年明け、苫小牧正式決定@WEBみんぽう(苫小牧民報社)
>地球温暖化対策に有効とされるCCSの実証試験は当初、苫小牧沖と福島・勿来(なこそ)磐城沖、北九州市の3地点が候補地で、各地で地質調査が行われていた。

 しかし、勿来磐城沖が原発事故の影響で調査を中止、北九州市もデータが不足しているため、経産省は苫小牧沖を想定した実証試験の計画案を作成。学識経験者でつくる専門検討会が15日、計画に問題はない―とする総合評価をまとめ、苫小牧沖での実施が事実上、確定していた。


こんなところにも原発事故の影響が出ているとは驚きですが、
苫小牧沖で決定しそうです。

で、CCSってなんでしょう?

「CCS」って何?
>「CCS」は人間が排出した二酸化炭素(CO2)を他から分離して、人為的に回収し、地中深くに、あるいは海中に貯蔵する技術のことである。一般的に規模が大きく、火力発電所や製鉄所の高炉やボイラーなどCO2を大規模に発生するところから回収し、大気中に出さないように“固定化”する。

 CCSは「Carbon Dioxide Capture and Storage」の略で、「CO2の回収・貯留」とも呼ばれる。


ということで、YOLの記事の図をお借りすると
CSS.jpg

>同省の計画によると、試験の期間は2012~20年度にわたる。最初の3年半でCO2の分離・回収施設を建設し、次の3年半で地下約1キロと約2・4キロの地層にCO2を圧入し、その後、約2年かけて地中のCO2が安定した状態で推移しているかどうかを監視するのが計画の概要だ。同省は今年10月、候補地選定のため「CCS実証試験実施に向けた専門検討会」(座長・山地憲治東京大名誉教授)を発足させた。

この試験が苫小牧であれば、向こう8年くらいは潤いそうなんですね。
でも、102億円の予算で、200億円の影響がほんとうにあるんでしょうか?

>CCSの実証試験事業について藤田博章・苫小牧商工会議所会頭は「地元の景気回復に効果がある。企業誘致にもプラスに働くだろう」と話す。苫小牧市の岩倉博文市長も「発電所や天然ガスの採掘施設、石油精製所などを抱える苫小牧は試験地として最適で、ぜひ大役を担わせてほしい」と、意欲をみせている。

さすがに元衆議院議員の岩倉市長は、意義を見つけるのが上手。
もともと石炭埠頭で大きくなり、発電所、石油精製所で苫東開発が始まり、
それが頓挫したあとには天然ガス採掘と、長年、苫小牧市はエネルギー政策と
大きな関わりがあります。翻弄されてきたとも言いますが、
エネルギー政策の実現地として実績があります。

ただし、それが本当に市民のためになってきたのかどうか。
ぬるま湯が続くだけで、本当に困ったからこそ出るような、
窮地を脱出する知恵を持たないまま進むのではないかと心配です。

企業誘致には、大きなビジョンとブランドイメージ作りが大事ではないでしょうか。

苫小牧に進出するのは「低炭素政策」に貢献するためだ、とか、
エネルギーと二酸化炭素の地産地消政策を掲げるのだ、とか。

ソフトバンクの大規模太陽光発電所建設と絡めて考える必要がありそうです。

太陽光の実験施設着工 ソフトバンク 苫東でデータ収集@道新ウェブ
>通信大手ソフトバンク(東京)は6日、苫小牧市の苫小牧東部地域(苫東)で太陽光発電実験プラントを着工した。今月中旬までに国内外の太陽光発電メーカー10社がソーラーパネルを設置し、年内に完成。苫東でのメガソーラー(大規模太陽光発電所)建設に向け、年明けにも発電量などのデータ収集を始める見通し。

これは帯広に継ぐ2番目の着工なのですが、帯広は12月15日に出来たみたいです。

ソフトバンクが太陽光発電の実験施設を公開@MSN産経
>35道府県と「自然エネルギー協議会」をつくるソフトバンクは15日、北海道帯広市の帯広競馬場に建設した大規模太陽光発電所(メガソーラー)の実験プラントを報道陣に公開した。同日中に発電を開始、全国十数カ所以上で計画しているメガソーラー建設に向け、発電効率や積雪対策のためのデータを集める。


こうした苫小牧と低炭素社会を巡る動きを、一連のものとして発信すべきじゃないですか?

苫小牧市のHPでは、CCSを以下のように紹介しています。

企業立地推進室企業立地課>CCSの概要

私のブラウザがChromeのせいか、見ると崩れちゃっていて、よくわかりませんが、
これまでの経緯がわかるようです。

>安全性について
CO2は超臨界状態(気体と液体の中間)で地中深く埋められます。CO2を貯留する地層は貯留層と呼ばれ、上部に遮蔽層と呼ばれるCO2が通過できない地層が存在する場所となっております。原油や天然ガスが地下から地上に逃げ出さないことと同じ原理で地中にとどまります。
※貯留層とは 隙間の多い岩石(主に砂岩)からなる地層
※遮蔽層とは 緻密な岩石(主に泥岩)からなる地層

苫小牧地域の調査について
調査区域

苫小牧地域では経済産業省から委託を受けた、日本CCS調査株式会社によりCCS実証試験候補地選定のための調査が進められています。

CCSに関する詳細は日本CCS調査株式会社のホームページをご参照ください



この日本CCS調査という会社もこれから注目だと思います。
と言うか、こんな会社あったんですね。
>いま、地球を救うCCSプロジェクト、動きだす。
私たちは、科学者と専門家の集団。

地球が数千万年以上にわたって地中深くに貯めてきた
化石燃料。 豊かな暮らしのために掘り出され燃やされて
大量に生み出されたCO2 。 人類は今すぐ、大気中CO2
濃度の上昇に急ブレーキをかけなければならない。
私たちの任務は、CCSという先端技術で、CO2 を
数千万年前の地中に還すこと。
今、温暖化に苦しむ地球を救うため、カウントダウンへの
スイッチを押す。



こういう国策会社に電力とか商社とかって、どれくらいお金出しているんですかね?
そして、どれくらいの人が実質働いてるんですかね?

国から調査費とか取ってきているんですけどね。
調査以外の費用にどれくらい流れているのか知りたいですね。

そして、苫小牧にちゃんと落としてくれているのかも。

苫小牧は、マジで、低炭素社会に興味がある人には要注目の街になったと思うんですが
もうちょっと有名になるといいなあ。


新幹線は札幌まで必要だろうか?

函館まででいいんじゃないのかなあ?

北海道新幹線:並行在来線問題 札幌延伸大きく前進 分離同意の函館市長、「熟慮重ね」決断 /北海道@毎日JP
>北海道新幹線の札幌延伸で着工条件の一つになっていた並行在来線(函館-小樽間、252・5キロ)のJRからの経営分離について、沿線15自治体の同意が21日、ようやく出そろった。最後の同意表明となった函館市の工藤寿樹市長は「熟慮に熟慮を重ねた」と重い決断だったことを強調した。一方、「道民の悲願」とされる延伸へ向け大きく前進し、道庁内には「宿題をクリアした」と安堵(あんど)感が広がった。

これ、昨日、ツイートでも触れた問題。
http://twitter.com/#!/fujita244/status/149377662299799552

今日のコレとか。
http://twitter.com/#!/fujita244/status/149714203987546113

北海道新聞Twitterは連続して記事を発信している。

道新幹線 札幌―東京4時間40分/雇用18万人、経済効果は2・5兆円/東北との往来1・5倍増

新幹線悲願へ前進 経済効果に期待 観光・建設業界 長い工期不満も

道新幹線、曲折 計画から42年 景気や政治が翻弄

当然、北海道にとっては1973年の整備計画以来、長年の悲願とされてきた新幹線問題。
青函トンネルだって、新幹線が通るのを前提に作られているわけで、
とにかく、札幌まで引いて欲しいと思っている人も多い。

でもね、ほんとうによく考えているのだろうかと思うことも多い。
例えば、今回、函館市が賛成しなかった並行在来線問題。

Wikipediaの並行在来線問題を見ると
>、1990年12月24日の「整備新幹線着工等についての政府・与党申合せ」により、「建設着工する区間の並行在来線は、開業時にJRの経営から分離することを認可前に確認すること」となった。また、1996年12月25日の「整備新幹線の取扱いについて 政府与党合意」において、建設着工する区間の並行在来線については、従来どおり、開業時にJRの経営から分離することとする。具体的なJRからの経営分離区間については、当該区間に関する工事実施計画の認可前に、沿線地方公共団体及びJRの同意を得て確定する。」とされた。

ということで、新幹線が通ると、そこに平行して走っている路線がJRから第三セクターに移管するわけです。

身近な青森の例で言えば

並行在来線とは@青森県
>並行在来線の経営分離に対する沿線地方公共団体の同意は、新幹線建設着工の条件であり、本県の並行在来線区間は県境の目時(めとき)駅~青森駅までの121.9kmとなっています。

この区間は、並行在来線(青い森鉄道線)というのに変わっています。

そこでは例えば運賃が上がります。
>東北新幹線延伸にともない分離された盛岡-青森間は、JR幹線扱いであれば運賃3570円(地方交通線扱いだとしても3890円)であるが、第三セクターのいわて銀河鉄道、青い森鉄道を乗り継ぐ実際の運賃は5330円となっている(2011年1月現在)。

第三セクターの経営は、上下分離方式といって、運営は第三セクターだけど、
路線そのものはJRから自治体が受け継ぐ事が多い。

その費用が本当に函館ー札幌間の自治体にあるのだろうか?
駅ができる木古内町、北杜市、八雲町、長万部町、倶知安町、小樽市、札幌市
以外の沿線市町村にメリットはあるのだろうか?
いまのまま函館から特急でも途中停車しない自治体はおんなじってことなのか?
(ルートはこちら

沿線自治体が賛成しないと工事しないよという「脅し」にも似た手法が
未だにまかり通っているわけで、その脅しに屈服してよく考えずに賛成しているんじゃないか?
という疑問があるわけです。

函館市は、今回、新函館駅が北斗市(渡島大野駅)にできるので、
そこから函館は分離された在来線になることで危機感を募らせた。
札幌までつながれば、新幹線から乗り換えないと市内に行けないということになるからね。
市の中心部を通らない新幹線駅は乗り換え専用の新大阪、新神戸のような感じで、
新函館もそれほど栄えるとは思えないけど、函館は終点だから、
青函連絡船がなくなったときのことを思い出すと、JRが無くなるのは恐怖だよね。
人の流れが変わってしまうから。

でもそれ以上に新幹線沿線の各駅停車(こだま)相当の駅は、
厳しくなるだけのようなきがするんだなあ。
ローカル線に乗っているのは学生と年寄りなわけで、
値上げしても、その乗車賃負担が自治体にかかってくるのは見えている。
結局、いまJRが大きな路線でまかなっている負担が自治体に移行するだけではないか。

それを乗り越える在来線経営のできる社長でも据えられるのならばいいけど。
飛行機でも失敗しているしね北海道は。

道庁は、今度も、よく考えてないような気がするんだなあ。
函館までは仕方がない。

青函トンネルの能力が生かせないし、青函連絡船もなくしたんだし。
青森と函館の間は新幹線通してください。
でも、そこで乗り換えて、北海道らしいスピードで走る路線で
北海道を楽しんでいただくような列車に乗ってもらったらいいんじゃないでしょうか?

北海道に新幹線は似合わない気がします。

論文と電子書籍は相性がよさそう

マーケと言うよりはサイエンスネタ。

埋もれた論文 電子書籍に@YOL
>静岡大学発のITベンチャー「静岡学術出版」が、学術論文や絶版になった書籍を電子書籍化し、低価格で出版・復刻するサービス「新電子出版 知の偉産シリーズ」を開始した。電子書籍化の価格は1冊あたり5万円。出来上がった電子書籍は、ネット小売り最大手「アマゾン・ドット・コム」や同社のウェブ書店で、1冊500円程度で販売されるという。

学術論文は、電子化されて検索可能な方がGoogle Scharとか
各種論文検索サービスに引っかかりやすいから便利だろうとは思う。

でも、最近の論文誌って、そういうネットでの公開に
かなり高額な料金を取るんだけど(数十万円単位)
ここでは5万円で電子書籍化してくれるようだから、いいかもしれません。
それだけの価値がある論文だと思う場合はね。

ここは、書籍化もしていたそうで
>同社では、これまでも紙での自費出版を1000部約50万円で請け負ってきたが、「長い年月や費用をかけた研究成果が、人の目に触れずに埋もれるのは大きな損失。もっと低価格で提供したい」として、電子書籍での出版サービス開始を決めた。

1000部で50万円ということは、1部500円。
電子書籍ならば100部売れれば元は取れるのだから、
かなりハードルが下がったと言えますね。

気になるのは「絶版になった書籍」というところかな。
教科書に指定されたような教授が書いた本とか、
学生がコピーしたら、本を買うより安く済んだなんて話があったけど
そういうことの邪魔にはならないでしょうか?
自炊話のような抵抗を受けないかが不安ですね。

でも、本当に、それでも電子化したほうが良い論文は年間どれくらい出ているのか。
過去に書いた論文を発掘する努力が報われたのか、
来年辺り聞いてみたい所ではあります。

>年間売り上げ目標は2012年度で3400万円。同社営業担当の三島美保さん(46)は「電子書籍向け端末も次々開発され、今後電子書籍のニーズは高まる」と自信を見せる。同社を指導している静岡大情報基盤センターの井上春樹副センター長は「電子書籍化によって、論文の検索や入手も容易になる。大学で生まれた研究成果を、広く社会に還元することが可能となる」と話している。

この見込みは、武家の商法な感じがしないでもないけどね。

自炊業者に怒る作家が思っているもう一つのこと

私は自分では電子書籍は読まないんです。
iPadで雑誌を読むのは試してみたいと思ってますが、
スマホで青空文庫とか読んで見ましたけど、
ちょっとページあたりの情報量が少なすぎて、読みにくい。
しょっちゅうページめくってないといけないのが辛い。

でも、マーケティング的な話とか、市場としての電子書籍市場には
かなり興味があります。

ということで、先日、某出版社の電子書籍担当に話を聞いて見ました。
詳しくは書けませんが、そこで聞いた話は、予想とは異なるものでした。

少なくとも、紙の本の市場とは、かなり異なる世界のようです。

ということで、気になったニュースが。

「自炊」代行2社にスキャン差し止め要求 東野圭吾さんら作家が提訴@ITMediaニュース
>蔵書を電子化する「自炊」について、代行業者が行う場合は著作権法が認める私的複製の範囲を超えているとして、作家の東野圭吾さんらが代行業者2社に対しスキャンの差し止めを求める訴訟を起こした。

この話には前段があって、

「自炊」の著作権問題とは? 代行業者に作家ら反発 (1/2)@ITmediaニュース
>著作権者の許諾を受けていれば代行サービスは可能だ。しかし、「業者には許諾していない」などとして、今年9月、大手出版7社と作家・漫画家ら122人が代行業者98社に法的問題点を指摘した上で、今後も事業を継続するかどうかを尋ねる質問書を送付した。その結果、回答があった43業者のうち37業者が「今後は事業を行わない」などとし、すでにサービスをやめた業者も出ている。出版社側は今後、悪質な業者については法的措置も検討するとしている。

というような動きがあった上で、回答を明確にしなかった会社を訴えた。

この話には、実は2つの側面があると思う。

一つは、著作権上の話。
これだけの人気作家の作品がタダ同然に読めるならばと、
自炊でデータ化された「本」を買う人もいるだろうから、
自炊業者に頼んだデータを横流しされていないかを確認するべきだという点。
本当に自分が読むためにデータ化を依頼しているかどうかが分からないことが問題。

もう一つは、本を裁断するという自炊行為そのものへの嫌悪感。
例えば、記事中にはこういう記述もある。
>会見場に置かれた裁断済み書籍について、林さんは裁断された書籍について「本という物の尊厳がこんなに傷つけられることはとんでもないことだ」、武論尊さんは「作家から見ると裁断本を見るのは本当につらい。もっと本を愛してください」と話した。

実は、この点が、自炊業者への怒りになっているのではないか?
もともとデータ化されている本の転売とか、
まだまだ取り締まるべき話はある中で、自炊業者を訴えるのは、
「本への愛情がない事への怒り」なのではないだろうか。

これは「電子書籍」という問題とは別の話のような気がするし、
まだ日本で電子書籍が大きな市場を得られていない理由の一端でもある気がする。

すでに書籍は、コンテンツ以上に「本という形態」が好きな人のものなのかもしれないからだ。

その話はまた別の機会にしたい。

もう一つ気になるのは、こうした動きに乗っかる議員の動きだ。

電子化の産物@すがわら一秀オフィシャルブログ
>作品はその作家らの知的財産であり、人生観の結晶である。

それを契約を結んだ出版社が本として出版するのであり、本を手にした時のなんとも言えないあの手ごたえ。

それを、いくら電子化の時代だからと、スキャナーでパソコンに取り込み、それを電子ファイル化して他に流すことは時代の産物ととらえるだけではすまない。

それが大量にネットで拡散されれば、本はうれなくなってしまう。

この問題、国会でもとりあげていく。


国会で取り上げるべき問題だろうか?
もっとやるべきことがあるでしょう。
電子書籍のフォーマットがガラパゴス化しそうだから止めるとか。
国があんなに金をかけてフォーマットに介入する必要が有るのかとか。
(例えば、このブログ記事などを参考に)

練馬が地盤の衆議院らしい。同い年なのもなんか嫌だ。

しかも論点が、どこにあるのか、よく分からない文章。
販売の問題として、自炊業者を問題にしたいらしいが、
100件程度だし、訴えられたのは2件だし、多分零細だし。
国会議員が取り上げる話とは到底思えない。
どういう視点で取り上げるのか、そこが問題なんだけどな。

こういうブームに乗っかるような議員って、ろくなもんじゃないと思うのだけど。
どうなんでしょうね?

来年、京都と墨田区に水族館ができるらしい

mainimg.jpg


京都水族館が2012年3月14日オープンなんだって。
>『京都水族館』は、日本初(*1)の内陸型大規模水族館として、子どもたちをはじめ、幅広い年齢層へ環境学習の場を提供するなど、京都の環境を守る活動の情報発信や、水の豊かな都が育んだ文化の紹介を行ってまいります。
プレスリリースより)

確かに、内陸の水族館、ましてや京都に水族館のイメージはなかったなあ。
でも、驚いたのは、この水族館が京都府や京都市などの自治体ではなく、
オリックス不動産の運営だということ。

しかも、オリックス不動産は小会社としてオリックス水族館という会社を作って、
もう一軒オープンさせる。
それがスカイツリーの中にできる都市型水族館「すみだ水族館」。

東京スカイツリーの都市型水族館の名前が「すみだ水族館」に@日刊建設通信新聞社
> オリックス不動産は、東京スカイツリータウン内に開設する都市型水族館の名称を「すみだ水族館」に決めた。併せて、ロゴマークも作成した=写真。西街区の5-6階にオープンする水族館は、エンターテインメントと教育的要素を併せ持つ施設となる。

sumida1129s.jpg

さらに知らなかったのだけど、オリックス不動産は水族館の運営実績があった。

水族館@オリックス不動産株式会社

HPに出ているように新江ノ島水族館ってオリックス不動産運営だったんだね。

その運営実績で、京都に3月、墨田に5月にオープンするわけだ。
これは期待できるかもしれません。

京都、すみだの採用情報も出てますので、気になる方はそちらもどうぞ。


江ノ島水族館は、日本最初の本格的な水族館だったんだけど、
新江ノ島水族館をオープンするときに家業からPFIに変えたんだね。
>新江ノ島水族館の開業にあたっては、2000年(平成12年)頃に江ノ島水族館の代表取締役社長兼館長であった堀由紀子がオリックス創業者の宮内義彦に打診し、PFIの一種であるBOO手法を用いた『神奈川県立湘南海岸公園海洋総合文化ゾーン施設整備等事業』として策定され、運営されている。

水族館というのは、日本では独立して発展した施設形態ですが、
海外では、動物園(ZOO)の一部としてだったり、
博物館(Museum)の一部として存在することも多く、
日本のように水族館単体で、しかも巨大なものがいくつもある国というのは少ないです。

それと、海外の水族館は博物館もそうですが、研究施設を付帯していて
大学や国の施設が背景にあることが多いわけで、
日本の水族館のように娯楽施設だけで多数存在するというのも珍しい。
(この辺は、もう少し調べてみないと言い切れないかな)

私は、博物館好きなので、海外旅行すると、たいていその国の博物館に行ってみます。
歴史と文化と科学を学べる博物館の存在は、その国の文化度とか知的レベルを象徴するように思います。

日本の博物館は、動的じゃないのが不満ですね。
それは、こうした動物園、植物園、水族館、美術館、科学館などが別々にあって、
一体的な開発になっていないことと、
また研究組織に手厚い保護がないことに問題があると思っています。

上野の山にはいろいろありますが、連携してないし、それぞれが覇を競い合うだけで
スペースにワクワクした感じが無いですね。
もったいないと思います。

民間の手が入って、そういう点はどうなるのか。
そういった視点からもオリックス不動産の例は気になりますね。

聡さんという名前の人に謝らなくては

松田公太議員のツイッターで、名前をもとに、こんな問いかけが。

153048.jpg

ハムスターのようという問いかけから始まった「ハムタ」ネタ。

153305.jpg

松田公太 ですから 木偏にハム+ハムタということですね。

Twitter   @matsudakouta  いいえ、ハムがポニョ並みに好きだったから! って、オ ...-153512

こういうボケをはさみつつ、ほのぼのとした会話ですわいな。

でも、これを見て私は子供の頃の痛切な失敗の記憶が蘇ったわけです。

Twitter   @fujita244  公をわけるとハム。昔、聡くんを公の恥と言って怒られた ...-153914

ハムタの先にあるもの。耳編にハム心といった聡くんに対して、

聡を公と恥にわけるという中学生の時の先走った思いやりのない行動をした私。

それ以来、優しい聡くんは話しかけてくれなくなりました。

皆さんも、気をつけましょう。

ブログタイトルを新しくしました

50歳を前に、少し考えますといって、わずか10日あまり。

関連エントリ:50歳まであと一ヶ月

1ヶ月ばかり休むのは無理でした。
でも、ブログタイトルは、考えた末に変えました!

もう、「若だんな」じゃないだろうという世間の声に屈し、
ついに本名ブログへ!
名刺もカタカナにしてあるので、カタカナをタイトルに取り入れました。

Facebookもやってますし、Twitterのハンドルもfujita244なわけで、
若だんなよりもfujita244をメインにして、発信力を強めていきたいなと思ってます。

デザインンもシンプルに変更して、
プロフィールも簡単に、
さらに、左右のコラムも簡素にしていきます。


これからもよろしくお願いします。

オムロンの体重計を買ってみた

先月楽天で買った体重計が日曜日に届いた。

s.jpg

オムロン(OMRON) 体重体組成計 HBF-201

よく見ると、この店、トーカ堂じゃないですか。
あの、博多華丸がモノマネする社長のところですね。

体重だけじゃなくて、体脂肪、内臓脂肪、骨格筋比率なども出て、
3980円ならば安いでしょ!
(4年前の商品だから半額なんでしょうけど、まあ、そんなに変わらないしね)

で、今朝測ったのが、こんな感じ。

DSC_0094.jpg
DSC_0095.jpg
DSC_0096.jpg


実年齢よりは、5歳くらい若いです!

オムロンのサイトに行くと、
>ありがとうございます。体重体組成測定記録に便利な管理表がダウンロードできます。

ということで、記入していけば、下がるのではないかと思います。

グラフ化するとダイエットになると、さとなおさんも言ってますし!

体重よりも体脂肪を気にしつつ、年末の忘年会繁忙期を過ごしたいなと思います。

ブログの整理第一弾

ゴルフとか、遊び関係は、今後こちらに書いていこうかと思います。

エフの次はG
エフフィールドの中の人が自分の好きなものの話を中心に語ります。

http://wakadanna.way-nifty.com/f_g/

エフフィールドというのは、私の個人事務所名。
お仕事承っております。

Gは、主にGOLFという意味ですね。

ゴルフ、旅行、食べ物なんかは、ココログにしてみようかと。

ココログは前から持ってるんですが、あまりちゃんとやってこなかったので、
ここらでやってみようかと思います。

使いにくければ、こちらで愚痴を言います(笑)

50歳まであと一ヶ月

早いもので、今年も今月で終わり。

1月生まれの私にとって、12月は年の終りという感じがより強い。
自分の年令の節目と重なっているせいだろう。

来年早々に50歳を迎えることもあり、このブログも少し見なおそうと思う。

読み返すと2008年くらいのほうが、真っ当なことを書いていたなという気もするし。
最近は、ゴルフのことばかりだし。

それはそれで、遠くに住む友人などが喜んでくれるのだけど、
そういうプライベートよりのことは、Facebookで良いような気がしてきた。

こちらは、もう少しパブリックな話に絞ろうかと思う。

50にして天命を知る。

子曰、吾十有五而志於学。三十而立。四十而不惑。五十而知天命。六十而耳順。七十而従心所欲、不踰矩

論語で孔子が言いたかったことは何何だろうか。

私は自分の天命を知ったとは言えない。
それを求めて、もう少しじたばたしなくてはと思い、それをブログに書き記していこうかと思う。

ちょっと考えるために、1ヶ月ばかりブログを休もうかと思っています。

タイトルとかも変えるかもしれません。

もう、若だんな、というでもない年ですしね。

今年のゴルフの総決算が出た!:太平洋クラブ市原コース

今年は、いろんなことがあった年でした、私にとっては「ゴルフの年」でした。
その総決算を迎える、今年最後のラウンドということで、
前回のオークビレッジでいろいろ壊滅したので、実は密かに気合を入れて臨みました。

12月4日に行ったのは太平洋クラブ市原コース

年末にゴルフ納めには行きますが、実質今年の最後のつもりで
mixiの某コミュのコンペに参加、そして実は優勝してしまいました。

同組の皆さんに恵まれ……、というスピーチもなく優勝賞品と賞金をいただきました。
嬉しくて、ウチに帰ってから、伊勢丹でお刺身を買ってご飯を食べました。
祝杯にしなかったのは、なぜなんでしょうね? そんな気分じゃないくらい高揚していたんでしょうか?

今回のキーワードはパットでした。

まず、突然パターを新調。
11月26日にアメ横のゴルフショップで試打したODYSSEYのL字パター(ブラック#8)が気にいったのですが、新品で3万円近いので買えず、いろいろ調べたら新宿のゴルフパートナーに新古品のいいのがあったので18000円で購入。

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フィル・ミケルソンモデルと迷ったんですが、感覚的にこちらのほうがうまく打てそうだったので購入。
結果的には、これが大成功でした。

あと、UTと7番アイアンの間を埋めるのに、以前使っていたシントミゴルフの5番アイアンを思いつきで引っ張り出して持ってきたら、かなり使えそう。

この2つの秘密兵器が、はまったのでした。

前日の雨が嘘のように晴れたのはいいが、強風の市原。
1番はアゲインストで、前の組のドライバーを見ていたら、
まっすぐ落ちているのではないかと思うほど。
かなりの苦戦が予想されました。

OUT 3016 ヤードから。
1 +3 (1) ロング。いきなり右へのOB。前進4打で残り100yへ。PWが風に流され木の根元へ。 
      木に当てて出して、7打目を5mにつけて、落ち葉だらけのグリーンで奇跡の1パット。
2 - (1) ティーショット復活フェアウェイキープ。2打目カラーへ。PTで寄せて3mを1パット。
3 ○ (1) ショート。7Iで2mにオン。これを入れてバーディゲット。
4 +5 (1) ドライバーが残り80yまで飛んだのにアプをバンカーに入れる。締まったバンカーでシャンク。隣のホールへ。アンプレとかにすれば良いのにそこから打って出すのに5打。8オン。
5 ■ (2) ドライバーを右へOB。前進4打を乗せて2パットのダボ。
6 ○ (1) ショート。8Iで11メートルにオン。素直に打ったのがそのまま入り2個目のバーディ。
7 ▲ (2) ロング。右ラフから4wで残り55ヤード。アプをまたバンカー。ここは一発脱出。
8 ○ (1) ドライバーがフェアウェイ中央へ。8Iで綺麗に2オン。11mが入ってバーディ3個目。
9 ○ (1) バンカーに届かない4Wでナイスショット。8Iが今度は1.5mについて、4個目のバーディ!!

奇跡の4バーディということで、こんなにパットが入ったのは初めてです。
前半は バーディ4、パー1、ボギー1、ダボ1,+3が1、+5が1 の43(11パット)
凸凹過ぎます。
2OBがあったのと、硬いバンカーにやられてます。
無駄な叩きがなければ、もう少し何とかなったのですけど、仕方がありません。

新しいパターは、スムーズに打てて転がりが良いです。
これが、この日の市原の速いグリーン(9フィート)に合っていたのかもしれません。

最終組だったので、日没を気にしつつ、30分の昼休憩。

IN 3034ヤードへ。

10 ▲ (2) ロング。ドライバー、4Wで残り80y。アプをトップして奥へ。寄せも中途半端。
11 - (1) 左ドッグレッグで408yと長めのミドル。ドライバーがナイスで残り175YをUT25度でややオーバー。PTで寄せて、パー確保。
12 ▲ (3) ショート。8Iがやや左に曲って15mにオン午後はパットがショート目で3パット。
13 ■ (2) ロング。ドライバーが右ラフ。4wで残り150yを6Iもスライス。寄せに2打で2パット。
14 - (2) 池に届かない4Wがナイスショット。やや打ち上げの残り165yを5Iで10mにオン。
15 - (2) ドライバーを右ラフ。7Iが14メートルにオン。ここもパットがやや短く1m残す。
16 - (2) ショート。8Iで10mにオン。確実に2パット。
17 ■ (3) 短いが中央に木が2本立っている名物ホール。UT25度で木の右へ。9Iのセカンドがバンカーへ。一発で出すも寄らず、きつい傾斜に負けて3パット。
18 +3 (2) やや左ドッグでグリーン前が池という最終ホール。ドライバーをスライスして遠いラフ。思い切って4Wで打って、これがナイスショットでグリーンに届くも転がって奥のバンカーへ。これが、ホームランすると池に入ってしまうので、うまく打てず結局出すのに3打。2パットでトリフィニッシュ。

バーディ0、パー4、ボギー2、ダボ2、+3が1 で45(19パット)
後半は、パットが微妙に決まらず、読み過ぎたりショートしたり。
まあ、これが実力です。
最終ホールは気持ちよく池を超えたのですが、バンカーに苦戦しました。

前日の雨のためか、砂が締まっていてベアグラウンドみたいな感じ。
トップしてホームランしやすいし、打ち込むと飛ばないし、難しかったですね。

でも、結局、最後のダボ、トリがハンデにはまります。

43-45の88(30パット)

これでダブルペリアのハンデが18.0とばっちりはまって、
ネット70で優勝してしまいました。
37人も参加した大きなコンペで優勝したのは初めてです。

一年ゴルフに気合を入れて頑張ってきた甲斐がありました。
努力を認めてもらったような、うれしい気持ちでいっぱいです。

いろいろなことがあった年でしたが、ゴルフに真剣に望むと決めて
まあ周囲の白い目もありましたが、回数もたくさん行かせて頂きました。
その結果が、こうして出たのだと思います。
ゴルフ仲間の皆さんに感謝したいです。
特に、コースを取ってくださるコミュの幹事の方や、
コースまで乗せて頂く乗合仲間の方には、
いつもお世話になり本当にありがとうございます。
皆さんのお世話にならなければ、私はこんなにしょっちゅうゴルフが出来ませんので、
心からお礼を申し上げます。

mixiに入っていて、コミュに参加して、ゴルフをやってよかったなと
改めて思っています。


本日のスコア
ストローク: 88
パット数: 33
フェアウェイキープ率: 42%
パーオン率: 44%
ボギーオン率: 27%

フェアウェイキープ率とパーオン率はスコアにもろに影響しますね。


今年25回目のラウンドです。
平均ストローク: 96.44(↑)
平均パット数: 36.36 (1ホールあたり2.02) (↑)
フェアウェイキープ率:33%(-)
パーオン率:23% (↑)
ボギーオン率:39% (↓)

14本持って行って、50度のウエッジだけ使いませんでした。
あと、クラブ選択のための歩測をかなり真剣にやりました。
そういうところも、スコアにつながったのかも。

池とバンカーが効いていて、考えさせられるホールが多い良いコース。
この市原コースはGWにいって99だったので大幅更新。
それにしても雨の次の日でもグリーンは綺麗で、フェアウェイも見事でした。
それだけに、ディボットやボールマークを直していない人が多いようなのが気になりました。
コースに任せるだけではなく、ゴルファーがマナーとして整備すれば
もっと美しいコースで気持よくゴルフが出来るわけですから、
そういう点も気をつけたいなと日頃から思って、私はよく治すんですが、
まだまだ普及してないのでしょうか。

mixi、Twitter、Facebookの使い分け

周辺でFacebookってどうなの?とか、mixiとTwitterとFacebookって、どう違うの?という質問がある。

昨日も飲み屋でそんな話になった。

mixiとFacebookはSMSだから似ているけど、mixiネームと実名という違いがある。

mixiのボイスとTwitterはほぼ同じようなものだし、連携している人も多い。
だけど、やはりmixiはマイミクの中だけにできるし、Twitterはフォロワーの中に消えていく。
さらにTwitterは、ニュースサイトや企業アカウントをフォローすることで情報収集に使える。

FacebookとTwitterはやはり勝手にフォローできるTwitterと友達申請であるFacebookの違いが大きい。

というような概略の話をしたうえで、どういうふうに使い分けているのかという話になった。

私の場合は、mixiは、趣味というか、好きなモノが一緒で仕事も本名も知らなくても付き合える人との交流。
つまり「コミュニティ」が中心にあるので、一番素の部分が出ていると思う。

Twitterは、社会にあるもろもろの情報との接点であり、まさに「ソーシャル」との関わり。

Facebookは、大学時代の関係とか、仕事関係とか、仕事以外の活動の関係とか、実名で顔が見えていて属性がわかっている人との付き合いに適しているように思う。これって、「クラスター」の形成だと思う。

Google+は、まだ把握できてませんがサークルというのが肝になるんだろうなと。

mixi>Facebook>Twitter という心理的な距離感、
コミュニティ>クラスター>ソーシャル という所属サイズへのシンパシー、
mixiネームというあだ名で呼び合う関係と、ハンドルネームという匿名の間にある「実名」という存在の軽重への不思議な気持ちよさ。

自分の中ではある種の明快な違いがあるように思うし、
それほど明確でもない気もするし。
でも、それを気持ちよく使い分けられていくといいなと思う。


三ノ輪から浅草までブラタモリごっこ

先日書いたエントリの写真版です。

関連エントリ:夜の浅草寺もいいものだ

このときトラブルで写真が取り出せなかったので、
色々貼りつけられませんでした。

やっと、写真を書きだしたので、それを貼りつけながら、ぶらり旅の模様を。

曳舟から三ノ輪駅へは、東武線で北千住に出て日比谷線に乗り換え。

三ノ輪駅の出口から明治通りと日光街道の交差点から1本裏に入ると、
実はそこが昔の日本堤に通じる通り。

程無く浄閑寺です。
散策に参加したのは40名弱。
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この門は、江戸時代のもので、区の文化財だとか。
寺社には必ずいわれがあるので、それを見てから入ると楽しめます。
タモリさんもこうした縁起(神社仏閣の沿革(由緒)や、そこに現れる功徳利益などの伝説)を読むのが好きだとか。

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この浄閑寺は、投げ込み寺として知られ、今も遊女たちの慰霊塔がありますが、
その前にあるのが、文人・永井荷風の碑。
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荷風を偲んで当時の文人墨客が寄進したものらしい。
こちらを目当てに来る人も多いでしょうね。

慰霊塔は写真を掲載しませんので、気になる方が是非お参りに行っていただきたいです。

さてお参りを終えて、土手通りを吉原へ。
正面にはスカイツリー。

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この土手通りを歩いていると、やはりここが一段高く、川に近い方が下がっていることがわかります。
そちらには堀があったわけですから、傾斜になっているわけですね。
この辺は、ブラタモリを見ている方にはお分かりになるでしょうが、
こういう視点で街を見ると本当に見えるものが変わってきます。

途中にあるのが有名な土手の伊勢屋。
隣がさくら鍋の中江です。
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程なく見えてくるのがガソリンスタンドなのですが、
その前にあるのが「見返り柳」の何台目かに当たる柳。

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ここは観光スポットとも言える場所で、看板もかかってます。


ここからくの字に曲がっている通りが衣紋坂といって、
江戸時代から変わらぬ吉原へのアプローチ。
古い地図と見比べると地形がほとんど変わっていません。

今回は、明治と昭和33年の地図のコピーを片手に吉原を散策。
その変化と変わらぬ点を見て歩こうという企画です。

撮影できないスポットだらけなので写真はありません。
気になったのは、最近の送迎車はハイブリッドカーが多いんだなということでしょうか。

終点は、吉原神社。古い地図はこちらにもあるそうです。
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この辺りから、その先の吉原病院、弁天池のあたりは、明治からあまり変わっていません。
吉原の衛生監視のために都立の保健所と病院が作られ、
関東大震災前は今のNTTの方まで大きな池がありました。

池を巡る話は、前回書いたとおり。

こういう場所も地図を見ながら歩くと、実に味わい深い場所になります。
お住まいの方には迷惑かもしれないのですけどね。

年末に向けて「パンダだらけ」はいかが?

以前書いた記事に急にアクセスが集まることってありますよね。

ここ数日、この記事にアクセスがありました。

関連エントリ:パンダを箸でつまむシュールなゲーム「パンダだらけ」に参った

2月に書いた記事なんですけど、年末に向けてゲームを探している人のアクセスでしょうか?


パンダだらけパンダだらけ

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こんな感じで遊べます。
お子様にどうでしょうか?
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プロフィール

fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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