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リアルデジタルネイティブを見て驚いた

水曜日にブタフルナイトに行って、@hitoshiさんの息子さんを見ていて思ったのだけど、
こういう本当にデジタルネイティブって、今後、何がどう変わるんだろうね。

大人ばかりの会だから奥さんは息子さんをあやしながら、
何をしているかというとiPadを見せているわけです。

昔なら、オモチャをもたせたり、奥さんが必至であやしたりしていたわけだけど、
いや、奥さんはあやしているのだけど、そのネタがiPadのゲームだったり、
アニメを見ていたり、まあiPadだけでテレビとオモチャといろんなことが済んでしまうわけ。

iPadのCMで言うように、人間の本質的な活動は同じなのだけど、その方法が違う、
というシーンがそこにあるわけです。

あと、カメラを怖がらない。
写真を取るときに緊張したりしないんですよね、今の子は。
生まれた時から(中には出産シーンを取る人もいるから生まれた瞬間から)カメラで撮られ慣れている。
静止画も動画も関係ない。
カメラというものを特別視していない。

最近の結婚式は思いでの動画が普通に流れているわけでしょ。
私達の頃は(私はやりませんでしたが)結婚式で二人の子供の頃の写真をスライドにしたり、
スキャナーで取り込んだりして編集し、その素材写真がモノクロからカラーになったりして
時代がわかるねなんて言っていたものです。
今は、ビデオがいくらでもあるんでしょうからね。

奥さんと話しているときは思いつきで
・光源を見つめ続けていることがどれくらい目に影響があるか
・微細な放射線が出ているので、それがどう影響するか
と言った、生物学的な影響は、今後どう出るかわかりませんよね、と
繊細な心のないサイエンティフィックコレクトな回答をしていたのだけど、
そんな事言ったって、僕達がどんなに「離れてみなさい」と言われていても
テレビから離れなかったように(しかもテレビはどんどん大きくなっている)
デジタルネイティブたちが電子媒体から離れるとは思えない。

その形が変わっていくことがあっても(iPadが最終型じゃないだろうし)
そこに引かれる気持ちは変わらないだろうしね。

だから、どう変わる、以上に、「何が」変わるのかが気になる。
目とか耳とか、感覚器が変化するのか、
感覚を受け入れて処理する脳が変わるのか、
それともアウトプットをする手とか言葉が変わるのか。
指が親指だけ異常に発達するとか(笑)

それが進化なのか、退化なのは、分からないのだけど。
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六本木ブタフルナイト~青山LUNAR~新宿

水曜日に久しぶりに六本木の豚組しゃぶ庵へ。

【ブタフルナイト2011】豚組 x ネタフル 10月合同誕生会

こちらに参加してきたわけです。

豚組の@hitoshiさんこと中村仁さんと、ネタフル@kogureさんが
同じ10月がお誕生日ということで始まった会で、
これまでは週末開催だったりして、家族で参加の方が多く、
子供連れもオーケーなフレンドリーな会として有名だったわけですが、
私は子どももいませんし、妻も一緒には来てくれませんので指を加えて見ていたわけです。

今年は平日だし、久しぶりに豚しゃぶも食べたいしと参加してきました。

来ていた家族連れは@hitoshi産の奥さん(美人)とお子さん(賢い)、
あと、切り込み隊長さんご家族。
その子供たちをあやす、とらちゃんのお父さん

と、ブロガー業界震撼(笑)な感じのアットホームな会でした。

他にも、多くのブロガーさんがいて((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルなわけですが、
ひと通り頂いて、飲みまして、ちょっとお先に失礼しました。

(追記:豚組 x ネタフルの10月合同誕生会「ブタフルナイト2011」無事終了!

お目当ては、先ごろオープンした南青山の隠れ家ルナ。
港区南青山3-4-2BASE南青山3F(03ー6438-9905)

銀座のミュージックラウンジLunarが10月20日に南青山にオープン。

昔なじみのミュージシャンたちが、早速連日ライブを繰り広げているのです。

# あたらしいLunar@Kaoroom

Saeko Diary

NaoShibata.com


と渡辺薫さんや犬塚彩子さん、柴田奈緒さんがブログにアップしているように、
ちょっとわかりにくいビルの3階なのですが、白を貴重とした素敵なお店です。

私は開店日の20日に訪れ、写真をとってました。
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花がすごいね。

で、一週間立たないんですが26日にまた行ってみたというわけです。
オペレーションも落ち着いてきて、お客さんもいて、良かった良かった。

場所は、外苑前からキラー通りをスキーショップジローの方に降りていきます。
ジローのちょっと手前の道を右、ビルの3階に看板が出てます。
入口から階段なのと、まだビルが新しくて他に店があるんだかないんだか分からないのが
ちょっと不思議なカンジがするんですが、店の中は居心地良いです。

居心地良すぎて飲み過ぎたので、タクシーで新宿へ。
ここからなら自宅まで1600円くらいだから、銀座の時より安いし、
店自体もミュージックチャージが1500円で、1杯800円くらいからと
値段も銀座時代より安めの設定になってますからね。
何かと利用したいと思っております。

新宿で、ついもう一軒寄ってしまうあたりが意思脆弱な私。
しかも、その店には奥さんも来ていたりして、また怒られちゃいました。

飲み過ぎはいけませんね。

どこで老後を過ごしたいか

先週土曜日に、風邪を押して上野まで行ったのは、
大学の後輩が沖縄に移住するというので送別会があったから。

沖縄への移住と聞いてお気楽なことを考えていたけど、
本人に話を聞くと、なかなか考えさせられるものがあった。

彼女は40代なかばのシングルマザーで、子どもが小さい頃に離婚し、
ずっと娘を一人で育ててきたわけだけど、その娘も大学院生になり、
もう自分のことだけを考えて生きていこうと思ったらしい。

そのときに、このまま大学時代から過ごしてきた街で
(彼女は大学がある街の病院に修飾し、結構な役職にある)
老後まで過ごすのか?と自問自答したら、
それは違うような気がしたそうなのだ。

40代なかばといえば、給与所得者としては働き盛りで、
実際、彼女は自分が所属する部署の管理職にあるのに、
その座をなげうって、沖縄の病院に転職することにしたのだ。

転職を決めて、転職サイトに登録して、沖縄の病院の募集を見て、
あ、ここにしようと決めて、一職員のレベルで就職するのは、
話を聞くよりも、結構勇気があると言うか、思い切った行動だ。

でも、本人はあっけらかんと、そこに職があったから的なことをいう。

そうなんだよな、とここで私は思う。
職がある場所に移住するのは素敵なことだよなと。

沖縄に移住する人で大抵失敗するのは、職がない上に地域に根ざせない人。
自分でペンション始めたり、飲食店始めたりするのはまだしも、
マンション買って移住するどころか、何も決めずに、ただ移住しても
やっぱり仕事が無いと暮らしていけませんし、第一、周りの人が怪しむね。

沖縄で老後を過ごしたいと思う人は多いだろうけど、
そのために沖縄で働こうと思う人はそれほど多くない。
しかもなかなか沖縄には仕事が無い。

そんな状況で、職が見つかったことはたしかにラッキーだけど、
それ以上に、沖縄に必要とされる職(医療系とかIT系とか)についていたことが
何よりも今回の素敵な出会いに繋がったんだろうなと思う。

まあ、楽しいだけではなくて、引越の荷物が1週間くらい届くまでにかかるとか、
向こうで家を決める時間がなくて、思ったよりも賃貸物件を選ぶのが大変だったとか、
さらにこれからも、何かとやり方の違いがあって大変だったりするだろうけど、
老後を過ごそうと考え移住するのだから、それはすべて必要な経験になるわけです。

そういう人が身近にいて、改めて、自分は老後どこで過ごすのだろうかと考えた。

そして、漠然とした思いとか、フワフワした夢はあっても、きちんと考えてないことに気づいた。

そろそろ、そういうことを考えないといけない年齢なんだよなと、気付かされた。

ドライバーは好調もパットがいまいち:皆川城カントリークラブ

月曜日ながら、会社の創立記念日休みだったので、
急遽プライベートラウンドに混ぜていただきました。

場所は栃木県の皆川城カントリークラブ

名門コースの名残が漂う歴史が感じられるコースでした。
キャディ付きのラウンドも多いようでしたが、私たちはセルフカートです。

一日中曇りで、暑くなく寒くなく、絶好のラウンド日和でした。
このところ好調で、ここまで7連続100切りを継続中。
さらに伸ばしたいところです。

OUT 2973ヤードの白ティーからスタートです。

ホール、スコア(パット数)寸評
1. ▲(2)セカンドがスライス気味で遠いバンカーへ。54度で何とか3オン。
2. ▲(2)ショート。9Iを右に吹かして土手の下から奇跡の2オンでボギー。
3. ー(1)短めの打ち下ろしなのでUTで打ったのに右のバンカーへ。9Iでグリーンエッジまで運んで寄せワン。
4. ー(2)ドライバーがやっとフェアウェイ。打ち上げの125yを9Iで2オン。
5. ▲(2)ロング。打ち下ろしの右ドッグレッグ。右の木の間に落ち、セカンドは出すだけで4オン。
6. ▲(3)ドライバーが250yショット。残り100yをPWも短く、2オン3パット。
7. ▲(2)ショート。163yを5Iでは大きくグリーン奥へ。寄せきれず2パット。
8. ー(2)ロング。ナイスショットを活かして何とかパーでドラコンゲット。
9. ▲(2)フェアウェイからのセカンドをバンカーへ。パターが決めきれず。

パー3、ボギー6という成績で、OUTは42(18パット)。
ベストハーフタイとなり、同組で直接対決のYさんに勝ちました。
ドライバーがぶれず、7分の3でフェアウェイキープ。


実は、今日試しにドライバー、UT(20度)、
アイアンは5番、7番、9番、
ピッチングウエッジ、54度ウエッジ、サンドウエッジ、
パターの9本でチャレンジ。

結局、100yと160yを打つクラブがないままに挑むことになりました。
でも、スコアはまあまあということで、結局何本でもあまり変わりないのかも?

おひるご飯が美味しいと評判なので期待して石焼きビビンバを注文。
このメニューは自分で味付けするから外れがないのですが、まあ、美味しかったです。
他の方の頼んだものを見るとトンテキがボリュームたっぷりでしたね。
ソバは本格的な感じでしたが、感想は「普通」とのこと。

お腹いっぱいになりながら午後のスタートです。

IN 3088ヤードとやや長いです。

10. ▲(1)ドライバーは250ヤードクラスも寄せで手間取り4オン1パット。
11. ■(3)ドライバーがまっすぐ樹の根元へ。出して寄せたのに3パット。
12. ▲(2)ドライバーが左へ。3打目で寄せきれずパットがすり抜ける。
13. ▲(2)ショート。160yを7Iでは届かずガードバンカーへ。寄せきれず。
14. ■(3)ドライバーが良かったのに7Iが真っ直ぐグリーン脇へ。パットが。
15. ▲(2)ロング。左ラフからUTが上がらず3打目7I も届かず4オン。
16. ▲(2)打ち下ろしをドライバー300y。残り80yが乗らず寄らず。
17. ■(3)ショート。184yをUTでややオーバー。7I で転がすも大きすぎ。
18. ▲(2)ロング。ドラコンホールをチョロ。樹の根元から7Iで出してUTでグリーン手前まで運ぶ。

18番がパーならば連続80台だったのですが、4オンしたうえ、
5メートルほどのパーパットはあと5センチ届かず。

パー0、ボギー6,ダボ3で、INは48(20パット)
後半はパーがないというのが本当にストレスが貯まりました。
パットをやや右に打ってしまう癖がやはり治りません。
3パットダボが3つですから、ショットが良いだけにもったいない。

結局、ショートホールだったり、寄せで間の距離が残るんですね。
短い距離になると、加減して打ったりする腕が無いので、
間の距離のクラブが必要だなと思いました。
今度は、もっと本数持っていかなくちゃ。

実は、大きめのクラブで10ヤード短い距離を合わせたりできると、
もう少し中途半端な距離が打てて、スコアも良くなるように思います。
短めのフルショットは曲がりやすいので、ライン出したりできるといいんですがね。
まだまだゴルフは奥深いです。


今日のスコア。
ストローク: 90
パット数: 38
フェアウェイキープ率: 42%
パーオン率: 16%
ボギーオン率: 77%

フェアウェイキープ率が14分の6。
ボギーオンもしなかったのは1ホールだけと、ショットはよかったんです。
でも、パットが決めきれず、4度目の80台も逃して90ぴったり。

8連続100切りなのですが、人間贅沢なもので、ちょっと残念です。
ドライバーの距離が伸びてきたのは、少しヘッドの利かせ方がわかってきたからではないかと思います。
うまくいくと250ヤード級のストレートボールが出ます。
あとは、アプローチとパットですね。

2011年22回目のラウンドです。(前回比)
平均ストローク:96 (↑)
平均パット数:36  (―)
フェアウェイキープ率:34%(―)
パーオン率:22% (↓)
ボギーオン率:40% (↑)

ボギーオン率が急上昇です。
パーオン率が上がるといいんですがね。

テーマ : ゴルフ
ジャンル : スポーツ

日本のプロスポーツは市場をアジアに求めてはどうなの?

エンターテインメントの世界では、ジャニーズとかAKB48とかようやくアジア市場を積極的に開発しようという動きが出てきましたよね。

それでも遅すぎるくらいかと思いますが、日本語でやろうとすると、
これまでのアジアと日本の間の関係を考えれば、反発を覚悟する声もあったのだろうと思います。
もしくは、アジアを低く見る人が多かったか。

で、プロスポーツももっとアジア市場に出ていいんじゃないかと思うんです。

アメリカの女子プロゴルフツアー(USLPGA日本語サイト)がマレーシアと香港で連戦されていて、
今週も宮里藍ちゃんや上田桃子ちゃんはそっちに出ているわけですが、
一方で、ポーラ・クリーマーは日本の試合に出ていたりします。

これは、USLPGAが本格的にアジア市場に乗り出してきたことを示しています。

さて、日本ツアーはなぜアジアに出て行かないのでしょう?
近いのにねえ。

先週は、韓国で男子プロの大会があって、リッキー・ファウラーが優勝してました。
GDO:R.ファウラーが待望のプロ初勝利!/韓国オープン
同じ週に日本では日本オープンという国内メジャーがあったので、
韓国オープンに出る日本人はいないでしょうが、日本オープンに優勝したのは韓国の人だったりして。

すでに日本市場は日本人だけのものではないし、日本人選手も日本だけで活躍しているわけではない。
さらに、スポンサーも独自にアジアを見越した動きをしているわけです。

パナソニックがタイツアーのスポンサーになった関係で、
日本のパナソニックオープンにタイの選手を出場させたり、
インドのパナソニック主催大会の優勝選手を出場させたのは。
日本ツアーの度量ではなく、パナソニックのアジアマーケティング。

でも、日本ツアーもアジアマーケティングにもっと力を入れて、
アジアの選手に来てもらうばかりではなく、日本が主催のアジアの大会を開催してもいいのではないだろうか。

どうもアジアと付き合いというと、施しをする感覚が60代、70代に抜けてない気がする。
すでにアジア市場は、日本市場を凌駕する勢いがあって、
日本企業もたくさん進出しているわけだから、
国内の狭い市場で汲々とするのではなく、アジアを取りに行かないと、
またアメリカやヨーロッパツアーに席巻されてしまうだけではないだろうか?
ヨーロッパツアーはすでにアジアツアーとの連携を深めているようだし、
世界三大ツアーの一つとか行って、日本国内市場にあぐらをかいている場合ではないと思う。

こういう経営センスのなさが、ツアーの運営を赤字にしているのではないだろうか。

それは、プロ野球にも言えるし、サッカーにも言える。
アジアリーグを日本と韓国、中国を巻き込んで運営しているのは
アイスホッケーくらいだろう(まあ、チーム数の問題なのだけど)

プロバスケのように外国人ばかりが活躍してもチームが地元にあれば応援することはわかっている。
外国チームを世話したのを機に、アフリカと密接になる地方都市もある。
日本人は、地元に来た外国には垣根が低いが、外国に行くのは障壁が高いようだ。

日本市場よりもアジア市場で大会運営能力やスポンサーのもてなし能力を発揮して、
大きな大会を運営していくようにならないと儲からなくなるのではないかなあ。

それは、大相撲も含めて。

でも、それには選手出身の親方・監督とか、天下りの球団社長とかじゃなくて
プロの運営者、経営者、GMが出て来ないといけないんでしょうけどね。

犬塚彩子さんの「昭和を唄うボッサ」がいい

犬塚彩子さんといえば、ブラジルに単身乗り込んでレコーディングしてくるような
その見た目と癒し系の声とは違って、結構大胆な方だったりします。

前作「Saeko Bossa」もメジャー路線な感じでしたが

Seako Bossa~イパネマの娘Seako Bossa~イパネマの娘
犬塚彩子

ビデオアーツ・ミュージック 2010-07-21
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今回はカバーアルバムです。

昭和を唄うボッサ昭和を唄うボッサ
犬塚彩子 スペシャル・ゲスト:アン・サリー

Groovelights 2011-09-21
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しかも、曲目がすごい(レーベルの紹介ページから)

1. 夢先案内人(山口百恵)
作詞:阿木燿子/作曲:宇崎竜童
*昭和52年(1977年)4月にリリースされたヒット曲。
*オリコン・シングルチャート第1位、月間チャート第1位

2. 亜麻色の髪の乙女(ザ・ヴィレッジ・シンガーズ)
作詞:橋本 淳/作曲:すぎやま こういち
*昭和43年(1968年)2月にリリースされたヒット曲。
*オリコン・シングルチャート第7位
 02年に島谷ひとみがカヴァー

3. 白い色は恋人の色(ベッツィ&クリス)
作詞:北山 修/作曲:加藤和彦
*昭和44年(1969年)10月にリリースされたヒット曲。
*オリコン・シングルチャート第2位

4. ある日突然(トワ・エ・モア)
作詞:山上路夫/作曲:村井邦彦
*昭和44年(1969年)5月にリリースされたデビュー曲でのヒット曲。
*オリコン・シングルチャート第4位

5. 天使の誘惑(黛ジュン)
作詞:なかにし礼 権利者:日音/作曲:鈴木邦彦 
*昭和43年(1968年)5月にリリースされ約50万枚のヒット。
*昭和43年日本レコード大賞受賞
 オリコン・シングルチャート第3位

6. ブルーライト・ヨコハマ(いしだあゆみ)
作詞:橋本 淳/作曲:筒美京平
*昭和43年(1968年)12月にリリースされ
 100万枚を超える大ヒット。
*オリコン・シングルチャート第1位

7. また逢う日まで(尾崎紀世彦)
作詞:阿久 悠/作曲:筒美京平
*昭和46年(1971年)3月にリリースされ100万枚に近い大ヒット。
*昭和46年日本レコード大賞受賞
 オリコン・シングルチャート第1位

8. 見上げてごらん夜の星を(坂本九)
作詞:永 六輔/作曲:いずみ たく
*昭和38年(1963年)5月にリリースされたヒット曲。
*坂本九は昭和38年と昭和44年の紅白歌合戦で歌唱。

9. ルビーの指環(寺尾聰)
作詞:松本 隆/作曲:寺尾 聰
*昭和56年(1981年)2月にリリースされ
 数々の記録を達成した大ヒット曲。
*昭和56年日本レコード大賞受賞
*オリコン・シングルチャート10週連続第1位、年間チャート第1位

10. 心の旅(チューリップ)
作詞・作曲:財津和夫
*昭和48年(1973年)4月にリリースされ100万枚に近いヒット。
*オリコン・シングルチャート第1位

11. 恋のバカンス(ザ・ピーナッツ)
作詞:岩谷時子/作曲:宮川 泰
*昭和38年(1963年)4月にリリースされたヒット曲。
*ザ・ピーナッツは昭和38年の紅白歌合戦で歌唱。

12. 黄昏のビギン(水原弘、ちあきなおみ) 
作詞:永 六輔/作曲:中村八大
*昭和34年(1959年)にリリースされた名曲。
*最初は水原弘が歌ったが、後にちあきなおみが歌いヒット。

【メンバー】
犬塚彩子:vocals, guitar on 12
清水信之:all arrangement, all instrument(except 12)

スペシャル・ゲスト
アン・サリー:vocal on 12

百恵ちゃんやら、坂本九ちゃんやら、歌謡曲の王道といってもいい曲ばかり。

しかも、ブルー・ライト・ヨコハマのちょっとアンニュイな感じが、
彩子さんの声にこんなにぴったりとは!

アマゾンの内容紹介によれば
>名曲は永遠に不滅です。あの昭和歌謡の名曲がお洒落にポップに蘇る!懐かしく想い、心が和み、寛ぎ、そして癒される。
少子高齢化社会を迎えている今、昭和の時代を熱く生きてきた世代に捧げるアルバム。心地いいお洒落なボッサ・アレンジで昭和歌謡の名曲が蘇る。オリジナルとはまた一味違う心地よさを感じて楽しんで頂ける、誕生日や記念日などのプレゼントにもぴったりなアルバム。昭和を知らない若い世代にも当時のいいメロディーを今の感性で存分に堪能できる一枚に仕上がっている。


これアマゾンだとMP3でも買えるんですね。
(というか、こういう買い方を自分がしないので知らないだけでしょうけど)




視聴すると、その良さがじんわりとしみてきます。
アン・サリーさんとのコラボも良いです。

私はアルバムで聞こうと思いますが、好きな曲だけダウンロードというのもありなんでしょうね。
マッタリ感がたまりませんよ。



「芸術と科学の婚姻」を見てきました

10月15日に初めて向ヶ丘遊園という駅で降りました。

川崎市岡本太郎美術館に行くためです。
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20世紀の偉大なアーティスト岡本太郎は今年生誕100年ということで、
常設展「生誕100年、あっぱれ太郎 女と男と岡本太郎」 展に加え
岡本太郎生誕100年記念展
「芸術と科学の婚姻 虚舟 (うつろぶね)―私たちは、何処から来て、何処へ行くのか」展

が開催中。その初日に開かれたシンポジウムを見に行ったのでした。

このシンポジウムは二部にわかれていて

>トークショウ「芸術と科学の婚姻」
生命システム理解のための研究活動にアートの側面を取り入れ、さらに芸術表現活動も積極的行っている科学者、岩崎秀雄さん。音楽大学で作曲法、ソノロジーなどを学びながら、現在、理化学研究所で脳と音楽の関係について研究をすすめ、表現活動もおこなっている濱野峻行さん。科学の世界では珍しい存在のお二人にそれぞれの分野でのイマジネーションについて色々な側面からお話を伺います。

シンポジウム「社会へ開かれる、美術以外のジャンルへ開かれる、新しいアートのあり方」
岡本太郎をはじめとした、前衛の鬼才たちにオマージュ絵画、招魂の作品をつくっておられる、篠崇さんに始めに、ご自身の作品について話していただき、それに続き、「社会へ開かれる、美術以外のジャンルへ開かれる、新しいアートのあり方」について、出品作家の方々に、自由に語っていただきます。


この1部のトークショーの人選をお手伝いした関係もあって、ご招待頂きました。

2部に先立って企画展を見たのですが、現代アーティストと科学を表現した展示が渾然としていました。

>このたび当館では、岡本太郎生誕百年記念展「芸術と科学の婚姻 虚舟(うつろぶね) ―私たちは、何処から来て、何処へ行くのか」を開催いたします。
 この展覧会は、戦後の旗手、大野一雄、岡本太郎、澁澤龍彦、土方 巽、三島由紀夫を、画家・篠 崇と写真家・細江英公の手により表象した作品と、9人の現代作家の科学を視野に入れた制作を展示するとともに、その背景としての「宇宙」「脳」「細胞」という3つの分野の最先端の研究成果を、国立天文台、東京大学数物連携宇宙研究機構、理化学研究所などの気鋭の研究者から多大なご協力を得て、大画面の映像でご覧いただこうという、思い切った試みです。

[出品現代作家] 粟野ユミト、岩崎秀雄、植田信隆、杉本博司、多田正美、銅金裕司、戸田裕介、能勢伊勢雄、藤本由紀夫

[宇宙] 宇宙の始まり・見えないものをどうイメージするか。
[脳]  人間たらしめるもの・脳研究の多様さ、深さをどう見るか。
[細胞] 私たちをいかすもの・細胞の仕組みをどう解き明かそうとしているのか。


さほど広くない空間にこれだけの作品があるので、渾然一体と言うか、混沌と言うか
作品を味わうには盛り込みすぎたかなという感じなのですが、
それぞれに面白い作品たちではありました。

それで、私がシンポジウムを聞いていて思っていたのは、
これは「婚姻」ではないなということ。

芸術というのは「人間の感覚」を拡張するものではないかと思うんですね。
視覚とか聴覚とか、第6感まで含めた感覚に新しい世界を提供するのが芸術。

一方で、科学というのは「人間の知」を拡張するものだと思うんです。

つまり、知性と感性それぞれを拡張し、人間を複雑にまた豊かにしていく創造。
それが、科学と芸術なのではないかと。

そうすると、婚姻するものと言うよりも「地と図」のような、
どちらかに目を凝らすと、片一方が見えなくなるような存在ではないかなあ。
ただ、すでにお互いを抜きにしては、新たな地平が開けないところに来ている。
科学の知見抜きで芸術は前に進まないし、芸術的感性無しで科学は開けない。

背中合わせなのか、睨み合っているのか、溶け合っているのか、反発しているのか。
そのへんは表現によって様々かもしれないけど、まったく無視しては成り立たない。
そういうものになっているのではないかと感じていました。

岡本太郎の作品は、感覚の奥底を揺り動かすような力を感じます。
そこに科学はないように思えるけど、科学の力を借りないと構造物も立たないわけです。
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向ヶ丘遊園の駅から歩くと20分くらいありますかね。
生田緑地の一番奥になります。

最近、藤子・F・不二雄ミュージアムも近くに出来たようなので、
そちらと一緒にどうぞ。

テーマ : アート・デザイン
ジャンル : 学問・文化・芸術

私のゴルフに何が起きたのか

最近、好調が続いているゴルフ。

7連続100切り中だし、そのうち3回は80台だし。

何が変わったのか、自分でも考えてまとめておくことにしてみた。
後で悪くなったときに思い出すのに好都合だろうし。(長いです)

1.レッスン
 どこか通っているの?と、このあいだHさんに言われたけど、
 やはり、プロに見てもらうのは大事なのかも。
 形と理屈から入るタイプなので、理論構築は大事。
 江連忠よりも内藤雄士の方が好き。
 なので、高井戸のNYSG 高井戸校で昨年と今年頭と2回見てもらった。
 スタンダードレッスン 2対1 60分 9,000円 というやつ。
 ここに通っている知り合いがいて、彼と一緒に(金額はシェアなので4500円)見てもらった。
 
 スイングを後方からと正面からの二方向から録画、それを見ながら解説。
 アドレス時にボールから肩に線を引いて、プレーンの確認というやつです。
 これが昨年見てもらったときに、アウトサイドイン、テークバックでのスウェー、
 右足の膝が上がることなどを指摘されたのですが、今年頭に見てもらうと、
 アドレスは良い、プレーンに沿って降りている、スウェーが以前よりも少なくなった、
 あとは右足の膝が前に出るのを治すとアウトサイドインが修正されるでしょうという診断。

2.4スタンス理論
 理論本はたいてい読んでいる。レッドベターとかベン・ホーガンはもちろん、
 最近では、コンバインドプレーン理論も後輩
(筑波大学の博士課程を出た人が書いているので、勝手にそう呼んでいるだけで直接は知らない(笑)
 の理論だから読んだし、結構気に入っている。

 でも、最近の最大のヒットは横田真一を復活させた4スタンス理論ですね。

 具体的には『ゴルフダイジェスト』誌で、横田真一プロが廣戸聡一さんとともに『あうんのゴルフ』という連載があって、それを読んだわけです。
 そして、この身体の動きやすさに基づいた運動理論に共感し、実践してみようと思ったわけです。
 これによると、私はB1タイプ。グリップやアドレスから変えました。

 簡単にいえば、石川遼(A1)や池田勇太(B2)や宮里藍(A2)から学ぶのではなく、
 同じB1タイプである今田竜二、青木功、有村智恵から学ぶことにしたのです。

3.グリップ
 で、それまで両手ともフィンガーで握っていたのを、
 左手はパーム、右手はフィンガーで握ることにした。
 左手の親指をショートサムではなくロングサムにして、指先ではなく指の腹でグリップを押さえる。
 ドライバーはややストロングに親指がグリップの右側に来るようにした。
 アイアンは左の親指はグリップの真上に乗るけど、右手を真横から握るようにした。

 フィンガーで握っていたときは、スクエアのつもりだったけど、左手はウィークになっていた。
 つまりスライスするように握っていたことになる。右手もかぶりすぎていた。
 これを修正するのが一番厄介で、つい元に戻ることがあり、そういう時はドライバーがスライスするんですね。私の手は猿手(肘が内側に入っている)な上、普段キーボードを使うことが多いから、どうしても手首が下向きになりやすい。つまり、左手を引っ張るときに手首から先が下をむきやすい手の構造になっているので、少し、上から左手をかぶせたようにグリップを握ったほうが良いわけです。

 ちなみに右手の親指と人差指でできるV字は右肩を指しています。


4.アドレス
 左手でクラブを握るときにクラブを前に真っ直ぐではなく、ヘッドが右側に来るように握る。
 そのほうがハンドファーストにしやすい。
 右手を添えるときは右手首を絞らず、右肘をリラックスさせることを意識する。
 ドライバーからウエッジまで左手グリップの位置は左股関節の前。
 クラブの形に合わせて構えてボール位置を探すと、
 左股関節よりボール一個外側からボール一個内側までの間になるはずだけど、右側はスタンスの真ん中まで。
 ドライバーはボール位置を決めたらば、フェースをボールに合わせず、離して構える。
 アイアンは、ボール位置を決めたらば、、フェースのシャフト側のスコアラインの始まりをボールのセンターに合わせて構える。これでアイアンの先っぽに当たって弱っちい玉を打つことが減った。

 スタンスは、以前よりずいぶんボールの近くに立つようになった。
 これはレッスンで指摘されたことで、ダウンスイングで右膝が邪魔なのでボールから遠く立ったり、スイングがアウトサイドインになっていたのだけど、それを治すにはボールに近づいたほうが良いというのだ。
 内側から振らないとボールに当たらない。これでアイアンがずいぶん変わった。

 両足の間隔は狭めになった。
 股関節から前傾し、背骨は伸ばす、腹筋に力を入れる。
 背中はまっすぐにしても、もともと猫背なので頭が落ちる。
 しかも眼鏡の人は頭が落ちやすいらしい。
 これを修正するために、メガネの真ん中ではなく、メガネの下フレーム近くでボールを見る。
 下眼使いにして、首を上げる。以前より、正面を向いて振っているような感じになっている。

 まだ、右を向いてアドレスしがちなので、それを治したい。

5.スイング
 大きく変えたのは、体重移動をしない。
 右へ上げて、左へ体重移動すると思っていたけど、それではざっくり、トップ何でもあり。
 そこで、テークバックで右へのスウェーを止めるために、右膝でロックする。
 一度左にグリップの意識を持って行ってから、右肩を真後ろに引くつもりで肩を回す。
 左肩が顎の下に来るまで回す。そこがトップ。

 そのとき、手がどこまで上がっているかは考えないつもりだったけど、
 どうも手を上げすぎるので、いまは両手グリップが肩の高さで止める感じ。
 肩と体の回転に腕はついてくるので、腕をどう上げるかは考えない。
 なので、切り返しは考えない。
 
 捻転につられて上がっている左足かかとを降ろすタイミングで
 グリップを降ろすのがダウンスイングの開始。
 でも意識は、両手グリップが肩の高さまで来たときに下ろしはじめの準備に入る。
 肩はまだ回っているけど、腰と背中は下ろし始めを意識している。
 右足はベタ足から内側が倒れてくるように、膝が前に出ないように気をつけて。
 右膝は左膝に寄せるように動かし、左股関節の内側で右足を受け止める。

 グリップは、ボールに向けてではなく垂直に下ろすイメージ(ここはコンバインドプレーン理論から)
 左腰を左に動かさずに後ろに引く。
 左肩は正面で止まり、顎が垂直に止まったまま
 できるだけ胸を右に向けた状態でヘッドがボールに当たるように下ろしたい。
 グリップがハンドファーストで体の左側に行ってしまわないように、
 グリップが体の正面にあるまま身体が回転するとヘッドが走るはず。

6.フォロースルー
 まだ、これがよくわからない。
 だから、振ってみないと分からない状態なのだけど、
 体の中心にグリップがある状態で身体が目標に対して正面を向くまで回っていると、
 両手が身体の正面やや左側に上がってクラブが立った状態になっているのがフォロー。
 そこから、肘が肩の延長の高さにあるようなフィニッシュにしたい。
 アイアンでもターフはあまり取らないように、ディボット跡ができないくらいにしたい。

 うまくいけば、ドライバーで250ヤード。4Wで200ヤード。
 9番アイアンが125ヤード。前後に10ヤード刻みに打てるはずなのですが、5番がうまくいきません。

7.パット
 これが分からないんだなあ。
 まっすぐ引いて、肩の回転で打つようにしてますが、
 そのために、脇を閉めて肘を体につけているのと、姿勢が猫背になりすぎないように気をつけてます。

 でも打ちたい方向に打ち出せないことが多い。
 
 あとはアプローチの距離感を向上させて、
 パットが30くらいになれば80台がコンスタントに出せますかね?
 

テーマ : ゴルフ
ジャンル : スポーツ

女性の暮らしに現代が投影されているということかな:【観劇】六月のクリスマス

昨日、エントリアップしたように、10月9日(日)に下北沢・『劇』小劇場で、
パニック・シアターVol.23 海外新作シリーズ「六月のクリスマス」を見てきました。

関連エントリ:演劇は「心の苦しみ」に効く良い薬

ここ5年、連作で取り上げているイザベル・ドゥ・トレドさんの最新作。

第22回公演:私だけのクラーク・ゲーブル(エントリ:私だけのクラーク・ゲーブル

第19回公演:タンゴに乗せて(再演)(エントリ:観劇「タンゴにのせて」

第18回公演:ラウルの足あと

第16回公演:タンゴに乗せて

とこの5年間でトレドさんの作品は4本目で5回目の上演となったわけです。

今回は、4姉妹と次女の娘の5人の女性が『6月のクリスマス』を祝う場に
次女の元同僚である老女が訪ねてきたことをきっかけに、
そして、次女の元夫、娘の父親であり、老女のあこがれの人でもあった
登場しない男性の話を交えて、6人の女性の人生が少し変わるという話。

トレドさんは、翻訳・演出・出演の中村まり子さんと同様(共通?)して
ファザコンが投影された主人公や人物設定が多いのですが、
今回も娘や老女のセリフに父親との関係が色濃く投射されていました。

実はタイトルとなっている『6月のクリスマス』というのも、
彼女たちの父親の死と関係していたので、きっかけは母親が言い出したことでも
やはり父親と娘という関係を投影しているのかもしれません。

あ、6月のクリスマスというのは、
10年前に父親が12月24日の深夜25日未明に亡くなったので
母親がクリスマスを祝う気にはなれないけども、
離れてパリに暮らす次女以外の3人が帰ってきて一緒に祝うクリスマスは続けたい、
だから、12月から一番離れていて、日の長い季節である夏至の頃にクリスマスを祝うことにした。
という設定でした。

夏至の長い昼間と、その夜に起こる4姉妹の右往左往は、
両親の離婚でたまにしか会えない父親との旅行が
父親が新しい恋人と旅行に行くからとキャンセルになったことを
楽しみにしている娘に伝えられない次女に代わって、姉妹が伝えるとか
悲しんだ娘がバスルームにこもって自殺すると叫ぶと、
叔母たちがみんなで『ならばあの男を今から殺しに行ってやる』と叫び返すとか
誰も一緒に過ごす人がいないからと訪ねてきた老女が、
息子と嫁と折り合いが悪いと思い込んでいて、
しかもその理由が息子が医者になるのを諦めて
オーストラリアに移住してしまったことにあるのを、
彼女に息子に今ここで電話をして寄りを戻すべきだと4姉妹が説得し、
電話したところ、息子に二人目の子どもが授かったので世話をするために
オーストラリアに来てくれないかと電話で言われるというどんでん返しがあったり、
まあ、フランス人らしいのだろうけど、日本人にはややオーバーな日常が幾つか挿入されつつ、
結局、両親と暮らした家を処分することに決めるという次女の決意で終わります。

そして、最後は、翌年、他人のものとなった家の庭に集まり、
6月のクリスマスを祝おうとする4姉妹。そこに携帯電話宛にかかってくるのが
絶縁状態だった息子夫婦のもとに行った老女と、
彼女の頼みでついていった娘がオーストラリアからかけてきたものだったり、
なんだか知らないけどABBAを歌おうとして曲でもめて、
そうした喧嘩もまた嬉しくも物悲しい思い出を含んでいるのだというエンディング。

まあ、挿話の連続で、それをセリフでつないでいくセリフ劇なのですが、
短いセリフの積み重ねで、登場人物の状況や関係がわかりやすい見事なものでした。
そこに起こる出来事、失った過去、現在進行中の抱えている問題、
それらが、6人の6世代(10代から60代まで)の女性に散りばめられ、
それが見る人の年代や境遇と対比されて、様々な形で反射してそれぞれに刺さるものでした。

演じる女優さんたちも、20代から70代まで、新劇、SKD、宝塚、映画等出身もさまざま。
そんな個性がぶつかり合い、引き出しあい、重なりあって見事なハーモニーになっていました。

私は男性なので、ふむふむとは思うものの、それほど深く感じ入るところまでは行かないのですが
一緒に見に行った妻が、色々と思うところも、刺さるところも、痛いところもあったようで
微妙な顔をして見終わっていました。

でも、そういう自分に照らしあわせて考えられる芝居というのもなかなかないものです。
しかも、この年になればなおさら。

観客も、こうした出演者を投影して、広い世代の女性がメインで満員でした。
きっと、それぞれ渡しなぞが気づかない細かい点に感銘したり、共感したりしていたんでしょうね。
笑いだけでなく、うなづきとか、ため息の多い芝居でした。

こうした大人の演劇をもっといろいろな場所で見たいものだと思いました。
それが、日本の文化度を反映するのではないでしょうかね。


演劇は「心の苦しみ」に効く良い薬

日曜日に下北沢で芝居を見ました。

パニックシアター「六月のクリスマス」

この芝居の感想は別途エントリを起こしますが、
そのパンフに作者のイザベル・ドゥ・トレドさんが寄せた一文のなかで、
素晴らしい言葉があったのでシェアするために書いておきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日本の皆様にとって今年は大きな、大きな衝撃の年です。
私は願っています。本日皆様がこのお芝居をご覧になり、少しでも心が和み、
また優しく温かい思いを胸にいだけますことを。
そう、演劇は【心の苦しみ】に効く良いお薬です。
なぜならそこには目の前に「ああ、そうだなあ……」と分かち合える人生が拡がっているから。
その思いを胸に、この公演の間中、私の心は皆様と共に劇場におります。

2011年9月6日 友情を込めて イザベル・ドゥ・トレド (翻訳:中村まり子)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして、同じパンフに翻訳・演出・出演された中村まり子さんは、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
戦争を知らずに生まれ、高度経済成長時代に育ち、物心ついた時からずっと、
稽古場や劇場の匂いの中で生きてきた私は、そんな時間が永遠に続くものと疑わずにおりました。
3.11以来、自分の無知や、想像力のなさに対する後悔や、
自責の念と闘って自問自答の日々を送りました。
それでも時間が流れ、「六月のクリスマス」の幕は上がります。
文化や芸術がこういう時、何をどう解決できるのか?
どんな効力があるのか?
今日も自分に問いかけながら。
その答えの一部をイザベルさんのメッセージから、
そしてなにより彼女が書いた本日の芝居の中から得たような気がします。
私の、皆様へのメッセージも全く彼女と同じものです。
……どうか終演後、観客の皆様が少しでも優しく温かい気持ちで帰路につかれますよう。心から。

2011年10月 パニック・シアター 中村まり子
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

と記しています。

今、芝居を見る意味、そして上演する意味は、何らかの心の苦しみを癒すためなのでしょう。

それは、見る側だけではなく、上演する側の苦しみでもあるように思います。

すでに、中村まり子さんの苦しみは、その作品に現れていました。

関連エントリ:喪失から立ち上がる「ヒトの力」を信じよう:【観劇】「ミス・ユウ~不在~」

だからこそ、この芝居が何を見せてくれるのか期待していたわけです。
そして、その期待以上に素晴らしかった。
そのへんは、別エントリで。

今年3回目の80台:千葉新日本ゴルフ倶楽部

10月の3連休は、10日の体育の日。
やはり、体育の日は10月10日のほうが気分が盛り上がりますね。

絶好のゴルフ日和。
暑すぎず、寒くなく、風もなく、雨も上がり、素晴らしい陽気。
緊張感漂うメンバーでのプライベートゴルフでした。

場所は、千葉新日本ゴルフ倶楽部
>変化に富むコースレイアウトでチャレンジャーのテクニックが問われる内房コース

という内房コースでしたが、フェアウェイも広めでドッグレッグ有り、打ち上げ打ち下ろし有り、バンカーが効いていて、なかなか楽しいコースでした。

当初は青ティーからやろうかという話もあったのですが、
コースが改造中なのかティーが立入禁止だったり工事中だったりしたので白TEEで。


内房コースINから 3096ヤード。
ホール、スコア(パット数)寸評
10. +3(3)ドライバーはまあまあだがアプローチをシャンク。3パット。
11. ◯(1)180ヤードの長いショートを買ったばかりのUTでワンオンバーディ
12. ー(1)ドライバーがフェアウェイキープ。2オン逃すもワンパットパー。
13. ▲(1)ラフからのセカンドが食われて4オン。ワンパットボギー。
14. ▲(3)ロングで3打目がバンカーでも3オンも3パットでドラコン逃す。
15. ▲(2)ドライバーをフェアウェイキープも2オン逃し、寄らず2パット。
16. ▲(1)ショート。8Iを右に吹かしてアプローチもミスで3オン。
17. ▲(2)ロング。ティーショットをバンカーに入れ7Iで出して4オン。
18. ▲(1)ドライバーナイスも3オンできずパターで寄せてワンパットボギー

INは44(15パット)。
出だしのトリプルでどうなるかと思いましたが、
11番のバーディで気分を取り直し、6連続ボギーと粘りました。
願わくばパーがもう少し欲しいところです。

7時36分スタートもサクサク進んで10時前にはお昼ごはんへ。
まあ、お昼ごはんという時間ではありませんでしたが、お腹はすきました。
同組のみなさんも、43,46,46と接戦です。
午前中はワンパットでしのげたので何とかまとまりました。
ここは2グリーン形状なので、グリーンが小さめで、パットは乗れば何とかなる感じ。
ドライバーが5ホールもフェアウェイキープと好調でした。

内房OUTは3026ヤード。
1. ▲(3)ロング。3オンするのに3パットでボギーはイカンですなあ。
2. ▲(2)ドライバーナイスもセカンドをバンカーに入れ3オン。
3. ▲(2)ショート。8Iを右に吹かして2オン。カップ右をすり抜けボギー。
4. ー(2)ドライバーはラフも2オン&2パット。
5. ー(2)左ドッグレッグの打ちおろしを最短距離に打ってセカンドはウエッジ。
6. ■(2)ロングでドラコンショットも、セカンドの4Wを左に曲げてロスト。2ペナでドラコン失う。
7. ▲(2)ドライバーをチョロも4Wでグリーンそばまで打って3オン。
8. ▲(2)ショート。向かい風に負けて届かずアプ寄らず。
9. ■(2)ドライバーを右に真っ直ぐ。5Iで出すだけ。3オンならず。

OUTは45(19パット)
後半はワンパットがなし。
右に押し出すパットが目立ち、カップをナメること3回。
ショートパットのときにボールを目で追ってしまうのが原因かと。
これはこの所の課題なのですが治りませんね。

前日夜に降った雨のせいもあり、朝は濡れていたグリーンが乾いてきて、
傾斜に比べて切れたり、さほど切れなかったりと芝目が効いていたように思います。
まあ、言い訳なんですけど。
同組の方たちは後半も、43,44,45といい勝負。

今日のスコア。
ストローク: 89
パット数: 34
フェアウェイキープ率: 57%
パーオン率: 27%
ボギーオン率: 38%

フェアウェイキープ率がいつもよりも高かったですね。
その割にはパーオン率が悪いのはグリーンが小さかったからでしょうか。
アイアンの精度がもう少し欲しいですね。
狙いよりも右に外れるのは、自分が右に向いて立っているのでしょうか。
7番より下は、やはりぴしっと打ちたいところです。

でも、これで3度目の80台。
しかも、7連続100切りのうち3回が80台というのは大進歩です。
かなり安定してきたんじゃないでしょうか。
同組の方にも以前よりスイングがよくなったねと褒められましたし。

これに慢心せずにさらに努力していきたいと思います。

2011年21回目のラウンドです。(前回比)
平均ストローク:97 (―)
平均パット数:36  (―)
フェアウェイキープ率:34%(↑)
パーオン率:23% (↑)
ボギーオン率:38% (ー)

ラウンド数が多いとなかなか平均ストロークが上がりませんね.。
80台の連発しかないですか(笑)

スティーブ・ジョブズは21世紀のスタンダードを残したんだと思う

多くの方が書いているように(とくにネタフルはまとめてあるので必見)
Appleのスティーブ・ジョブズ氏が亡くなりました。

56歳だそうです。

jobs.png

私が初めてアップルという会社を知ったのは、25年くらいまえでしょうか。

apple_evolution_convert_20111006110514.jpg
(2007年までのアップル製品の歴史)

マッキントッシュという名前のパーソナルコンピューターがあるというあたりでした。
そのころ私は、大学を卒業して最初に入った会社で、
でたばかりの東芝製16ビットマシンPasopia16というのを
データベースソフト(dBASE2)で作った経理ソフト付きで販売するという仕事を
会社の新規事業として担当していました。

まだウィンドウズどころかDOSVもない頃ですし、
Basicも書けないような私でしたが、まだワープロにもならないようなパソコンが
その後、仕事に不可欠のものになるとも思っていませんでした。
そのときに、絵を書いたりできるパソコンがあるという話を知ったのが、
アップル社との出会いだったように覚えています。

その後89年に転職し、ワープロからDTPへと移行する中で、ⅡCiを触って、
仕事に使うようになったのはLCシリーズあたりからでしょうか。
93年に結婚したときに、妻のお兄さんが結婚祝いに妻に買ってくれたのが
LCⅢでした(ディスプレイは自分で買えと言われた)

仕事では長くPerformaを使っていたなあ。
パワーマックになってソフトの互換性が問題になったり、
レイアウトをクォークエクスプレス出するデザイナーが増え始めたり、
その後一気にDTPに向けて、印刷物の世界はマック一色になっていきます。

つまり、この20年くらいは仕事上、マックなしではいられないくなっているわけで、
最近は、ウィンドウズでもレイアウトできたり、原稿を書くだけならばワードですから
マックよりもウィンを使うようになったりしていますが、
やはり、コンピューターを使って仕事をする上で、私のスタンダードは
アップル社製品をつかうことだったわけです。

ジョブズがAppleを離れている間は、高くて手が出ないApple機は会社で買うものでしたが
ジョブズが戻ってきて、革新的なパーソナルマシンiMacが出て、
iBOOKが出て、一気に日常生活でもApple機を使うようになり、
さらにiPod、iPhone、iPadと、家庭でも、仕事以外でもアップル機を使うようになります。

自分のお金で買えるApple機の登場は、Apple好きの私の生活を大きく変えました。
まあ、私だけではなく、多くの人の生活を変えたわけですが、
それらの芽はすべて20世紀に用意されたものでした。
(iPod、iPhone、iPadは21世紀ですが)

そして、21世紀の日常生活も仕事(これはデザインとかに偏るかもしれませんが)も
Appleマシンなしではいられない体になってしまっています。

さらにいえば、PCを使った仕事を会社だけのものではなく、
家庭でも仕事をするとか、通勤途中でもデータを見たり、メールをチェックしたり
というような「どこでも仕事」状況にしたのは、やはりAppleマシンでした。

ラップトップという言葉通りのポータブル機であるPowerBookの開発や、
手のひらに乗るPCとしてのNEWTON(これ自体は成功しませんでしたが)や、
クラウドという言葉よりも前に、
データ共有のためのネット上のデータ保管場所を自由に使えるようにしたり
今、私達がPCとスマホなどを使って仕事をするときに、
その基盤となる考え方は、Appleが、と言うかスティーブ・ジョブズが用意したものでした。

つまり、21世紀の私達の生活のかなりの部分を
スティーブ・ジョブズという一人の人間のビジョンが用意してくれたのだと言えます。

だからこそ、これからの私達の生活がさらにどういう方向に向かうのか
いや、向けてくれる製品を生み出してくれるのかをもっと見たかった。

そういう気分で、スティーブ・ジョブズ氏の死を悼む気持ちと共に残念な気持ちになるのでしょう。


そして、未来を担う人に向けて、彼が残した言葉を噛みしめたくなるのでしょう。

スティーブ・ジョブズの感動スピーチ(翻訳)字幕動画



それにしても56歳は若い。

ある人が美空ひばりや石原裕次郎の死が52歳だったことから、
厄年が10年伸びて、42歳から52歳になったんじゃないかといってましたが、
40代後半から50代前半は、やはり気を付けないといけない年ですね。

ここで一度がくっと来て、持ち直すと、80歳まで見えるのかも。
スティーブ・ジョブズさんには、持ちなおしていただきたかったです。

ご冥福をお祈りいたします。


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2011年9月の人気記事

週末はどうしてもブログから離れがちです。

2011年9月の人気記事です。

記事数:15エントリ(前年同月は28エントリ、前月は15エントリ)

大体2日に1記事ペース。
しかも、大半がゴルフ関連ということで、
アクセス数が激減です(泣)

まあ、当然ですね。自業自得です。
最近、面白い体験も面白い考えもないので
どうしてもブログまで行き着かないですねえ。

アクセス数ベスト10は第1位から以下のとおり

頑張れ東大生:利根川進先生の授業にもぐりこんできた

Wii Fit Plusのゴルフレッスンはマジで疲れます

レトルトとは思えない本格派:陳麻婆豆腐を作ってみた

スパ・リゾート・ハワイアンズに行きたい

サイエンスカフェじゃないんじゃないかな、そろそろ

近所に「まいばすけっと」が出来た

女子ゴルフはなぜ熊本が強いのか?

韓国でノーベル賞が受賞できない理由

LED電球とか電球型蛍光灯とかに変えてみた

シントミゴルフが倒産していた


今月は書いたものと過去記事が1対9。

今回トップは、2ちゃんまとめサイトで関連記事に揚げられたらしい。

女子ゴルフは熊本が~は、古閑美保さんの引退記事関係での検索ヒットですね。
2007年11月に古閑さんが逆転優勝した時に書いた記事です。

面白いのは、ブログを書くとTwitterに連動していて、
さらにTwitterとFacebookが連動しているんですが
コメントなどはFacebookで書かれることが多く、アクセスもFacebookからが増えています。

顔を知っている知り合いが多いFacebookでは、
具体的に私の動向を見てくれている人が多いということでしょうか。

このブログのフェイスブックページをこっそり作ってみました。

よろしければ、イイネを押しに行ってやってください。
まだ、ページのアドレスとれてないんで。

2011年の酉の市は3回あります

今日、花園神社の前を通ったらば、早くも酉の市のための木組みが始まってました。

酉の市といえば熊手が有名ですが、その売り手の店が毎年境内に組み立てられています。
その土台となる木組みが秋の風物詩となってます。

で、今年の酉の市ですが、花園神社の前に大きく張り出されてました。

花園神社サイトによれば
大酉祭
一の酉 11月 1日(火)前夜祭・  2日(水)本祭
二の酉 11月13日(日)前夜祭・ 14日(月)本祭
三の酉 11月25日(金)前夜祭・ 26日(土)本祭

11月が始まると、もう酉の市ということで、今年の年末は早くやってきそうな感じ。
しかも、3のトリまであるので、火事が多いかもしれませんね。

それにしても、今日は、秋になったと感じる気温でしたね。
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プロフィール

fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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