菅さんへの不信任=内閣不信任案なのかどうか
自民党が内閣不信任案を提出するらしい。
不信任案の提出時期「党首討論や他党連携で判断」 自民・谷垣総裁@MSN産経
> 自民党の谷垣禎一総裁は31日午前の役員会で、内閣不信任案の提出時期について「衆院東日本大震災復興特別委員会集中審議や6月1日の党首討論などの議論の推移をよく見て、他党とも連携して判断したいのでお任せ願いたい」と述べ、情勢を見極めながら決める考えを示した。
公明党も賛成しそうだし、参院議長まで「やめろ」と言っている首相なのだから、
降ろしたいという動きがあれば、今が好機だろう。
西岡参院議長、内閣不信任案「みんな賛成してもおかしくない」@MSN産経
>西岡武夫参院議長は30日夜、BS11の番組で、内閣不信任案について「国会議員一人一人が本気で日本の将来を考え判断すれば、みんな賛成してもおかしくない」と述べ、可決が当然だとの認識を示した。
当然、民主党内では、造反を防ぎたいという動きもあるし、
自民党内も一枚岩ではないから、こちらもどうなるかわからない。
明日の党首討論で、自民党の谷垣さんがどう攻めるか、
さらに公明党の山口さんがどう攻めるか、
そして、菅直人首相が、それにどう答えるかが注目される。
ここで、やっぱり菅さんはダメだという空気が醸成されれば、
一気に倒閣に進むだろうし、不信任案の成立も見えてくる。
でも、どういう感じになれば、その空気は醸成されるんだろう?
菅さんの駄目な感じはいつものことで、
谷垣さんがそれをくっきりと浮かび上がらせる言葉に至らないというのが、
これまでの党首討論だったように思う。
山口さんのほうが、まだ歯切れが良い言葉を持っている。
私は、明日、菅さんをうまく怒らせた人が勝ちだと思う。
菅さんの最大の欠点は、瞬間湯沸かし器で言葉が過激になるところだ。
それが自分が野党で、与党を攻撃するときにはうまく働いていたが、
守りに回ると感情をうまく制御できないので攻められるともろい。
それを知っている周辺が、徹底的に準備した言葉だけを言わせている。
全然政治主導じゃない。
そこをどう打ち破るか。
谷垣さん、山口さんもここで攻めきれないと自分の首が危ないだろう。
岡田幹事長は原理主義者だから、党員たる物、党に反するのは厳罰という考えだろう。
昔のソ連共産党のような考えだが、原理主義者とは何を信じていようがそういうものだ。
菅さんが適任かどうかよりも、党の有り様を守ろうとするだろう。
でも、造反者が過半数を超えたらどうするだろう。
民主党議員の半数以上が不信任案に賛成することを想像すると面白い。
それは、小沢派だの鳩山派だのという事ではなくて、
民主党若手議員がすべて菅さんに対して反旗を挙げるという想像なのだけど。
彼ら全てを処分すると民主党が危うくなるくらいの反対者が出たとき、
それでも岡田さんは「処分」するのだろうか。
執行部がやめるかな。
それくらいのインパクトで菅さんを降ろすのはいい。
でも、内閣不信任案ということでいうと、各大臣や官房長官とかもやめることになる。
それは待ってもらうというわけには行かないだろうか。
もう一度、組織を組み直すのは、さらに言えば総選挙は今やるべきことなのだろうか?
首相を中心とした委員会については、きちんと整理してもらい、
もっとシンプルに生家がスピオーディに出るようにして欲しい。
でも、大臣を変えずに進めても良いのではないか。
今の大臣がよくやっているからではなく、意思疎通の不備がモッタイナイからなのだけど。
菅さんだけに不信任を突きつけたいという思いがある。
じゃ、誰がなれば良いのか。
消去法だけど、みんなの党をうまく担いで渡辺喜美か、
自民党と民主党の若手が手を組む前提で河野太郎というところだろうか。
谷垣さんや山口さんではないな。
不信任案の提出時期「党首討論や他党連携で判断」 自民・谷垣総裁@MSN産経
> 自民党の谷垣禎一総裁は31日午前の役員会で、内閣不信任案の提出時期について「衆院東日本大震災復興特別委員会集中審議や6月1日の党首討論などの議論の推移をよく見て、他党とも連携して判断したいのでお任せ願いたい」と述べ、情勢を見極めながら決める考えを示した。
公明党も賛成しそうだし、参院議長まで「やめろ」と言っている首相なのだから、
降ろしたいという動きがあれば、今が好機だろう。
西岡参院議長、内閣不信任案「みんな賛成してもおかしくない」@MSN産経
>西岡武夫参院議長は30日夜、BS11の番組で、内閣不信任案について「国会議員一人一人が本気で日本の将来を考え判断すれば、みんな賛成してもおかしくない」と述べ、可決が当然だとの認識を示した。
当然、民主党内では、造反を防ぎたいという動きもあるし、
自民党内も一枚岩ではないから、こちらもどうなるかわからない。
明日の党首討論で、自民党の谷垣さんがどう攻めるか、
さらに公明党の山口さんがどう攻めるか、
そして、菅直人首相が、それにどう答えるかが注目される。
ここで、やっぱり菅さんはダメだという空気が醸成されれば、
一気に倒閣に進むだろうし、不信任案の成立も見えてくる。
でも、どういう感じになれば、その空気は醸成されるんだろう?
菅さんの駄目な感じはいつものことで、
谷垣さんがそれをくっきりと浮かび上がらせる言葉に至らないというのが、
これまでの党首討論だったように思う。
山口さんのほうが、まだ歯切れが良い言葉を持っている。
私は、明日、菅さんをうまく怒らせた人が勝ちだと思う。
菅さんの最大の欠点は、瞬間湯沸かし器で言葉が過激になるところだ。
それが自分が野党で、与党を攻撃するときにはうまく働いていたが、
守りに回ると感情をうまく制御できないので攻められるともろい。
それを知っている周辺が、徹底的に準備した言葉だけを言わせている。
全然政治主導じゃない。
そこをどう打ち破るか。
谷垣さん、山口さんもここで攻めきれないと自分の首が危ないだろう。
岡田幹事長は原理主義者だから、党員たる物、党に反するのは厳罰という考えだろう。
昔のソ連共産党のような考えだが、原理主義者とは何を信じていようがそういうものだ。
菅さんが適任かどうかよりも、党の有り様を守ろうとするだろう。
でも、造反者が過半数を超えたらどうするだろう。
民主党議員の半数以上が不信任案に賛成することを想像すると面白い。
それは、小沢派だの鳩山派だのという事ではなくて、
民主党若手議員がすべて菅さんに対して反旗を挙げるという想像なのだけど。
彼ら全てを処分すると民主党が危うくなるくらいの反対者が出たとき、
それでも岡田さんは「処分」するのだろうか。
執行部がやめるかな。
それくらいのインパクトで菅さんを降ろすのはいい。
でも、内閣不信任案ということでいうと、各大臣や官房長官とかもやめることになる。
それは待ってもらうというわけには行かないだろうか。
もう一度、組織を組み直すのは、さらに言えば総選挙は今やるべきことなのだろうか?
首相を中心とした委員会については、きちんと整理してもらい、
もっとシンプルに生家がスピオーディに出るようにして欲しい。
でも、大臣を変えずに進めても良いのではないか。
今の大臣がよくやっているからではなく、意思疎通の不備がモッタイナイからなのだけど。
菅さんだけに不信任を突きつけたいという思いがある。
じゃ、誰がなれば良いのか。
消去法だけど、みんなの党をうまく担いで渡辺喜美か、
自民党と民主党の若手が手を組む前提で河野太郎というところだろうか。
谷垣さんや山口さんではないな。
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