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ねんきん特別便が来ました

ついに、私のところにも「ねんきん特別便」が来ました。

何の間違いもありませんでした。

まあ、大学卒業してすぐ就職して、昭和64年1月1日付けで転職して、
2008年1月1日付けで解雇されて、
国民年金払ってますよ。

わかりやすすぎて間違えようも無いよ。
ちょっと、不満な気持ちになるのはなぜだろう。
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ホワイトレビュー見てきました

ザ・スーパー・カムパニイホワイトレビューといえば、
もう芸達者な役者さんの好き放題な歌・踊り・芝居と言う贅沢な演目。

折に触れ、もう何回見たことでしょうか。

ホワイトレビュー2004のときの説明を引用すると、ホワイトレビューとは

何もない真っ白い空間に 仮面の男達が
解き放たれたときに始まる人間のドラマである。
愛や夢、事件、感情が
笑いと涙に彩られた時間に変わる。

言葉・歌・ダンス・ギャグ・マイム etc.
人間の肉体と心が創り上げる
人生の讃歌 = ミュージカル・レビュー =である。

外しても外しても他人の顔。
自分の顔を求めて 今日も又仮面を外す!!

あなたに似た他人が
私とそっくりの愛を語る
人生に似た時間が
真実とそっくりの夢を語る

(演出・竹邑 類の言葉)


それもついに最終公演らしいです。
演出・竹邑 類
出演/下馬二五七、田村連、村国守平、隈元吉成、今井敦、宮内良

6人のおじさんが2時間近く出突っ張りで、踊り。叫び。歌う。
体力持ちません。

今回も9つのシーンで、現代日本を風刺しつつ、有名芝居のパロディあり、童話の裏返しあり、
ラップにタップにオペレッタ、楽器の生演奏まで。
笑いと驚きをくれました。
テーマは「WITH YOU WITH ME」

これは、一緒にやってきた仲間たちをさし、お客様をさし、演劇をさしているのではないでしょうか。

パンフレットで。類さんは
>今の僕を取り囲む時代感、人間感、空気感、人生感をじっと見つめて、軽くいなして、パワフルな舞台空間と濃い時間を創り上げました。
と書いています。

本当にパワフルな舞台空間、濃い時間。
2時間弱があっという間でした。

もう、平均年齢50をとうにすぎているメンバーなのに。
私自身25年以上、このグループそしてホワイトレビューを見ていることになります。
そのときに感じていたこと、今感じていること、それがいつも反映され、表現を技術が支え、
的確に見るものに伝わる。
それは、当たり前のようでいて、本当に希有なことだなと思います。

ああ、ありがたい。見ていてそう思ってしまいました。
皆さん本当にありがとう。
これからも、ホワイトレビューは無理でも、
いつまでも素晴らしい舞台をお願いします。

デジタルネイティブ度50%

NHKスペシャルで「デジタルネイティブ」の番組をやるらしい。

もともとは俺100の聖幸さんのエントリで知った。
早々、聖幸さんもご指摘のとおり、放送日が未定らしいです。

NHKのサイトはこちら

そのサイトにデジタルネイティブ度チェックと言うのがあって、やってみた。
20問の質問に答えるのだが、結果は、50%。
なんと中途半端な orz

でもisologueの磯崎さんでも70パーセントらしい。
デジタルネイティブ(digital natives):Isologue
>私、日本の中でも最もインターネットを使っている方の人間だとは思いますが、

「学校(小、中、高)ではパソコンの授業があった。」

「いまの彼女はネットで知り合った。」

とかの設問は、いかんともしがたい。
大学で初めてコンピュータの授業(汎用機、FORTRAN、パンチカード、バッチ)受けたし、奥さん口説いた頃はインターネットなんてなかったし。


おっしゃるとおり。私も大学で情報の授業と言うので、FORTRANをやりました。
結婚したのは1993年ですから、ネット元年以前です。
あと、iPODを持っていないし、ハードディスクレコーダーも持ってない。
この辺が原因かと。

面白いですから、やって見てください。

野球を比喩に使う世代はいつまで続くのかな

23日にエリエスのセミナーで、ダイヤモンド社の寺田さんは、
小中高と野球少年だったことを仕事にどう生かしているのですか?
と言う会場からの質問に、
「いい質問です」と喜びながら「章立てを考えるときに打順で考えます」と言った。

しかも「一番いい打者を最初に持ってくるのをイチロータイプと呼んでいます。私はそれが多いですね」
と言う話を嬉々として(それほど表情に表す方では無いのに、口元がほころんでいた)語った。

ああ、なるほどと会場は思っていたようだったけど、
それは、デジタルネイティブの世代にはどうなんだろうなと思った。

なんとなく、彼らはサッカーな気がするからだ。野球しなくなったんじゃないかな。

今日、さとなおさんがブログで、やはりコミュニケーションデザインの話で
「テレビCMとか新聞広告がエースで4番の時代は終わった」と書いていて、
私はとっても納得できるのだけど、
そして、今彼の講演を聞いているような世代は納得しやすいかもしれないけど、
これからどうなるんだろうな、と思った。

まあ、どうでもいいことなんだけど。
王貞治という偉人が野球界を退きそうな今、
野球の比喩はいつまで使えるのだろうかと心配になった。

プラネタリウムって、最近見ましたか?

科学技術館のプラネタリウムだったユニバースがかなりいい感じになっていることをお知らせしたら、
岡山のプラネタリウムがヤバいそうです。

失われる可能性にも思いを巡らせて。:けやきのき
>岡山市で、プラネタリウムを備えた児童館の閉館が提案されているそうです。

【閑話休題】岡山市内からプラネタリウムがなくなるらしい:S&C
>倉敷にあるものを岡山にも置く必要はないと
いうことなのかも.30kmの距離といえば,船橋-東京,あるいは枚方-大阪とほ
ぼ同じくらいの距離.人口約40万人の枚方には,プラネタリウムはない.


船橋にはプラネタリウムがあるのか調べようと思ったら、こんなサイトが。

全国プラネタリウムMap
日本全国のプラネタリウムをGoogleMapで示してくれる。そしてhpにリンクが貼ってあります。
で、千葉県を見ると船橋にはありますね。
船橋市総合教育センタープラネタリウム

すごいサイトがあるものです。
ちなみに、私は、子供の頃からプラネタリウムのある街に育って、学校の社会科見学とかで
年に1回はプラネタリウムを見ていたような。
それって、普通だと思っていたのだけど、普通じゃないんですね。
県別で言うと、岡山は少ない方なのに、さらになくなると言うことらしい。

プラネタリウムって、子供の頃に科学のすごさを思い知るものであったり、
高校生くらいのデート先だったり、いろんな思い出のある場所ですよね。
思い出があると、そういうことも言える。
でも、そういう意味では、元々少ない県は、残りにくいのかもね。

k_Tachibanaさんが言うように
>一般市民が,どれだけ「岡山市内に」プラネタリウムを存続させる必要性を感じ
ているかによるのだと思う.

とは思うけど、知らない人には、無駄な施設だよなあ。

そういうことと、suikyoさんが悩んでいることは違うフェーズにあるように思うな。
>プラネタリウムがなくなって、天文学や、サイエンスの営みが衰えても、今日も明日も明後日も、1年後だって2年後だって困らないかもしれない。そう考えると、今日、明日、困っているところにお金をかけたくなる。かけるべきのように思える。

基礎科学は、県のレベルで支えることではなく、やっぱり国レベルの予算の問題。
国が、県や市のプラネタリウムを支えられるかどうかじゃないでしょうか。

基礎科学にお金をかけられない国はいくらでもある。
アフガニスタンやイラクで、プラネタリウムは見られるだろうか。

でも、日本はそういうレベルで困っているだろうか?
かけなくても言い金は他に無いのか? 
それこそ投資になっていない「死に金」「捨て金」はないのか?

suikyoさんのような研究者は、それを考えようよ。
日本が科学に金かけなくて、どの国が掛けるんだ?
そういう気概を持って、堂々と予算を請求し、見事に使ってください。

この見事に使うというところが難しいと思うけどね。


銀座通り行列なげーよ

H&Mのせいで、ただでさえ行列が長い銀座通りなのですが、
もう一本出来てます。

松坂屋銀座がリニューアル-「ねんりん家」「MUJI」出店でにぎわう:銀座経済新聞
>松坂屋銀座店(中央区銀座6、TEL 03-3572-1111)は17年ぶりとなる改装を行い9月23日、リニューアルオープンを迎えた。オープン前の朝9時から約300人の客が列を作った。

みんな並ぶの好きだなあ。
H&Mなんざ、オープンして結構立つのに、まだ7丁目から天国の角を曲がって、三井アーバンホテル近くまで並んでいる。
その手前で6丁目の松坂屋に列が出来たら、どっちに行けばいいんだか。

昨日、今日はいい天気だからいいけどね。

>今回の改装の見どころは、1階銀座通り側に出店したバームクーヘンの行列店「ねんりん家」。同店限定の「マウントバーム しょこら芽」(1本=840円)が販売されることから、約30人以上の列が長時間にわたって続いた。

私的には、新宿ピカデリーでも見たけども「MUJI」が気になる。

> 地下2階に出店した「MUJI銀座松坂屋」は、東京23区内で2番目の規模を誇る1,440平方メートルの大型店。都市型旗艦店の「MUJI」は、東京ミッドタウン・新宿に続く3店舗目で「無印良品のこれからを発信する」(同)。

いずれにしても、2011年までの命。そこから前面改築で、2013年には新しい建物になる予定。
以前の高層ビル案は、銀座の旦那衆につぶされたけど。その件は、こちらで書きました。
5月と言えばと銀座で本当考えた:オフィスフロッグス

松坂屋の変身をお楽しみいただきたいです。

知っていることを知っているのも難しい


先ほどのエントリ
と、対を成すような話を見つけたのでリンク。

dankogaiさんの話は知らないことを知らないから、知っていることを書ける。と言うような話だったのだけど、内田樹先生の話は

知識についての知識について:内田樹の研究室
>「知識がある」ということ、それ自体の価値がこれほど下落した時代はかつてない。
それは「知識を得る」ことに「手間暇」がかからなくなったからである。
「ちょこちょこっと検索して、それを散りばめれば物知りに見える」のである。


誰かがどれくらい知らないかがわから無いから、自分が知っていると言う顔が出来る。
でも、その知っているが、どれくらいの知っているなのか。
コピペなのか、考え抜いたのか、断片なのか、体系だっているのか。
そういう議論だね。

>学者は「知識についての知識」へのアクセスの仕方を知っているという点において、「街の物知りおじさん」と差別化されているということも学んだ。
しかるに現今ではどのような意味不明の片言隻句であろうとも、ネットでちゃかちゃかとキーボードを叩けば、その出典と意味をたちまちのうちに知ることができる。


ところが、今は、大学のレポートをWikipediaのコピペにするような学生がいたりするので、
知識についての知識へのアクセスが簡単になった分、知識のありかの知識だけではなく、
その知識がどの程度の知識かを弁別する知識が必要になったと、内田先生はおっしゃる。

そしてdankogaiは
>私は知らなかった。知らなかったことさえ知らなかった。
そしてそれを知ることで、私の中の何かが変わった。

と、無知の無知から、得た知をその喜びとともに語れと言う。

知っていることを知らせることではなく、それを知ったと言うことで「何かが変わった」事が大事なのだね。
その知識が、その人にとって重要な知識だったと言うことで、
知識についての知識として、その人自身に定着したことを書くことになると言う点で、
ぜんぜん違うような二人の話が、私にはクロスオーバーして見えたのだけど。

そして内田先生が
>「自分が知っていること」は知の文脈の中でどのようなポジションを占めているのか。
「知識についての知識」を得るためのショートカットは存在しない。
そういうたいせつなことはグーグルで検索しても誰も教えてくれない。


というのと、dankogaiが
>ここはあくまで小飼弾が知ったことを小飼弾が書く場。そこにたまたまあなたの知らなかったことがあるのかも知れない。あなたに役に立つことがあるのかも知れない。でも、そうなるかどうかは、書いてみるまでわからない。

と言うのは、同じように私には重要な示唆に思えたのだな。
ああ、ブログ書いていけそうだな、と言う気分になったんだな。

あなたがブログを書く理由。私がブログを書く理由。

ブログをやめる人もいれば、ブログを始める人もいる。

「書く事が無い」といってやめる人もいれば、
「何を書いていいかわからない」から始められないと言う人もいる。

でも、アルファブロガーだって、そんなことはわかって無い。

それを知らなかったことは知ってはじめて知る:404 blog not found
>ここはあくまで小飼弾が知ったことを小飼弾が書く場。そこにたまたまあなたの知らなかったことがあるのかも知れない。あなたに役に立つことがあるのかも知れない。でも、そうなるかどうかは、書いてみるまでわからない。

結局このblogがこれだけ続いているのも、私が何を知らないのか、当の本人が知らないからかも知れない。


それでいいんだよね。

dankogaiが反応したのは
「ブログの読者」が知らないだけ情報を情報発信しさえすればよいかと:たつおのchangelog
>ブログは「他の人が知らないこと」を書く必要はなく、
「ブログ読者が知らないこと」を書けばよいんですよね。
あと、「他の人が興味を持ちそうなこと」を書く必要もなく、
「ブログ読者(の一部)だけでも興味を持ちそうなこと」
を書けばよいんですよね。


ブログの読者の興味を考えると、さらに精神的につらくなるので、
自分が知ったこと、思ったこと、なるほどなこと、それを「さらけ出していく」ことで、
ひょっとしたら、誰かの役に立つかもしれない。
その程度でしかない。

それでいいんだと思う。
だから、誰のためでもなく、自分のために、帰ってくればいいんだよ。

あとがき:アフィリエイトは儲かんないってば
>当サイトに費やした時間を私は無駄だとは思っていない。
言いすぎではなく、生きがいだったんだと思う。
恋をするように、いつもいつも「アフィリエイトは儲かんないってば」の事を考えていた。


燃え尽きちゃったんだね。

別の名前でお待ちしてます。また読みたいからね。

最近行っていない科学技術館がすごいらしい

科学技術館と言えば、1階でやっているバーゲンとぶつかったりするのがいやで、
最近すっかり行っていない。

科学未来館とか、科学博物館には行くのにね。

竹橋から歩いても結構あるし。とか言っている内にリニューアルしてすごいことになっているみたい。

「シンラドームテクニカルデモ」様々なコンテンツとシンクロする科学技術館シンラドームのすごさ:みたいもん
>時間にして、2時間ほどのツアーだったのですが、面白かったですねえ。で、とにかくいちばん感激したことというのは、そのドームでも、立体映像でもありませんでした。つまり、シンラドームのホントのすごさはその汎用性の高さにあるということです。

シンラドームと言うのができたそうです。
アルファブロガーが見てきたらしい。

科学技術館4B シンラドーム
>シンラドームは、森羅万象を映す鏡、科学と技術と芸術が出会う創造空間です。ドーム空間に投影される全天周の立体映像は、抜群の没入感を生み出します。シンラドームでは、宇宙の星や銀河の世界はもちろん、細胞の中のDNA やタンパク質の世界、地球の水と生命の世界を映し出します。これらは、さまざまな研究機関が生み出す最先端の研究成果を基にしており、研究者と一般市民をつなぐ重要な役割を担います。また、シンラドームは、科学者と芸術家が協力して新しい映像表現を創り出す実験場です。そこで作られた全天周映像は、科学を分かりやすく一般市民に伝える強力な手段となります。さらに、一般の全天周映画やインタラクティブなコンテンツの上演、立体ドーム空間を活用したイベントの開催にも活用します。

今までユニバースだった所が改装されたんですね。

科学技術館での科学ライブショー「ユニバース」
>科学技術館での科学ライブショー「ユニバース」の上演場所である展示室4階B室ユニバースは、2008年4月14日(月)をもって閉室し、四箇月強のリニューアル期間を経て2008年8月20日(水)より新展示室シンラドームへと生まれ変わりました。
科学ライブショー「ユニバース」は、閉室に先立ち2008年4月5日(土)より休演とさせて頂いておりましたが、名称はそのままに立体フルデジタルドームシアターにおいてより迫力を増して、シンラドームリニューアルオープン当日より再び上演致します。
原則として毎週土曜日午後に二回の上演は変わりませんが、一回目の上演時間が30分早まっております。ご注意下さい。


3Dシアターとか、プラネタリウムと買って、結局コンテンツが頭打ちになって人気がうせる。
でも、これは違うらしい。

>そもそも限りなくオンタイムに近い地球を映像をNASAからインターネットでひっぱってきて、そこに違うデータをマージして、これまで体験したことのない様な形で見ることができる。

シンラドームの汎用性のすごさというのは、ここなんですね。ネット経由でも、ローカルデータでも、その場でマッピングしてマージできるんですよ!なんだこれ!なんだそのシステム!
(みたいもん)

スパコンがその場でデータを計算して出力しているんだって!

>研究用のスーパーコンピュータ MD-GRAPE2 を動態展示しています。
 
ハイ・パフォーマンス・コンピューティングの世界における最も権威のある賞の一つであるゴードン・ベル賞を受賞したこのコンピュータは、展示物として間近でご覧いただけるばかりでなく、ドーム内で上映される番組の生成やライブショーの上演に実際に使われています。
その他の GRAPE シリーズも解説とあわせて展示しています。
(科学技術館)


>じゃあ、なんでこのシンラドームがこういう設計になっているかというと、それはもう設計者の高幣俊之さんが「そうでなくてはいけない」と考えているからに他ならないのだと思います。(みたいもん)

設計者の高幣俊之(たかへいとしゆき)設計者のさんは、ORIHALCON PLOJECTを主催しています。
>1995年、科学技術館主催の科学ライブショー UNIVERSE を発足するにあたり、そのプログラム開発の中心を担ったのをきっかけにして、その後様々なソフトウェアを開発するようになりました。当時はまだ学生でしたが、そのままこれが生業となり現在に至っています。

すごい人がいるもんです。

いやあ、見に行かなくちゃ。でも、出来れば、すごい映像が見たい。
>ただ、普段の展示は出来上がった映像をそのまま流しているだけなので、いやそれでも充分すごいんですけど!、できれば!どうせなら!人がオペレートしているときに行った方が、ずっと面白い体験になると思います。(みたいもん)

みたいもん!の、いしたにさんがいうように、ユニバースの今月以降の予定を見ながら土曜日に行くといいかも。

エリエス出版セミナーに行ってきました

エリエスブックコンサルティングと言えば、ビジネスブックマラソン土井英司さんが経営するビジネス本の総本山。
そこがやる出版に関するセミナーと言えば、一日で28000円と言えども惜しくないでしょう。

結果から言えば、惜しくありませんでした。
というよりも、この内容で、その値段は、むしろリーズナブル。
というより、出し過ぎ。

なので、内容は自重します。ネタバレ厳禁の話が惜しげも無く提供されました。
土井さん曰く「出してもどうせまねできないんだから、出した方がいいんですよ」
おっしゃる通りです。
ライバルがどこか知りませんが、困るでしょうね。進化するから元祖は強い。
そんな言葉を思い出しました。

正直言って、土井さんのセミナーは、平日の夕方やる1万円のやつよりも、この一日ものがお得です。
両方出席しましたが、平日の夜のセミナーは、土井さんの話が少ない。
このセミナーは、土井さんがやるのでお得でしょうけどね)
当然、ゲストの話も素晴らしいのだけど、やっぱり、土井さんの言葉の力がすごいんだな。
それを十分に聞くには、この一日コースですよ。

今回も、ダイヤモンド社のエース編集者寺田庸二さんの編集者のとしての実践は素晴らしい。
でも、それを引き出す土井さんの質問力。寺田さんの話をまとめる力。
それが、本当に勉強になる。そして、話を聞きながら、どれだけ仕事の企画が浮かんでくるか。

でも、コピーの力が思った程出来ていないのが悔しくて、結局、
本当は懇親会も申し込んでいたのだけど、時間が惜しくて帰ってきちゃいました。
紀伊国屋書店で「ザ・コピーライティング」が書いたくてたまらなくなったからです。
隣に置いてあったオグルビー語録も買ってしまいました。
ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則
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広告の巨人オグルヴィ語録広告の巨人オグルヴィ語録
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新宿に住んでいるのに、最近はジュンク堂ばかりで紀伊国屋は本当に久しぶりでした。
3階に行って思っていたよりも小さい、ビジネスブックマラソンとのコラボコーナーも見てきました。
でも、質問力も問題解決の技術も持ってるんで、cd貰えません(それでも買えばいいんだけど)

これも、エリエスパワー。

がんばらないとね。

どこにでも、ひどいやつはいる

公務員がいかにしっかりしているか。

自民党の総裁を決めるために、政治家が政務を放棄している期間、
日本を動かしているのは、役人と民間ですわね。

粛々と行政が動いているのは、地方政治がしっかりしているからというわけでもないでしょう。
やはり、役人が実行しているから。

政治家は何もしていない。
二年続けて1ヶ月以上空白を作って、マスコミもバカみたいに報道している。

麻生が金持ちだからどうしたというのだ。そんなこと、昨日議員になった人でもあるまいに。
ビル・ゲイツの家でも報道してみろ。

という気になるよね。

【閑話休題】行政官がしっかりしているから社会が回っているのに :S&C
>憂さ晴らしか知らないけれど,彼らをまとめてスケープゴートに祭り上げるのはよくない
と思う.


マスコミの報道も一過性で居酒屋タクシー問題も消えましたね。
継続して大きな悪を追うなんて、ないんだなあ。

そう、わからないから「科学」は面白い

そうなんだよね。
知的好奇心なんて、難しいいい方しなくても「わからない」を面白がれるかどうか。

わからないもの見たさ。 :科学と広告のブログ
>自分の中で科学へ向かう気持ちとか情熱といったものがどこから由来するかというと、言うなれば「わからないもの見たさ」なのだろうと思う。

こわいものではなく、わからないもの。
わからないけど、こわくは無いんだぜ。カモン、サイエンスワールド(古い!)

>そこで科学はどういう意味があるかというと、私にとっては、そういうヨコにわからないことはおいておいて、タテに可能性を拓くものなのだ。過去へではなく、特に未来へ。

これもいい言葉だなあ。そう、科学は未来につながっていてほしい。

>年齢とともに過去が増えるのは当たり前だ。と同時に、どうも年齢とともに、未来を想像する能力が減るような気がする。科学はそこをアグレッシブに破る知恵のようにも思うのである。

未来とは、いつか来る現在。
今から続いているものだから、今、考えなくてはいけない。
そういうことを忘れるよね。年を経ると。

でも、科学が「巨人の肩」に乗せて、遠くを見せてくれる。
そうすると、少し未来が見やすくなるはずだ。

だから、科学は面白い。そして、科学が面白いと言うことを、あなたに知ってもらいたい。
そういう気持ちだよね、きっと。

ホウレンソウがカロウシを招くのかと思った

誤読だけど、誤解じゃなさそうだ

“ホウレンソウ”は第二の“カロウシ”になるか:Joe's Labo
>ちなみに彼の会社内では「ホウレンソウ」という日本語がポピュラーなのだそうだ。
用法的には「優柔不断に決断を先伸ばすこと」らしい(笑)

ドイツ人との会話の中で、日本人の生産性の低さが何に起因するかと言う問いに
>「それは、日本企業では従業員に『権限と責任』が与えられていないからだ」

と指摘されたという話。
そのドイツ人の会社では、ホウレンソウが上記の意味になるらしい。

ホウレンソウのために、徹夜で資料作って上司に説明する会社って、多いんだよね。
その情熱を、別のことに向けないから生産性があがらないと。
実はとても生産性の高い人材ほど、上司に、そのまた上司向けの資料まで頼まれるから、
会社の生産性にはつながらないと、言うことだな。

頭が煮えているときは沖縄に行きたい

ここ数日、ものすごく頭を使う仕事をしている。

いや、まあ、最近してなかったなあ、と言うくらいなので、
普通の会社人には当たり前のレベルかもしれないのだけど、
ここんとこ、ここまで詰めてなかったので、頭が本当に痛い。

そうすると、ほかの事を考えたりブログを書く元気もなくなり、エントリも滞る。

こんなときは、パーッと沖縄に行きたいなあ。
そして、ディアマンテスのライブでも見たいねえ。

パーシャとディアマンテス:プロアナウンサー&フリーライター・吉澤直美の「続・沖縄チャンネル」

11月2日にやるらしいけど、沖縄市民限定だって。
いいなあ、沖縄市民。

銀座の片隅からも5回目

友人の会社でブログに毛の生えたような原稿を書いてます。

もう5回目なのに、なんだか、不安です。

よろしければ、そちらものぞいて見てください。

オフィスフロッグス 銀座の片隅から

恋愛はかけ算?

町中で他人の会話を立ち聞きした。

「君と僕の間は、かけ算なんだよ。恋愛っていうのはさ。足し算じゃなくて、かけ算なんだよ。
君が0なら、価値はないっていうことなんだ」

なるほどね。

こちらが100でも、相手が0ならば、かけ算すれば答えは0。

口説き文句として、よくできているかどうかは別として、
話としては、うまくいえてる。

bbさんからの農業コメント第2弾

bbさんからさらにコメントをいただきました。

前回と同じように、太字はbbさんのコメント。並字は私の意見とか感想とかです。
では、レッツゴー!

農政は進んではいません。

小泉改革と言われるもので、かなり自由化が進み参入障壁が下がったはずなのですが、
それはマイナスに生かされている(というか、運用時の曲解で役人が勝手にしている)
ようで、その表出が、今回の事故米問題にも一部現れていると私は理解しています。

進むどころか、変質し、一部後退しているようにも見えます。

本省は予算・権限の獲得とその維持。
運営上のリスク回避を大命題として運営されています。

農業はその為の駒に過ぎない。


省益の保護というやつですね。ほぼ同感です。

米は輸入自由化すればいいんです。
消費者が商品を選択するのです。

りんごのように、誰も輸入ものを買わないから
入ってこないという状況もあるのです。
輸入自由化していればMA米も無く三笠フーズも
あんな米を扱う事にはならなかった。


これもかなり同意で、米は自由化すれば、商品力のある米が際立つと思います。
しかし、消費者にとっては米が値上がりするとか、安定供給が崩れるとか言い訳しているわけです。
でも、事実上、米の供給は政府が言うほど安定していませんし、
中食市場では米は直接生産者から購入している例も多く、制度運用上に穴が多い状態です。
GATTとの対応は、農業票の確保のために自民党が譲らなかったことが問題です。
ミニマムアクセス米(MA米)なんて、不条理極まりない存在です。

この件は、こちらのエントリで。
事故米がミニマムアクセス米の問題を含んでいるとは

なぜそうしないか。

食料の流通を統制する権限を失うのが困るからです。
国民の為に制度を作って運用するから金をよこせ。
という図式が無くなると税金にタカル連中が干される。
これは彼らにとっては大変な事なんですね。(w


おっしゃるとおり。

それに役人は無誤謬で決して間違いを犯さないという事の
ようですから、今までの政策が間違っていた。という指摘は
絶対避けなければならない訳で、あきらかに制度が現状から
乖離していたとしても自分達で廃止等は絶対にしない。


そうなんですよね。運用上の規制と言う、役人が勝手に自分たちの都合のよいように
圧力をかけたりするのは自由なのにね。

大事業の廃止等は政治決着で政治家が責任を取る形に必ずなる。

政治家が責任を取っているようにも見えませんけどね。

それに年間2.6~3兆円もずっと使い続けてきて、農業が振興されるどころか、
疲弊に輪をかけてきた。農政栄えて農業廃れる。みたいな事になりました。

農協は自分達の組織保全の為に農水と結託して農協の存続に都合のいいような
制度運用をさせたりしている。


まったくです。「農政栄えて、農家疲弊する」状況ですね。

そういう経緯から、あまりに酷い状況に陥り、生産者は独自路線に走り出した。
というのが現状です。

百姓一揆と同じノリですね。
農政に自由という単語はそぐわない。


ふむふむ。一揆ですか。

農政は一切変わっていないが、今までで大変大きく変化したものがあって、
それは情報流通ですね。農家の直販などもう当たり前の事だし、少し力のある生産者は
大手企業と直に取引です。それを仲介する企業も沢山現れた。


この辺は、旧東欧の崩壊みたいなものですね。ペレストロイカは、ベルリンの壁を壊すと。

もう農水や農協が何を言おうと統制取れない環境になっちゃった。楽しいですね。

楽しい人と、楽しめない人がいるんですね、きっと。

米農家は制度に忠実に生産してさえいればウハウハだった時期もあるのですが、今は制度に
忠実であればあるほど自殺しないといけないぐらい追い込まれる事になる。

座して死を待つぐらいなら打って出る。という生産が増えるのは当然のことですよね。


やっぱり。

今後は力のある生産者・企業体は市場適合した商品を独自ルートで動かす。
銀行もそれに金を出すという事になり、制度にしがみついているところは衰退→消滅するので、
農水省・農協は不要。という事になっていくと思います。それでも連中は変わらないでしょうが、
金が回らなくなれば消滅するしか無い訳で、そうなっていくものと思います。


銀行はお金出しますかね? その金を郵便局とか、農協の銀行部門が担っていませんか?
農協の怖い所は、農家の金を握っている所で、まあ、そういう農協依存型のさんちゃん農業はつぶれるしかないのでしょうけど。

連中がつぶれる事で自然な形の資本主義的な市場形成が成される事になりますので、
まず、今のような生産者が消費市場に直接出荷するような流れを加速する事が
大事かと思います。


そうですね。そこは賛成です。
今回の事故米問題で、中間流通の問題が明らかにされていき、かなり叩かれるのでしょうね。
ネット時代には、問屋とか中間流通は淘汰されるだろうと言うのが予測ですからね。

VOICEの2月号から財部さんが農業についての連載をしておりました。
記事をみつけましたのでよろしければどうぞ。
http://news.goo.ne.jp/article/php/politics/php-20080612-01.html
続きはアマゾンで・・・。

僕は全部そろえましたが。


財部誠一さんですね。ブクマしたので、じっくり読みます。

かなり意見は、共通しているように思いますが、やはり現場からの声は力がありますね。
またよろしくお願いします。

読者より「論壇」が大事なメディア(タイトル変えました)

m9と言う雑誌が3号で廃刊になったそうです。

>m9(エムキュー)とは晋遊舎が発行していたムック。「ライトオピニオン誌」を自称。2008年4月26日創刊。隔月で発行されていたが、2008年8月26日発売の第3号をもって休刊となった。タイトルは顔文字で嘲笑・蔑視を表す「m9(^Д^)プギャー」に由来する。

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まったく読んでないのですが、お二人のブログを読んで考えたことなどを。

ライトからディープへ:Joe's Labo
>「m9」というオピニオン誌がわずか3号で休刊。
一応説明しておくと、晋遊舎という出版社から出ていたもので、既存誌よりも
ネット、若年層を意識したライト・オピニオン路線が特徴的だったらしいが…。


たしかに、マンガ 嫌韓流シリーズ(著者:山野車輪)を発行した出版社のサブカル系雑誌。
出版社サイトでも
>時代を読み解く新世代「ライトオピニオン」誌

と謳ってます。読み解けなくて3号で廃刊と。
なのに、ブログが9月4日から立ち上がっている。
 
『m9』とは?:エムキューブログ

>『m9』は社会のあらゆることに人差し指を突きつけて、問題提起を行なっていきます。また若い人たちが社会や他世代と対峙するための「橋頭堡」としてのメディアを目指していきたいと思っています。

だそうです。まあいいけど。
それにしても、この本のターゲットは誰だったのか?
いわゆる、サブカル系執筆者なのですが、SPAとかサイゾーとかと重なりそうな感じ。

でも、ライトオピニオンというのがわからない。
城さんが言うように
>発想としては面白いと思うが、正直“ライト”的なものは、もう活字では生き残れないと思う。
別に極右極左でやれと言っているわけではなくて、「薄く広く」ではネットに勝てないから。
ライトではなく、ディープになる必要があるわけだ。


その点、SPAはディープに続けている。
>ここで気になるのが週刊SPA!の存在。他社の総合誌・情報誌が軒並み崩れる中、
10年前からあの調子で踏みとどまっているのは凄いと思う。
が、ちょっと開いてみればわかるとおり、内容はけっしてライトではない。右も左もない
ニュートラルではあるが、相当ディープなもんである。


SPAを読んでいるようなやつ、と言う揶揄が成立するくらい「読者」がいる。見える。
扶桑社という出版社できちんとサブカルを王道にしている感じ。

でも、このm9は、たぶん対象読者層が雑誌を買わない層なのではないか?
ムックと言う形式ではあるが、雑誌を買わない層相手に雑誌を作って勝負してもしょうがない。
マーケティングの失敗と言うだけではないのだろうか?

総合誌は生き残れるのか?:内田樹の研究室

その意味では、この雑誌が3号でつぶれたことと、論座や現代がつぶれるのとは話が違うのだけど、
内田樹先生が、m9に書いていた小田島隆さんが書いた
>スポーツジャーナリズムの世界は、メディアと競技団体と興業組織と選手会と専門ライターが、まるで互助会みたいに肩を寄せ合って生きている、金魚鉢みたいな世界だ。(略)
者もまたすべては金魚鉢の外に住んでいる存在で、価値ある情報は、水の中にしか無いと思いこんでいたりするからだ。


と言う言葉を受けて

>小田嶋さんがこの中で書いている「金魚鉢みたいな世界」という形容は、政治の世界にも、学術の世界にも、文学の世界にも、どれにも当てはまるような気がする。
おそらく「総合雑誌」もまたそのような「金魚鉢みたいな世界」なのであろう。


と言う問題は、敷衍すると、おそらく、さらに多くの世界で当てはまるものなのだろうと思う。
たとえば「サイエンスジャーナリズム」とか、「サイエンスコミュニケーション」でも見られる光景で、
ひょっとすると、サブカルだろうと何だろうと雑誌を作る過程で、また雑誌の企画の中に
金魚鉢が「埋め込まれている」のではないかと思う。

>読者減の理由を出版社側が「読者離れ」とか「企画力の弱さ」とかいう言い方で説明している限り、総合誌の廃刊趨勢はこのまま止めどなく続くだろう。

と言うような、総合誌やオピニオン誌なるものが抱えている問題は、
案外かなり多くの世界で現在共通しているのかもしれない。

多くの金魚鉢もしくは「たこつぼ」の中で、「仲間内に受ける」メディアづくりをしても
社会からは見向きもされない。
では、どうやって開くのか。それとも「ディープに」閉じるのか。

きっと「ディープに開く」と言う二律背反に成功しないと、ダメな時代なんじゃないか。
そういう漠然とした答えはあるのだけど。どうしたらいいかはわからない。

追伸
m9のブログで、なぜ『論座』は死んだのか(赤木智弘) 1/5と言う記事を長々と転載していますが、
『論座』『現代』の廃刊は、出版社もしくは新聞社が「赤字でもオピニオン誌を持ちたい」と言う気概の喪失だけではないかと思いますが。
まあ、朝日新聞社は「科学朝日」の廃刊あたりで、そうした「気概」を失っていることはわかっていましたけど、それがもう明らかになったと言うことではないでしょうか。
世間の論壇離れなんていうのは、もうずいぶん前に起きているわけで、それでも論壇を持ちたかった人たちによって、かろうじて生きながらえてきたわけですよ。
ネットによるブログのどうのこうの、と言うのは為にする議論ではないかと思います。

長々と書くほどのことかなあ。

1ミリのせつなさ

今朝のすみきちブログで読んだ素敵な言葉

>親しみ馴染んだことから離れ、自分の人生を展開させる決意だって
ぜったいに素敵なことだから。
でも、それがいかに幸せに向けての判断であっても、
そこには必ず、
「1ミリの切なさ」が付いてくるんだよね。
友達の存在感や、
その人たちに囲まれているときだけに出てくる自分の一面を
手放す切なさが・・・。


「旅の途中」だとは思っていたけど、「1ミリの切なさ」はいい言葉だなあ。
ただ、切ないのではなく、ほんの少し、糊代のようについている「切なさ」。
それを感じて生きていけるかどうか、難しいことだけどね。

大相撲と大麻の話について、この人の意見を聞いてみよう

大相撲と大麻の話は、書き出すと難しくて、うまく整理できていないのですが。
若ノ鵬はまだしも、露鵬と白露山の「解雇」は性急過ぎたと思っています。

羹に懲りて膾を吹くというやつですね。

時太山のお父さんが怒るのも無理はありません。
親方の命令とはいえ、手を下した兄弟子は休場しているだけなわけですから。
その理由として、相撲協会(北の湖前理事長)は「立件されていない」といったわけで、
逮捕された若ノ鵬(しかし不起訴)はまだしも、逮捕されていない露鵬と白露山が
訴えてきたのは無理からぬことかと思います。
(それが、いいか、とか、正しいか、は別として)

この件について、この方の意見がありましたので、ご紹介です。
大麻と相撲協会 1:デヴィ夫人オフィシャルブログ「デヴィの独り言」
大麻と相撲協会 2
大麻と相撲協会 3
大麻と相撲協会 4
大麻と相撲協会 5

論旨はあちこち行きますが、ようは、大麻ごとき何よ、
若い外人力士が謝っているんだから許してあげなさいよ。

ということです。ただ
>元不良だったり、やくざであっても、心を入れ替え
後に成功して社会に貢献するようになった人もいる。


これには賛成だな。間違いを犯して、すぐ解雇だという姿勢は、教育的見地からいかがなものか?
あんな体のでかい、力の強い若者を野に放っても(国に帰しても)荒れるだけですよ。
相撲に教育的要素があるならば、再教育するから勘弁してほしいと、親方、協会が世間に対して頭を下げてくれると良かったなと思いますね。
すってないことを信じます、だけではなく、吸っていたとしたら、私が改心させます。
と、どうして各親方は言えなかったのですかね。

間垣、北の湖はともかく、大嶽(元・貴闘力)だけでも、言ってほしかったなあ。

農業をめぐるbbさんへの返信(タイトル変えました)

bbさんに、お返事コメントいただきました。

長いので、コメントでお返事ではなく、こちらで。
以下、太字はbbさん。

http://ameblo.jp/shachooooo/
コノ程度の文章しか書けませんが・・。


RSSリーダーに登録させていただきました。
さかのぼって読ませていただきたいと思います。

〉報道は、今ある情報しか流せません。

過去と今現在から将来を見通し警鐘を鳴らすのが報道の仕事かと思いますが、今の「表面」を伝える事しかしていない。そんな報道に価値を感じません。


おっしゃるとおりですが、今のマスコミは「報道」になってませんね。
ワイドショーですので、表面を面白おかしく「伝える」だけです。
もう、これは反射神経でしか生きていない動物みたいなもので、
頭で考えて動いていては間に合わなくなった「恐竜」のような状態なのでしょう。
長くないと言うことでしょうかね。

今目の前で起こっていることは何年も前からの蓄積が目に見える形になって現れたものですね。
商品の場合、新製品が発表された頃にはもう次の開発がスタートしている。今、目に見えるものを追いかけていては常に後追いにしかならない。


マーケティングの基本ですね。
でも、横並び大好きの日本メーカーは、二番手三番手で市場形成します。
それでも市場があった時代の名残ですね。日本は豊かな市場でしたから。

農業の場合、もはや品種云々・売り先云々の次元ではなく、ビジネスモデル自体のやり直しが必要とされている訳です。
そのモデルとはいったいどういう形なのかという事を農業経営者は既に持っていなければならない訳でそれが表面化するのは暫く先の話になることでしょう。


ふむふむ。

〉そんな先の話よりも、今起きていることのほうが、私には大事です。

今起きていることは高度成長期の延長線上の出来事に過ぎないので見ていて全く面白くないのです。
農産物に内在する素晴らしい価値を引き出す事をせず、単なる原料として量を出荷する。
そんな事中国でもやっています。日本でその程度の事をやっていて今後があるのか?と
製造業などでは騒がれているはずです。農業も同じでしょう。


そのとおりですね。そこを私も問いたいですが、既存の農民にそれを期待しても難しい。
だから、新規参入が必要だと思います。

如何に価値想像を行うか。
農業にそれを求める声が聞こえてこないのが不思議です。


価値創造ですね。農業に、それを求めないのは、農政ぐらいではないでしょうか。

〉「海外生産を標的に」「合理化する」

アメリカ・オーストラリアなどなど大規模生産の穀物輸出を行っている国と今後は競合するから負けないように経営体力をつけましょう。とここ10年程生産合理化の為の制度運用がなされてきた。という事になっています。
結果国道並の農道が沢山作られ、農産物の輸送がはかどるようになったとか。というジョークが全国で見られます。
まぁ、その辺は考えるだけ時間の無駄ですので考えない事にしましょう。


えー、そうなんですか?
それは無茶ですね。面積が違うのに。飛行機で農薬散布しても無駄が多くて苦情が来る日本で、
合理化の方向性が異なるでしょうに。

〉マーケットが見えている商品なのかなあ。

今まで見た事の無い商品を作る。
マーケットを生み出す力のある商品を作るというのが僕の仕事だと思ってます。


すばらしい。

〉じゃ農家はどうしたらよいのか?

家族営農の農家は無くなるのでどうしようもありません。
何故なら専業として考えるならば、家族営農の農家の規模では適正な収益が生み出せないからです。
だから何もしなくて良いのです。
ジタバタしたところでなるようにしかなりません。


家族農家、いわゆる「さんチャン農業」と言うやつですね。
何もしないというか、出来ない。
まあ、それを組織化して計画生産をさせるのが農協ですからね。
どう考えても、旧ソ連のコルホーズだなあ。

市場相場の値動き以外に興味はなく、顧客満足を作らない農家って社会的存在意義は薄いので結局それなりの評価が発生し結果衰退へと結びついているのです。
そういう経営体を下手に救うべきではない。

生き残りたかったら顧客満足を生み出す努力しなさいよ。と思います。


まあ、正論です。きっと、その人たちから農業を自由化するのが長い目ではいいんでしょうけどね。

〉農政をもっと自由化しないと

僕は農家であって商工業者でもあり、補助金には無縁で金融は銀行さんで
尚且つ年々成長できていますので、そのご意見は本当に正しいのですか?と逆に問いたいです。(笑
僕のような農水にとってアンコントローラブルな人間や経営体を育成しないとダメなんじゃないでしょうか。


この点は、私も「農政の自由化」は、ある意味進みすぎて、旧体制との継ぎ目がほつれている、
と考えるべきなのだなと思い直しています。
それが、今回の「事故米」問題で見えてきました。
農水にとってアンコントローラブルであることは重要です。
コントロール化にあるほうが勝手がしやすい状況なのが問題なので。

〉この国益は、国家利益ではなく、国民利益ですから

国民自らがその国民利益を毀損してきた歴史があるではありませんか。僕が経営に身を投じる事になった10年程前までは農業や食料について考える論調は存在していませんでしたよ。流通リスクは全て農民に押し付ける構造で皆さん大きな利益を得てきた。海外旅行だ、高級ブランド品だ。と浮かれまくっている間に我々は地面を這って辛酸を舐め続けてきました。
去年あたりから急に食だ国益だとか言葉では重要視されるようにはなったかに見えるけれども、構造は何一つ変わっていない。
食料供給が危ない事など10年前にネットで話は流れていました。今のようになることは分かっていたのです。

日本は資本主義で民主主義ですので、国民が求めるように構造は変化して行きます。
食が国民利益で大事であるという国民が多ければそれなりの行動が伴って生産も維持される事でしょう。
そう思わなければ思わないなりの結果になる。それだけの事ではないでしょうか。

我々が出来るのは今後も存続して欲しいと思われる企業体になる事だけです。
そうなる努力をする事で収益が発生し雇用が生まれ生産は維持される。

では流通は、消費者は国民利益維持の為にこれからどう行動するのか?
はたまたしないのか。そういう議論が全体で展開されるようにならなければ
今のまま何も変わらないかと思いますが、さて如何でしょうか。

金も出さなければ手も出さないけれども口は出す。
なんてことは通用しない訳ですからね。


ここは耳が痛いところですね。
もっと、農業に、食品に興味と関心を持って、自分のこととして考える必要があった。
都市消費者は、自分が何を食べているのか自覚すべきでしょうね。
ブランドを気にするのではなく、生産者と消費者の関係を豊かにするような関係。
その辺はもっと考えていく必要があるな、と思っています。

bbさん、丁寧にお応えいただきましてありがとうございました。
勉強になりましたし、考えるきっかけになりました。
ブログって、いいなあ。

事故米がミニマムアクセス米の問題を含んでいるとは

さきほどのエントリ農業ネタにコメントがありましたのなかでも、
>稲作の問題は、今起きている事故コメ問題を一度書こうと思っているので、そのときにします。

と書いたのですが、実は、思いが深いのかまとまりません。

なぜ、日本の農政は、国内市場しか考えないのか?
>海外から米を買って、ただ貯蔵しているということなんでしょうか?

と書きましたが、このとき池田信夫先生のブログで、この問題を初めて知りました。
>さらに問題なのは、ワシントンポストにも指摘されたミニマムアクセス(MA)米の備蓄だ。いやいや輸入した低質米は売れず、在庫は 150万トンに及ぶ。これは2500万人の1年分の消費量だ。この食糧危機の最中に、それを死蔵したまま家畜の餌やエタノール燃料にするという農水省の計画は、ポスト紙もいうように狂っている。MA米はタダで輸出しても、年間150億円にのぼる保管料が節約できる。

それで、今回の事故米は、このミニマムアクセス米問題と大きな関係があるらしい。

汚染米転売 農水省はお粗末すぎる:信濃毎日新聞
>ミニマムアクセス米のうち輸送中などに傷んだコメを、政府は「事故米」として食用以外に限り、業者に安く売る。汚染米は、事故米のうちカビ毒や基準値以上の農薬が検出されたものだ。

事故米の販売を「儲ければ何でもいい」とうそぶいたのもかなり問題だが、
そこにつけ込める状況を作ったのがミニマムアクセス米だというのが何とも解せない。

よその国から飼ってきたコメを無駄にしていることも問題だし、それが売れない状況を作るのも問題。
日本において問題だけでなく、世界規模でもっと食料を有効に使えないのか。
飽食と飢餓の連鎖をどうやって止めるのか。

信濃毎日新聞は、こう指摘する。

>輸入した農産物が汚染されていたら、本来は輸出元へ突き返すべきである。それを「事故米」などと名づけ、国内に流通させること自体、間違っている。

 コメは自給できる農産物だ。減反しながら輸入し続ける矛盾が、問題の背景にある。コメの国際価格の高騰など、世界の食料状況は変わりつつある。貿易交渉の枠組みや日本の農業戦略そのものから考え直すべきだ。


今回の「事故米」は実は多くの農業問題を含んでいる。
その辺をきちんと報道しているかどうかも、見てほしい。

bbさんがいうように
>報道は目に見える今の情報しか流通させない=古いという事ですね。

そこから何を考えるかが、今、問題なのだから。

農業ネタにコメントがありました

7月に書いたエントリ輸出のための輸出には意味が無い:農業にコメントをいただいたのですが、
なかなか示唆に富んでいるので、ご紹介がてらのエントリです。

このエントリは、日経ビジネスオンラインの記事
“リンゴ1個2000円”の虚実、輸出で農家は救われるか?
食料危機は最大の好機――今こそ作れ、儲かる農業(2)


を読んで書いたもの。
その前に(なぜ、日本の農政は、国内市場しか考えないのか?)を書いていたので、反応したわけですね。

青森県の片山りんごさんの紹介記事でした。

私は、無邪気に、りんごを輸出する農家があるということに驚いて、喜んでいるわけです。

そこにコメントを書いてくださったbbさんは、
>非常に常識的な状況判断をされているとは思いますが、残念ながら推測の域を脱していないというか・・。

と切り込んでこられました。そして、片山りんごの例を評価していないということで、
>片山さんは物量勝負の低付加価値モデルで収益性が悪いというのは業界では当然の見方です。彼の手法では生産現場の疲弊は改善できない。

さらに、私が農協批判・政治化批判をしているので、
>農協・政党の責任にするのは農家の常套手段ですけども、直接的受益者としての農家が自分達で自己改革しないんですもの。農協・政党以前の問題ですよ。

と、農家の無策を指摘し、
>農業・農産物・一次産品という常識的な見方でやってるうちは何やっても収益性上がりませんから農業+化学 とか、農業+工業+サービスとか
その辺までやってはじめて改善が出来るわけで、生果を輸出した。ぐらいでは全然話にならないんですね。


と提案されています。私は、そのコメントを見て、疑問を持ち、以下のコメントを返しました。
bbさんは、私のエントリを批判しているのか、何なのか、よくわからないのですが、どういう立場で語っていらっしゃるのでしょうか?
私は推測の域を出ません。実践している訳ではないので、感心した記事を紹介しただけです。ただ、農家の孫ですから、実体験といえばそこから発想しています。
で、あなたは、実践されている方なのですか? 話にならなくても実践している方を批判して、何をしてくれるんですか?


するとその答えコメントが来ました。で、ここからは、そのコメントへの返事と感想と反論。

>文面読んでいただければわかるとは思いますが同地域の同業者です。報道は目新しさばかりを追いかけて地に足がついていない事が多く、上記の事例も実態は国内流通業者が輸出を始めた。というだけの話であって、それ以上のものは何も無い。という事を現場から指摘させていただいているわけですが。彼のビジネスモデルでは農業再生は図れないのです。これが現実。

なるほど。青森の農家ということでしょうか。

>何が言いたいかというと、報道は目に見える今の情報しか流通させない=古いという事ですね。

片山さんの手法は我々から言わせて頂ければ30年前のビジネスモデルなんです。今開発がされている高付加価値モデルは今よりも10年先を走っている。という事は報道は40年遅れの情報を最先端であるかのうよう流している訳です。


報道は、今ある情報しか流せません。
そうですね、そして現地にいない私は、その情報を見て、あーだコーダ言う。
鵜呑みにしてはいけないのですが、どうしても信じた上で書いてしまいますね。
その情報が、古かったらばどうするのか? しょうがないですね。
新しい情報があれば、それで直していくしかない。
でも、開発中のモデルがあっても、それが10年先かどうかは開発されてみないとわかりませんよね。
さらに言うと、10年先と言うのは、10年後に開発されると言うことでしょうか?
そんな先の話よりも、今起きていることのほうが、私には大事です。

>現場を知らない方はそれに惑わされる事になるのですが、何故か同業他社さんも同じように惑わされて片山さんの後を追いかけるんですね。
稲作なんかは典型的で、海外の生産を標的に合理化するとかいうとんでもない事を国中で始めちゃった。


先を見て開発することは重要ですが、やって見て直していくと言うやり方もあっていい。
起きていることを否定するのは、あまり得策ではないと私は思います。
ただ、同業他社が、追随するのはどうかといわれれば、話は別ですね。
そこには「付加価値」がないと成功しません。後追いを成功させるには「圧倒的」でないとダメです。

稲作の問題は、今起きている事故コメ問題を一度書こうと思っているので、そのときにします。

それとは別に、この、「海外生産を標的に」「合理化する」と言う言葉がいまひとつ理解できないのですが、生産の合理化で、海外生産の米と価格競争するということでしょうか?
海外で生産することを目的に、作業手順を合理化して、技術移転するということでしょうか?

>自分の足で様々な現場を見て、経験を元にチャレンジして失敗して、反省してそこから新たなチャレンジをするという事をやっていればそういう情報に惑わされる事は無い訳ですがそういう事をやる人はあまり居ない。

これは同感ですね。農業に限りません。どのビジネスでも一緒です。

>だから最近は報道を元にした常識的な思考が実は事実とかけ離れている。という事をよく目にします。

その乖離具合が実はビジネスチャンスな訳ですけれどもね。


これも同感です。情報落差は商売になります。報道の追随ではビジネスにはなりません。
だから、私が農業をビジネスにするならば、すでにある情報を集めて分析した上で、
別のビジネスと比較して、農業の中で落差のあるところを意識するでしょうね。

>りんごはもう次の段階の開発が終わりましたので今後面白くなると思いますよ。

おお、面白そうです。どんなりんごなのでしょうか?
マーケットが見えている商品なのかなあ。

ちなみに、この分野に私が興味を持っているのは、
・農家の孫だから(母の実家が農家で、農協支配を身をもって体験した)
・農協の腐敗が気になるから(立花隆の本「農協」が出たころとなんら変わっていない)
・農水省の農産物輸出プロジェクトの仕事を少しかじったことがあるから
・ビジネスチャンスが来ていると思うから

などの理由によります。
現場の声は貴重ですからね。このコメントから学ぶことも多いです。
bbさんがブログを書いておられるならば、URLを教えていただきたいですね。

報道批判と、片山りんご批判が混在していて、理解しにくい所もあったので、
もう一段コメントをいただいて、じゃ農家はどうしたらよいのか?
ただ輸出するだけでもダメで、マーケットをにらんだ付加価値をつけるべきだ、というのは
もっともだと思いますので、その付加価値とは何かを教えていただきたいですね。

とにかく、農政をもっと自由化しないと、優秀な人材が集まり活性化しないのではないでしょうか?
食べ物は、エネルギー以上に重要なビジネスです。
そこに、優秀な人材が集まるようにしないと、国益を損ないますよ。
この国益は、国家利益ではなく、国民利益ですから、誤解なきよう。

昨日の月は美しかった

撮影はしなかった。

携帯電話で撮るのは失礼なくらい、

心に焼き付けられるような、くっきりとした月だった。

ような、じゃないな。焼き付いた、新宿通りの上に浮かぶ月。

だからどうしたというわけではなく、その後は、タイ料理を食べに行ったのだけど。

40000アクセス超え

先月は1ヶ月で10000アクセスを越えましたから、約1ヶ月で10000アクセスアップ。

30000アクセスは8月8日でした。このときのエントリ数が441。

今日、40000アクセスを超えました。9月14日で、エントリ数が549エントリ。

不思議なのは前回も書きましたけど、エントリ数100で、だいたい10000アクセスになること。
アクセス数アップが、エントリの数にリンクするのかどうかは、相変わらず不明ですが、
その関係は変わってないみたいです。

軽くしてブラウザで開きやすくなったらしいので、これからもアクセスよろしくお願いします。

精神年齢は7がけでいいらしい

毎日メルマガを発行しているビジネスブックマラソンの土井さんが、
病院に行ったそうです。
昨日のメルマガでは
>今日、病院に行ったら、扁桃腺が腫れていることがわかりました。
太い注射を打たれ、膿を抽出したら、大量に出てビックリしました。
しばらく通うか、最悪入院だそうですが、それも明日の検査結果次第。


で、今日のブログでは、
>今朝、病院に行ったら、「一日でこれだけ回復するなんて、すごい
ですね」と言われました。
どうやら入院は避けられそうです。
ドクターに「でも、今日は一日安静ね」と言われ、内心ヒヤリ。


このドクターが他の人に言っていた言葉が

「人間の精神年齢っていうのは、だいたいその人の実年齢の7掛けなんですよ。
だから無理をして体が壊れる」


土井さんは、こんなところでも学んでいるんですね。

30歳で21、40歳で28 と考えると、まあ、そんなものかなあと思いますね。

で自分のことを考えると、今、33歳ということになる。
その精神年齢と思うと、まだまだがんばれるなあ。

行けなかった「ちりとてちんファンミーティング」

行けなかったんです。結局。

ちりとてちんファンミーティングに行きたい

と書いた割には、申し込み忘れるし、スケジュールも無理だったし。

昨日だったんですよね。

見に行った人多いんでしょうね。
いいなあ。

DVD見ようかな。

長生き犬ゴン太がんばれ

妻の実家には、20歳近い犬がいる。

実は正確な年齢はわかっていない。野良犬が紛れ込んできたのを飼っているからだ。

元々、実家では、その頃、子犬を飼っていたのだが、
その犬小屋に潜り込み、いつの間にか堂々とえさを食べていた別の子犬がいた。

もとからいた犬も、ペットショップの売れ残りで5000円だったのだが、
おとなしい犬で、潜り込んできた野良犬の迫力には負けたらしく、なすがままだった。

どういう経緯で妻の実家にたどり着いたのか、わからないが、
どうも元は、2キロくらい離れた海側の家で生まれたらしい。
(のちに探し犬などでわかったらしいが、見つかったことがわかって先方も安心したらしく、
結局、そのまま飼っている)

先にいた犬も既に亡く、ここ数年夏になるたびに、今年は越えられるかと心配している。
夏はなるべく涼しくなってから散歩に行くのだが、それでも散歩の距離は短くなったらしい。
今は、耳も聞こえず、鼻もそれほど利かず、日がな一日うとうとしている。

妻が実家に帰ったときに名前を呼びながら、そばに行くのだが、
なでられるまで気がつかないし、はっと気がついてもそんなに反応がある訳でもないらしい。
それでも、ご飯は与えた瞬間、焦ったように食べる。
誰も取らないからゆっくり食べなと声をかけても、元々野良だったせいか、焦って食べる。
それは、老犬になっても変わらないらしい。三つ子の魂百までだ。

今年も暑い夏を乗り切れるか心配していたのだけど、涼しくなって元気が出てきたと、
マイミクでもある義兄のミクシイ日記で見た。

なんだか安心したら、ブログに書きたくなった。
結婚したときには既にいた犬が、結婚して16年経っても生きているというのも不思議なものだ。
私にとっても、あのうちの入り口には、あの犬がセットになっている。
いないと悲しいだろうな。
長生きしてほしい、あの家にいるみんなに。

銀座で徹夜するのは辛いぜ

H&Mというブランドは、まあ、ヨーロッパのユニクロです。

その日本一号店が銀座にできました。
「H&M」日本上陸、銀座に1号店-オープン待ちわびる長蛇の列
> 欧州カジュアル衣料大手のエイチ・アンド・エムへネス・アンド・マウリッツ(本社=スウェーデン、以下「H&M」)は9月13日午前11時、同日開業する新商業テナントビル「GINZA  gCUBE(ギンザ ジーキューブ)」(中央区銀座7)1階に日本初となる旗艦店「H&M 銀座店」(TEL 03-6418-3232)をオープンした。

先頭は前の日の8時から並んだらしい。しかも会社帰りに。

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先着500名にはTシャツがもらえたらしい。

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でも、中央通沿いで徹夜するのは嫌だなあ。

サザエさんの実写映画見てきました

サザエさんと言えば、国民的漫画でアニメ。

昔、桜新町に住んでましたから、長谷川町子美術館にも行きましたから。
サザエさんにはちょっとうるさいですよ。

で、サザエさんの実写版と言うと、誰が主役だと思いますか?

浅野温子? 星野知子

正解ですが、甘い。

サザエさんと言えば、江利チエミです。

浅野温子は、1992年から2000年、星野知子は、1981年にテレビ化されたときの主役。
江利チエミは、1956年かR61年までに10回映画化、1966年には舞台化されたときの主役です。

回数、内容とも、まさに究極のサザエさん役者はチエミなのです。

江利チエミと言えば、ジャンケン娘。ひばり、いずみ、チエミ。の3人が大スターでした。
若い人向けに説明すると、ひばりとは、美空ひばり、いずみとは雪村いずみ。
ジャンケン娘とは、映画の題名から取られた、戦後初のアイドルの愛称といえますね。
三人娘の元祖がこの三人なのです。

昭和歌謡史に燦然と輝くスターで、「テネシーワルツ」と言えば、今でこそ綾戸智絵さんですが、
元はチエミの持ち歌でした。この辺の話をしだすときりがないので、映画のことを。

今日、お誘いを受けていってきたのは三鷹駅からムーバスで10分ほど。
関前コミセン(コミュニティセンター)での懐かしの映画上映。
地域のお年寄りに懐かしい映画を見ていただく催しらしい。

なんで、そんな地域のものに呼ばれたかと言うと、その仕掛人が知り合いだから。
最近、25年後のサザエさん一家がCMになっている。




ワカメが宮沢りえ、カツオが浅野忠信、タラちゃんが瑛太、イクラが小栗旬。
なんかどうなの、と思ってミクシーに書いたら、映画やるよとお誘いを受けた。

上映時間は1時間半ほど。
舞台となる昭和32年の東京は、まだ東京タワーも無い、緑豊かで空の広い街。
ロケ先はどこなの、と思うほどのびのびとした場所でした。

コメディエンヌとしての江利チエミは、本当にかわいらしく、合間にジャズ歌手の本虜も発揮し、
ファンにはたまらない流れ。しかも、ちょい役が豪華。
三木のり平や有島一郎、八破六十四、由利徹などなど、浅草軽演劇のスターが一瞬だけの役。
マスオさんが小泉博(クイズの司会者という印象だな)、ノリスケさんが仲代達矢。
当時の二枚目スターだったんですね。

映画としては、画面あたりの情報量が、ずいぶんと少ないし、テンポはのろいし、
笑いは古典的だし、今見ると笑っちゃうくらいだけど、そのほのぼの観がサザエさん。
そして、その感じが懐かしく、また、安心してみられる映画でした。

見に来ていた多くのおじいさん/おばあさんも、大満足でお帰りになりました。

なんだか、楽しくて、いい時間を過ごしたなと、一緒に行った友人と話しながら帰ったのでした。




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プロフィール

fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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