RSS1.0 RSS フィード

(snip)

地球が温暖化しているかどうかは別として

「地球と一緒に頭も冷やせ」という本、面白そうです。
地球と一緒に頭も冷やせ! 温暖化問題を問い直す地球と一緒に頭も冷やせ! 温暖化問題を問い直す
山形 浩生

ソフトバンククリエイティブ 2008-06-28
売り上げランキング : 116

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


さとなおさん
、と、池田信夫先生がとりあげてます。

本の内容はそちらを見ていただくとして〔それにしてもタイトルの意訳が山形浩生さんらしい)

池田先生の言うように
>温暖化騒動は、経済の論理を知らない自然科学者と環境ロビーの作り出した幻想にすぎないのだ。

と言い切るか、

さとなおさんのように
>環境を保護するのは素晴らしい。でも、この方法が本当に正しいのかがどうも疑わしい、と思っているだけである。やんないよりマシというにはコストがかかりすぎている。

と懐疑を提示しつつ、代替策を考えようとするか。

については、それぞれの考え方なので、まずは、この本を読んでみましょうといいたいところ。

さらに、やはり科学的視点から言っても「正しい」というならば、やはり数字を挙げてほしい。
たとえば、IDEA*IDEA:地球温暖化をめぐる状況を知ることができるNASAの『Climate Time Machine』
で知った、このサイト

『Climate Time Machine』


>北極点の氷、水位、CO2排出量、気温の変化などをアニメーションで見ていくことできます。

NASAのJPLとカリフォルニア工科大学の合作で、過去数十年から100年ほどの地球上のデータを視覚化したものです。

これをゆっくり見ていくと、1980年代と1990年代で大きくCO2排出量が異なっているとか、
ロシアはむしろ大幅に排出量が減っているとか、
先進国は、あれほど京都で約束したのに、21世紀に入って CO2があからさまに増えているとか、
イメージと違う情報が得られます。

地球上の気温上昇についても、21世紀に入って、極地の上昇が急激で、
北極の氷の減少は、急速なものであり、過去には年変動だったものが、ここ数年戻っていないとか

やはり、異常気象と、気候変動の違いを明示するには、
はっきりとした傾向をつかみにくいことがわかります。

田口さんのコメント
>専門家の意見も聞く必要がありますが、素人目にもちょっとやばそうだな・・・と思ってしまいますよね。さらにNASAのサイトだけに・・・きっと、これが現実なのでしょう。一人一人が何をできるかを考えるべきですよね。

に異を唱える気はありませんが、本当にこれだけ全体が黄色いのは、実は2007年だけです。

私は、今回の洞爺湖サミットは、きっと成果のないものに終わるだろうと思ってます。
議長国に花を持たせて、なんか声明は出るでしょうけど、実効性があるものは出ないと思います。

もっとも問題なのは「排出権取引」についてばかり議論が先行することです。

二酸化炭素排出量の削減は、結局、エネルギー消費の削減とリンクして、
原油価格高に対抗するものになりますから、まあ、いいんですよ。

しかし、排出権取引は、地球規模で考えると意味がない。
取引の結果、排出量が減るわけじゃないですから。
いくら、通貨が幻想だといっても、お金のやり取りと、空気のやり取りと一緒にするかなあ。
排出量抑制に、お金を使うのならまだしも、排出権取引は、何の効果もないと思います。

洞爺湖で、会議は踊るならぬ、懐疑は回る、という気がするのです。


niftyserveが懐かしい人

私は、ブログは遅かったけれども、ニフティサーブのころから、仕事で調べ物をしたり、原稿を送ったり、
1990年には電話回線を使ったニューメディア〔笑)に仕事を通じて触れていた。

パソコンよりもワープロのほうが便利だった時代に、
東芝のpasopia16でデータベースソフトを使った経理システムを売ったり、
和文タイプよりもデータ入力での電算写植を使ったり、
自分でも日本語が表示できないころのアップル製品に触ったりしていた。
仕事でピザボックスタイプのアップルを使って、
結婚祝いに、妻の兄から本体だけもらって、画面は自分で買ってねといわれたのが1993年。
会社では長らく画面一体型の機種(LC630とか)を使っていた。

そういうインターネットなどまだカケラもないころ、
私にとってニフティサーブはネットの世界そのものだった。
会員としては古いほうなのじゃないかな。KYCとかで始まるし。

なぎのねどこ:FREEDOM
で、知った記事。

小鳥ピヨピヨ(a cheeping little bird).:ニフティで、ひとつの大きな時代が幕を閉じます
このサイトも有名サイトですよね。すいません、今まで見てませんでした。
>先日ビル・ゲイツというIT会の巨人がマイクロソフトを退職しましたが、ニフティでも、今日、ひとつの大きな時代が幕を閉じます。

NIFTY-Serveの立ち上げメンバーの1人、本名(ほんな、と読みます)さんが退社されるのです。


NIFTY-Serveというパソコン通信サービスについては、記事をごらんいただきたいのですが、
日商岩井という商社と、富士通というコンピューター会社の相克と駆け引きから生まれた
今で言うネットサービス。今もプロバイダとして「ニフティ」はありますが、
資本的にも歴史的にも引き継がれていても、私のイメージでは、たぶん、まったく違う会社です。

>本名さんは、ニフティが富士通100%子会社になる前の、あのメーカーと商社がクロスオーバーした独特な雰囲気を作り出した立役者の1人です。

この独特の雰囲気がなくなったのでしょう。

なごのねどこの中の人は
>それにしても素敵な笑顔のおじさんだ。

と書いているけど、本当ですね。

ニフティ会員として、こういう人がいなくなるのは、寂しい気がします。
ニフティのトップページを開くことさえない毎日ですが、
メールアドレスは、ニフティのままでいようかと思います。

サイエンスアゴラ、はーじまーるよー

えー、タイトルは、こちらのパクリです。

ありさん観察日記:第六回サイエンスカフェはこだてがはーじまーるよー!

函館は母の古里なので、子供の頃からなじみがある町です。
サイエンスカフェでも、なんだか「啄木の世界」なカフェーな感じがします。
えー、もちろん勝手な思い込みです。

そんなことが書きたかったのではなくて、
SciencePortal担当です:【お知らせ】science agora 2008企画公募
にコメントした件です。
サイエンスアゴラ2008企画公募で、
『ミニサイエンスアゴラ2008@東京〜みんなあつまれ、あなたが主役!』
という集まりがあるというので、
参加したいなと思ったのですが、サイトを見てもどう参加していいのかわからない。
そこで、

>この7・11に参加するには申し込みが必要なのでしょうか?
クリックしても、案内があるだけで、参加申し込みフォームはないのですが?
それとも、渡辺さんや横山さんに電話するのでしょうか?
どうすればよいのでしょうか。教えていただけますか?


と書き込みしました。するとコメント欄でお返事があり、

>7/11は申込不要だと思います。
いきなり行けばよいのだと思います。
・・・一応月曜日に事務局に確認し、万一違うようでしたら若だんなさんにお知らせするとともに、このページからも情報出しますね。


と親切なお返事。そこに、k_tachibanaさんから情報が
>私も同じことが気になって,直接JSTに電話して聞いてみました.
申込み不要で,そのまま行けばよいということでした.


しかも、ブラックなコメントつき
>もしかして今年は,参加者を絞り込むことを考えているのカモ.

k_tachinabaさんのように行動的な人は問い合わせるでしょうし、
自分のブログで案内も出してくれますよね。
【イベント情報】ミニサイエンスアゴラ2008について追記・・・参加申込みは必要ありません

私のように、横山さんや渡辺さんと仕事をしたことがあれば、
本人に確認しようと思うかもしれません。
でも、しょせんは業界(笑)の中の話。

どう開きたいのか、どういう人に来てほしいのか。
サイエンスアゴラって、誰がコンセプトを考えて広報しているんだと言う話です。
まあ、考えてないでしょうけど。

ちなみに、ミニサイエンスアゴラの問い合わせ先は以下の通り。
<お問い合わせ先>
サイエンスアゴラ事務局
渡辺 政隆、笠松 舞
TEL:03-5214-7493 FAX:03-5214-8088
東京大学大学院 理学系研究科 広報・科学コミュニケーション
横山 広美
TEL:03-5841-7585 FAX:03-5841-1035

あ、横山さんブログ開設おめでとうございます。
お知らせページ:ミニサイエンスアゴラ2008が開催されます

お知らせ以外の話も聞きたいなあ。

自分でメディアを持ってから言えということですね

サイエンスコミュニケーションでいつも思っていることを、ある人に言われたと言う話。

k_Tachibana:【科学の本】「宇宙の向こう側」薫日記と犬耳裏通信に取り上げられる!
で、取り上げられていた
宇宙の向こう側―量子、五次元、ワープト・スロート宇宙の向こう側―量子、五次元、ワープト・スロート
横山 順一

青土社 2008-06-25
売り上げランキング : 13945

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


イラストを描いた犬耳裏通信の中の人は、
北大の大学院生さんで、「理系女子大学院生×グラフィック・デザイン=サイエンスコミュニケーター的日々」と言う人らしい。

で、執筆者なのに、アマゾンの紹介で名前が出ていない「薫日記」の中の人が、
薫日記:徒然
>ところで、「宇宙の向こう側」のイラストは北大CoSTEP修了生の楢木佑佳さんにお願いした。

本の仕事で科学コミュニケーターのデビューの手伝いをしているわけだが、やはり、やる気のある人はいい仕事をしてくれる。(こういうのが実際の科学コミュニケーターの育成であることを、机上の空論に陥っている東大の科学インタープリター講座に見せてやりたいものだ!)


御意!
ただ、東大だけに限りませんがね。
北大の学生さんに北大は何ができるかと言う話もありますし。
お茶大とか。早稲田とか、科博とか、……きりがないか。

自分でメディアを持っている人が意識して、
科学コミュニケーションをやりたいと思っている若者を引き上げていかないと、
この波は広がりませんよ。
それには、我慢もいるし、時間もかかるでしょうけど。
(だって、原稿は下手だろうし、プライドは高いだろうし、思い込みが激しいだろうから。それが若者だからね)
じぶんたちだって、そうして先輩に引き立ててもらったことを忘れてはいかんですよね。

ぜひとも大手に限らず出版社の方は、若者を抜擢してください。
もしくは、薫日記の中の人のように、うまく若手を使ってください。
それしか、この業界(笑)が生き延びる手はないのですから。

しかし、こういうことを書くから薫日記の中の人は、
科学コミュにケーション業界(笑)で評判が悪いんでしょうね。
ご自分でも、
>オレもいろいろな所で嫌われてるからな(笑)
と書いていらっしゃいますけど、
それにしても、著者漏れをアマゾンは直す気はないんでしょうか?


だって新宿だもん

新宿バルト9でも「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」−海外ゲストも

今まで、渋谷だったほうが不思議。
>東京国際レズビアン&ゲイ映画祭が7月11日より、新宿バルト9(新宿区新宿3、TEL 03-5369-4955)で開催される。

表参道のスパイラルでやっていた映画祭を、バルト9でもやるらしい。

>同祭は、1992年に始まり今年で17回目。文化庁や国際交流基金、各国大使館などの支援を受け、世界中から集められたセクシュアルマイノリティーに関する映像作品を一挙に上映するもの。

なんだか、仰々しい感じもしますが、お上も認めた映画祭ってことで。でもね、

>同祭広報担当者は新宿での開催について、「同館は最新の映画技術を採用し、新しいデートスポットとしても人気があることから動員力もあると考え、会場に選定した」と話す。

そういうことなんでしょうかね?

この記事を関連エントリにしておいて、その説明はないのではないかと?

新宿2丁目で「東京レインボー祭り」−セクシャルマイノリティーの祭典

なんといっても、世界のゲイタウン[nithoume]なのですから。
映画好きの皆さんに、ぜひ行っていただきたいですね。

>料金は1プログラムにつき、前売り=1,300円、当日=1,500円。7月13日まで。

東京国際レズビアン&ゲイ映画祭

世界中で踊る男になんだかじんわり

さとなおさんのエントリ(ひとりの強い想い)で知った不思議なビデオ。
「Where the Hell is Matt?」と、その2008年版、「Where the Hell is Matt? (2008)」
(動画の右下の「高画質表示ボタン」を押して見るといいそうです)。

二枚目でもスタイルがいいわけでもない、一人のアメリカ人の兄ちゃんが、
世界中で、へたくそな踊りを踊っている、というだけのビデオです。

なんだろうと思ってググルと、2年ほど前の記事ですが、アルファブロガーのエントリがありました。
On Off and Beyond:YouTubeでコマーシャル:Where the Hell is Matt?
>「コネチカット出身、高卒のマット君は、オーストラリアで働いてお金を貯めた後、
世界を旅してダンスしたビデオをインターネットに載せた。それを見たStrideから、
『金を出すからもう一回世界を旅してダンスビデオを撮らないか』
と申し出があり、再度6ヶ月の旅へ。


つまり、Strideというチューインガム会社のスポンサードビデオなんだそうです。
でも最初は、個人の旅先の記録だったわけで、それがこれだけ大掛かりになるところが面白い。

これみてたら、なんでしょうね。だんだん、じわっと、涙腺が緩んでくるんです.

地球っていいなあ、というか、人間と自然のコラボレーションとか、うまくいえませんが。
特に2008年版は、世界中で一緒に踊る人が増えていて、それが、またなんだかいいんですね。
音楽も独特の高揚感を出しているのだけど、最初の奴が、世界中の不思議な場所、自然や世界遺産のような場所で取っているのに対して、2008は人間がいる場所、人間が作った場所という感じ。

それが、また別の高揚感を生み出しています。

ぜひYou Tubeで見てください。

目からうろこなんですが:(干場社長への返信)

昨日紹介しました小宮一慶さんの「解決力」のエントリに

読み終わった:本の紹介:ビジネスマンのための「解決力」養成講座

担当編集者であり、ディスカバー社の総帥でもある干場社長から、
じきじきにコメントをいただいてしまいました(自慢)

全文引用します。

はーー、微妙な書評をありがとうございます。
小宮さんは、机上の単なる思考トレーニングとしての問題解決の本ばかりでは、ほんとうに役に立たないのではないか、ほんとうに役に立つものを書きたい、ということでしたが……。
わたしは、ABC分析の見方とか、重要度と緊急度の4象限の新しい見方とか、けっこう、目から鱗でしたけど、いかがでした?


で、コメント返信書こうとしたんですが、長くなりそうなので、こちらで失礼します。
以下、書こうと思ったコメントから。

干場社長、コメントありがとうございます。
私も一応経営者をやってましたので、小宮さんの紹介されているツールを一通り知っていました。
だから、ご指摘のとおり、

なるほどそう使うのか!

という驚きがあったのは事実です
(とくにABC分析は私も使っていましたが、小宮さんの方法はスゴ技でした)

だからこそ、読んだ人にぜひ、実践していってほしいと思うんですが、「ですが」なんです。
結局、この本でツールを知って、これから使うのでは、「間に合わない」人が多いと思うんですね。

干場社長も力の入った(笑)エントリで(解決法を知りたいのか? それともほんとに解決したいのか?
>それは、私が試行錯誤の上、ひとつずつ得てきた実際の経営上の知恵とものすごく一致するんです(ああ、もっと早く小宮さんと知り合いたかった…!)。

とおっしゃっているように、干場社長は自分で実践してきたからこそ、小宮さんの「腕」がわかる。
私も、自分の実践の経験を踏まえて、小宮さんの「腕」に感嘆したからこそ、
これはツールを使って自分で考えて、なんてやっていては「間に合わない」と感じたのです。

口幅ったい言い方ですが、私の
>経営者の(自分の人生、キャリア、進路のことなら、自分自身の)価値観に基づく直感!
で、もし今私が経営者ならば(個人事業主ではありますが、会社の経営者ではなくなったので)
このコンサルタントに頼みたい! と思うだろうなと考えたんですね。

あと、経営者が実践することは、もちろん大事ですが、
専門家に任せることで経営改革の「スピードを上げる」ことも
経営者の重要な判断だと思います。

なので、「実践の書」であることを十分に認めた上で、

>小宮さんにお願いしたほうが、結局は、時間も費用もお得だと思います。

と書かせていただいたのでした。

でも、小宮さんに頼んでもいい経営者は、この本が理解できて、
小宮さんの腕が理解できるだけの実践と苦労をしてきた人じゃないとだめですね。

優秀なコンサルタントに「丸投げ」して会社が良くなったためしはありませんから。
そこを書いておくべきでした。その意味では、

この本を読んで、これをやりたいと思った経営者のうち、
予算はあるけど時間がない人は、小宮さんに頼みましょう。


と変えさせていただきます。

姑息だ。でも、父のために、それぐらいしてもいいだろう

何が姑息かというと、この記事での娘の父への態度。

【独女通信】父娘クッキングで一石三鳥を狙え!

どういう一石三鳥か。
>父は娘とのひとときを楽しみ、夕飯の支度から解放された母は喜ぶ。何より将来の父の食卓を案じる娘にとって、料理が出来るようになって行く父の姿は、ほんのちょっとだけ安心に繋がるのだ。

つまり、父は娘と一緒にできて喜び、母は楽できて喜び、娘は父の向上を喜ぶ。

この父の向上を期待する娘、というのが姑息。しかも、途中途中に、
>ジャガイモを半分に割って煮え具合をチェックする時、顔を見合わせて「良さそうだね。」なんて、父親には嬉しいに違いないのだ。

というような姑息な機嫌取りを入れているのだ。

でも、たぶん、この父はうれしいのだろう。なんといっても、この父は
>何せ相手は団塊の世代。「男子厨房に入るべからず」の精神を持つタイプの父親

そう、定年を迎えても、何をしていいのかわからないといわれる、あの世代である。
でも、今から料理を趣味にされても困ると思うけどね。

世の中でさえ、やるだけやって(散らかすだけ散らかして)、後片付けしなかったのに、
料理で、台所を片付けるとは思えないのだけど。

ただ栄養管理を覚えてもらうのは悪いことではない。
自分のことは自分でできるようになってもらうためにも、
料理、掃除、洗濯は覚えてもらいましょう。

というより、世のお父さんは、皆さん自分の身の回りのことはできるようになりましょう。

そうでないと、奥さんに「転職」されちゃいますよ?

最強ワーキングマザー対談:西原理恵子×勝間和代



関連エントリ
勝間×西原で対談を組んだ人が偉い!

読み終わった:本の紹介:ビジネスマンのための「解決力」養成講座

読み終わるまで待てない!:本の紹介:「解決力」養成講座
と先走ったエントリを書いた、この本。やっと読み終わりました。遅いです。orz

この本の肝は、当然、最後の章である
第7章 問題解決を妨げるもの 解決力を高める習慣

問題解決を妨げるもの1 思考の停止
問題解決を妨げるもの2 時間不足
問題解決を妨げるもの3 経験不足
問題解決を妨げるもの4 経験・常識によるバイアス
問題解決を妨げるもの5 権威・肩書き
問題解決を妨げるもの6 事なかれ主義

解決力を高める習慣1 「なぜ?」「ほんとう?」「それから?」
解決力を高める習慣2 常識を働かせる
解決力を高める習慣3 常識を疑う
解決力を高める習慣4 常に考える
解決力を高める習慣5 価値観に基づく直感

にあるのですが、実は、この本の恐ろしさは、
読めば読むほど、自分にはできない気がしてくるところ。

ツールを教わって、
使い方の解説があって、
その結果、どう解決に至るのかを提示してあるわけです。

でも、
第6章 問題解決、コンサルタントの「技」
解決力の三つのポイント

の冒頭で、
>でも十分使えるかどうかは「腕」の部分が、かなりを占めるということを忘れないでください。

との一言が、さりげなく、しかも括弧の中で書かれています。

つまり、どんなにノウハウを提示しても、「腕」が違うから、筆者は困らないのです。
だから、文中の著者には、ゆとりというか、余裕を感じるのですね。

この本を読んで、会社の問題を解決しようと思った社長さんが
「とるべき問題解決のための行動」とは、何だと思いますか?




私は、小宮さんにコンサルティングを受ける、だと思います。

えー、それかよ。
「思考停止」じゃない?「事なかれ主義」じゃない?
という声が聞こえますが、そうじゃないんです。

ツールが一般的なものであるからこそ、使う人の「腕」がものを言います。
半端なコンサルを使って、金をどぶに捨てるくらいなら、
社内で問題を見出せたとしても、それを社員に徹底する「人を動かす力」に自信がないなら、
この本に納得して、すぐにでも問題解決したいなら、

小宮さんにお願いしたほうが、結局は、時間も費用もお得だと思います。

社長さんの決断だとしてですよ。
部長さんじゃそうは行かないでしょうが。

私は、この本を読んで、コンサルティングという仕事の怖さを知りました。

「解決力養成講座」、smoothさんがなぬーーとなった「ケース」公開! ●干場
>ちなみに、なぬーーーーって、わたしも思いました……。

という問題、私も正直「そこかよ」と思いましたが、それよりも
自分が読んだ文章の中に、答えが書いてあるとは思いませんでした。
(どういう意味かは、本書で

うまい。心を掴まれました。そして、小宮さんに頼むほうが得だと思ったしだいです。
私は、頼めませんが。
ビジネスマンのための「解決力」養成講座 (ディスカヴァー携書 (025))ビジネスマンのための「解決力」養成講座 (ディスカヴァー携書 (025))
小宮 一慶

ディスカヴァー・トゥエンティワン 2008-06-15
売り上げランキング : 83

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


妄想の足りない時代

先日、同世代4人での飲み会(夢の中でブログ書いてた というエントリで書いた飲み会)で、
かなり同意したんですが、今の若い人を見ていると(この言い方がおっさんの集まり)

想像力とか、創造力とか、言う以前に、空想する力、
もっと言うと「妄想する力」が足りないんじゃないか、

と思うんですね。

何もないところに、自分の脳みその中だけで、ある具体的な状況を思い浮かべる、というのは、
若い男の子にとっては、日常作業のはず(何に使うかはおいておいて)、
でも、そうした妄想も、目の前に提示されるバーチャル(映像だったり、アニメだったり)
で代替され、目を瞑って妄想するということがなくなっているんじゃないかな。

とても視覚的に恵まれた時代になって、というよりも、視覚情報がものすごく多くなって、
常に目の前に何らかの情報(映像だったり、文字だったり、両方だったり)があって、
それに対する反応だけで、すべてがすんでしまう。

反応ばかりを求められて、自分でためるという行為がないから、妄想にならない。
この妄想の訓練がないから、展開を先読みする力がなくなるんじゃないでしょうか。

最近、秋葉原の事件を後追いした書き込みや南下で、ずいぶん多くの若い人が
(一部おっさんもいたようだけど)つかまってますよね。
例外なく、軽い気持ちとか、こんな騒ぎになると思わなかったとか、言うんですが、
騒ぎを起こしたくてやったのに、騒ぎになると思わなかった、って言うのはどういうことなのか?

想像力とかいうような高度な話ではなくて、
こうするとこうなる、という展開を読む力が弱いんだと思うんです。
つまり、妄想する力がないんじゃないかと。

ぶっちゃけて言うと、雑誌もアダルトビデオもアニメも同人誌もなしに、
エッチなことを想像することができなくなってるんじゃないのかなあ。

目の前にその【映像】がないと、イメージができない。
それは、イマジネーションの退化なのではないだろうか?

それって、脳機能の問題にすらなっていないだろうか、と思ってしまうんです。

たとえば、漫画が読めない子供の話とか、字幕が読めないとか、
物を知らないからだけではなくて、
絵と文字を同時に理解することができないとか、
読むスピードが落ちていて、字幕が読みきれずに画面についていけないとか、
理由がもう、脳機能の退化ではないのだろうかと思ってしまうのです。

漫画について言うと、読み方がわからないというのもあるけど、
絵と文字を同時に理解するという脳機能の問題もあると思うんです。

絵と文字は脳の中で理解する場所が違いますから、
それを連動することで「漫画を読む」という行為は成立しています。
この、「連動」ができない人が増えているらしい。
そうなると、妄想ができないどころの話ではなく、大丈夫か日本、という話です。

ああ、話がずれる、しかも長い。

脳機能と漫画の話は、どこかでまた考えたいですが、
若者よ、妄想しよう! 脳の中で、あれやこれや、しよう。
といいたいわけです。

ウェブ絵本サイエンス物語オープン

理化学研究所は、日本最大規模の研究所です。
一研究所で、これだけ他分野の研究を行っている研究所は、世界でもあまりありません。

その割には、一般の人はよく知らない。
埼玉県和光市に本部があるのに、埼玉でもあまり知られていない。
駒込にもともとあって、その当時の建物がまだかろうじて残っていますが、
それもあまり知られていない。残念ですね。

1917年に高峰譲吉の主張から渋沢栄吉が動き、皇族からの下賜金を中心に作られた歴史は、

「科学者の楽園」をつくった男―大河内正敏と理化学研究所 (日経ビジネス人文庫)

にくわしいです。

戦前には、理研コンツェルンといわれた研究所を中心とした企業群の一員であった会社は数多く、
理研ビタミン、、リコー、科研製薬などなど。

あ、そういうことを書くつもりじゃなくて、
理研のホームページに新しい一般向けコンテンツができたことをお知らせしたかったんでした。

理化学研究所


HPトップの右側バナー「ウェブ絵本さいえんす物語」というのがあります。

絵本というとおり、イラストを中心に、科学者とその研究内容を解説したデジタルブックです。

ぜひ、皆さんにごらんいただいて、感想をお寄せいただければうれしいです。
理研宛にいただいても結構ですし、私にいただいても結構です。


「犬を飼うってステキです−−か?」

とても、公共が作ったとは思えない、よい冊子でした。

最近犬を飼いだした方のエントリから
isologue(イソログ)- by 磯崎哲也事務所:「犬を飼うってステキです−−−か」
pic2.png


東京都福祉保険局が作成したパンフレット(クリックするとPDFが現れます)、すごいです。
しっかりと犬を飼うことの功罪、意味、覚悟などが書いてあります。
しかも、全編イラスト(漫画)で。

これディレクションした人すごいなあ。
最後まで読むと、泣きそうです。

磯崎さんも
>泣きますね、これ。(というか、人によっては号泣かも。)

これから犬を飼いたいという子供(等)に読ませるのに、非常にいいんじゃないかと思います。


とかいてますけど、激しく同意です。

「婚活」も大事だけど、結婚に至る道は厳しいかも

「婚活」きてます!

と書いたワタクシですが、実は、同棲するなら結婚しちゃえば?
とか言って来た訳です。

自分が、妻と付き合って半年で結婚式あげたからといって、どうなのよ、ということですが
(しかも、93年だから皇太子と同じ年)

「結婚は勢いだからさ」などと言ってきたのは、間違いだったかもと思わせる記事を発見。

【独女通信】独女たちが同棲を考えたとき・・・


>同棲は、夫や妻として立場上の責任がないと、ある既婚者に言われたが、
成り行き上の同棲でも、結婚前のシミュレーション同棲でも、
責任を逃れるためにするわけではないだろう。
お互いをさらによく知ることが、相手への思いやりに繋がり、
家族になる道を拓くか、それぞれの道を歩むことになるか……。


と締めくくられているのですが、同棲→結婚、という道は一直線ではないようです。

付き合っているだけでは見えないものが、一緒に暮らすと見えてくるのは当然で、
そこで早めに知れば、離婚という結果にならなくて済みますね。
勝間さんが言うように「離婚は転職のようなもの」とは、
なかなか割り切れませんから、臆病にもなります。
人生の損切りは早いほうがよいでしょうけどね。

せめて、旅行で、相手の態度やものの見方を知るというのもありますね。
まあ「成田離婚」につながったりするんですがね。

それでも、ガードの固い女性陣は、旅行中なかなか本当の姿を見せません。
だから、同棲して一緒に暮らせるか確かめてから、という話もわかるのです。

でも、タイミングを逃して、ご両親もよく知っているのに「結婚」に行き着かない人も。
じゃあ、子供を作ればいいんじゃないかと、「実力行使」に出る人もいるでしょう。

ここですね。結婚は、子供を通じて、未来に続く道ではないか。

婚姻を、紙の上での責任や保障と思う人もいるようですが、
同棲では見えないものが、結婚で見えてくるのも確かなようです。

じゃあ、我が家のように、子供のいない結婚は、結婚じゃないの?
婚姻届を出した同棲なの?

最近、婚活ブームの影で(いつからブームなんだか)、そんなことを考えるワタクシなのです。
「婚活」時代 (ディスカヴァー携書 21)「婚活」時代 (ディスカヴァー携書 21)
山田 昌弘

ディスカヴァー・トゥエンティワン 2008-02-29
売り上げランキング : 344

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


これを見たのも、こういうこと考えるきっかけになってますね。

最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版
矢羽野 薫

ランダムハウス講談社 2008-06-19
売り上げランキング : 12

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


関連エントリ
子供の頃の夢のリスト覚えてますか?:紹介:最後の授業

確かに、仕事中のRSS購読は癖になる

ホームページを作る人のネタ帳の中の人yamadaさんが、
>先日、札幌のweb制作を営む方々と色々と情報交換をする機会がありました。
ということで、6人の参加者に

1)これはやっておくと良い息抜き行為はなんですか?
2)ストレスをいつ感じますか?
3)新人が入ったときに真っ先に覚えたほうが良いことは?
4)息抜きにこれやると失敗だった事はなんですか?

を聞いてみたそうです。

web制作しているときの息抜き悪循環ベスト1はRSS購読かもしれない・・・

私はデザイナーではないので、微妙に違うかもしれませんが、
はまったのは、この問いと答え。

Q:息抜きにこれやると失敗だった事はなんですか?
A:1位 RSSの購読


同感です。
仕事している振りにはもってこいですが、まじめに原稿書いたりしているときに、
つい気になって、Google Readerをみてしまって、
気がつくと時間が1時間も過ぎていて、びっくりするときがあります。

とくに、ネタフルとかやばいですね。
そういえば、ネタフルがここ3日ばかり更新されてませんが、私のところだけですか?

よく晴れた日に

朝事務所に向かうときに見た風景。

080624_0901~01

080624_0902~01

080624_0903~01


ビルに取り込まれるビル。
客を飲み込みつつ膨れ上がるビルの持ち主を思わせる。

アイヌモシリを知ってますか?

アイヌ民族の音楽性を現代的に示しているHIPHOPグループAINU REBELSが、
北海道で初の公演を行います。
って、本当?

REBELS BLOG:先住民族ミュージックフェスティバル in アイヌモシリ2008
>AINU REBELS初の北海道ステージ!
「先住民族サミット」ファイナルイベント---


東京他「内地」で活躍している彼らだけど、北海道では初めてなんだね。

以下全文引用

先住民族ミュージックフェスティバル in アイヌモシリ2008!!

7月4日(金)@札幌コンベンションセンター
18:00 OPEN、18:30 START

先住民族アーティストの豪華ラインアップ:
OKI + Marewrew
AINU ART PROJECT
AINU REBELS
床絵美
寿KOTOBUKI
マオリのパフォーマンス
札幌ウポポ保存会
白糠アイヌ文化保存会
その他

しかもなんと・・・入場無料!!

「先住民族サミット」アイヌモシリ2008
(7月1日〜4日in 二風谷&札幌)


http://www.ainumosir2008.com

北海道の方々、サイエンスも重要ですが、アイヌにも注目してください。
洞爺湖サミットに先駆けて行われる「先住民族サミット」、どなたかレポート待ってます!

関連エントリ
アイヌは先住民族という話
アイヌ出身のHIPHOPがすごいんです

子供の頃の夢のリスト覚えてますか?:紹介:最後の授業

既に、多くの方が書評で紹介している本と映像
最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版
矢羽野 薫

ランダムハウス講談社 2008-06-19
売り上げランキング : 14

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ヴァーチャル・リアリティの権威として知られるランディ・パウシュ博士の
カーネギーメロン大学での「最後の講義」の模様を収録したものです。

内容については、専用サイトがあります。
最後の授業〜ぼくの命があるうちに
このサイトではDVDの内容も一部見られますし、
何よりYouTubeで検索するとみられることもご存知かもしれません。

いつものように書評については、ほかの方のサイトをぜひご覧ください。
dankogaiさんや、smoothさんのご指導のように、
私も、まずDVDを見て、それから本に目を通しました。
私ののぞいているブログでは、その他にNED-WLTの酒井譲さんの感想に同感しました。
出版社がDVD付きではない本を出した意味が分からない。
俺と100冊の成功本の聖幸さんのエントリでは、奥さんたちの感想に笑わしていただきました。
それで、妻と一緒にみようと、今日までとっておいたんです。
平日は彼女も仕事で忙しいので。
ところが、隣で漫画を読んでいて(まあいつも漫画を読んでいるのですが)
一緒に見ようとしないんです。大学教授の話と聞くと、私の仕事の資料かと思ったようで。
元々、テレビが嫌いな人ではありますが、事前の私の説明が良くなかったらしく、
彼女の興味を引きませんでした。
彼女は、パウシュ氏の奥さんジェイと同じ41歳なのですが。

年齢はパウシュ氏と私もほぼ同じなのですが、この話に対して我が家と
皆さんとの一番の違いは、我が家には子供がいないことでしょか。

そう、私がもし同じ境遇になったら、どうするだろうか。
そのときに、子供がいないと言うのは、なんと将来への希望が持ちにくいのだろうと、
ちょっと愕然としました。望んで選んだ状況なので、誰にも不満はないのですが、
なんだか、自分には現在しかないような、未来につながるのではなく、
現在の連続しかないような気分になりました。

さらに、私は子供の頃に将来への夢がなかったので、
望んだ人生をかなえると言う考え方がなかった。
ノストラダムスの大予言を必要以上に信じてしまったせいで、
自分は40歳になれないと思っていました。

それ以上に、自分が生きていることの意味を小学校の低学年から考えていました。
多分、自分が生きていると言うことは、社会の役に立つからだろうとか、いや、
もっと傲慢だな。社会の役に立つ人間だから生まれてきたのだと、思っていました。
自分が望んだのではなく、社会が望んだのだと思っていた。

なんて、傲慢なんでしょうか。

だから、夢のリストがないんです。
なりたいものも、かなえたいものもなかった。
ただ、貧乏だけは嫌だったけれど、それもそれほどの貧乏をした訳ではないし。
お金に困ったと言えるほど困ったことはない、余ったこともありませんが。

望む気持ちの強さを確かめるために「レンガの壁」が現れる、
とDVDの中でパウシュ氏は繰り返し述べています。
そして、その壁を乗り越えてきたと。

私はどうだったのだろうか。
何を残せるだろうか。少なくても妻に。

そう自問自答するばかりで、なんだか眠れそうにありません。

ランディ・パウシュ氏は、今日現在もまだご存命であることが、
Randy Pausch's Update page
で知ることができます。6月21日付のアップデートがありました。
DVDよりはだいぶやせていますが、弱々しくない彼と奥さんの写真がありました。

まさに、アップデートしているのです。これの人生は毎日。
私の人生は? ブログのアップデート以上に意味はあるのか?

梅雨空に泉鏡花を見に行きました

名台詞は知っていても、その後がどうなるかは案外知らないものです。
今回は、不朽の名作を最後まで「たっぷり」見てきました。

新派120年記念の新橋演舞場公演
「婦系図(おんなけいず)」泉鏡花・作が昼の部
「鹿鳴館(ろくめいかん)」三島由紀夫・作が夜の部

頂き物のチケットで、日曜日昼の会に行ってきました。
昼の部『婦系図(おんなけいず)』
お蔦:波乃 久里子
小芳:水谷 八重子
妙子:紅 貴代
酒井 俊蔵:安井 昌二
早瀬 主税:片岡 仁左衛門

といった配役で、昼の部は11時開演で終わったのは3時30分過ぎという長丁場。
もう、随所に「たっぷり」演じてます。

「婦系図」ってなに? という方には はてなダイアリーのこちらを。

お蔦、主税(ちから)といえば、貫一、お宮とか お軽、勘平とか、
日本演劇では、すぐに名前の出てくる名コンビですが、ではどんな話というと、
意外に知らなかったりして。私も、名台詞以外はどういう話か、
だいたい、なんで「おんな系図」なのか知りませんでした。

新派120年に向かって
 
という松竹が解説している新派の専門サイトには、
芝居のあらすじだけでなく、名台詞の解説ページがありました。
『婦系図(おんなけいず)』湯島境内の場
湯島天神の境内で、主税がつぶやく
「月は晴れても心は闇だ。」

主税から別れを切り出されたお蔦が言う
「切れる、別れるのってそんなことはね、芸者の時にいうことよ。
今の私には、死ねといって下さい。」
というのは、芝居を知らなくても、聞いたことがあるような名台詞。

でも、なんとなく貫一の「今月今夜のこの月を俺の涙で曇らせてみせる」とか、
熱海の海岸での貫一お宮と、ごっちゃになってませんか?

私は、なってました。はい、演劇好きの名折れです。

でも、このシーンは原作にはなくて、芝居になったときに加えられたものなんだとか
>有名な湯島社頭のせりふは”婦系図”の原作にはなく、新富座で上演されたとき(明治41年 1908)脚色者の柳川春葉とお蔦を演じた喜多村緑郎の2人によって付け加えられたもの。泉鏡花はお蔦と主税の別れの場面である「湯島の境内」を、大正三年、舞台のために書き下ろした。(はてなダイアリー、より)

この台詞しか知りませんから、この台詞がどこで出てくるかが興味の大半でした。
でも、この台詞のあとが長い。芝居はこれからという感じ。

この芝居は、泉鏡花の自伝的要素を反映しつつ
(師匠・尾崎紅葉に、芸者だった妻・すずとの結婚を反対されている)
明治の日本社会が持っていた家柄重視、人物蔑視を風刺したものでした。

家柄を鼻にかけて、嫁にとろうとする娘(主税の師匠の娘・妙子)の
出自(系図)を調べる地方の名家の不遜な態度に怒った主税が、
その家のことを調べると、実はその家の娘が妻の不倫の結果であったことがわかる
という、おんなの系図の話だから、「婦系図」なんですね。

主演のお蔦を演じた波乃久里子は、中村勘三郎のお姉さん。
水谷八重子(二代目)とともに新派を支える名優です。
しかし、今回驚いたのは妙子の紅貴代
私は初めて拝見したのですが、どう見ても20代のお嬢さんにしか見えないんですけど、
新派の看板ですから、どう考えても50過ぎのはず。
舞台女優は怖いですね。

それにしても、なんで主税が恩師に「俺を捨てるか、女を捨てるか」と言われて、
「別れます」と言えるかがわからなかったのですが、
主税には、単に文学の恩師と言うだけではなく、子供のスリだった自分を
真人間にしてくれた「第二の親」であり、どんなものにも代え難い師であったんですね。

やはり、明治の話ですから、人間関係の濃さがわかりにくいですね。
なぜ、そこまでするのか、そこまで思うのか。
現代に置き変えて、登場人物の心情を理解するのは難しいです。

さらに、演劇的にも、台詞のないところが、本当に長い。
各役者が、台詞の行間の心情を細かく、きちんと様式美をともなって魅せてくれます。
寸法長く中身濃く演じることを示す「たっぷり」という演劇用語がありますが、
本当に「たっぷり」魅せてくれるんですね。

それが新派の魅力と言えば、そうなんですが、現代的ではないですね。
あまりにもスローな展開、2度の休憩をふくめて4時間を超える芝居。
腰が痛いと言うこともありますが、私には耐えられませんでした。

花組芝居が演じている
ようですが、どういうスピード感でやったのか見てみたいです。

見てみなければわからないものはたくさんあるので、なるべく現場で見ることですね。
そう感じながら、演舞場を後にしました。

夢の中でブログ書いてた

夢の中で書いたブログの記事がすごく面白かったのに、
起きたら忘れていました。

夕べ、同年代の同業者4人で飲んだときの話で、
すごくよくできていたのに、思い出せない。

野生の風行ってきました
 というエントリで書いた「野生の風」に
4人で行ったので、ロフト風の座敷席。
この席熱がこもって暑いなあ。

まあ、店は混んでるようで、まずはよかったのではないでしょうか。
店員が気持ちのよい若者ばかりなのはいいんだけど、グラスとか割り過ぎ。

なんか、3時間くらいいたうちに、4〜5回「ガッチャ〜ん」というのを聞いたような。
あれ、原価に入っているのかなあ?

というような話だったのだけど、もっと面白かったはずなのに。
変だなあ。

ブログって、本当にいいものですね

ブログのよさは、コメント欄とトラバにあると思いますね。

昨日のエントリ:携帯でポップコーンが作れます
に、のりこさんがコメントをくれて、
そのとき教えてくれてブログの中の人が、さらにコメントくださって。

ちょっと、感激です。

さらに、さきほど、数日前のエントリ:「サイレント・メモリー」みました

にコメントくださっているmaririnnさんは、なんとご本人。
以前いただいたコメントを間違って消していたワタクシ。

ごめんなさい!

でも、こうしていろいろなコメントをいただいたり、記事にトラバ貼っていただいたり、
紹介していただいたりが嬉しいなあ、と思うのです。

携帯でポップコーンが作れます(ません)

最近、ぜんぜん関係なさそうなブログで紹介されていた同じ話。



YouTubeには、同じ実験をした世界中の動画が満載。

サイエンスコミュニケーション的に解説すると、

ポップコーン用のとうもろこし(北海道では、とうきび)に、ある周波数の電磁波を当てると、
はじけることは、電子レンジでポップコーンが作れるわけだから、わかりますよね?

で、携帯を着信させると、携帯の周りに電磁波が集まります。
それが、とうもろこしをポップコーンに変えるのです。

詳しくは、でんじろう先生に聞いてみよう!
(いや、聞かないでください)

追記:元ネタの「さとなお」さんの記事を見たら

>※1時間半後の追記:上記の「携帯でポップコーンを作るビデオ」はバイラルムービーだという発表があったそうです(つまり企業が話題作りのために作ったビデオ)。プロのくせに騙されました(笑) 信じた方、すいません。


となってました。うん? 話題づくりということは、ギミックがあるわけ?
でも、誰が何の話題づくりにするんだろう。
携帯電磁波問題を追求している人たちのマイナス口コミなの?
かえって、わけがわかんなくなりました。

追記2:コメント欄で、教えていただきようやくわかりました。
なので、タイトルを(ません)にしました。