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地球が温暖化しているかどうかは別として

「地球と一緒に頭も冷やせ」という本、面白そうです。
地球と一緒に頭も冷やせ! 温暖化問題を問い直す地球と一緒に頭も冷やせ! 温暖化問題を問い直す
山形 浩生

ソフトバンククリエイティブ 2008-06-28
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さとなおさん
、と、池田信夫先生がとりあげてます。

本の内容はそちらを見ていただくとして〔それにしてもタイトルの意訳が山形浩生さんらしい)

池田先生の言うように
>温暖化騒動は、経済の論理を知らない自然科学者と環境ロビーの作り出した幻想にすぎないのだ。

と言い切るか、

さとなおさんのように
>環境を保護するのは素晴らしい。でも、この方法が本当に正しいのかがどうも疑わしい、と思っているだけである。やんないよりマシというにはコストがかかりすぎている。

と懐疑を提示しつつ、代替策を考えようとするか。

については、それぞれの考え方なので、まずは、この本を読んでみましょうといいたいところ。

さらに、やはり科学的視点から言っても「正しい」というならば、やはり数字を挙げてほしい。
たとえば、IDEA*IDEA:地球温暖化をめぐる状況を知ることができるNASAの『Climate Time Machine』
で知った、このサイト

『Climate Time Machine』


>北極点の氷、水位、CO2排出量、気温の変化などをアニメーションで見ていくことできます。

NASAのJPLとカリフォルニア工科大学の合作で、過去数十年から100年ほどの地球上のデータを視覚化したものです。

これをゆっくり見ていくと、1980年代と1990年代で大きくCO2排出量が異なっているとか、
ロシアはむしろ大幅に排出量が減っているとか、
先進国は、あれほど京都で約束したのに、21世紀に入って CO2があからさまに増えているとか、
イメージと違う情報が得られます。

地球上の気温上昇についても、21世紀に入って、極地の上昇が急激で、
北極の氷の減少は、急速なものであり、過去には年変動だったものが、ここ数年戻っていないとか

やはり、異常気象と、気候変動の違いを明示するには、
はっきりとした傾向をつかみにくいことがわかります。

田口さんのコメント
>専門家の意見も聞く必要がありますが、素人目にもちょっとやばそうだな・・・と思ってしまいますよね。さらにNASAのサイトだけに・・・きっと、これが現実なのでしょう。一人一人が何をできるかを考えるべきですよね。

に異を唱える気はありませんが、本当にこれだけ全体が黄色いのは、実は2007年だけです。

私は、今回の洞爺湖サミットは、きっと成果のないものに終わるだろうと思ってます。
議長国に花を持たせて、なんか声明は出るでしょうけど、実効性があるものは出ないと思います。

もっとも問題なのは「排出権取引」についてばかり議論が先行することです。

二酸化炭素排出量の削減は、結局、エネルギー消費の削減とリンクして、
原油価格高に対抗するものになりますから、まあ、いいんですよ。

しかし、排出権取引は、地球規模で考えると意味がない。
取引の結果、排出量が減るわけじゃないですから。
いくら、通貨が幻想だといっても、お金のやり取りと、空気のやり取りと一緒にするかなあ。
排出量抑制に、お金を使うのならまだしも、排出権取引は、何の効果もないと思います。

洞爺湖で、会議は踊るならぬ、懐疑は回る、という気がするのです。


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niftyserveが懐かしい人

私は、ブログは遅かったけれども、ニフティサーブのころから、仕事で調べ物をしたり、原稿を送ったり、
1990年には電話回線を使ったニューメディア〔笑)に仕事を通じて触れていた。

パソコンよりもワープロのほうが便利だった時代に、
東芝のpasopia16でデータベースソフトを使った経理システムを売ったり、
和文タイプよりもデータ入力での電算写植を使ったり、
自分でも日本語が表示できないころのアップル製品に触ったりしていた。
仕事でピザボックスタイプのアップルを使って、
結婚祝いに、妻の兄から本体だけもらって、画面は自分で買ってねといわれたのが1993年。
会社では長らく画面一体型の機種(LC630とか)を使っていた。

そういうインターネットなどまだカケラもないころ、
私にとってニフティサーブはネットの世界そのものだった。
会員としては古いほうなのじゃないかな。KYCとかで始まるし。

なぎのねどこ:FREEDOM
で、知った記事。

小鳥ピヨピヨ(a cheeping little bird).:ニフティで、ひとつの大きな時代が幕を閉じます
このサイトも有名サイトですよね。すいません、今まで見てませんでした。
>先日ビル・ゲイツというIT会の巨人がマイクロソフトを退職しましたが、ニフティでも、今日、ひとつの大きな時代が幕を閉じます。

NIFTY-Serveの立ち上げメンバーの1人、本名(ほんな、と読みます)さんが退社されるのです。


NIFTY-Serveというパソコン通信サービスについては、記事をごらんいただきたいのですが、
日商岩井という商社と、富士通というコンピューター会社の相克と駆け引きから生まれた
今で言うネットサービス。今もプロバイダとして「ニフティ」はありますが、
資本的にも歴史的にも引き継がれていても、私のイメージでは、たぶん、まったく違う会社です。

>本名さんは、ニフティが富士通100%子会社になる前の、あのメーカーと商社がクロスオーバーした独特な雰囲気を作り出した立役者の1人です。

この独特の雰囲気がなくなったのでしょう。

なごのねどこの中の人は
>それにしても素敵な笑顔のおじさんだ。

と書いているけど、本当ですね。

ニフティ会員として、こういう人がいなくなるのは、寂しい気がします。
ニフティのトップページを開くことさえない毎日ですが、
メールアドレスは、ニフティのままでいようかと思います。

サイエンスアゴラ、はーじまーるよー

えー、タイトルは、こちらのパクリです。

ありさん観察日記:第六回サイエンスカフェはこだてがはーじまーるよー!

函館は母の古里なので、子供の頃からなじみがある町です。
サイエンスカフェでも、なんだか「啄木の世界」なカフェーな感じがします。
えー、もちろん勝手な思い込みです。

そんなことが書きたかったのではなくて、
SciencePortal担当です:【お知らせ】science agora 2008企画公募
にコメントした件です。
サイエンスアゴラ2008企画公募で、
『ミニサイエンスアゴラ2008@東京~みんなあつまれ、あなたが主役!』
という集まりがあるというので、
参加したいなと思ったのですが、サイトを見てもどう参加していいのかわからない。
そこで、

>この7・11に参加するには申し込みが必要なのでしょうか?
クリックしても、案内があるだけで、参加申し込みフォームはないのですが?
それとも、渡辺さんや横山さんに電話するのでしょうか?
どうすればよいのでしょうか。教えていただけますか?


と書き込みしました。するとコメント欄でお返事があり、

>7/11は申込不要だと思います。
いきなり行けばよいのだと思います。
・・・一応月曜日に事務局に確認し、万一違うようでしたら若だんなさんにお知らせするとともに、このページからも情報出しますね。


と親切なお返事。そこに、k_tachibanaさんから情報が
>私も同じことが気になって,直接JSTに電話して聞いてみました.
申込み不要で,そのまま行けばよいということでした.


しかも、ブラックなコメントつき
>もしかして今年は,参加者を絞り込むことを考えているのカモ.

k_tachinabaさんのように行動的な人は問い合わせるでしょうし、
自分のブログで案内も出してくれますよね。
【イベント情報】ミニサイエンスアゴラ2008について追記・・・参加申込みは必要ありません

私のように、横山さんや渡辺さんと仕事をしたことがあれば、
本人に確認しようと思うかもしれません。
でも、しょせんは業界(笑)の中の話。

どう開きたいのか、どういう人に来てほしいのか。
サイエンスアゴラって、誰がコンセプトを考えて広報しているんだと言う話です。
まあ、考えてないでしょうけど。

ちなみに、ミニサイエンスアゴラの問い合わせ先は以下の通り。
<お問い合わせ先>
サイエンスアゴラ事務局
渡辺 政隆、笠松 舞
TEL:03-5214-7493 FAX:03-5214-8088
東京大学大学院 理学系研究科 広報・科学コミュニケーション
横山 広美
TEL:03-5841-7585 FAX:03-5841-1035

あ、横山さんブログ開設おめでとうございます。
お知らせページ:ミニサイエンスアゴラ2008が開催されます

お知らせ以外の話も聞きたいなあ。

自分でメディアを持ってから言えということですね

サイエンスコミュニケーションでいつも思っていることを、ある人に言われたと言う話。

k_Tachibana:【科学の本】「宇宙の向こう側」薫日記と犬耳裏通信に取り上げられる!
で、取り上げられていた
宇宙の向こう側―量子、五次元、ワープト・スロート宇宙の向こう側―量子、五次元、ワープト・スロート
横山 順一

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イラストを描いた犬耳裏通信の中の人は、
北大の大学院生さんで、「理系女子大学院生×グラフィック・デザイン=サイエンスコミュニケーター的日々」と言う人らしい。

で、執筆者なのに、アマゾンの紹介で名前が出ていない「薫日記」の中の人が、
薫日記:徒然
>ところで、「宇宙の向こう側」のイラストは北大CoSTEP修了生の楢木佑佳さんにお願いした。

本の仕事で科学コミュニケーターのデビューの手伝いをしているわけだが、やはり、やる気のある人はいい仕事をしてくれる。(こういうのが実際の科学コミュニケーターの育成であることを、机上の空論に陥っている東大の科学インタープリター講座に見せてやりたいものだ!)


御意!
ただ、東大だけに限りませんがね。
北大の学生さんに北大は何ができるかと言う話もありますし。
お茶大とか。早稲田とか、科博とか、……きりがないか。

自分でメディアを持っている人が意識して、
科学コミュニケーションをやりたいと思っている若者を引き上げていかないと、
この波は広がりませんよ。
それには、我慢もいるし、時間もかかるでしょうけど。
(だって、原稿は下手だろうし、プライドは高いだろうし、思い込みが激しいだろうから。それが若者だからね)
じぶんたちだって、そうして先輩に引き立ててもらったことを忘れてはいかんですよね。

ぜひとも大手に限らず出版社の方は、若者を抜擢してください。
もしくは、薫日記の中の人のように、うまく若手を使ってください。
それしか、この業界(笑)が生き延びる手はないのですから。

しかし、こういうことを書くから薫日記の中の人は、
科学コミュにケーション業界(笑)で評判が悪いんでしょうね。
ご自分でも、
>オレもいろいろな所で嫌われてるからな(笑)
と書いていらっしゃいますけど、
それにしても、著者漏れをアマゾンは直す気はないんでしょうか?


だって新宿だもん

新宿バルト9でも「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」-海外ゲストも

今まで、渋谷だったほうが不思議。
>東京国際レズビアン&ゲイ映画祭が7月11日より、新宿バルト9(新宿区新宿3、TEL 03-5369-4955)で開催される。

表参道のスパイラルでやっていた映画祭を、バルト9でもやるらしい。

>同祭は、1992年に始まり今年で17回目。文化庁や国際交流基金、各国大使館などの支援を受け、世界中から集められたセクシュアルマイノリティーに関する映像作品を一挙に上映するもの。

なんだか、仰々しい感じもしますが、お上も認めた映画祭ってことで。でもね、

>同祭広報担当者は新宿での開催について、「同館は最新の映画技術を採用し、新しいデートスポットとしても人気があることから動員力もあると考え、会場に選定した」と話す。

そういうことなんでしょうかね?

この記事を関連エントリにしておいて、その説明はないのではないかと?

新宿2丁目で「東京レインボー祭り」-セクシャルマイノリティーの祭典

なんといっても、世界のゲイタウン[nithoume]なのですから。
映画好きの皆さんに、ぜひ行っていただきたいですね。

>料金は1プログラムにつき、前売り=1,300円、当日=1,500円。7月13日まで。

東京国際レズビアン&ゲイ映画祭

世界中で踊る男になんだかじんわり

さとなおさんのエントリ(ひとりの強い想い)で知った不思議なビデオ。
「Where the Hell is Matt?」と、その2008年版、「Where the Hell is Matt? (2008)」
(動画の右下の「高画質表示ボタン」を押して見るといいそうです)。

二枚目でもスタイルがいいわけでもない、一人のアメリカ人の兄ちゃんが、
世界中で、へたくそな踊りを踊っている、というだけのビデオです。

なんだろうと思ってググルと、2年ほど前の記事ですが、アルファブロガーのエントリがありました。
On Off and Beyond:YouTubeでコマーシャル:Where the Hell is Matt?
>「コネチカット出身、高卒のマット君は、オーストラリアで働いてお金を貯めた後、
世界を旅してダンスしたビデオをインターネットに載せた。それを見たStrideから、
『金を出すからもう一回世界を旅してダンスビデオを撮らないか』
と申し出があり、再度6ヶ月の旅へ。


つまり、Strideというチューインガム会社のスポンサードビデオなんだそうです。
でも最初は、個人の旅先の記録だったわけで、それがこれだけ大掛かりになるところが面白い。

これみてたら、なんでしょうね。だんだん、じわっと、涙腺が緩んでくるんです.

地球っていいなあ、というか、人間と自然のコラボレーションとか、うまくいえませんが。
特に2008年版は、世界中で一緒に踊る人が増えていて、それが、またなんだかいいんですね。
音楽も独特の高揚感を出しているのだけど、最初の奴が、世界中の不思議な場所、自然や世界遺産のような場所で取っているのに対して、2008は人間がいる場所、人間が作った場所という感じ。

それが、また別の高揚感を生み出しています。

ぜひYou Tubeで見てください。

目からうろこなんですが:(干場社長への返信)

昨日紹介しました小宮一慶さんの「解決力」のエントリに

読み終わった:本の紹介:ビジネスマンのための「解決力」養成講座

担当編集者であり、ディスカバー社の総帥でもある干場社長から、
じきじきにコメントをいただいてしまいました(自慢)

全文引用します。

はーー、微妙な書評をありがとうございます。
小宮さんは、机上の単なる思考トレーニングとしての問題解決の本ばかりでは、ほんとうに役に立たないのではないか、ほんとうに役に立つものを書きたい、ということでしたが……。
わたしは、ABC分析の見方とか、重要度と緊急度の4象限の新しい見方とか、けっこう、目から鱗でしたけど、いかがでした?


で、コメント返信書こうとしたんですが、長くなりそうなので、こちらで失礼します。
以下、書こうと思ったコメントから。

干場社長、コメントありがとうございます。
私も一応経営者をやってましたので、小宮さんの紹介されているツールを一通り知っていました。
だから、ご指摘のとおり、

なるほどそう使うのか!

という驚きがあったのは事実です
(とくにABC分析は私も使っていましたが、小宮さんの方法はスゴ技でした)

だからこそ、読んだ人にぜひ、実践していってほしいと思うんですが、「ですが」なんです。
結局、この本でツールを知って、これから使うのでは、「間に合わない」人が多いと思うんですね。

干場社長も力の入った(笑)エントリで(解決法を知りたいのか? それともほんとに解決したいのか?
>それは、私が試行錯誤の上、ひとつずつ得てきた実際の経営上の知恵とものすごく一致するんです(ああ、もっと早く小宮さんと知り合いたかった…!)。

とおっしゃっているように、干場社長は自分で実践してきたからこそ、小宮さんの「腕」がわかる。
私も、自分の実践の経験を踏まえて、小宮さんの「腕」に感嘆したからこそ、
これはツールを使って自分で考えて、なんてやっていては「間に合わない」と感じたのです。

口幅ったい言い方ですが、私の
>経営者の(自分の人生、キャリア、進路のことなら、自分自身の)価値観に基づく直感!
で、もし今私が経営者ならば(個人事業主ではありますが、会社の経営者ではなくなったので)
このコンサルタントに頼みたい! と思うだろうなと考えたんですね。

あと、経営者が実践することは、もちろん大事ですが、
専門家に任せることで経営改革の「スピードを上げる」ことも
経営者の重要な判断だと思います。

なので、「実践の書」であることを十分に認めた上で、

>小宮さんにお願いしたほうが、結局は、時間も費用もお得だと思います。

と書かせていただいたのでした。

でも、小宮さんに頼んでもいい経営者は、この本が理解できて、
小宮さんの腕が理解できるだけの実践と苦労をしてきた人じゃないとだめですね。

優秀なコンサルタントに「丸投げ」して会社が良くなったためしはありませんから。
そこを書いておくべきでした。その意味では、

この本を読んで、これをやりたいと思った経営者のうち、
予算はあるけど時間がない人は、小宮さんに頼みましょう。


と変えさせていただきます。

姑息だ。でも、父のために、それぐらいしてもいいだろう

何が姑息かというと、この記事での娘の父への態度。

【独女通信】父娘クッキングで一石三鳥を狙え!

どういう一石三鳥か。
>父は娘とのひとときを楽しみ、夕飯の支度から解放された母は喜ぶ。何より将来の父の食卓を案じる娘にとって、料理が出来るようになって行く父の姿は、ほんのちょっとだけ安心に繋がるのだ。

つまり、父は娘と一緒にできて喜び、母は楽できて喜び、娘は父の向上を喜ぶ。

この父の向上を期待する娘、というのが姑息。しかも、途中途中に、
>ジャガイモを半分に割って煮え具合をチェックする時、顔を見合わせて「良さそうだね。」なんて、父親には嬉しいに違いないのだ。

というような姑息な機嫌取りを入れているのだ。

でも、たぶん、この父はうれしいのだろう。なんといっても、この父は
>何せ相手は団塊の世代。「男子厨房に入るべからず」の精神を持つタイプの父親

そう、定年を迎えても、何をしていいのかわからないといわれる、あの世代である。
でも、今から料理を趣味にされても困ると思うけどね。

世の中でさえ、やるだけやって(散らかすだけ散らかして)、後片付けしなかったのに、
料理で、台所を片付けるとは思えないのだけど。

ただ栄養管理を覚えてもらうのは悪いことではない。
自分のことは自分でできるようになってもらうためにも、
料理、掃除、洗濯は覚えてもらいましょう。

というより、世のお父さんは、皆さん自分の身の回りのことはできるようになりましょう。

そうでないと、奥さんに「転職」されちゃいますよ?

最強ワーキングマザー対談:西原理恵子×勝間和代



関連エントリ
勝間×西原で対談を組んだ人が偉い!

読み終わった:本の紹介:ビジネスマンのための「解決力」養成講座

読み終わるまで待てない!:本の紹介:「解決力」養成講座
と先走ったエントリを書いた、この本。やっと読み終わりました。遅いです。orz

この本の肝は、当然、最後の章である
第7章 問題解決を妨げるもの 解決力を高める習慣

問題解決を妨げるもの1 思考の停止
問題解決を妨げるもの2 時間不足
問題解決を妨げるもの3 経験不足
問題解決を妨げるもの4 経験・常識によるバイアス
問題解決を妨げるもの5 権威・肩書き
問題解決を妨げるもの6 事なかれ主義

解決力を高める習慣1 「なぜ?」「ほんとう?」「それから?」
解決力を高める習慣2 常識を働かせる
解決力を高める習慣3 常識を疑う
解決力を高める習慣4 常に考える
解決力を高める習慣5 価値観に基づく直感

にあるのですが、実は、この本の恐ろしさは、
読めば読むほど、自分にはできない気がしてくるところ。

ツールを教わって、
使い方の解説があって、
その結果、どう解決に至るのかを提示してあるわけです。

でも、
第6章 問題解決、コンサルタントの「技」
解決力の三つのポイント

の冒頭で、
>でも十分使えるかどうかは「腕」の部分が、かなりを占めるということを忘れないでください。

との一言が、さりげなく、しかも括弧の中で書かれています。

つまり、どんなにノウハウを提示しても、「腕」が違うから、筆者は困らないのです。
だから、文中の著者には、ゆとりというか、余裕を感じるのですね。

この本を読んで、会社の問題を解決しようと思った社長さんが
「とるべき問題解決のための行動」とは、何だと思いますか?




私は、小宮さんにコンサルティングを受ける、だと思います。

えー、それかよ。
「思考停止」じゃない?「事なかれ主義」じゃない?
という声が聞こえますが、そうじゃないんです。

ツールが一般的なものであるからこそ、使う人の「腕」がものを言います。
半端なコンサルを使って、金をどぶに捨てるくらいなら、
社内で問題を見出せたとしても、それを社員に徹底する「人を動かす力」に自信がないなら、
この本に納得して、すぐにでも問題解決したいなら、

小宮さんにお願いしたほうが、結局は、時間も費用もお得だと思います。

社長さんの決断だとしてですよ。
部長さんじゃそうは行かないでしょうが。

私は、この本を読んで、コンサルティングという仕事の怖さを知りました。

「解決力養成講座」、smoothさんがなぬーーとなった「ケース」公開! ●干場
>ちなみに、なぬーーーーって、わたしも思いました……。

という問題、私も正直「そこかよ」と思いましたが、それよりも
自分が読んだ文章の中に、答えが書いてあるとは思いませんでした。
(どういう意味かは、本書で

うまい。心を掴まれました。そして、小宮さんに頼むほうが得だと思ったしだいです。
私は、頼めませんが。
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小宮 一慶

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妄想の足りない時代

先日、同世代4人での飲み会(夢の中でブログ書いてた というエントリで書いた飲み会)で、
かなり同意したんですが、今の若い人を見ていると(この言い方がおっさんの集まり)

想像力とか、創造力とか、言う以前に、空想する力、
もっと言うと「妄想する力」が足りないんじゃないか、

と思うんですね。

何もないところに、自分の脳みその中だけで、ある具体的な状況を思い浮かべる、というのは、
若い男の子にとっては、日常作業のはず(何に使うかはおいておいて)、
でも、そうした妄想も、目の前に提示されるバーチャル(映像だったり、アニメだったり)
で代替され、目を瞑って妄想するということがなくなっているんじゃないかな。

とても視覚的に恵まれた時代になって、というよりも、視覚情報がものすごく多くなって、
常に目の前に何らかの情報(映像だったり、文字だったり、両方だったり)があって、
それに対する反応だけで、すべてがすんでしまう。

反応ばかりを求められて、自分でためるという行為がないから、妄想にならない。
この妄想の訓練がないから、展開を先読みする力がなくなるんじゃないでしょうか。

最近、秋葉原の事件を後追いした書き込みや南下で、ずいぶん多くの若い人が
(一部おっさんもいたようだけど)つかまってますよね。
例外なく、軽い気持ちとか、こんな騒ぎになると思わなかったとか、言うんですが、
騒ぎを起こしたくてやったのに、騒ぎになると思わなかった、って言うのはどういうことなのか?

想像力とかいうような高度な話ではなくて、
こうするとこうなる、という展開を読む力が弱いんだと思うんです。
つまり、妄想する力がないんじゃないかと。

ぶっちゃけて言うと、雑誌もアダルトビデオもアニメも同人誌もなしに、
エッチなことを想像することができなくなってるんじゃないのかなあ。

目の前にその【映像】がないと、イメージができない。
それは、イマジネーションの退化なのではないだろうか?

それって、脳機能の問題にすらなっていないだろうか、と思ってしまうんです。

たとえば、漫画が読めない子供の話とか、字幕が読めないとか、
物を知らないからだけではなくて、
絵と文字を同時に理解することができないとか、
読むスピードが落ちていて、字幕が読みきれずに画面についていけないとか、
理由がもう、脳機能の退化ではないのだろうかと思ってしまうのです。

漫画について言うと、読み方がわからないというのもあるけど、
絵と文字を同時に理解するという脳機能の問題もあると思うんです。

絵と文字は脳の中で理解する場所が違いますから、
それを連動することで「漫画を読む」という行為は成立しています。
この、「連動」ができない人が増えているらしい。
そうなると、妄想ができないどころの話ではなく、大丈夫か日本、という話です。

ああ、話がずれる、しかも長い。

脳機能と漫画の話は、どこかでまた考えたいですが、
若者よ、妄想しよう! 脳の中で、あれやこれや、しよう。
といいたいわけです。

ウェブ絵本サイエンス物語オープン

理化学研究所は、日本最大規模の研究所です。
一研究所で、これだけ他分野の研究を行っている研究所は、世界でもあまりありません。

その割には、一般の人はよく知らない。
埼玉県和光市に本部があるのに、埼玉でもあまり知られていない。
駒込にもともとあって、その当時の建物がまだかろうじて残っていますが、
それもあまり知られていない。残念ですね。

1917年に高峰譲吉の主張から渋沢栄吉が動き、皇族からの下賜金を中心に作られた歴史は、

「科学者の楽園」をつくった男―大河内正敏と理化学研究所 (日経ビジネス人文庫)

にくわしいです。

戦前には、理研コンツェルンといわれた研究所を中心とした企業群の一員であった会社は数多く、
理研ビタミン、、リコー、科研製薬などなど。

あ、そういうことを書くつもりじゃなくて、
理研のホームページに新しい一般向けコンテンツができたことをお知らせしたかったんでした。

理化学研究所


HPトップの右側バナー「ウェブ絵本さいえんす物語」というのがあります。

絵本というとおり、イラストを中心に、科学者とその研究内容を解説したデジタルブックです。

ぜひ、皆さんにごらんいただいて、感想をお寄せいただければうれしいです。
理研宛にいただいても結構ですし、私にいただいても結構です。


「犬を飼うってステキです--か?」

とても、公共が作ったとは思えない、よい冊子でした。

最近犬を飼いだした方のエントリから
isologue(イソログ)- by 磯崎哲也事務所:「犬を飼うってステキです---か」
pic2.png


東京都福祉保険局が作成したパンフレット(クリックするとPDFが現れます)、すごいです。
しっかりと犬を飼うことの功罪、意味、覚悟などが書いてあります。
しかも、全編イラスト(漫画)で。

これディレクションした人すごいなあ。
最後まで読むと、泣きそうです。

磯崎さんも
>泣きますね、これ。(というか、人によっては号泣かも。)

これから犬を飼いたいという子供(等)に読ませるのに、非常にいいんじゃないかと思います。


とかいてますけど、激しく同意です。

「婚活」も大事だけど、結婚に至る道は厳しいかも

「婚活」きてます!

と書いたワタクシですが、実は、同棲するなら結婚しちゃえば?
とか言って来た訳です。

自分が、妻と付き合って半年で結婚式あげたからといって、どうなのよ、ということですが
(しかも、93年だから皇太子と同じ年)

「結婚は勢いだからさ」などと言ってきたのは、間違いだったかもと思わせる記事を発見。

【独女通信】独女たちが同棲を考えたとき・・・


>同棲は、夫や妻として立場上の責任がないと、ある既婚者に言われたが、
成り行き上の同棲でも、結婚前のシミュレーション同棲でも、
責任を逃れるためにするわけではないだろう。
お互いをさらによく知ることが、相手への思いやりに繋がり、
家族になる道を拓くか、それぞれの道を歩むことになるか……。


と締めくくられているのですが、同棲→結婚、という道は一直線ではないようです。

付き合っているだけでは見えないものが、一緒に暮らすと見えてくるのは当然で、
そこで早めに知れば、離婚という結果にならなくて済みますね。
勝間さんが言うように「離婚は転職のようなもの」とは、
なかなか割り切れませんから、臆病にもなります。
人生の損切りは早いほうがよいでしょうけどね。

せめて、旅行で、相手の態度やものの見方を知るというのもありますね。
まあ「成田離婚」につながったりするんですがね。

それでも、ガードの固い女性陣は、旅行中なかなか本当の姿を見せません。
だから、同棲して一緒に暮らせるか確かめてから、という話もわかるのです。

でも、タイミングを逃して、ご両親もよく知っているのに「結婚」に行き着かない人も。
じゃあ、子供を作ればいいんじゃないかと、「実力行使」に出る人もいるでしょう。

ここですね。結婚は、子供を通じて、未来に続く道ではないか。

婚姻を、紙の上での責任や保障と思う人もいるようですが、
同棲では見えないものが、結婚で見えてくるのも確かなようです。

じゃあ、我が家のように、子供のいない結婚は、結婚じゃないの?
婚姻届を出した同棲なの?

最近、婚活ブームの影で(いつからブームなんだか)、そんなことを考えるワタクシなのです。
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これを見たのも、こういうこと考えるきっかけになってますね。

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関連エントリ
子供の頃の夢のリスト覚えてますか?:紹介:最後の授業

確かに、仕事中のRSS購読は癖になる

ホームページを作る人のネタ帳の中の人yamadaさんが、
>先日、札幌のweb制作を営む方々と色々と情報交換をする機会がありました。
ということで、6人の参加者に

1)これはやっておくと良い息抜き行為はなんですか?
2)ストレスをいつ感じますか?
3)新人が入ったときに真っ先に覚えたほうが良いことは?
4)息抜きにこれやると失敗だった事はなんですか?

を聞いてみたそうです。

web制作しているときの息抜き悪循環ベスト1はRSS購読かもしれない・・・

私はデザイナーではないので、微妙に違うかもしれませんが、
はまったのは、この問いと答え。

Q:息抜きにこれやると失敗だった事はなんですか?
A:1位 RSSの購読


同感です。
仕事している振りにはもってこいですが、まじめに原稿書いたりしているときに、
つい気になって、Google Readerをみてしまって、
気がつくと時間が1時間も過ぎていて、びっくりするときがあります。

とくに、ネタフルとかやばいですね。
そういえば、ネタフルがここ3日ばかり更新されてませんが、私のところだけですか?

よく晴れた日に

朝事務所に向かうときに見た風景。

080624_0901~01

080624_0902~01

080624_0903~01


ビルに取り込まれるビル。
客を飲み込みつつ膨れ上がるビルの持ち主を思わせる。

アイヌモシリを知ってますか?

アイヌ民族の音楽性を現代的に示しているHIPHOPグループAINU REBELSが、
北海道で初の公演を行います。
って、本当?

REBELS BLOG:先住民族ミュージックフェスティバル in アイヌモシリ2008
>AINU REBELS初の北海道ステージ!
「先住民族サミット」ファイナルイベント---


東京他「内地」で活躍している彼らだけど、北海道では初めてなんだね。

以下全文引用

先住民族ミュージックフェスティバル in アイヌモシリ2008!!

7月4日(金)@札幌コンベンションセンター
18:00 OPEN、18:30 START

先住民族アーティストの豪華ラインアップ:
OKI + Marewrew
AINU ART PROJECT
AINU REBELS
床絵美
寿KOTOBUKI
マオリのパフォーマンス
札幌ウポポ保存会
白糠アイヌ文化保存会
その他

しかもなんと・・・入場無料!!

「先住民族サミット」アイヌモシリ2008
(7月1日~4日in 二風谷&札幌)


http://www.ainumosir2008.com

北海道の方々、サイエンスも重要ですが、アイヌにも注目してください。
洞爺湖サミットに先駆けて行われる「先住民族サミット」、どなたかレポート待ってます!

関連エントリ
アイヌは先住民族という話
アイヌ出身のHIPHOPがすごいんです

子供の頃の夢のリスト覚えてますか?:紹介:最後の授業

既に、多くの方が書評で紹介している本と映像
最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版
矢羽野 薫

ランダムハウス講談社 2008-06-19
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ヴァーチャル・リアリティの権威として知られるランディ・パウシュ博士の
カーネギーメロン大学での「最後の講義」の模様を収録したものです。

内容については、専用サイトがあります。
最後の授業~ぼくの命があるうちに
このサイトではDVDの内容も一部見られますし、
何よりYouTubeで検索するとみられることもご存知かもしれません。

いつものように書評については、ほかの方のサイトをぜひご覧ください。
dankogaiさんや、smoothさんのご指導のように、
私も、まずDVDを見て、それから本に目を通しました。
私ののぞいているブログでは、その他にNED-WLTの酒井譲さんの感想に同感しました。
出版社がDVD付きではない本を出した意味が分からない。
俺と100冊の成功本の聖幸さんのエントリでは、奥さんたちの感想に笑わしていただきました。
それで、妻と一緒にみようと、今日までとっておいたんです。
平日は彼女も仕事で忙しいので。
ところが、隣で漫画を読んでいて(まあいつも漫画を読んでいるのですが)
一緒に見ようとしないんです。大学教授の話と聞くと、私の仕事の資料かと思ったようで。
元々、テレビが嫌いな人ではありますが、事前の私の説明が良くなかったらしく、
彼女の興味を引きませんでした。
彼女は、パウシュ氏の奥さんジェイと同じ41歳なのですが。

年齢はパウシュ氏と私もほぼ同じなのですが、この話に対して我が家と
皆さんとの一番の違いは、我が家には子供がいないことでしょか。

そう、私がもし同じ境遇になったら、どうするだろうか。
そのときに、子供がいないと言うのは、なんと将来への希望が持ちにくいのだろうと、
ちょっと愕然としました。望んで選んだ状況なので、誰にも不満はないのですが、
なんだか、自分には現在しかないような、未来につながるのではなく、
現在の連続しかないような気分になりました。

さらに、私は子供の頃に将来への夢がなかったので、
望んだ人生をかなえると言う考え方がなかった。
ノストラダムスの大予言を必要以上に信じてしまったせいで、
自分は40歳になれないと思っていました。

それ以上に、自分が生きていることの意味を小学校の低学年から考えていました。
多分、自分が生きていると言うことは、社会の役に立つからだろうとか、いや、
もっと傲慢だな。社会の役に立つ人間だから生まれてきたのだと、思っていました。
自分が望んだのではなく、社会が望んだのだと思っていた。

なんて、傲慢なんでしょうか。

だから、夢のリストがないんです。
なりたいものも、かなえたいものもなかった。
ただ、貧乏だけは嫌だったけれど、それもそれほどの貧乏をした訳ではないし。
お金に困ったと言えるほど困ったことはない、余ったこともありませんが。

望む気持ちの強さを確かめるために「レンガの壁」が現れる、
とDVDの中でパウシュ氏は繰り返し述べています。
そして、その壁を乗り越えてきたと。

私はどうだったのだろうか。
何を残せるだろうか。少なくても妻に。

そう自問自答するばかりで、なんだか眠れそうにありません。

ランディ・パウシュ氏は、今日現在もまだご存命であることが、
Randy Pausch's Update page
で知ることができます。6月21日付のアップデートがありました。
DVDよりはだいぶやせていますが、弱々しくない彼と奥さんの写真がありました。

まさに、アップデートしているのです。これの人生は毎日。
私の人生は? ブログのアップデート以上に意味はあるのか?

梅雨空に泉鏡花を見に行きました

名台詞は知っていても、その後がどうなるかは案外知らないものです。
今回は、不朽の名作を最後まで「たっぷり」見てきました。

新派120年記念の新橋演舞場公演
「婦系図(おんなけいず)」泉鏡花・作が昼の部
「鹿鳴館(ろくめいかん)」三島由紀夫・作が夜の部

頂き物のチケットで、日曜日昼の会に行ってきました。
昼の部『婦系図(おんなけいず)』
お蔦:波乃 久里子
小芳:水谷 八重子
妙子:紅 貴代
酒井 俊蔵:安井 昌二
早瀬 主税:片岡 仁左衛門

といった配役で、昼の部は11時開演で終わったのは3時30分過ぎという長丁場。
もう、随所に「たっぷり」演じてます。

「婦系図」ってなに? という方には はてなダイアリーのこちらを。

お蔦、主税(ちから)といえば、貫一、お宮とか お軽、勘平とか、
日本演劇では、すぐに名前の出てくる名コンビですが、ではどんな話というと、
意外に知らなかったりして。私も、名台詞以外はどういう話か、
だいたい、なんで「おんな系図」なのか知りませんでした。

新派120年に向かって
 
という松竹が解説している新派の専門サイトには、
芝居のあらすじだけでなく、名台詞の解説ページがありました。
『婦系図(おんなけいず)』湯島境内の場
湯島天神の境内で、主税がつぶやく
「月は晴れても心は闇だ。」

主税から別れを切り出されたお蔦が言う
「切れる、別れるのってそんなことはね、芸者の時にいうことよ。
今の私には、死ねといって下さい。」
というのは、芝居を知らなくても、聞いたことがあるような名台詞。

でも、なんとなく貫一の「今月今夜のこの月を俺の涙で曇らせてみせる」とか、
熱海の海岸での貫一お宮と、ごっちゃになってませんか?

私は、なってました。はい、演劇好きの名折れです。

でも、このシーンは原作にはなくて、芝居になったときに加えられたものなんだとか
>有名な湯島社頭のせりふは”婦系図”の原作にはなく、新富座で上演されたとき(明治41年 1908)脚色者の柳川春葉とお蔦を演じた喜多村緑郎の2人によって付け加えられたもの。泉鏡花はお蔦と主税の別れの場面である「湯島の境内」を、大正三年、舞台のために書き下ろした。(はてなダイアリー、より)

この台詞しか知りませんから、この台詞がどこで出てくるかが興味の大半でした。
でも、この台詞のあとが長い。芝居はこれからという感じ。

この芝居は、泉鏡花の自伝的要素を反映しつつ
(師匠・尾崎紅葉に、芸者だった妻・すずとの結婚を反対されている)
明治の日本社会が持っていた家柄重視、人物蔑視を風刺したものでした。

家柄を鼻にかけて、嫁にとろうとする娘(主税の師匠の娘・妙子)の
出自(系図)を調べる地方の名家の不遜な態度に怒った主税が、
その家のことを調べると、実はその家の娘が妻の不倫の結果であったことがわかる
という、おんなの系図の話だから、「婦系図」なんですね。

主演のお蔦を演じた波乃久里子は、中村勘三郎のお姉さん。
水谷八重子(二代目)とともに新派を支える名優です。
しかし、今回驚いたのは妙子の紅貴代
私は初めて拝見したのですが、どう見ても20代のお嬢さんにしか見えないんですけど、
新派の看板ですから、どう考えても50過ぎのはず。
舞台女優は怖いですね。

それにしても、なんで主税が恩師に「俺を捨てるか、女を捨てるか」と言われて、
「別れます」と言えるかがわからなかったのですが、
主税には、単に文学の恩師と言うだけではなく、子供のスリだった自分を
真人間にしてくれた「第二の親」であり、どんなものにも代え難い師であったんですね。

やはり、明治の話ですから、人間関係の濃さがわかりにくいですね。
なぜ、そこまでするのか、そこまで思うのか。
現代に置き変えて、登場人物の心情を理解するのは難しいです。

さらに、演劇的にも、台詞のないところが、本当に長い。
各役者が、台詞の行間の心情を細かく、きちんと様式美をともなって魅せてくれます。
寸法長く中身濃く演じることを示す「たっぷり」という演劇用語がありますが、
本当に「たっぷり」魅せてくれるんですね。

それが新派の魅力と言えば、そうなんですが、現代的ではないですね。
あまりにもスローな展開、2度の休憩をふくめて4時間を超える芝居。
腰が痛いと言うこともありますが、私には耐えられませんでした。

花組芝居が演じている
ようですが、どういうスピード感でやったのか見てみたいです。

見てみなければわからないものはたくさんあるので、なるべく現場で見ることですね。
そう感じながら、演舞場を後にしました。

夢の中でブログ書いてた

夢の中で書いたブログの記事がすごく面白かったのに、
起きたら忘れていました。

夕べ、同年代の同業者4人で飲んだときの話で、
すごくよくできていたのに、思い出せない。

野生の風行ってきました
 というエントリで書いた「野生の風」に
4人で行ったので、ロフト風の座敷席。
この席熱がこもって暑いなあ。

まあ、店は混んでるようで、まずはよかったのではないでしょうか。
店員が気持ちのよい若者ばかりなのはいいんだけど、グラスとか割り過ぎ。

なんか、3時間くらいいたうちに、4~5回「ガッチャ~ん」というのを聞いたような。
あれ、原価に入っているのかなあ?

というような話だったのだけど、もっと面白かったはずなのに。
変だなあ。

ブログって、本当にいいものですね

ブログのよさは、コメント欄とトラバにあると思いますね。

昨日のエントリ:携帯でポップコーンが作れます
に、のりこさんがコメントをくれて、
そのとき教えてくれてブログの中の人が、さらにコメントくださって。

ちょっと、感激です。

さらに、さきほど、数日前のエントリ:「サイレント・メモリー」みました

にコメントくださっているmaririnnさんは、なんとご本人。
以前いただいたコメントを間違って消していたワタクシ。

ごめんなさい!

でも、こうしていろいろなコメントをいただいたり、記事にトラバ貼っていただいたり、
紹介していただいたりが嬉しいなあ、と思うのです。

携帯でポップコーンが作れます(ません)

最近、ぜんぜん関係なさそうなブログで紹介されていた同じ話。



YouTubeには、同じ実験をした世界中の動画が満載。

サイエンスコミュニケーション的に解説すると、

ポップコーン用のとうもろこし(北海道では、とうきび)に、ある周波数の電磁波を当てると、
はじけることは、電子レンジでポップコーンが作れるわけだから、わかりますよね?

で、携帯を着信させると、携帯の周りに電磁波が集まります。
それが、とうもろこしをポップコーンに変えるのです。

詳しくは、でんじろう先生に聞いてみよう!
(いや、聞かないでください)

追記:元ネタの「さとなお」さんの記事を見たら

>※1時間半後の追記:上記の「携帯でポップコーンを作るビデオ」はバイラルムービーだという発表があったそうです(つまり企業が話題作りのために作ったビデオ)。プロのくせに騙されました(笑) 信じた方、すいません。


となってました。うん? 話題づくりということは、ギミックがあるわけ?
でも、誰が何の話題づくりにするんだろう。
携帯電磁波問題を追求している人たちのマイナス口コミなの?
かえって、わけがわかんなくなりました。

追記2:コメント欄で、教えていただきようやくわかりました。
なので、タイトルを(ません)にしました。

読み終わるまで待てない!:本の紹介:「解決力」養成講座

実際には、読み終えてはいないのですが、これは「すごい」予感。

ビジネスマンのための「解決力」養成講座ビジネスマンのための「解決力」養成講座
小宮 一慶

ディスカヴァー・トゥエンティワン 2008-06-15
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すでに、書評は、smoothさんが出されているので、そちらをお読みいただきたく。

著者は言います。
>「問題解決」の手法を知ったからといって、実際の問題を解決できるとは限らない。知識を知っていることと、それを使って問題を解決していくのはまた別のことです。

「はじめに」を読んだだけでやられました。
これは使える。
絶対に学ばなければと。

正直に言って、これまでの二冊
ビジネスマンのための「数字力」養成講座 (ディスカヴァー携書 20)
ビジネスマンのための「発見力」養成講座
は、食指が動きませんでした。
なぜかといわれても困るんですが、「○○力」に嫌気が差していたのかもしれません。

でも、「解決力」といわれれば話は別です。
解決のために、すべての○○力を身につけているわけですから。

そしてまさに干場社長お勧めのとおり
>類書にはない『世界一役に立つ問題解決の授業」です。

目次(ディスカバー社:ショッピングカートから)
はじめに
まず自分の問題解決力を試してみよう 
 問題解決が仕事 
 枠組みによって問題を分解する
問題解決には技術が必要
実は、「何が問題か」を特定することが結構むずかしい
「解決策の策定」とその「実行」

第1章 問題を特定し、優先順位を付ける

「問題」を特定する
いま、対応すべき「問題」は何か?
「事実」を「事実」として確認する
優先順位は、時間と状況によって刻々と変わる
いま、何をいちばんに優先すべきか?
「問題」を「問題」として把握しなければ、解決策も始まらない!
あなたにとっての「好ましくない現象」=「問題」は?
頭の中に、緊急度と重要度のマトリクスを持つ
重要度、緊急度を決めるには、基準が必要
論理的思考力を高める
実は重要な「問題の芽」
最強の「問題解決」とは!
ダウンサイドリスクを測る
新しい「問題」の突発でも、優先順位は変化する

第2章 「根本問題」を特定する

根本問題を探り出す
問題を分解するためにロジカルツリーを使う
基礎的考え方を「ツール」として持つ
好ましくない現象=UDEを書き出そう!
UDEのポストイットでツリーをつくってみよう!
ツリーをたどって、根本問題を探せ!
ネガティブ・ループが現れるまで!
対応可能性を検討する

第3章 「問題」を検証する 

あなたならどうする? ケーススタディ入門編
必要な情報を収集し、分析する
直感の罠……結論を急がない
思い込みやメンツがバイアスとなる
検証の罠
それでも、最後は直感!?

第4章 解決策を策定する

解決策を直感で決める前に! プロコン・リストの勧め
ダウンサイドリスクが大きいことは、慎重なうえにも慎重に!
社長であってもひとりで決めない!
ディシジョンツリーで、期待値とダウンサイドリスクを計算する
あなたならどうする? ケーススタディ初級編!
占い師とコンサルタントを分ける「仮説検証」
技は時間の節約!

第5章 問題解決の実行

問題は解決しないと意味がない
実行プランを立てる
パート図を活用する
実現の要は、検証と検証の責任者!
人を動かす
「意味」より「意識」

第6章 問題解決、コンサルタントの「技」

解決力の三つのポイント
基本中の基本、マーケティングの5P!
お客さまの視点で分解、4CとQPS
天橋立のAIDMA(アイドマ)は?
欲求が高まらない原因を探せ!
AIDMA、メルセデスベンツの戦略は?
SWOT分析で、強みと弱みに対するコンセンサスを持つ
PPMで資源の配分の仕方を検討する
ABC分析のほんとうの使い方を知っていますか?
レーダーチャートで、「見える化」する
ボトルネックを特定する
重要なもうひとつのツール ケーススタディ中級編
会計と経済の基礎を知る

第7章 問題解決を妨げるもの 解決力を高める習慣

問題解決を妨げるもの1 思考の停止
問題解決を妨げるもの2 時間不足
問題解決を妨げるもの3 経験不足
問題解決を妨げるもの4 経験・常識によるバイアス
問題解決を妨げるもの5 権威・肩書き
問題解決を妨げるもの6 事なかれ主義

解決力を高める習慣1 「なぜ?」「ほんとう?」「それから?」
解決力を高める習慣2 常識を働かせる
解決力を高める習慣3 常識を疑う
解決力を高める習慣4 常に考える
解決力を高める習慣5 価値観に基づく直感

あとがき

smoothさんが書評で指摘されているように
>本書は「小宮流フレームワーク術」といった感じで、「どう問題解決するか」に焦点が向けられています。

そうなんです。当然、発行前に増刷が決まっただけではなく、すでに22万部が決まった
勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践
勝間 和代

ディスカヴァー・トゥエンティワン 2008-06-15
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とあわせて読んで、力をつけたいと思っています。

またもや、ディスカバー社の「仕組み」にはまるワタクシ。

追伸:最初からディスカバーのしおりが入っているのがいいですね。
    最近、文庫とか新書で「しおり」がついてなくて、
    アマゾンで買うので、そのままついている書店用のスリップを
    しおり代わりにして本を読むことが多いです。
    カバーも帯もそのまま派の私は、書店で買ってもカバーをつけてもらいません。
    でもアマゾン買いが多いので、しおりがネックだったんですよね。
    その点も、本書は「仕組み」がきちんとしてますよね。

プロポーズできない男たち

昨日の、「婚活」きてます
に、ディスカバーの干場社長が、トラバ&コメントをしてくださったおかげで、
本サイトのアクセスが急上昇しております。

婚活必修時代に、あらたな証言!? ●干場
>くわしくは、こちら、『若だんなの新宿通信』を!

ありがとうございます。今年の流行語大賞は「婚活」で。

<業務連絡>
なお、その下の丸善のイベントへのリンクが、たどれません。
‥‥(こちらをご参照)のところ。


ということなので、調査の全文が知りたくなり、調べてみました。

日経プレスリリース
他、6月5日付でいろいろなメディアに発表されていました。

アイプリモ、20・30代未婚男女対象の「プロポーズに関する意識調査」結果を発表
ブライダルダイヤモンド専門店『アイプリモ』
「プロポーズに関する意識調査」

関連資料としてアンケート詳細が、記事の最後にPDFであります。

ぜひ、ダウンロードして読んでください。
面白いですよ。

「婚活」きてます!

いやあ、ディスカバー社の計略なのか、それともやはり時代が欲したキーワードなのか。

「婚活」がきてます。

135くらいのブログをGoogle Readerで呼んでいるワタクシ。
その中で、どう考えても直接関係あると思えないところから、「婚活」が燃え立ってきました。

ネットPR - ピックアップ:婚活(結婚活動)した方がいいと思いますか?について意見募集をイー・ウーマンが受付中!
>就職活動は、「就活」。では、結婚のための活動は?「婚活」ですね。テレビでも、聞かれるようになりつつある「婚活」。この婚活について、イー・ウーマンが意見募集をしています。

株式会社イー・ウーマン : 「婚活(結婚活動)した方がいいと思いますか?」~ご意見受付中!~ 株式会社イー・ウーマン 2008年6月18日 : News2u.net

>株式会社イー・ウーマン(港区・代表佐々木かをり)が運営する参加型コミュニティサイト「イー・ウーマン」に、今週、山田昌弘さん(中央大学文学部教授)が登場し、婚活(結婚活動)をした方がいいかについて「サーベイ」を実施しています。

山田先生の調査に乗ってみたい方は、こちらをどうぞ。

もうひとつは、さらに深刻な話。
銀座経済新聞:「プロポーズできない」男性増加-未婚者対象の調査で明らかに
>ブライダルダイヤモンド専門店「アイプリモ」(中央区銀座7)は6月1日、プロポーズに関する意識調査を発表した。調査は20~30歳代の未婚の男女300人を対象にインターネット上で行われたもの。

>「プロポーズできない男性が増えていると思いますか」の問いに「増えている」と回答した女性は80%、男性は75.3%
>「プロポーズできない男性の増加」の原因に44%の女性が「二人の恋愛関係において男性に主導権がないから」と回答した。

やっぱり、男性に任せていては結婚までたどり着けません。

だからこその「女性たちよ、狩りに出でよ。男性たちよ、自分を磨け。」なのですね。

「婚活」時代 (ディスカヴァー携書 21)「婚活」時代 (ディスカヴァー携書 21)
山田 昌弘

ディスカヴァー・トゥエンティワン 2008-02-29
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追記:思い出したことがあったので。
   勝間和代さんが「情熱大陸」で言った一言。
   「離婚は転職みたいなものですからね」
   やっぱり、「婚活」と「就活」は一緒なのか?
   

関連エントリ
婚活の先にあるもの
情熱大陸:勝間和代
プロポーズできない男たち

婚活の先にあるもの

ディスカバー社一押しの「婚活時代」


干場社長のブログでも、
婚活に関する本ブログ内の人気エントリーベスト9! ●干場
と大盛り上がりです。イベントもAERAとタイアップで開催されるとのこと。
行きたいけど行けない。生・干場社長が見られるのに。

さて、この婚活。キーワードは、
>女性たちよ、狩りに出でよ。男性たちよ、自分を磨け。

「婚活」時代、来る! 何がショッキングかというと……  ●干場
>婚活とは、結婚活動の略です。
1980年代以降、就職の規制緩和により就活が必要になったように、
男女交際の規制緩和により婚活が必要になっているのです!


干場社長がブログのトラバの承認もできなかったころから取り上げてたんですね(コメント参照)

今年の流行語に「婚活」は一押しです。

なのですが、「就活」にさえ違和感のあるワタクシとしては、
「婚活」については、そうだろうなと思いつつも、その後に思いを馳せない訳には行きません。

なぜなら、就活が、会社に入るために熱心になるあまり、
就職燃え尽き症候群のように、「3年で辞める若者」が続出するように、
婚活に燃えるあまり、結局、3年で離婚する若者が続出しないとも言えないからです。

確かに、「ねるとん」って何語なんでしょう。
というエントリで「結婚活動の一環」である「ねるとん」の話を取り上げましたけど、
あの番組が持つ、明るさというか、あっけらかんとした感じが、
「婚活」という言葉からは感じられないんですね。まじめなんだろうなというか、調査してそうな。

真剣に、結婚後の自分の生活を考えれば考えるほど、女性は結婚に二の足を踏むんだろうな。
そして、そんな女性たちの混迷を、男性は気づきもせず、「母親代わり」を探している。
だめですねえ。

でも、結婚にこぎつけたからといって、男はのほほんとしていると、
自立している妻から、離婚を突きつけられかねない。

家事を「手伝う」とか言っているようじゃ、即アウト。

◇西原理恵子×勝間和代:最強ワーキングマザー対談(4)「『手伝う』って言うな」

勝間 共働き家庭で、私たち女性がパートナーから言われていやな言葉ってわかりますか?
 --うーん、なんでしょう。
勝間 「手伝ってあげようか」っていう。
西原 ああ。
勝間 分かりますよね?
--えーと、それはやっぱりプライドが傷つくとか......。
勝間 違います!
西原 もともとお前の仕事じゃコラ、ということよ(笑い)。


司会の独身男性記者は、どつぼに入り込んでいる

勝間×西原で対談を組んだ人が偉い!
で学びましたよね、働く女は強い。何よりすでに旦那に期待していない。
 西原 でもまあ、離婚できる自由ってのも素晴らしい。
 勝間 そうですね。離婚率高いです、働くお母さんは。


dankogaiもがっくりするほど、強い。
>こういうのも何だが、読了後には「男のライフはゼロよ!」という気分にもなってくる。

婚活した後、どういう結婚生活が待っているのか。
そこで、男はどうすればいいのか。
花婿教室の本作ってください>干場社長

そんなことを考えつつ、今日出あったエントリ。

Science and Communication:【閑話休題】「期待するから、裏切られるとがっかりする。期待しなければいいの」

を経由して。

理系兼業主婦日記:包丁研ぎとダンコーガイの憂鬱

>でも、「夫には期待しない」ということと、「夫なんかいない方がいい」ということは、全然違うのですよ、ダンコーガイ。だからそんなに泣かないの。

あのdankogaiに愛の手を差し伸べる強き女性。

>若い妻が「夫は家庭を顧みない」と訴えたとき、経験ゆたかな女性の先達が、何と言ってアドバイスするかご存じですか?

曰く「期待するから、裏切られるとがっかりする。期待しなければいいの」


そうなんですか! でも期待しなくなったら、もう夫婦でいる意味なんてないんじゃないの?

>女性が自立して壊れてしまうような絆には、初めから愛などなかったのだ、と私はおもうのだ。

うーむ。勝間さんに聞いてみたい。サイバラには怖くて聞けない。

最強ワーキングマザー対談:西原理恵子×勝間和代

タイトルにだまされないで学ぶ方法「ラクをしないと成果は出ない」

本を買うとき、タイトルで買いますか?
中身で買いますか?

そりゃ、中身でしょ、と思ったあなたは「まじめ」
でも、多くの人が「タイトル」で買っていることは、調査結果でわかっています。
(「課長の教科書」の著者・酒井譲さんのブログ
NED-WLT:ディスカヴァー・トゥエンティワンについて。内の調査より)

で、この本ですが、タイトルで買うとだまされます。
ラクをしないと成果は出ない日垣隆・著

すでに、そうそうたる書評が出てますので、そちらをお読みください。

マインドマップ的読書感想文:【日垣流仕事術】「ラクをしないと成果は出ない」日垣 隆

404 Blog Not Found:これぞ真打ち - 書評 - ラクをしないと成果は出ない

なんせ、弾言ですから
>自己啓発書なるものを買ったことがなかった方、あなたはラッキーです。本書一冊あればいいのですから。

勝間和代さんのデビュー作「インディ」を携書にしろと干場社長に提言したsmoothさんをして
>何やら売れる匂いがしております(汗)!

ですから。当然、スゴ本。
でも、帯の「一生懸命」に働くな! を読んで、そうなのか? と思って買うと間違います。

◆本書のメインテーマは「生産効率をどうやって飛躍させたらいいのか」。
(smoothさんからパクリました)

仕事の鉄則100を、10章×10項目m1項目2ページという構成なので、
電車の中で(副都心線、新宿三丁目→和光市、和光市→渋谷)読みきりました。

目次(章立てのみ)

第1章 基本編
第2章 インプット編
第3章 ネットワーク編
第4章 撃退編
第5章 独立編
第6章 継続編
第7章 組織編
第8章 時間編
第9章 アウトプット編
第10章 生活技術編


短時間で読めるから、あっさりしているのではもちろんなく、
おなかいっぱいになること間違いありません。
>この目次だけでもかなり「腹がふくれる」コンテントだし、この目次だけで十分自己啓発できてしまう人もいるかも知れない。しかし、目次だけ見て本書を読まないのは、メロンパンの皮だけ食べて残りを捨ててしまうほどもったいないことだ。著者はこのカリカリの「皮」を7時間で焼き上げたが、モフモフの中身を仕上げるのに2年を費やしている。仕事が速い著者としては異例のことである。(dankogai)

この100項目を思いつくことが大体「ラク」ではない。
しかも、項目を整理したあと、自らの有料メルマガ「ガッキイファイター」で発表したところ、
>読者からは大量の感想が寄せられ、その日だけで4つの出版社から「ぜひ本に」という提案
があったにも関わらず、その本文の執筆に2年かかったというのも、また「ラク」じゃない。

では、どこが「ラク」なのか。
>ラクをするということは、何もかも自分たちで見つけ出すのだという自己中心的で横暴な考えに取り付かれるのではなく、先達の知恵を素直に引き継いで着実に上乗せしてゆく、という発想であり道程です。

私も素直に先達の声に耳を傾けたいと思います。
なかでも、フリーランスとしての心得を述べているところが参考に、
というよりも啓示のように見えました。

21 いざという集まりには万難を排して参加する 
47 「この社と切れたら自分がアウト」という取引先は作らない
70 休暇中も仕事をしたほうが、のんびりできる
88 毎晩アルコールが欠かせない人は伸びない
96 よほど親しい人以外にはプレゼントしない

などなど、どの項目もなるほどだし、
それは仕事だけではなく生活全般、親子関係にまでわたっている。まさに、
>日垣流GTDであり、ワークライフバランシングであり、ライフハックである。(dankogai)

私は、日垣隆公式サイト ガッキィファイターを購読してはいないのだけど、
たぶん、損はないのだろうなと、この一冊を読んだだけでも思います。

二冊同時に買ってください

この間のエントリ
夏休みの研究には、台所が大事かも

のなかで、KOSOKENさんまりか先生のおいしい実験キッチン―台所は研究室!
をとりあげさせていただきました。

404Blog Not Found:美味しい科学 - 書評 - 小学生のキッチンでおやつマジック

を拝見した上でだったのですが、そのdankogaiさんが、今度はKASOKENさんの本を取り上げました。

404Blog Not Found:これまた美味しい科学 - 書評 - まりか先生の実験キッチン

しかも
>ありがたいことに、主題は重なっていても料理がかぶっていないおかげで、「小学生のキッチンでおやつマジック」とは競合というより協調の関係にあります。おすすめ。送料節約なら、この二冊の組み合わせもよさそうです。

とのおすすめ。いいなあ、KASOKENさん。
でも、これはKASOKENさんの努力の賜物。
>カソウケン(家庭科学総合研究所)のまりか先生より献本御礼。

小学生のキッチンでおやつマジック―実験しながら、おやつが作れる!のほうは、
>学研の「[123456]年の科学」を担当して20年、現在は「[345]年の科学」の編集長であられる川原様ならびに同社宣伝部の近藤様より献本御礼。

>より楽しさを追求した学研版に対して、より知識の定着に重きをおいたこちらは、まさに主婦の生活社にふさわしい一冊となっている。小学生には前者が、中学生以降にはこちらが受けそうだ。

とあるように、編集者の工夫(楽しさの追求)と監修者の工夫(知識の定着)という本作りの違いが、
本の宣伝でも現れているということだろうか?
ようは、監修者に宣伝もやらすなよ、主婦と生活。ということなのだけど。

>というわけで、前回の「学研@キッチン」本とぜひ各自で読み比べていただきたい次第。
とのことなので、どちらも、書評は、dankogaiさんの方をご覧ください。
でも、アマゾンクリックは、こちらからどうぞ!

副都心線渋谷駅に行ってきました

副都心線に乗りました。やった!
ついでに、渋谷駅まで。

祝:副都心線開通ということで


ホーム最先端(渋谷への進行方向前)には、地中卵の模型が!


この先、東急戦への延伸を感じさせる唐突な線路の終わり方。
壁に線路がぶつかってるじゃん!

エスカレーター前の隙間は何でしょう?



エスカレーター上にも何やら、コンクリのヒダヒダが!



これが、宇宙卵なんですね。



思ったよりも小さく感じます。
もっと駅全体なのかと思っていました。

ホームから、改札階まで3層吹き抜けです。



この吹き抜けと地中卵のおかげで、こもったあつい空気が、地上まで抜けるので、
空調いらずになるらしい。
そういえば、なんか風がいつも吹いていました。

安藤建築の粋を集めた、長年の夢が叶った(中之島計画で地中に卵を埋めて以来ですから、何年、何回、この企画を出してきたのか安藤さんは)
駅ですので、ぜひ皆さん通り過ぎずに、じっくり見てください。

重苦しい話題だけど、なんとも気になる言葉

テレビをつければ、朝から人が死んだ話ばかり。
天災に巻き込まれた人たちには、心からご冥福をお祈りする。
それ以外できることもない。
己の無力と、人間の非力を感じる。
自然の前では人工物はあまりにももろい。

犯罪に巻き込まれた人たちのニュースは、朝から、心の平穏をかき乱す。
犯罪にいたる人たちは、たぶん同じような境遇や同じような体験をした人の中で、
幸いにもごく少数である。そうでなければ、それは犯罪ではなく常態になる。
いわゆる正気の沙汰ではないことが犯罪なのだから。

そして、その背景を「分析」し、有識者とかコメンテーターが、あることないこと言い立てる。
言えと言われて言っているだけだろうけど、見苦しい。聞き苦しい。
ある意味、犯罪者の背景を分析することはかんたんである。
自分の足元から遠い話に追い込めばよい。特別視すればよい。そうすれば落ち着ける。

ところが、最近の犯罪は、なんとも「特別視」しにくい犯罪者ばかりで、居心地が悪い。
いわく「普通の人」、いわく「目立たない存在」、いわく「いい人だったのに」。

それは、実は社会とコミュニケーションしないようにしていたからではないのか?
波風を立てず、抗わず、注目されることを避け、居たくもない場所にいないようにしていたからでは。

そして、社会から切れていく。社会から拒絶される。社会を拒絶する。どちらにしても。

そして、いつの間にか犯罪の淵に立っている。

内田樹の研究室:アナザー忙しい週末
1400万アクセスを超える人気ブログであり、その中身をまとめた本も売れているそうだ。
独特の饒舌な文体なのだけど、論考才気走るその中で
>気づかぬうちに私たちの社会には「他人の苦しみをおのれの喜びとする」タイプのマインドが瀰漫しつつある。
自分には何の直接的利益もない(どころか、しばしば不利益をもたらす)にもかかわらず、それによって自分以上に苦しむ人がいるなら、その苦しみを自分の「得点」にカウントする風儀がいつのまにか私たちの時代の「ふつう」になってしまった。

という言葉にぶち当たる。

人が人の不幸を望むことを「呪う」というそうだ。
自分が行わない「犯罪」を予告し、人が右往左往するのを喜ぶ。
人が困るのを想像して喜ぶ(影から見るほどの行為もしない)。
自分の利益のためには、理不尽な行為を他人に押し付けて平気でいる。

言われてみれば「呪い」の言葉を吐いている人のなんと多いことか。

しかし、人を呪わば穴二つ、ともいう。
呪いの言葉は、結局、自分に向いてくる。

三毒追放と、勝間和代さんは言う。
「妬まない」「怒らない」「愚痴らない」

結局、「呪い」の言葉をはかないという教えだったのか。

気がつくと、テレビとは、なんと三毒の多いメディアか。
テレビを見ないとは、三毒に触れないための術だったのか。

なんともはや。

大学の広報に必要な人材って?

KOSOKEN Satellite:■[お知らせ]朝日新聞6月16日朝刊掲載「国立大に広報の『プロ』」

にkasoken さんが紹介されたということで、朝日の元記事を読みました。

朝日新聞の記事:国立大に広報の「プロ」 広告会社・予備校…民間から続々

最初は「批判的な」ことを書こうかと思ったのですが、
kasokenさんに先手を打たれてしまいました。
>あー、また空気読めない人が皮肉書いてくるんだろうな~とか容易に予想できるのですが、そこは華麗にスルーするとして。

で、くやしいから、もう一度元記事をよく読むと、この記者の意図が見えてきた。

>文部科学省が06年3月に実施した調査によると、国立大で広報の専門部署を置いているのは8割弱。担当者を学外から受け入れているところは9%、受け入れ予定なのは7%で、その後も増えているとみられる。
>国立大ではこれまで、広報の部署も通常の人事異動の一環に位置づけられてきたため、広報の専門家はあまり育っていない。これに対し、少子化や法人化などで広報の役割が高まってきたことから、法人化による人事制度の柔軟化をいかして学外から「プロ」を招くことで、そのギャップを補おうとしているのではないかという。


ここにあるわけですね。
これだけ広報が重要になってきた今、広報を強化したくても、
専門家を育ててこなかったから、外部に人材を求めるべきなんだけど、
そうも行かないのが、「大学の自治」というやつで。

でもね、広報という仕事を甘く見ては行けない。

企業でも、本当の広報のプロは、何十年とその部署にいて、細かい動きにも敏感である。
なによりも、社長の一言に、何を言われるかわからない時代に、
記者会見のセッティング一つで、下手すると社長の首が飛ぶ。
何より、自分の首が飛ぶ。

ただ、広報の仕事の多くは、社内調整と上司の叱責に耐えて、
問題が起こらないように先回りすること。

kasokenさんがおっしゃるとおり、
> こういう記事が出ると「大学広報って派手な仕事なんだ」と思われる方が多いかと思いますが、実態は違います。9割地味で地道な仕事で「ごめんなさい」するのが業務の大半を占めるのでは?
 

そういう仕事だと思います。
以前、UTの理学部広報の職員だった人が「精神的土方仕事です」と言ってましたが、
どこかで、壁や偏見をブルトーザーで崩していくような仕事なのでしょう。

そのときの武器は「コミュニケーション力」。
だから、サイエンスコミュニケーションなのですよ。

そのことは、KASOKENさん以外を取り上げている記事をよく読んでいただきたい。
もちろん、KASOKENさんがそうじゃないということではないけど、
プロの仕事を全うしている人が紹介されている。

その意味で、KASOKENさんは、記事にある通り「歩く広告塔」なのかもしれない。
でも、科学者にスターがいない今、広報が広告塔になれるUT工学部は幸福である。

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fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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