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子どもたちのなりたいものリターンズ

昨日書いたエントリ
学者は男の子の2位なんです
に、ディスカバーの干場社長からコメントをいただいたので、
さらに考えて見ます。

第一生命が毎年発表する「大人になったらなりたいもの」アンケート(pdfでダウンロードできます)

◆大人になったらなりたいもの
 ◇男子

 (1) <1>野球選手    11.8%

 (2) <3>学者・博士    8.5%

 (3) <2>サッカー選手   6.0%

 (4) <8>お医者さん    5.5%

 (5) <4>大工さん     5.2%

 (6)<17>パイロット    4.1%

 (7) <4>警察官・刑事   3.3%

 (8) <4>食べ物屋さん   3.0%

 (8)<11>料理人      3.0%

(10) <7>消防士・救急隊  2.7%
 ◇女子

 (1) <1>食べ物屋さん              13.9%

 (2) <3>看護師さん                9.7%

 (3) <2>保育園・幼稚園の先生           7.3%

 (4) <6>学校(習い事)の先生           6.5%

 (5) <5>お医者さん                6.1%

 (6) <4>飼育係・ペット屋さん・調教師       5.9%

 (7)<12>花屋さん                 2.9%

 (8) <6>ピアノ・エレクトーンの先生・ピアニスト  2.5%

 (8)<10>美容師さん                2.5%

(10) <8>歌手・タレント              2.4%

 (注)<>内数字は前年発表順位

これを見て、干場社長は、
>私が小学生の頃のウン十年前と、ほとんど変わらない
と指摘されたわけです。

で、これはなぜなのか?

実は私の卒論は、「男女の性差」についてだったりします。
ある形容詞が、男性らしいと思うか女性らしいと思うか、
5段階評価をしてもらうというアンケートをとって、
それを分析し、先行研究と比較する、という安直といえば安直なもの。

結果は、20年以上前の先行研究と有意差なし。
1983年12月に提出した卒論なので、すでに25年も前ですが、
その先行研究は1960年代のもの。

1980年代前半というのは、男女の社会進出とか、
男女平等についての議論が一通り終わって、
男女雇用機会均等法なんていうのが出てきた頃なので、
「平等であること」に対して意識的だった時代。
それでも、形容詞のイメージに差が無かった。

翻って、なりたいものを見ると、
小学生の行動範囲で目にすることができる職業の一覧であることがわかります。
変遷を見るとサッカー選手は、94年にピークで、次に高いのが2003年。
その前年に何があったか。
これは、話題と量とリンクしているといえそうです。

学者は、90年代前半はランク外もあり、98年に上がり、2002年に上がっています。
そして、それとほぼ同じ数字を2007年に出しています。
2002年は、その前年のノーベル賞フィーバーが影響しているでしょうし、
97年は、米村でんじろうさんが高校の先生を辞めて96年4月に独立し、本格的な活躍が始まった年で、
(98年に米村でんじろうプロダクションを設立)
科学実験が急激に取り上げられた年。

というような理由を、ここ数年について挙げるとすれば、
テレビ番組に学者が多く出るようになったことでしょうか?
茂木健一郎さんとか? 

つまり、学者がニュースバリューを持つと数字が挙がる。
テレビでよく見るから、なりたい職業になる。

ということかと思います。

で、89年の調査開始時では、男子で
2位に警察官・刑事、3位おもちゃ屋さん、10位電車の運転手
というのがあるんですが、消えてますね。

女子では、89年に10位だった客室乗務員(スチュワーデス、と言って欲しい)
が消えてます。

でも、私の子どもの頃(干場社長とそんなに変わらないと思いますが)は、
八百屋さんとか魚屋さんという、具体的な商売のイメージへの憧れというのもあったと思うんですが、
今は、コンビニとかスーパーの店長になりたい、という子はいないんですね。

ちなみに、私は子どもの頃、アナウンサーになりたかったです。

(追記:ネタフルさんでも、この話し取り上げてましたので、トラバしちゃいます)
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学者は男の子の2位なんです

第一生命が毎年発表する「大人になったらなりたいもの」アンケート

今年の結果は、
男子は「野球選手」が4年連続トップ。女子は「食べ物屋さん」が11年連続で首位。

今年の特徴として、毎日新聞は料理ブームに注目してます。

>女子は「食べ物屋さん」の回答のうち、ケーキを作る「パティシエ」を挙げたのが前年の約3倍と急増し、「食べ物屋さん」の約3割を占めた。男子は「料理人」が8位と89年の調査開始以来、初めてベストテン入りした。

小学校のとき、「パティシエ」なんて言葉知りませんでしたよ。
ましてや「ショコラティエ」なんて。
なんか、「食べ物やさん」というのどかな回答の裏に、
「パティシエ」と言っている子がいるとなると、
そういうのは、全部分けて掲載して欲しいですね。
なんか、動機が違いそうだもの。

私としては興味深いのは、男子で「学者・博士」が昨年の3位から、今年は2位になったこと。

サッカー選手を抜いたんですよ!
どうなんでしょう。学者・博士の皆さん。
大人になったらなりたい職業として、胸を張って、子どもに勧められますか?

勧められるんならいいんです。

◆大人になったらなりたいもの
 ◇男子

 (1) <1>野球選手    11.8%

 (2) <3>学者・博士    8.5%

 (3) <2>サッカー選手   6.0%

 (4) <8>お医者さん    5.5%

 (5) <4>大工さん     5.2%

 (6)<17>パイロット    4.1%

 (7) <4>警察官・刑事   3.3%

 (8) <4>食べ物屋さん   3.0%

 (8)<11>料理人      3.0%

(10) <7>消防士・救急隊  2.7%
 ◇女子

 (1) <1>食べ物屋さん              13.9%

 (2) <3>看護師さん                9.7%

 (3) <2>保育園・幼稚園の先生           7.3%

 (4) <6>学校(習い事)の先生           6.5%

 (5) <5>お医者さん                6.1%

 (6) <4>飼育係・ペット屋さん・調教師       5.9%

 (7)<12>花屋さん                 2.9%

 (8) <6>ピアノ・エレクトーンの先生・ピアニスト  2.5%

 (8)<10>美容師さん                2.5%

(10) <8>歌手・タレント              2.4%

 (注)<>内数字は前年発表順位

いまさら読んだ本:クチコミの技術

知ったのは最近だけど、一年以上前に出た本だったんですね。


この本を知ったのは、いつものようにブログ巡回。
hiniclip:今だから読んでよかった、コグレマサト+いしたにまさき「クチコミの技術」

この記事が3月31日のエントリ。
トミモトリエさんが、エントリ最初に
>「今更読んだのかよ!」とつっこまでそうですが、つい最近この本を読みました。
と書いてらっしゃいますが、
それを読んで買った私は、もっと「いまさらかよ」なわけで。

それで、すぐアマゾンをポチッとしたわけですが、
読んだのは4月も半ばになってからというテイタラク。

どんな本かというと、月間100万ページヴューを記録するアルファブロガー「ネタフル」を運営するコグレマサトさんと、月間10万ページビューの「みたいもん!」を運営するいしたにまさきさんが、ブロガーの視点から、ネットの世界で効果的にマーケティング活動を行う方法を伝授。
(私は、実は名前は聞いたことがありましたが、お二人のブログを購読してませんでした)

トミモトリエさんが、解説しているように
>企業がブログを使ってクチコミを起こすために何をすればいいのか?という疑問に対して、ブロガーの視点から考え方やノウハウを提示している、マーケティング担当者向けの本です。

私は読んで思ったのは「親切!」ということ。

ブログなんて知らない上司に、ネットマーケティングの企画を通したい人、
最近「クチコミ」が話題だけど、どういうこと?と聴かれた人、
是非、途中に付箋をして、上司に渡してください。

きっと、その上司も「なるほど」とわかるでしょう。
何について知らないかに応じて、付箋の位置は変わるでしょうが、
これ一冊で、たいていの話しはできそうです。

それは、この本が kogaidanさんが書評で喝破したように
>本書は「評論家の書いたマーケティング論」ではなく、「クチコミで本当に食べている人々の技術集」である。
から。

ブログに関することで苦労するたびに
自分達が実践してきたことを教えてくれているわけです。

さらに、ブログを日本に定着させるきっかけになった、
ネオテニー平田大治さんへのインタビューが、個人的には嬉しかった。

5年ほど前に、当時、私が担当していた東京電力が発行する科学誌で、
ネオテニーの代表である伊藤穣一さんに、
ネット社会の最先端について原稿を書いてもらったときに、
ウェブログの話を書かれていて、私にはさっぱり分からず、
平田さんに脚注とか原稿内容のチェックなどで、
(伊藤さんが書いた英語の原稿を和訳したので、
その日本語原稿の用語などを平田さんに見ていただいた)
お世話になったことを思い出しました。

平田さんは忙しくて、いつも夜中にメールが来ていたなとか思い出していたら、
それがちょうど2002年の12月から2003年の6月にかけての話しだから、
ムーバブルタイプの日本語版を平田さんが一人で始めた頃で、
ネオテニーがシックスアパートに投資する時期。
まさに、伊藤さんがウェブログを日本でも、という意気に燃えていて、
その先陣を平田さんが担っていた感じのころだったわけですが、
私は、そんなこととは露知らず、伊藤さんのブログを読んでみたけれども、
まさか、こんなこと(自分もやるようになる)になるとは思っていなかった。

そのときに伊藤さんが、「トラックバックという機能が素晴らしい」と
力説していたのを思い出します。

私の昔話はさておき、この本は日経bp社が売り方も
「クチコミの技術」を生かそうと、専用サイトを立ち上げていました。

そこにある目次から

第1章ブログ・メディアの登場
 1-1 メディア化する個人ブログ
 1-2 クチコミの正体
 1-3 意外なコンテンツがアクセスを集める
 1-4 消費者はすでにWeb2.0の渦中にいる
 column ブロガーの本音 徳力基彦さん

第2章ブログのクチコミ・パワー
 2-1 クチコミの起こし方
 2-2 継続は力なり
 2-3 炎上とどう向き合うか
 2-4 ふつうのブログがメディア化する瞬間
 column ブロガーの本音 みらのさん

第3章クチコミの効果測定
 3-1 なぜサイトを評価する必要があるのか
 3-2 サイト評価の方法
 3-3 クチコミの効果を調べる
 column ブロガーの本音 永沢和義さん

第4章アフィリエイトとアドセンス
 4-1 影の主役アフィリエイト
 4-2 アドセンスという起爆剤
 column ブロガーの本音4 栗先生さん

第5章事例に学ぶクチコミのネタ
 5-1 試用レポートが話題になるワケ
 5-2 ソフトのクチコミはあの手この手
 column ブロガーの本音5 ジェット☆ダイスケさん

第6 章開発者に聞いてみた
 6-1 Movable Type日本語化の舞台裏
 6-2 更新情報の収集とブログ検索

この第6章に平田さんのインタビューが載っています。

まだの方は、是非!
クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング

科学コミュニケーション業界(笑)から、(笑)が取れるのはいつか?

ブログ巡回から発見。

KASOKEN SATELLITE:【追記あり】[サイエンスコミュニケーション]「業界(笑)」が足を引っ張る
Science and Communication:【閑話休題】3月のCoSTEPの修了式に登壇した竹内薫さんの悲痛な叫び

この二つで取り上げられていたのが

薫日記:オレは絶滅寸前だ・・・

茂木健一郎さんの盟友でもある竹内薫さんの、悲痛な叫び。

大学教授でない、純粋なサイエンスライター(=それで生計をたてている人間)を評価する仕組みは世の中に存在しない。オレは絶滅危惧種だ。レッドデータブックに載せてもらいたい。


サイエンスに耳目を集めようと、さまざまなアプローチを続ける竹内さんの著作は、
一般には評価が高い(だろうと思います、売れているわけですから)
にもかかわらず、相変わらず『亜流』の誹りを受けるばかりか、
否定する『専門家』たちに囲まれ、「絶滅寸前だ」と叫んでいる。

茂木健一郎さんの最初の本は、竹内薫さんとの共著「トンでも科学の世界」(徳間書店)であったと、
文庫『異端の脳がホンモノ!』のあとがきで、茂木さん自身が書いています。


竹内さんは、著者探しまでして、
サイエンスへの興味を一般と専門家の両方に広げようとしているとも言えるわけで。
その報われなさは、悲嘆にくれるのも、むべなるかな。

レッドデータブックの動物達でも、
パンダのように、みんなが心配する動物と、
ひっそりと絶滅に向かっているのを誰にも知られないような動物がいます。

文学者は前者で、サイエンスライターは後者かもしれない。

KASOKENの内田麻理香さんが、なぜ、「業界」に(笑)をつけるのか。

たとえば、科学技術ジャーナリスト会議は、業界団体なのかとか。

理系編集者の会もいいけれど、考えることはまだまだありそうだ。

やるべきことと、やるべきでないこと、やりたくないこと

昨日、ランチミーティングと称して、
若いウェブ会社の経営者二人と焼肉定食を食べた。
場所は
炭火焼肉トラジ
採点:★★★★

九段下というか、高速沿いに北上した感じで、昔飯田町の貨物駅があった辺りの再開発でできたビル群の中にある、「アイガーデンテラス」の中にある店。

リンク張ろうと思って調べたらば、飯田橋店かと思ったらば、後楽園店なんだ。びっくり。

それはさておき、お肉はさすがに上等だったね。1200円の値段は妥当でしょう。
カルビにしたけど、三種もりにすればよかったかな。
2時に集まったので、3時までランチをやっている、この店は助かりました。

3時で店を出て、そのあと、1回のスタバで話の続き。
でも、スタバのテラス席にしたのは、タバコを吸う人の為なのに、
この店はテラス席なのに禁煙!

タバコがすえるのは、喫煙して居場所のみなんだって。
私はすわないからいいけど、吸いたい人には寒い思いをしてもすえないじゃ、
テラス席が空いていいるのもむべなるかな。

話しは、今後の展開とか、経営サイクルとか、どの分野を目指すのかとか、
そういう話。
若いのに、しっかりと考えていて、話していて楽しかった。
でも、成長を目指すけれども、拡大を目指さないとか、
[楽しい仕事]に関するところとか、疑問がある言葉には、
クエスチョンは投げかけてみる。

会社を潰した人間だから、会社が下降する前兆は分かるからね。
と、自虐的なアドバイスをする。

でも、会社はやっぱり成長するものです。
大きくなるのは社会のニーズにあっているからなので、
儲けたほうがいいんですよ。
売り上げは、お客様に喜んでもらった対価なんだから。
そこに利益があるのは、お客様の評価なんですよ。

そして、利益を次の投資につなげないと、会社は進化しない。
投資は、社員の為ですから。
それをリードするのは社長の仕事。
役員の飲み台が利益の還元ではないんですよ。

で、表題は、そのとき話したこと。
やるべきことを決める前に、やるべきでないことを決める。
やるべきでないことを決める前に、やりたくないことを決める。

やりたくないことを決めて、事業をシェイプするのが、結局、やりたいことに達する近道。
だから、やりたいことに向けて、やるべきことを考えるより、
やりたくないことを決めたほうが早いんだよ。

というアドバイス。
言っていて、自分に向かって刺さってきた。
今日、ちょっと、その後遺症が……。


アルファギークよりも、 アルファスパウス

404 Blog Not Foundのdankogaiこと、小飼弾さんの新刊


途中なんですけど、書きたいことは一緒なので。

まず最初にお礼を兼ねて。
買う前に、マインドマップ的読書感想文のsmoothさんの
文系のアナタに贈る「小飼弾のアルファギークに逢ってきた」の読み方
を読んでおいてよかった!

アルファギークたちよりも、小飼弾さんに興味があった私としては、
smoothさんの提案された【文系のための読み方指南】がぴったりでした(笑)

1.まずは巻末の「きたみりゅうじの 小飼弾に逢ってきた」から読むべし!
2.「夫婦対談. (株)はてな 近藤 淳也・令子×小飼 弾・直美」もお見逃し無く!
3.「多少は技術系の方とのお話も読んでみようか」とか思ってみたり

で、書評はsmoothさんにお任せして、
私の感想は、
「ギークは弱ったときに飯を食わせろ!」
につきます。

奥さん(たち)すごいです。
詳しくは本書で!

以下、本日発売開始+目次 - 小飼弾のアルファギークに逢ってきた よりコピー。

目次兼初出一覧







はじめに - アルファギークとは?

#0 Perl開発者 Larry Wall

優れたソフトウェアも、文化を持たなければ普及しない

WEB+DB PRESS vol.32


0000 + 大幅増量!


#1 (株)はてなCTO 伊藤直也

良いサービスを作るのに、マネジメントはやはり必要

Tech Meeting/新規収録

#2 Ruby on Rails 開発者 David Heinemeier Hansson

WEB+DB PRESS Vol.34


0004,
0005,
0006


#3 (株)ライブドア 池邉 智洋/谷口 公一/ma.la

オープンソースの世界はニートが支えている

WEB+DB PRESS vol.37


0013,
0014,
0015


#4 Twitter Co-Founder Evan Williams

大事なのは「好き」を貫けること

WEB+DB PRESS vol.43

#5 The Seesar Project チーフコミッタ ひが やすを

人が欲しいと思うものを提供したい

WEB+DB PRESS vol.36


0010,
0011,
0012


#6 「達人プログラマー」著者 Dave Thomas

コーディングを続けるという情熱が必要。それ以外は取るに足りない

WEB+DB PRESS vol.40


0022,
0023,
0024


#7 Pathtraq/Japanize 開発者 奥一穂

自分は、コミュニケーションの手段を考えている。ウェブはその手段

WEB+DB PRESS vol.41


0025,
0026,
0027

#8 jQuery/Mozilla Corporation 開発者 John Resig


自分が興味を持っていることに集中し、最適化を加える

WEB+DB PRESS vol.42


0028

#9 「バイナリー2.0」「スルー力」の提唱者 高林哲

ハッカーに一番重要なのは、深追いできること

WEB+DB PRESS vol.35



0007,
0008,
0009

#10 Perl Mongers Ingy dot Net/Dave Rolsky/Jesse Vincent/C.L. Kao

ウェブアプリはコンピュータの歴史上、最悪の出来事だよ

WEB+DB PRESS vol.39



0019,
0020,
0021

#11 ブログ「IT戦士」/「こんにちはこんにちは!」天野 仁史/はまちや2

勢い重要。脆弱性なんか気にしないでシンプルにリリースするべし

WEB+DB PRESS vol.38


0016,
0017,
0018


#12 [夫婦対談](株)はてな 近藤淳也・令子×小飼弾・直美

行動を起こしたほうに情報はついてくる

WEB+DB PRESS vol.33


0001,
0002,
0003


#-1 [スペシャル対談]きたみりゅうじの 小飼弾に逢ってきた(前編)

アルファギークとSEの現実と......

新規収録

#-2 [スペシャル対談]きたみりゅうじの 小飼弾に逢ってきた(後編)

知られざる小飼弾の歴史

新規収録

あとがきという名の礼状



是非、一冊どうぞ。

ベビーカーを考える人が増えている?

10ヶ月近く好き勝手に書いているうちに、
186ものエントリがたまっていました。

その中には、なぜか未だにトラバやコメントをいただくものがあります。

10月に書いたエントリなのに、今日コメントをいただいたのがあるので、
ちょっと発掘してみます。

10月2日に書いた「ベビーカー問題を考える」に、
今日コメントをいただきました
ひろさきさん、ありがとうございます。

この記事、珍しく、4拍手もいただいてます。
結構、いろいろなとこrで反響を呼んでいるようです。

これは実は続きがありまして

ベビーカー問題その2

これにも3月11日にトラバが打たれています(# 2008-03-11 | # ★デイリー・ロク★ )。
実は三部作で

ベビーカー問題その3

ここでも4拍手です。

ベビーカー問題とまとめていますが、大きく二つの問題があって

●発達に関わる問題つまり子どもの問題
●社会常識の問題つまり親の問題

これを切り離して、きちんと論じる必要がありますが、
実はこれは大きく統合もしくは止揚して、新たな問題、
つまり未来の社会の問題へと螺旋を描いていくわけですね。

よろしければ、ご意見ください。

流山一人旅

日曜日は、つくばエクスプレス(TX)流山おおたかの森駅にあるTXグランドアヴェニュー流山おおたかの森内で開催されたイベントを見に行った。

SFS青少年合奏団『日中友好公演帰国報告会』ミニコンサート

というもので、地元の音楽教室の生徒達が中国に行ってきたということだった。
演奏技術については分からないが、熱心な指導者なのだろうということは分かった。
フードコートの一角でやるイベントなので、人の集まり具合が気になっていってきたのだが、まあまあだろうと思う。

つきに2度、流山市の主催でティーアンドティー社が運営している。
情報を見て、お出かけになって頂きたい。

帰りに秋葉原まで行って、TXの駅ビルになるアキバトリムに寄った。
細長い土地なので店舗構成が大変だと思うが、今のところ盛況のようで、手がけた人を知っているだけに安心した。
無印良品とブックファーストを一巡してかえる。

夜ご飯は、生ラムのジンギスカンだった。
ジンギスカンブームもすっかり終わってしまい、スーパーでラム肉を売るのは珍しい。
ジンギスカンで育った私としては、全うな店だけでも残って、東京の人にジンギスカンを食べ続けて欲しいと思う。
東京ジンギス倶楽部のサイトも、今は、閉店情報のほうが多い。
一時期は雑誌で引っ張りだこだった会長達は、普通の暮らしに戻れたのだろうか?
何と言っても、自分達で開いた店「ひつじぐら」が閉店したくらいだから、
ジンギスカンブームの影響をもろに喰らっただろう事は想像に難くない。

お元気でしょうか?

ちりとてちんの全国化を願う

昨日、友人からメールをもらい知って良かった!

今日朝、「ちりとてちん」のスペシャル番組が、関西だけではなく関東でも放送されたのだった。

かんさい特集「それぞれの『ちりとてちん』」
<衛星第2>
「あなたのアンコール サンデー」枠内にて放送決定
4月20日(日)10:00~10:47

見忘れた方は、下記の通り総合放送でもやるそうです。

<総合>全国放送決定!
4月28日(月) 午前1:15~2:00(日曜深夜)
※ただし、選挙関連ニュースのため当日に時間変更の可能性があります。

ちりとてちんファンは多いのに視聴率に結びつかなかったことが、
さとなおさんのブログ
ディスカバー社干場社長のブログで、
言われてましたけど、しっかりファンがいることをNHKも認めてくれたのでしょう。

しかも、どうやら、公式掲示板や、今日の「あなたのアンコール」でも言及したのだけど、

スピンオフドラマが、BS2で放送されることが決まったらしい。

掲示板より遠藤プロデューサーのコメント
「それから、お騒がせしております「ちりとてちん外伝(タイトル未定)」も、7月に総合TV関西ローカルで放送の後、BS2で全国に放送されることになりました」

待ちますとも、おもしろいのをお願いしますぜ。

松重豊さんのブログで、小浜家族が集まったなんて見ても、
おお、っと思う「ちりとてちん」フリークとしては
スピンオフドラマに思いをはせてしまうのであります。

昭和の若者は平成にどうすればいいのだろう

買った本がなかなか読み進まない中、ここ3日ほどで読了。



いつもながら、この本を知ったのは、
404Blog Blog NotFound:Boys & Girls, Be Selfish - 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか:
を読んだ為で、すぐ買った割には、なかなか読めなかった。

この本の優れているところは、dankogaiも指摘しているように、
目次を見ての通り、本書の愉快さは、昭和的価値観をこてんぱんに叩きのめすところにある。平成の言葉に直せば「フルボッコにしてライフ0にする」ということになるだろうか。著者はそのために綿密に項目だてをし、いちいち「昭和的価値観」を紹介した上で、実例となる人物や組織へのインタビューをもってきては、その価値観に死亡フラグを立てている。

ところにある。

だから、あまりやらないけど目次を書き出しておきます(といいつつ、コピペだったりしますが)


はじめに

第1章 キャリア編

昭和的価値観1「若者は、ただ上に従うこと」--大手流通企業から外資系生保に転職、年収が二〇倍になった彼

昭和的価値観2「実力主義の会社は厳しく、終身雇用は安定しているということ」--新卒で、外資系投資銀行を選んだ理由

昭和的価値観3「仕事の目的とは、出世であること」--大新聞社の文化部記者という生き方

昭和的価値観4「IT業界は3Kであるということ」--企業ではなく、IT業界に就職したという意識を持つ男

昭和的価値観5「就職先は会社の名前で決めること」--大手広告代理店で、独立の準備をする彼


昭和的価値観6「女性は家庭に入ること」--女性が留学する理由

昭和的価値観7「言われたことは、何でもやること」--東大卒エリートが直面した現実

昭和的価値観8「学歴に頼ること」--会社の規模ではなく、職種を選んで転職を繰り返し好きな道を切り開く

昭和的価値観9「留学なんて意味がないということ」--大手企業でMBAを取得後、安定を捨てた理由

第2章 独立編

昭和的価値観10「失敗を恐れること」--大企業からNFLへ

昭和的価値観11「公私混同はしないこと」--サラリーマンからベストセラー作家になった山田真哉氏

昭和的価値観12「盆暮れ正月以外、お墓参りには行かないこと」--赤門から仏門へ、東大卒業後、出家した彼の人生

昭和的価値観13「酒は飲んでも呑まれないこと」--グローバルビジネスマンからバーテンダーへ


昭和的価値観14「フリーターは負け組だということ」--フリーター雑誌が模索する、新しい生き方

昭和的価値観15「官僚は現状維持にしか興味がないということ」--国家公務員をやめて、公務員の転職を支援する生き方

昭和的価値観16「新卒以外は採らないこと」--リクルートが始めた、新卒以外の人間を採用するシステム

コラム(1) 企業に求められる多様化とは

昭和的価値観17「人生の大半を会社で過ごすこと」--職場にはりついているように見える日本男子の人生

昭和的価値観18「大学生は遊んでいてもいいということ」--立命館vs昭和的価値観

コラム(2) 二十一世紀の大学システム

昭和的価値観19「最近の若者は元気がないということ」--日本企業を忌避しだした若者たち

昭和的価値観20「ニートは怠け者だということ」--「競争から共生へ」あるNPOの挑戦


第3章 新世代編

昭和的価値観21「新聞を読まない人間はバカであるということ」--情報のイニシアチブは、大衆に移りつつある

昭和的価値観22「左翼は労働者の味方であるということ」--二一世紀の労働運動の目指すべき道とは)
コラム(3) 格差のなくし方

あとがき



著者が「アウトサイダー」だと思った人に会って、その人のことを紹介していくわけですな。
で、その人の対極にある「昭和的価値観」を否定していく。
だから、人物紹介本です。

おもしろかったのは「赤門から仏門へ」でしょうか。

私も知人に二人お坊さんがおります。
一人は、大学の先輩。しかも、演劇部の先輩。
国立大学を卒業して、ご実家のお寺を継がれました。
すぐ継げるものではなく、いくつかのお寺で修行をされた後、今のお立場になられた。
演劇部にいたことで、人前が苦にならないとおっしゃる。

もう一人は、出版社で編集者を経験した後、おじさんのあとを継いで住職になられた。
しかも、檀家の無い寺。
増上寺の塔頭のひとつの為、守るのは徳川三代将軍の母。お寺といえども檀家がありません。
檀家がないということは、葬式をする相手がいないということ。
つまり、収入源が無い寺なんです。
そこを継いで、10数年。収入確保の為に、ビルに立て替えました。
普段は、浄土宗の広報誌「月刊浄土」の編集をされている。

自分の能力がお坊さんの世界でも生かされている。

昭和から平成になって、本当の意味で「就職」が求められているんだと思うんです。
昭和は、「就社」だったから、ひとつの会社で定年まで「勤め上げる」ことが求められた。
でも、本書の「アウトサイダー」にしても、
上記のお坊さんにしても、
「身についた職」があれば、どこにいても「能力」が発揮でき、自らが自らを助けることができる。
そういう「職に就く」事を目指す必要があります。

それが、平成的職業観になるのではないかと。

で、私からのアドバイス。

まず3年は「今いる場所」でがむしゃらに働いたほうがよいです。

え、言ってる事が違う?
基準をつくるには、どんなに駄目な場所でも、そこを極めないとダメ。
自分が何に向いているかなんて、誰にもわかんないんだから。

で、基準をつくる為に、周りを見て(周りというのは上も下も横も)、
自分のゴール(目標)をイメージして、手段(会社、職業)を変えればよい。

目的を忘れなければ、手段は何でもよい。

この手段というのが、今の勉強本ブームとつながってくるんですけどね。

こんな授業を受けてみたかった

朝のブログ巡回で、おおっと、思った記事を紹介しますね。

科学技術コミュニケーター関係のブログも見始めているのですが、
中で、誰かわからないままに読み始めたブログが、

独り言つ

北大の教授らしいが、おもしろいなあと思って呼んでいるうちに、授業の話しが出てきた。

Wikipedia in Education
いま開講している授業「新聞を通して学ぶ「科学技術と社会」」は、NIE(Newspaper in Education)の実践であると同時に、WIE(Wikipedia in Education)の実践でもある。こんな用語があるのかどうか、知らないが。

教育の世界では必ずしも評判のよくない Wikipedia を、あえて積極的に使って授業を展開しよう、というのだ。


これは、すごいと思った。
世間の評判を逆手に取って、教育に生かすというところが只者ではない。

どんな授業だろうと見ると、北大大学院理学院自然史科学専攻(理学部って言わないんだね)
新聞を通して学ぶ「科学技術と社会」(環境問題とサミット)
授業の目標
今年は 洞爺湖サミット が開催されることもあり,地球環境問題への関心が大きく高まっています。そこで,国内外の新聞記事(インターネットで読むことができる海外の新聞も含む)を読むことを通して,サミットとは何か,地球環境問題の論点は何か,などについて学んでいきます。それと同時に,学んだことを文章にまとめ,Wikipediaの記事として社会に発信していきます。

へーって、思うじゃないですか。
誰だろう、こんな授業をやる先生って。
ボクが、今、北大にいたら(今から25年前でも無理だが)受けたいなあ。

って、調べると。

杉山滋郎(すぎやま しげお) 教授

えー。杉山先生でしたか。

すいません。えらそうにブログ見たりして。

杉山先生には、昔科学誌の企画でお話を伺ったり、お世話になっていたのに。
これからも拝読いたします。

ご活躍をお祈り申し上げます(私信になってしまった)。

生きている、生かされている

火曜日に、仕事で綾戸智恵さんにインタビューした。

小さいからだから、エネルギーがあふれている人だったが、
そのあふれ方が、会う前にイメージしたいたのと少し違った。

攻撃的ではないのだ。

包み込むようにあふれているというのか。

若くてエネルギッシュな人は、とかく攻撃的だ。
エネルギーが、相手を叩き潰そうとしているように見える。

でも、50歳を迎えた綾戸さんは、相手のエネルギーを受け取って、
自分の中に取り込んで、新たなエネルギーにして返しているようだった。

こちらがうまく投げると、それを10倍にして投げ返してくる。

同じ仕事で、前回インタビューした茂木健一郎さんは、
自分の思考と相手の質問を化学反応させて、新たな解を生もうとする人だった。

常にフル回転している思考のスピードを落とさずに、
同じクオリティで話すことができる珍しい人だった。

綾戸さんは、そんな思考の回転はない。
彼女には、天職に目覚めた人の諦念と覚悟があった。

何をする為に生まれてきたのか、人は決まっているという。
それが、神から与えられたコーリング(使命〕、
ドイツ語で言うベルーフ。

歌うことが与えられたこと。
自分が歌うことで、多くの人たちが生きている。
そして、自分が生かされている。

自分の顔を見るよりも、お客さんの顔を見る。
お客さんの顔に、自分が映っている。
お客さんの幸せな顔を見るためだけに、今日も歌う。
そのために、すべての時間を費やす。
今日聞いてくれるお客さんがいる。
その一瞬は、二度とない。
自分にとっても、お客さんにとっても、二度とない一瞬。
それをどれだけ楽しんだもらえるか。

「ああ、楽しかった」

その一言の為に、私はここにいる。

その覚悟が、まぶしかった。

夕張に興味があるオーストラリア人はいないものか

ここ数日、日曜日に読み終えた

限界自治夕張検証―女性記者が追った600日

の読後感の中でむなしい思いに浸っている。

夕張の自治破綻がどのような状況の中で起きたのか、読んで行くうちに、
この問題はどこの地方自治体でもおきうるもので、
その背景にあるのは東京から見えにくいものであると感じた。

それは、人材不足だ。人手不足と能力不足の二重の人材不足だ。

地方自治体にも能吏はいる。
東京から金を引き出すノウハウを持ってくる山師のようなコンサルタントも来るだろう。
そして、アイディアマンと呼ばれる首長が、思い付きを形にする。
そこに能吏は全力を尽くす。実現する。

それでどうなる。そこから先は、能吏の仕事ではないのだ。

夕張が、『炭鉱から観光へ』をスローガンにしたことが間違っていたとは思わない。
1980年代後半の日本で、観光をテーマに掲げない地方都市は成功しない雰囲気に合った。
ディスカバージャパンというJRの成功もあった、
リゾート法はもう少しあとだが、日本全国が『リゾート』という名の開発に酔いしれていく。

ただ、全部自治体の金でやるのは無茶だ。運営ノウハウのプロがいない。
観光には、蛮勇が必要だ。思い込んでやり遂げたものに、後から人が来る。
湯布院の成功も、軽井沢の再生も、蛮勇を持ってやり遂げた地元の若者のストーリーだ。

夕張にはそれが無い。
映画祭すら官製だった。
湯布院のように地元の若者に中央とのネットワークを維持する力があったわけではない。
だから、続かない。

読売新聞は支局をたて、支局長は夕張に家族で移り住んだ。
しかし、この本のほとんどを書いた酒井記者は転勤で札幌づとめになった。

地方で人が継続することに、あまりにも中央は無頓着である。

だから、思い切って、世界から投資を呼び込めないだろうか。
ニセコや倶知安がオーストラリア人景気に沸いているように、
夕張のスキー場や石炭ミュージアムに外国人観光客を呼び込めないだろうか。

読売オンライン ほっかいどうけいざい【風向計】
オーストラリア大使北海道訪問
オーストラリア人に乗っ取られた 北海道のリゾート町

この記事中にある「2006年の都道府県地価調査住宅地としての上昇率一位が倶知安町」
というスポットライトの影には、
下落率一位は夕張市だったという事実もあわせてある。

科学ライターと科学編集者の違い

期待されると、ビビル体質なので、考え続けていることがある。

いや、こんなこといったからさ
理系編集者の会、やりますか。

出でよ、理系ライターよ

結構反響があったりして、怖いですね。

でね、基本的なことなんですけど、

科学系ライター、科学ライター、サイエンスコミュニケーター、サイエンスインタープリター、

いろいろいるじゃないですか。

この人たちは何がしたいんでしょうね?

どうして、自分をそう呼ぶのか。考えてみてはいかがでしょうか?

私が、科学系編集者とか、理系編集者、と呼んでいるのは、
少なくても、本でもウェブでも、雑誌でも『メディア』をいじっている人なんです。

サイエンスカフェをやりたい人ではないんですね、少なくても。
いや、サイエンスカフェは、それでいいんです。
でも、運動としてはおもしろくても、メディアにはならないんじゃないかと。

コンテンツメイカーを集めても、実は、金にはならない。
コンテンツをどうつくるか、コンテンツを載せる入れ物を、誰の金で作るか。
それを、企める人が集まって、企んで、金にしていかないといけない。

出版社や、ウェブメーカーや、広告代理店や、クライアントと打ち合わせて、
誰に向けて、どういうコンテンツをつくるかを考え、
それを誰に書かせようか考える人。

それを便宜的に私は『編集者(エディター)』と呼んでいます。

だから、ブログで何かを書いて仕組んでいる人は
『ブログ編集者』である自分と、
ブログコンテンツメーカーである自分を、内に抱えながら、
発信している人なんだろうと、それができている人が「アルファ」なんじゃないかと
思ってるわけです。

で、理系編集者を探しています。
そんな考えにたった上で、理系編集者の皆さん、情報交換しませんか?

科学技術週間って知ってますか?

科学技術ブログでもある、本ブログで(いつから?)、
やはり、紹介しておきたいのは科学技術週間。

発明の日(4月18日)を含む一週間は、
毎年科学技術週間として、様々なイベントが行なわれています。

中でも個人的に気になっているのが、サイエンスカフェ。

特に、文部科学省情報ひろばラウンジが気になってます。

文部科学省は、平成20年1月の庁舎移転を機会に、国民との双方向コミュニケーション機能を強化する取組の一環として、登録有形文化財となっている旧文部省庁舎を活用し、5つの展示室とラウンジからなる 「情報ひろば」を整備しました

ということで、文部科学省の内部を資料館風にしたようなんです。

旧大臣室

とか、昔の大臣室を再現したらしい。
取材で大臣室に入ったことがある身としては懐かしい。

本当に文部科学省は古い建物で、職員の効率を下げる建物だと思っていたから、
丸の内に移転して、跡地をどうするのか興味を持ってみていました。

自説としては、霞ヶ関は全部博物館にしちゃえ、と思ってますので、
こうした試みは賛成したいところではありますが、
展示があまりにも費用対効果がなさそうなのがちょっとどうかと。

どうせなら、修学旅行生が必ず霞ヶ関に来て、
文部省がいかに「君達」のことを考えているかとか、講義したらよいと思いますね。
サイエンスカフェならぬ、官僚カフェ

そうして、官僚は自分達の仕事に理解を求めても罰はあたらんだろう。
というか、理解させて欲しい。
学校という制度をどう考えているのか、先生というフィルターを通さずに、
文部官僚が直接高校生に語るなんて、画期的だと思うけど。

それだったら、寺脇研さんもあれほど非難を浴びずに、
「ゆとり教育」が現場に伝播したのではないかと妄想は広がる。

どんどん科学技術週間と関係なくなってしまった。

最初は、サイエンスカフェに関する意見を書こうと思ったのに。

【サイエンスカフェ情報】「典型的な日本のサイエンスカフェ」を否定するつもりはないけど

とか

【その他】サイエンスカフェを開催する魅力

を読んで、思うところもあったので。

長くなるから、またいずれ。

風ひいた上に体調悪い1週間

先週は、月曜日に熱が出て、結局1週間体調が悪いままでしたね。
昨日は、そのせいもあって、夕方5時まで寝ていました。

金曜日の夜に、銀座に久しぶりに顔を出して終電で帰ってきて、
土曜日の夜は、渋谷の「かに道楽」で紙なべコースを堪能。
大学のときからの親友Y君にご馳走になってしまいました。
そのあと、渋谷の彼の自宅で、飲み明かしたのだから、日曜日は夕方まで寝ようというもんだね。

Y君は、個人指導で有名な某塾でカリスマ塾講師として、
何年も続けてトップの成果を出している。

彼とは大学の演劇部の同志として、
また、就職してから一緒に素人劇団をつくったりした仲。

最近では、お互い時間が会わず、年に数度飯を食うぐらいだが、
今年は是非一緒に温泉に行こうという話になった。

彼は、最近、温泉に凝っていて、源泉賭け流しの風呂にこだわり、
でも車の免許を持っていないのでバスツアーなどを利用して、
山梨県をはじめ東北、北陸、岐阜の下呂温泉まで足を伸ばしているらしい。

先日は、西山温泉に宿泊し、かなり気に入ったらしく、しきりに一緒に行こうという。

正直言って、温泉の違いにこだわりは無いんだが、
「それは本当のお湯を知らないからだ」と力説されると、そんな気にもなる。

今度は温泉に行ってこようかしらん。

言われたことに素直になってみる

買っちゃいましたよ、コトラー&ケラーの本


この間のエントリでも書いたように、
エリエス社の「最強の自分マーケティング7」に行ってきたわけですが、
そのとき、沖縄やけで真っ黒な土井さんが「読んだ人いないでしょ」と言い放ったのが気に入ったので、
BBMでも見ていたし、買っちゃいました。

アマゾンから今日来ました!
厚いです。
でかいです。
読めるのか俺! という気分になります。

でもね、読みますよ。

なんかね、素直にやろうという気なんですよ最近。
それで本ばかり買って、進まないんですけどね。

いっぺんに10冊は読めないしなああ。

地頭力か、自頭力か

読んだだけではなく、セミナーにも行ってきました。


セミナーは、ビジネスブックマラソン土井英司さんエリエス社が開催する
「最強の自分マーケティング7」
本当に会場一杯で、しかも聴衆にやる気が満ちている感じ。

冒頭の土井さんの挨拶で、すっかり圧倒され、
「確かに1万円以下のセミナーって、しょぼかったなあ」などと洗脳されまくり(笑)。

洗脳は、セミナーの基本ですので、私も「質のよいリスト」の一員になれたら幸いです。

セミナーの内容は、本を読んでくださいという感じですが、
「地頭力(じあまたまりょく)」という言葉が、この本の出現でメジャーになり、
それまで「地頭(じとう)」という歴史で習う言葉についての検索結果だったのが、
状況が一変したという事実が大変興味深かったです。

フェルミ推定のフェルミが、エンリコ・フェルミだったのも細谷さんとの縁を感じました。

フェルミといえば、世界初の原子炉(フェルミ炉)に成功した人ですから、
原子力エンジニアだったというご経歴の細谷さんにはなじみがある名前のはず。
その人の発想法が、コンサルタントで出会った方法というのは、
なんか偶然とは思えない出会いを感じたのではないでしょうか。


私としては、いくつか自分が持っている「ビジネス本市場隆盛」
に関する仮説が確認されたセミナーでした。

そのことはいずれ。

セミナー開催後に懇親会に出席。
「わたみん家」貸し切りという盛況。80人以上出席とか。

最初から挨拶なんかできないと思ってますから、
重点を置いて
・土井さん
・細谷さん
上野さん(日本一みかんを売る男、今回は聴衆としていらっしゃいました)
と名刺交換。

中でも、上野さんには、「ぜひ夕張を救って頂きたい」と場違いなお願いをする。
それは、この本から


何とか、「夕張再生」のヒントをつかめないかと思うから。
読売新聞は、どうしてこの本を中央公論から出さなかったのだろう?
で書いたように、「夕張の問題は、夕張だけの問題ではない」
地方都市に起こりうる問題だと思うから、
地方からの再生を訴える上野さんに期待する次第です。
こんなこともされているので、
アマゾンで買うなら、上の紹介をクリックして、うちから買ってください(笑)

その他にも、
今度本を発行されるウジトモコさん、とか、
ご近所らしい、杉山さん、とか
隣り合って座ったのを縁に、かなり話し込んだ杉山さん、とか
ありがとうございました。

そして、このセミナーを開催してくださった、土井英司さんと、運営に腐心されたエリエス社の皆さんに感謝いたします。

読売新聞は、どうしてこの本を中央公論から出さなかったのだろう?



梧桐書院から発行された「限界自治 夕張検証」は、夕張の破綻に関して読売新聞北海道支社夕張支局の女性記者を中心に書かれたルポである。

私がこの本を知ったのは、いつものようにブログ巡回をしていて
404 Blog Not Found:To Be or Not to Be - 書評 - 限界自治夕張検証
このエントリを読んだからだ。

本の内容については、いつものようにdankogaiさんにお任せして、
私が気になったのは、dankogai氏も指摘していたように
「本題でないので手身近に書くが、まず読売新聞という会社にあきれた。」
なぜ、ルポルタージュで、主語となるべき筆者の名前がいつまでたってもでてこないのか。

誰が書いているのか、全くわからない
(いや、読売の記者だということはわかるけども、それが女性だということもなかなかわからない)。

女性であることを売りにしたくないのだろうが、
それならば、あとがきで写真が載っているのはなぜ?

夕張問題を、この本を核として読売新聞が掘り起こしていくと言う気概は、そこには感じられない。

さらに発行元が梧桐書院という「無名」の出版社であることだ。
(いや、本当は有名かもしれないけど、私は知らなかった)

梧桐書院は、石川県金沢市を中心としたエリアで、
印刷に限らず編集や情報発信も行っている能登印刷という会社の子会社である。
石川だから能登なのではなく、社長さんが能登さんみたいだけど。

主に趣味と実用書を中心にした発行を行っている会社で、この「夕張検証」は、
その品揃えの中では違和感すらある。

読売新聞には中央公論社という出版部門がしっかりあり、
少し厚くなっても中公新書で販売したほうが、このテーマならば売れたんじゃないかと思うんだが、
そんな企画は無かったのだろうか?

夕張の問題は、一夕張に限らず、多くの地方都市が抱える問題を重ね持っている。
この本を突破口として、そうした地方自治の問題を全国でシンポジウムなどやりつつ、
広げていくことはできないものなのだろうか?

その際には、筆者が女性だということは十分に魅力的だ。

本が売れないと嘆く出版社は、工夫が足りないのだろう。
日経エンタでも取り上げられたように、ビジネス書は、「エンタメ化」で勢いをつくっている。
ディスカバー社の干場社長が「本を書くだけではなく、講演もできるか」を気にされるように、
本だけ出して終わりなのではなく、そこにムーブメントを作り出す必要がある。

ましてや、夕張の問題は、私個人としても、もっと世間に気にされて欲しい。

ムーブメントをつくるといえば、私は「理系白書」の例を思い出す。

「理系白書」は、毎日新聞の連載が単行本になり、シンポジウムが開かれ、
「理系」学生のその後が注目されたり、
「理系」対「文系」という相変わらずの対立軸の中だったとはいえ、
「理系」に注目が集まった。
今でも理系白書ブログがあり、新聞での連載も第3弾となっている。

このとき、中心となった筆者が元村有希子さんだった。
彼女が、果たした役割は大きく、文字通り牽引していた。

理系の話を取材しまとめたのが文系の女性記者だというのも、しっかり売りになった。
新聞社と言っても、書き手が見えない記事は読者から敬遠されるのではないか。

読売新聞も、酒井記者を前面に立てて、夕張を含む地方自治を考えるキャンペーンを
はってもよかったのではないだろうか。

それにつけても、なぜ中央公論社ではなく、梧桐書院なのか。
梧桐書院の「この本にかける思い」が強かったのだろう。

地方に立脚する会社だから感じる地方自治の危うさを発表したかったのかもしれない。

キャラが立った書き手がいて、テーマが社会に刺さるものならば、
もっとムーブメントにして本も売り、考え方も広める。
そういう努力が出版社にも求められる時代になったと思うのである。

4月4日は何の日?

3月3日と5月5日にはさまれた「4月4日」には特別な名称は無いわけですが、
私にとっては特別な日であります。

東京の父と慕うラマンチャのお父さんの誕生日だからなんです。

ラマンチャのお父さんについては、フロッグスカフェで書かせていただきましたので、
そちらを是非読んで頂きたく。

いつものように、この日は店で過ごすわけですが、
年々、いくら鉄人でも寄る年波には勝てないとぼやく「お父さん」がいるのです。

25年通っていれば、歳も取るわけです。
いつまでも元気でいて欲しい、本当に心からそう願っています。

お店の常連さんと日曜日は新宿御苑で花見をしたばかり。
こういうイベントには健康のこともあるからお父さんは出てこないのですが、
やはり、そこにはお父さんがいる場所がみんなの心の中にあるようで、
いつの間にか、お店の話題になるのでした。

これ、食べたい!

ブログ巡回なんですが、このあいだ51って書きましたけど、
あっという間に10増えて、今日現在で61です。

グーグルリーダーにも限界があるだろうに。

と言っていたら、このサイトの管理人から、
いいブログリーダーあるよ、といわれ悩んでいます。

それはさておき、「これ食べたい!」となったのは、

山崎パンからJAXA認証の宇宙日本食「YOHKAN」

ヨーカンが、宇宙食ですよ!

脳の為には糖分を取らなくちゃいけませんから、
宇宙研究には、一口ヨーカンがぴったりですね!

そういうことなのかしらん。

理系編集者の会、やりますか。

ようこそのお運びで、篤く御礼申し上げます。

ここ数日、気が重い。

数日前に書いたエントリ「出でよ、理系ライターよ」で、
「科学ライターの不在を嘆く人たち」の話を書いたのだけど、
それに、よりによって「日経エンタテインメント」でも取り上げられたディスカバー社の干場社長から、
コメントをいただいたんです。

それが「理系編集者の会みたいなの、若だんなさんがおつくりになっていただけるといいのですが。」という重たい指令!

dankogaiさんのように、「利用されて何ぼ」といえるような器量も仕事も無い
私に、どうしろというのかと、考えておりました。
(蛇足ですが、このリンクした記事は、干場社長の考え方がわかっていいです。居場所という言葉から、会社のマネージメント論になっています)

でもね、おもしろいかもしれませんよね。

サイエンスライターのメーリングリストやら、NPO(サイコムジャパン)はあるんです。

でも、科学編集者の集まりは無いかもしれませんね。

科学畑の編集者というのは、どれくらいいるのかわかりませんが、
大体は、出版社にいるんだと思うんです。

岩波書店
とか、オーム社とか、技術評論社とか、日経サイエンスとか。

個人的に会ったことがある方がいる会社もあるんですが、確かに横断的な取り組みは無いかも。

何か取り組んでみませんか? みなさん。

思考に補助線を引く

再度、ブログ巡回から。

茂木健一郎さんは、一度インタビューさせて頂いたので、やはり親近感が沸きます。
クオリア日記は、NHKの「プロフェッショナルの流儀」の裏話や、
茂木さんの怒涛の毎日が垣間見れて楽しいのですが、
先ほどアップされた今日のエントリ「対立概念に補助線を引け」で紹介された
梅田望夫さんの書評が、あまりに的確で素晴らしかったので、
書き留めておきたくなりました。

私なんぞが紹介しなくても、梅田さんのことは多くの方がご存知だとは思います。
このエントリで梅田さんは、読売新聞に掲載した12回の書評を全部一度に公開しています。

これも度胸がいることではないでしょうか?
12回に分けないところが、男らしい。

で、「思考の補助線」という言葉は、ずっと気になっていて、
今時、自分にとって、最も必要な言葉だと思い込んでいます。

21世紀に入って価値観がいろいろと変わってきていて、
どうも「AかBか」ではなく、「AもBも」という時代になったように思います。

二律背反の両方取りを目指すしかゴールは無いのではないかと。
最も端的なのは、「環境」か「経済」かではなく、「環境も経済も」。

そうした思考を進めるのに、
「対立する概念に身を挺して補助線を引く」(梅田さんの書評から引用)
ことが必要だと思うのだ。

そして、自分自身も、そういう思考が目指す社会の実現のために
茂木さんほどではないにしても「現代社会の補助線」(同)
たらんと思うのである。




家庭で、米作り

ようこそのお運びで、篤く御礼申し上げます。

今日のブログ巡回で気になったもの。

箱田んぼ

ネットPRの今日のエントリ。
「箱田んぼ」で自宅で田植え体験。園芸商品をウェブでPRしていく

で見つけました。
コピペさせて頂きます。

日比谷花壇 コシヒカリ苗の栽培キット「箱田んぼ」 田植えから収穫、お米ができるまでを自宅で体験 ~究極のお米作りにチャレンジしよう~

株式会社日比谷花壇(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮島浩彰)は、昨年も販売し、好評をいただいた、田植えから収穫までを自宅で体験することができるコシヒカリ苗の栽培キット「箱田んぼ」の注文受付を3月26日(水)から、hibiyakadan.comのオンラインショッピングサイト、携帯サイト「花hana」で開始します

株式会社日比谷花壇 : 日比谷花壇 コシヒカリ苗の栽培キット「箱田んぼ」 田植えから収穫、お米ができるまでを自宅で体験 ~究極のお米作りにチャレンジしよう~ : News2u.net



日比谷花壇なんだ。驚きですね。
家で米作りとは、なんともロハスでエコです(意味わかって言ってるのか?)

うちのベランダでできるかなあ。

出でよ、理系ライターよ

今日、ある理系学術雑誌の出版社でミーティングしていて思ったこと。

理系ライターを欲している人がこんなにいるのに、
なぜ理系ライターには仕事が無い(と思われている)んだろう?


先日、こんな記事を書いて、
ディスカバー社での理系教養本の出版を願ったわけですが、
それには、「理系の編集者」が必要だし、「理系のライター(書き手)」が必要です。

これが、ここに行っても、こちらに行っても、こんなところでも、こんなところでも、
「理系のライターがいない」と嘆いているんですね。

理系の知識を、一般の人に伝えることに対する必要性は、
科学研究の公開性という要請からも増しているし、
実は、企業広報のレベルでもニーズは増している。

それは、最先端の科学技術を応用した日常品が山のようにある中、
10年前に比べ、企業広報誌や商品パンフレットで説明される科学レベルが上がっているから。

ナノテクとか、バイオとか、普通に使っているけど、
本当にわかっているのだろうかコピーライターと呼ばれる人は?

気分で使っていると、問題が生じることも多いはず。

科学の基礎知識を身に着け、科学的思考を身につけた「書き手」を
社会は求めているのだと、私はここ数年身にしみて思っている。

さらに、科学番組や科学記事の需要も増している。
「脳」とか「生命」とか「地球」とか言うからには、
「科学的に正しく」ないといけない。

科学的に正しい暮らしのコツ
科学的に正しい料理のコツ―「なぜ?」がわかれば、作る楽しみもおいしさも100倍!

こういうことではないけれど。

でも、作り手は足りないはず。
誰かが穴埋めをしている。

そこに無理が出る。
自らの持っている科学知識を越えた記事を書こうとして、「事実」を無視してしまう。

データを改ざんしたり、捏造したりしてしまう。
無理も無い、結果が出なければ、科学者だってやってしまうのだから。

論文捏造 (中公新書ラクレ)
国家を騙した科学者―「ES細胞」論文捏造事件の真相
科学者の不正行為―捏造・偽造・盗用

そう、科学を学んだ青年達は、科学の世界に残ろうが、伝える世界へと出ようが、
競争に巻き込まれ疲弊し、科学から遠い世界に連れ去られる危険にさらされている。

科学研究はさておき、今の出版やテレビといったコンテンツ制作業界は、
末端の無理(下請け制作会社とか、フリーライターとか)に頼ったままでは、
こうした、科学に通じた高学歴な人材を雇用しきれない。
それでは立ち行かなくなると思う。

自分に何ができるだろう、何をしなくてはいけないだろう。

いつもこの手の問題を考えるときに、自分の宿題だと思うのだが、答えが出ない。

いつのまにか51

いえ、年齢ではありません。

私が今、グーグルリーダーで購読しているブログの数。

いつの間にか増えました。

傾向としては
・友人のブログ(これとか、これとか)
・ビジネス本筆者系(勝間さんとか、水野さんとか、山田さんとか)
・書評ブログ(dankogaiさんとか、smoothさんとか、聖幸さんとか)
・ウェブ系(yamadaさんとか、afiliateさんとか、ヒニクリップさんとか)
・ちりとてちん系(松重さんとか、桂吉哉さんとか)
・気になる人系(さとなおさんとか、干場社長とか)
・PR・広告系(これとか、これ
・科学系(さいえんすポータルとか、東大工学部とか、これとか)

他にもいろいろあるんですが、朝読んでいくと1時間くらいかかります。

それでも、グーグルリーダーならば、一覧できるし、新しい情報がすぐわかる野で、ブログ巡回がぐっと楽になりました。


ちょっと、グーグル化です。

祝・三越伊勢丹ホールディングス

ようこそのお運び、ありがとうございます。

ここ数日、私のサイトへのアクセスが増えていたひとつの理由が、
この「三越伊勢丹ホールディングス」の誕生のようです。

「三越 伊勢丹 合併」とか入れると、
検索結果に、私の過去エントリが出るらしく
たくさんご来場いただきました。

で、4月1日は、この両社の合併によって生まれた
「ホールディングス」を祝うイベントが開催されてます。

伊勢丹のほうは、これ



三越は、こちら



この、白熊とパンダは、be@rbrick(ベアブリック)といいまして、
ここ数年、伊勢丹がクリスマスにチャリティで販売していた
熊のストラップの、WWFバージョン
このストラップ(300円)を買うと、WWFに100円寄付されます。

しかも、伊勢丹三越日本橋で開催されている展覧会の入場券代わりにもなります。

どうも、世間の皆さんは、彼らが思っているよりも、この合併に興味が無いらしく、
BE@RBRICKが、思ったより売れていないようです。

是非、お買い求めいただきたいと思います。
動機はどうあれ、寄付にはなりますから。

なーにい、やっちまったなあ!

別に、もちをつくわけではありません(わかるヒトいるのか、この導入?)


家、クールポコの宣伝をしたいわけではなく、

衝撃の事実について

ちりとてちん:関東視聴率は最低

なぜ?

さとなおさんのエントリで知ったのですが、

さとなおさん、

ありえん。マジありえん。史上最高の出来だと確信するあの朝ドラが。
というか、モノを作る人間の端くれとしてショックが大きい。
あれだけイイモノを作っておいて朝ドラ史上最低って…。つらいなぁ。こんなニュース、あの力作のスタッフや役者たちの耳に入れたくない。頼む。このニュースを知らずに生きていってくれ(無理)。


とのことですが、

お父ちゃん(松重豊さん)は、知ってしまったようです。
松重豊 公式ブログ「修行が足りませぬ」

 な~にが過去最低じゃあ。

前代未聞じゃあ、関東地区じゃあ、

巨人戦と同じゃあ。

うるさいうるさい。

そんな事は先刻承知。

今更がたがたぬかすなってんだい。


やばいっす。お父ちゃんを怒らせたです。


それにしても、ルパン三世の昔から、ガンダム、エヴァンゲリオンもしかり、
宮藤官九郎ものとか、
後に話題になるマニアというかフリークが出現するドラマって、
視聴率低いですよね。

さとなおさんがおっしゃるとおり、私もDVD買います!

ツーか、皆さんも買いましょう!
伝説のドラマにする為に!



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楽天市場
Yahoo!
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プロフィール

fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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